いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【$uper League is dead】 プレミアリーグビッグ6が相次ぐ離脱で計画崩壊のESL

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はじめに

 

日本時間4月18日夜に突如として発表され欧州フットボール界を混乱に陥れた

"The Super League”

 

 

案の定この計画は各クラブ首脳陣の一部のみで秘密裏に進められてきた計画で監督、選手、スタッフ、そしてサポーターにも寝耳に水の大ニュースでした。

 

我々がこの計画について知らされていないのはまだしも選手、監督すらフロレンティーノ・ペレスの会見で初めてその概要を伝え聞いたというのですから正直に言ってかなりお粗末。

 

当然ながら各方面から強い反発の声が上がり、リバプールジョーダン・ヘンダーソンはプレミア20クラブのキャプテンを集めて会合を行うと発表し、新型コロナウイルスによるロックダウンから子供たちの空腹を救い単なるいちフットボーラーの枠を超えて人類の模範とも言える存在のマーカス・ラッシュフォードもクラブの伝説的指揮官サー・マット・バスビーの言葉を引用する形でSLに反対の意を表明。

 

この大きな流れに屈した形なのかプレミアリーグビッグ6(リバプールマンチェスター・ユナイテッドマンチェスター・シティアーセナルチェルシートッテナム)は続々とスーパーリーグからの脱退を発表。

 

各クラブのアナウンスを見ていくと、「乗り遅れたくは無かった」と正直に心情を吐露し、尚且つファンへの謝罪の言葉が含まれていたアーセナルが最もマシ。

非常に短い文章でこの大騒動に対する幕引きとしたマンチェスター・ユナイテッドの姿勢には正直失望しました。

www.manutd.com

 

 

ボリス・ジョンソンの強固姿勢、今回ばかりは彼に助けられた

 

そしてこのESL構想にストップをかけた大きな要因の1つがイギリス首相ボリス・ジョンソン、そして彼の所属する労働党の厳格で強固な反対姿勢。

 

一国の指導者がここまでハッキリとスポーツ界に意見を述べる事はそう多くありませんが普段は問題発言も多くお騒がせな面の強いジョンソン首相が今回の一件に関しては報道を耳にした直後から強い非難を表明し、仮にこのままビッグ6がESLへの参加を断行した場合にはそれを阻止するためにあらゆる手段を採用する。法律が無いなら新たに作成する事も辞さないとし、ESL参加クラブの外国籍選手へのビザ発給制限についても否定はしませんでした。

 

ビザにまで言及出来るのはイギリスが昨年末をもってEU(欧州連合)から離脱した事も大きく関わっており、今までならば出てこない発言だったので愚かな判断であると世界中から批判されたこの選択が何の因果かフットボールの命を救う結果になりました。

 

勿論彼だけの功績ではなくイギリス王室や現場の選手、監督らの猛反発も影響しているのですが、全世界から有望な選手を集めているビッグ6に対する外国人選手の制限は事実上の死刑宣告に等しく、更にジョンソンはもしもESLに参加するようなら彼らに対して経済上の優遇措置も辞めると主張していたので今回ばかりはこのくせ者に救われた形。

 

 

エド・ウッドワードの退任がリーク。グレイザー一家の支配体制に終わりが近づく?

 

続々とESLからの離脱を表明したビッグ6ですが、中でも一番の驚き(と歓喜)をもたらしたのはマンチェスター・ユナイテッドのCEOで実務上の最高責任者エド・ウッドワードの今年末をもっての退任。

www.manutd.com

 

日本時間4月21日未明に各メディアから一斉に報じられたニュースで、当初はデマにメディア側も引っかかる形で広がったユベントス会長アンドレア・アニェッリの辞任というフェイクニュースと同様に根も葉もない噂なのではないかと疑ったりもしましたが、ユナイテッドの公式HPでアナウンスされたのでこれは本当の話だったようです。

 

フットボール専門ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ(@FabrizioRomano)によればブルーノ・フェルナンデスとルーク・ショーが選手を代表してESLへ強く抗議したことがこの早期脱退とそれに伴うウッドワード退任に繋がった。との事なので彼ら2名、そしてSNSを通じてメッセージを発信していたマグワイア、ラッシュフォードも含め主力選手の勇気ある行動には深く感謝の意を表明します。

 

 

 

