サッカー-試合レビュー
2戦連続3失点から如何に立ち直るかが焦点だったフラム戦は、精度を欠いたプレーが目立ち終盤までゴールレス進行。 最終的にブルーノの劇的決勝ゴールが決まって勝ちはしたが、ポジティブ思考になれるような内容では無かった。
一応EFLカップでは前シーズンのタイトルホルダーだったマンチェスター・ユナイテッドだが、急造CBユニットを組まざるを得ないほど苦しい台所事情のマグパイズに完敗。 主力が戻れば……というほどErik ten Hagに残された猶予は長くなさそうだ。
ホームにライバルを招いたリーグ戦第10節は、PKストップの勢いを持ち越したオナナの神がかったセービング以外に見どころの無いただただ殴られ続けるだけの90分。 監督交代も視野に入るくらい今季のTen Hagには昨季からの進展が見られない。
CL第3節、コペンハーゲン戦は引き分けの危機を救った守護神をまず称えるべき試合だった。 ビルドアップでの後方部隊と前線の広すぎる距離感、フィニッシュワークにおけるボールコントロールの拙さ、プレス強度と味方の空けたスペース・人に対するカバーリン…
試合当日にサー・ボビー・チャールトンの訃報を受け、深い悲しみの中で臨んだブレーズ戦。 ハイプレスに気圧されて劣勢の時間も長く、更にセカンドボールを中々回収出来ず苦戦したものの、ダロトの素晴らしいミドルシュートが決まって何とか試合を制し英雄へ…
またしても自陣でのポゼッションエラーから失点を許し、5バックの相手を中々崩しきれずにいたユナイテッド。 そんな苦しいチームを救ったのは終盤から出場して僅か5回のボールタッチから2ゴールを生み出したスコット・マクトミネイ!!
嫌な負け方をしたクリスタル・パレスとの国内リーグ戦を引きづるかの如く防げるはずのエラーの連発で敗れたUCL第2節。 ヴァラン,リンデロフCB2人とカゼミロの散漫さ、不慣れな景色での失敗が相次いだアムラバトが悪い意味で印象に残った。
カラバオカップで快勝しても週末のリーグ戦で負けているのでは本末転倒。そんな感想しか浮かばないクリスタル・パレス戦。 Rashfordの状況判断・意思決定がこのまま改善されないというのならば、ベンチに座ってもらう事になるだろう。 悪辣な判断というテー…
今夏加入のソフィアン・アムラバトがマンチェスター・ユナイテッドで初先発したカラバオカップ,クリスタル・パレス戦。 デビュー戦に続きLBでの出場となったがポゼッションではパスの丁寧さや位置取りの良さ、守備ではカバー範囲の広さと対人の強さと明らか…
公式戦3連敗からの立ち直りをかけて挑んだターフ・ムーアでのバーンリー戦。 苦しい試合になったがハンニバル,エヴァンスと先発に抜擢された選手たちのプレーが勝利の呼び水となり、決勝弾のブルーノのボレーは正に芸術の域であった。
リーグ戦連敗の後、悲観的なムードで迎えた敵地でのバイエルン戦。 やはり、どうしてもディフェンシブサードでの守備でニアに広い空間を与えてしまう悪癖が抜けきらず、失点の大半はこれが主な要因となっていた。 とはいえ、結果だけ見ればアリアンツ・アレ…
ウインガーを配さない4-3-1-2で奇襲したマンチェスター・ユナイテッドだが、どうしても手薄になりがちなワイドレーンを相手に活用されて3失点の完敗。 ブライトンには戦術/戦略的にもチームの規律でも完全に差を付けられているように見えてならなかった。
ブルーノ・フェルナンデスが4-2-3-1の2DMとして先発し、1ゴール3アシストととにかく得点に絡みまくったポルトガルvsルクセンブルク戦。 ポルトガル代表の3-2-5でのビルドアップにはマンチェスター・ユナイテッドにとっても参考になる部分が多かった。
敵将を解任に追い込む程の会心の試合でドイツにアウェーで勝利を収めた日本代表。 贔屓目無しに見てもCBやウイングは日本の方が個でも連携でも上回っているように映ったが、とうとう卑下する時代が終わったのかもしれない。
最終的に3失点を喫したとはいえ終盤まで互角の内容だったアーセナル戦。 開幕節やスパーズ戦に比べるとピッチ上でポジティブな事象が起きる事も多かったが、何よりの希望は後半から途中出場したラスムス・ホイルンドのプレー