JPモルガンのバンカーだったエド・ウッドワードがマンチェスター・ユナイテッドに加わったのは2005年のこと。

キッカケはマルコム・グレイザー、そしてグレイザー・ファミリーと称される彼の子供達のマンチェスター・ユナイテッド買収計画に手助けした事で、最初に与えられた役目はファイナンシャルプランニングでしたが、2007年にクラブの商業・メディア事業を任されると世界中の企業と高額なスポンサー契約を結ぶ事に成功し、この功績が評価される形で2012年からはクラブの"executive vice-chairman"(取締役副会長)に就任。

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彼がサポーターから蛇蝎のように忌み嫌われるようになったのはこの2012年以降のことで、フットボールに関しては殆ど素人同然だった彼が補強戦略、そして交渉の場にも直接顔を出すようになってからのユナイテッドはファーガソン時代の栄光が嘘の如くあっという間に低迷。

 

就任後最初の移籍市場ではエバートンからマルアン・フェライニを獲得しましたが、補強は彼一人で期間内の大半はウェイン・ルーニーの引き留め交渉が一番のニュースという体たらく。

その後もトニ・クロースセルヒオ・ラモスの獲得は大詰め段階で決裂し、当時はほぼ実績が無く無名に近かったアントニー・マルシャルに5400万ポンドもの大金を費やしたり等々1つ1つを羅列していくとキリがありません……

 

そして、買収の際にレバレッジド・バイアウト購入する資産(マンチェスター・ユナイテッド)を担保に資金を調達し、買収後に資産の売却や事業改善などでキャッシュフローを増やして負債を返済する手法}というそれまで75年間赤字を計上していなかったユナイテッドに多額の借金を負わせるやり方でクラブを汚したグレイザー一家の手先として見られている(というか実際そうなのだろう)事もウッドワードの不人気に大きく関わっています。

因みにグレイザーはアメリNFLタンパベイ・バッカニアーズというチームを保有していますが、そちらのファンにもユナイテッド同様に不評を買っているようです。

 

実際に懐を痛めた(痛め続けている)のはクラブ側でオーナーは多額の利子、手数料、そしてクラブ管理費の名目でこれまでに何億ポンド、いやもしかするとそれ以上の大金を自らの手元に収めているのですからサポーターの怒りは当然。

 

www.skysports.com

OBのギャリー・ネビルは今回のESL騒動に際してグレイザー一家に「スカベンジャー」と非常に強い言葉を使って非難しましたが、このような背景を知るとこれまで溜め続けてきたフラストレーションの大きさ、そして苛烈なワードを選択した理由を理解できると思います。

 

かくいう私もグレイザーファミリーには全くもって良い印象がなく、確かにマンチェスター・ユナイテッドが経済的に大きく発展したのは彼らとエド・ウッドワードの力によるものが大きいですが、引き換えに失ったものの大きさを考えると真っ当な信念を持つ新たなオーナーの登場が待ち遠しい。

 

【試合レビュー】難敵バーンリーにダブル達成

*イングランド・プレミアリーグ第32節、オールド・トラッフォードで行われるマンチェスター・ユナイテッドvsバーンリーについての記事となります。

 

 

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

昨日のFAカップチェルシーとマン・シティのビッグマッチでチェルシーがティモ・ヴェルナーのお膳立てにハキム・ツィエクの得点で予想とは違いチェルシーが決勝進出。

 

マン・シティの魔法が若干溶けかかっている気もする今日この頃ですがユナイテッドは自分たちの試合に集中する必要があります。

 

 

 

試合プレビュー

 

マンチェスター・ユナイテッドはミッドウィークのヨーロッパリーグベスト8セカンドレグを2vs0で勝利し2戦合計4vs0で準決勝進出。

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

 

中二日でプレミアリーグを戦わなければならず、相手は近年の対戦成績でやや苦手としているバーンリー。

幸いなのはヨーロッパリーグはホームでの試合だったので移動を挟む必要が無いという点ですがオールド・トラッフォードでのバーンリー戦で最後にユナイテッドが勝利したのは14‐15シーズンの2015年2月まで遡る必要があり、前回対戦となる昨シーズンは0vs2で敗れている相手なので今回も苦戦が予想されています。

 

怪我人はアントニー・マルシャル、個別トレーニングには復帰したもののまだ実戦復帰には時間がかかりそうなフィル・ジョーンズ、そして新型コロナウイルスの治療が終わりようやくイギリスに入国したエリック・バイリーもスカッドには含まれていません。

 

 

クラレッツの今シーズンは残留争いの渦中にあり、降格圏との勝ち点差は試合前の段階で6とまだまだ気が抜けない状況。

過去2試合はサウサンプトンニューカッスルといずれも順位の近いクラブに連敗を喫しておりこのマンチェスター・ユナイテッド戦でも勝ち点を逃す事になればシーズン2度目の3連敗になってしまうので是非ともドロー以上の結果で乗り切りたいところ。

 

怪我人はエースのアシュリー・バーンズ、ユナイテッド下部組織出身のロビー・ブレイディ、そしてイングランド代表正GKニック・ポープにも負傷の疑いがあります。

 

 

スタメン

 

マンチェスター・ユナイテッド

 

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ベンチ入り

1デヘア、7カバーニ、8マタ、21ダニエル・ジェームズ、27テレス、31マティッチ、33B.ウィリアムズ、34ファン・デ・ベーク、38トゥアンゼベ

 

前節トッテナム戦で一定の成果を残したポグバの左サイド起用を継続。

 

ラッシュフォードがセンター、グリーンウッドが右サイドでカバーニはベンチスタートです。

 

バーンリーはセットプレーにほぼ全てをかけてくる事が予想されるのでマークの受け渡しでのミスを減らしミスマッチを無くすことが勝利の鍵。

 

 

バーンリー

 

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 ベンチ入り

16D.スティーブンス、19J.ロドリゲス、23ピーテルス、25W.ノリス、26バーズリ―、27M.ヴィドラ、31R.ナーティ、34J.ダン、38L.リチャードソン

 

クラレッツは中盤の枚数を増やして4‐5‐1を採用。

バーンズを欠いているからかそれともユナイテッド対策かは分かりませんが普段の試合で臨んでいる4‐4‐2を捨ててきたのはサプライズでした。

 

2戦連続ゴール中のマチェイ・ヴィドラはベンチスタート。

この采配が吉と出るか凶と出るか。

 

 

試合内容

 

キックオフ直後ほぼ最初のワンプレーでいきなりユナイテッドは失点の危機。

バーンリー視点右サイドから放たれたシンプルなロングボールに対してヘンダーソンとリンデロフが交錯。

ターゲットマンのクリス・ウッドがヘディングシュートでゴールネットを揺らしますが、このプレーはオフサイドに助けられました。

 

4分、ラッシュフォードが鋭い切り返しでDFを交わすと反対サイドのワン=ビサカへ展開。

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ビサカのクロスに最後はマクトミネイがダイレクトシュート

 

10分には再びワン=ビサカのクロスに今度はポグバがヘディング

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序盤からお互いの長所をぶつけ合う試合となり、ユナイテッドはラッシュフォード、バーンリーはウッドとお互いのFWがそれぞれ好調だったので見ごたえがありました。

 

そのラッシュフォードは角度のない所からミドルシュート、ウッドの方も31分にオフサイドで取り消しになった時と同様にRBロートンからの配球で強烈なヘディング。

 

前半最大のチャンスは38分。

ポグバのスルーパスから始まったユナイテッドのアタッキングサード侵入の好機、ラッシュフォードのラストパスにグリーンウッドはまさかのシュートミス。

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 攻撃の形は良かっただけにこれは悔しい。

 

 

ブルーノ、ボールに触れる事無く決定機を演出

 

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日差し対策?で帽子を被るヘンダーソン

 

後半開始と共にユナイテッドは選手交代を行いフレッジに代わりカバーニがピッチへ。

そして陣形はポグバ‐マクトミネイのセンター、ラッシュフォードを左に回しエル・マタドールが1トップに入ります。

 

 

ユナイテッドの先制点はカウンターから。

バーンリーの攻撃を自陣左サイド高めの位置で止めるとここから得意のショートカウンター発動。

ラッシュフォードがナツメグ(股抜き)でロートンを抜き去るとそのまま左サイドをドリブルで進み、中に侵入する素振りを見せて相手CBの足を一瞬止めたタイミングで中にパス。

ボールを待ち構えていたのはブルーノ・フェルナンデスでしたが彼は迷うことなくこれをスルー。

最後はドフリーになったグリーンウッドが冷静に沈めて1vs0。

 