ホームでのフォレスト戦。 注視していたLBにはダロトが入り、エリクセンと入れ替わるような形で中央へ進出するInverted-Fullbackとしてプレーした。 何が何だかよく分からないまま2点のビハインドを負った試合序盤から3点を奪って逆転勝利した事は評価したい…
開幕戦と同じイレブンで臨み、案の定とも言うべき負け方を喫したマンチェスター・ユナイテッド。 マウントの役割やビルドアップで両フルバックが抱える懸念材料、更にチームに貢献するフェーズが極めて少ないラッシュフォードなど、次節までに修正・変更を加…
開幕節の中では最も遅い開催となったマン・ユナイテッドvsウルブス戦。 マウント-ブルーノを横並びで高い位置に置く"ダブルNo.8"システムはまるで機能せず、寧ろデメリットばかりが目立つ結果
23/24イングリッシュプレミアリーグの個人的な順位予想とオープニングゲーム,バーンリーvsマン・シティの感想を書き散らした。 イーグルス、ウルブス、アイアンズ辺りは早くも不穏な空気が漂っているが、果たして……
プレミアリーグ開幕1週前に控えたタイミングで行われた昨季のリーグ1位と2位が激突するビッグマッチ。 大胆にビルドアップの位置取りを変えたマンチェスター・シティと継続路線のアーセナルで対照的な試合であったが、どちらも左サイドの機能性には課題を残…
嘗てのチームメンバーと嬉しい再会を果たしたダブリンでのアトレティック・クラブ戦。 真新しい発見は無かったが、良くも悪くも今のチームに必要な選手とそうでない選手がハッキリと別れるような内容に。
アメリカツアーを終えオールド・トラッフォードに帰還したマンチェスター・ユナイテッドはRCランスと対戦。 後半立て続けの3ゴールは喜ばしいが、選手個々の裁量に任せすぎるビルドアップや全体的なオフボールの動きの少なさは相も変わらず不安材料。
ツアー最終戦、ラスベガスでドルトムントと対したマン・ユナイテッドはダロトの圧巻ミドルで先制するも、自陣でのポゼッションで失点に直結するエラーを複数回犯して連敗。 これがシーズン本番なら悲惨だったが、まだ十分対策出来る時間はあるはず。
アメリカはヒューストンのNRGスタジアムで行われたレアル・マドリー戦。 これまでのプレシーズン3試合で既存スタメンを脅かす活躍を続けていたメイヌーが試合開始直ぐに負傷交代…… 更にラインコントロールのミスやマークを見失うボーンヘッドから失点と、悪…
マンチェスター・ユナイテッドのアメリカツアー1試合目はアーセナルとの同リーグ対決。 ブルーノとサンチョのゴールでライバルに勝利したユナイテッドだが、とりわけ18歳コビー・メイヌーの成長には目を見張るものがある。
スコットランドはエディンバラでリヨンと対戦したプレシーズン2試合目は、長期離脱から戻ってきたドニー・ファン・デ・ベークのボレーシュートが決勝点に。 引き続きアンカーとして好内容のメイヌーはもう完全にトップチームの戦力。
ノルウェーはオスロで行われたマンチェスター・ユナイテッドの23/24プレシーズン初戦はライバルのリーズ相手にアカデミーの選手の2ゴールで快勝。 次戦、エディンバラでのリヨン戦には今回招集されていなかった代表組も参加する予定。
マンチェスター・ダービーとなった22/23シーズンのFAカップ決勝戦、ユナイテッドは前後半の開始直ぐの失点が響きカラバオカップに続く2冠目獲得はならず。 ギュンドアンの2ゴールのうち、2点目はデヘアがポジショニング修正を怠ったが故のものに見えてしまう…
22/23シーズンのホーム最終戦となったフラム戦では、早々にCKから失点を喫しさらにPKを与えるなど、序盤は目標達成後の緩みのようなモノが見られたが、デヘアのPKセーブからは一転して好内容に。 逆転勝利を収めた事でFAカップファイナルに向けてチームの雰…
残り1PtsでCLが決まるという中で取りこぼしの心配もあったチェルシー戦だが、蓋を開けてみれば4つの得点を奪うゴールショーに。 今季も、というかこの試合でも、ユナイテッドのネガティブ・トランジションには不満を抱いていたが、チェルシーのそれはこちら…