ブルーノ、後ろに目がついているのでしょうか。

余程の確信が無ければこのプレーは出来ないと思うのでやはり普段から首を振って周りの情報を把握しておくのは大事ですね。

 

 

勢いに乗りたいユナイテッドでしたが2分後にはコーナーキックから失点……

決めたのはバーンリー不動の右CBジェームズ・ターコウスキ。

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マグワイアも普段ならもう少し身体を入れていたと思いますがイエローカードの累積というハンデがあったのでまあこれは致し方ないかな。

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

 

 

今シーズンもシーズン終盤に本格化。追い込み◎のグリーンウッド

 

1vs1のまましばらく試合は進み、迎えた84分。

ポグバのサイドチェンジを受け取ったグリーンウッドは右サイドからカットイン。

左利きアタッカーにとってはこれ以上ない最高のチャンスにこの11番はファン・ペルシを彷彿とさせる小さいシュートモーションからの強烈なシュート!!

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ボールはバーンリー4番、サウサンプトン時代には吉田麻也とも同僚だったジャック・コークの踵に当たりコースが変化してゴールイン。

幸運な形ではありますがこれでグリーンウッドはプレミアリーグ直近3戦で4ゴール1アシスト。

今季通算成績は5ゴールなので残り6試合で5得点という難しいミッションではありますが連続二桁ゴールにも一縷の望みが生まれています。

 

 

VDBバースデーアシスト、リーグNo.1サブのエディンソン・カバーニ

 

追加点は後半AT。

同点を目指し前掛りになっていたバーンリーからボールを奪いカウンター。

 

カバーニ→グリーンウッド→ブルーノ→ファン・デ・ベークとボールをつなぎ最後はエディンソン・カバーニがゴールを挙げて試合はホーム マンチェスター・ユナイテッドが3vs1で勝利

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ファン・デ・ベークは4月18日が誕生日なのでこれがバースデーアシスト。

因みに彼のアシストはユナイテッドではこれが初めてでした。

 

そして途中出場のカバーニもゴールを上げてリーグ戦8点目。

内4つが途中出場での得点で、クラブでこれを上回っているのは10‐11シーズンのチチャリート、98‐99シーズンのオーレ(スールシャール)のみなのでその優秀さがよく分かる数字です。

 

 動画ハイライト

 

 

ゴール⚽

48分:メイソン・グリーンウッド(👟マーカス・ラッシュフォード)

50分:ジェームズ・ターコウスキ(👟アシュリー・ウエストウッド)

84分:メイソン・グリーンウッド(👟ポール・ポグバ)

90+3分:エディンソン・カバーニ(👟ドニー・ファン・デ・ベーク)

 

交代選手

マンチェスター・ユナイテッド

46分 in:カバーニ out:フレッジ

84分 in:ファン・デ・ベーク out:ラッシュフォード

 

バーンリー

88分 in:ヴィドラ、ジェイ・ロドリゲス out:ブラウンヒル、グズムンドソン

 

 

データ

 

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バーンリーは10本のシュートを記録しましたがその内4つはセットプレーという内容が示すように屈強な選手を揃えた空中戦は確かな脅威となっていました。

ただ、流れの中からはあまり有効打を与える事が出来ずポゼッションは7:3と苦しい時間帯がスコア以上に長かったです。

この試合前までに2試合連続ゴール中だったヴィドラのベンチスタートにした判断はやはり裏目に出ていたように感じます。

勝ち越された後の88分に投入されましたが時すでに遅し

 

 

マンチェスター・ユナイテッドは17本中15本がボックス内から放たれたシュートでビッグチャンス5つと充実した内容。

ルーク・ショーポール・ポグバ、メイソン・グリーンウッドらが特に印象的なパフォーマンスを見せた試合となりましたが全体的に平均点の高い90分だったのでは。

 

 

xデータ

 

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(参照:Manchester United 3 - 1 Burnley (April 18 2021) | EPL | 2020/2021 | xG | Understat.com)

 

xGは2.96:0.96。

実際のスコアは3vs1だったのでおおよそ期待値通りの試合結果。

 

そしてメイソン・グリーンウッドの勝ち越しゴールはxG0.01。

シュートを撃たなければ得点は入らない、そして不確定要素(今回はDFの踵にディフレクション)によりあっさりゴールが生まれる事もある。

 

完璧に崩したエディンソン・カバーニのゴールはxG0.92。

めったに見ないような数字ですがゴールまでの距離、シュートの種類(足か頭か)等を考えるとそうなるのも頷ける。

因みにPKはおおよそxG0.76とされています。

 

 

あとがき

 

本来ならもっと早く記事にするつもりでしたが"European Super League"の衝撃でそれどころでは無くなってしまいました🙇‍♂️。

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

 

苦手にしていたバーンリー相手に久々のリーグ戦ダブル達成という喜ばしいニュースを100%ハッピーとは受け止められなくなってしまったのは悲しい。

フットボールは最早選手やファンの手から離れ、一部のビリオネアの玩具に過ぎないのではないかという目を背けてきた現実が襲い掛かる昨日今日です。。。

 

 

 

 

 

 

ヨーロッパスーパーリーグ構想について。 Pay to Win化は更に加速する

日本時間4月18日夜、フットボール界を激震させるビッグニュースが突如レアル・マドリー会長フロレンティーノ・ペレスより発表されました。

www.marca.com

 

何十年も前から都市伝説のように水面下で噂されていたビッグクラブを1つに集めたスーパーリーグ構想。

噂が現実のものに成ろうとしている今まさにこの瞬間、我々フットボールファンもこのニュースに対して知り、意見を述べる必要性に駆られているように感じているので今回は新リーグ構想の中身、そして背景をまとめてみました。

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まずは今回大騒ぎになっている"The Super League"について概要を説明します。

 

首脳陣

 

チェアマン:フロレンティーノ・ペレス(レアル・マドリー会長)

副チェアマン:アンドレア・アニェッリ(ユベントス会長)

                      :ジョエル・グレイザー(マンチェスター・ユナイテッド共同オーナー)

                      :ジョン・W・ヘンリー(リバプールオーナー)

                      :スタン・クロエンケ(アーセナルオーナー)

 

参加表明クラブ

 

イングランド

リバプール

マンチェスター・ユナイテッド

アーセナル

マンチェスター・シティ

チェルシー

トッテナム

 

▼スペイン

レアル・マドリー

バルセロナ

アトレティコ・マドリー

 

▼イタリア

ユベントス

ACミラン

インテル

 

 

現在発表されているのはこの12チームですが、後から3チーム追加されて15クラブが固定枠になるそうです。

報道によれば有力なのはバイエルンRBライプツィヒFCポルトの3チーム

 

ちなみに大会のロゴも既に商標出願されているようで、今までの根も葉もない?ウワサとは本気度が違う事も明らかになっています。

 

 

大会ルール

 

20 participating clubs with 15 Founding Clubs and a qualifying mechanism for a further five teams to qualify annually based on achievements in the prior season. Midweek fixtures with all participating clubs continuing to compete in their respective national leagues, preserving the traditional domestic match calendar which remains at the heart of the club game. An August start with clubs participating in two groups of ten, playing home and away fixtures, with the top three in each group automatically qualifying for the quarter finals. Teams finishing fourth and fifth will then compete in a two-legged play-off for the remaining quarter-final positions. A two-leg knockout format will be used to reach the final at the end of May, which will be staged as a single fixture at a neutral venue. As soon as practicable after the start of the men’s competition, a corresponding women’s league will also be launched, helping to advance and develop the women’s game. 

 

参加クラブは20(うち15枠は創設クラブ。さらに前シーズンの成績に応じて毎年5チームが参加できる予選制度を設けます)。

ミッドウィークの試合は、すべての参加クラブがそれぞれの国内リーグで戦い続け、クラブゲームの中心である伝統的な国内での日程を維持します。

8月にスタートし、10クラブずつの2グループに分かれてホーム&アウェイで試合を行い、各グループの上位3チームが自動的に準々決勝への出場権を獲得します。

各グループの上位3チームが自動的に準々決勝に進出し、4位と5位のチームが準々決勝の残りの順位をかけて2回のプレーオフを行います。5月末に行われる決勝戦は、中立地での1試合として行われます。

また、男子大会の開催後、出来る限り早く女子リーグを立ち上げ、女子サッカーの発展にも貢献していきます。  

 

出典:www.arsenal.com

 

という事なのですが、9試合×2で最低でも18試合は予定されているので原文にある" the traditional domestic match calender"というのはリーグ戦のみで国内カップ戦からは離脱するつもりなのかもしれません。

 

また、女子リーグの立ち上げも目標として掲げており、長年女子フットボールの普及にかんして努力を怠ってきた(実際にどうかは知りませんが、少なくとも傍から見るとそう思わざるを得ない)旧体制側への意趣返しのような一文も含まれています。

 

 

 

設立理由(SuperLeague側の主張)

 

The formation of the Super League comes at a time when the global pandemic has accelerated the instability in the existing European football economic model. Further, for a number of years, the Founding Clubs have had the objective of improving the quality and intensity of existing European competitions throughout each season, and of creating a format for top clubs and players to compete on a regular basis. The pandemic has shown that a strategic vision and a sustainable commercial approach are required to enhance value and support for the benefit of the entire European football pyramid. In recent months extensive dialogue has taken place with football stakeholders regarding the future format of European competitions. The Founding Clubs believe the solutions proposed following these talks do not solve fundamental issues, including the need to provide higher- quality matches and additional financial resources for the overall football pyramid. 

 

スーパーリーグの設立は、世界的なパンデミックにより、既存の欧州サッカーの経済モデルの不安定さが加速している時期に行われます。さらに、創設クラブは数年前から、既存の欧州コンペティションの質と強度を各シーズンを通じて向上させ、トップクラブと選手が定期的に競い合える形式を作ることを目的としてきました。 今回のパンデミックにより、欧州サッカーのピラミッド全体に利益をもたらす価値とサポートを高めるためには、戦略的ビジョンと持続可能な商業的アプローチが必要であることがわかりました。 ここ数ヶ月、欧州の大会の将来的なフォーマットに関して、サッカー関係者との間で幅広い対話が行われてきました。これらの話し合いで提案された解決策は、より質の高い試合を提供し、サッカーのピラミッド全体のために追加の財源を提供する必要性など、根本的な問題を解決するものではないと創設クラブは考えています。

 

出典:www.arsenal.com 

 

 分かりやすくするとおそらくこんな感じ。

  1. 新型コロナウイルス(Covid-19)の大流行により経済的大打撃を食らったフットボール界(というか創設クラブ自身の事ですね)の新たな資金源が欲しい
  2. ヨーロッパのコンペティション(UCL、UELなど)の運用方式、収益分配等に関して創設クラブは不満を持っているのでそれならば自分たちで新たなリーグを作ってしまおう

 

▼まずは1から。

SuperLeague構想の手掛かりになるかもしれないヒントは各クラブの損失。

19‐20シーズンはおおよそのリーグで3月初旬から中旬に一度打ち切られ、再開後は無観客での開催となっていました。

通常のリーグ戦は8月~5月までなのでダメージがあったのはその内の3か月程度。

 

それを踏まえてSwiss Ramble氏(@SwissRamble)のTweetを見ていくと……

 

 

一番ダメージの少ないマンチェスター・ユナイテッドで1300万ポンド、ワーストのACミランに至っては1億7千700万ポンドもの損失を計上し、収益がオフィシャルで発表されていないリバプールを除く創設11クラブは合計12億ポンドを失っています。

 

また、アーセナル公式HPに記載されたヨーロッパ・スーパーリーグに関するアナウンスを詳しく見ていくとこの新たな枠組みに参加するクラブはインフラ整備、COVIDのパンデミックによる損失を補填する事のみに使用可能な資金という縛りはありますが35億ユーロもの大金(クラブ毎なのか全体でなのかは不明)を一括で受け取る事が出来る仕組みになっているそうなので、これが実現すればパンデミックの後遺症に苦しむその他大勢のクラブを尻目に彼らビッグクラブは金銭的に多額の援助を受け、彼らの発表によればスーパーリーグはミッドウィーク開催予定なのでリーグ戦にはこれまで通り参加する想定らしいのですがどう考えても格差は拡大する一方。

 

彼の思惑通りに事が進めば"ミラクルレスター"は本当に最早再現不可能の伝説になると思います。

確かに金銭的ダメージの大きさは理解出来ますしそれを補おうと試行錯誤する事自体は批判しませんが、フットボール界のピラミッド全体を財政支援しますと耳障りのいい言葉を並べても根底にあるのは自分たちの収益、存続でしかないと感じざるを得ないのでファンやフットボール関係者から猛反発を受けたのはある種当然ですね。

 

 

▼次に2について

 UEFAはクラブの欧州コンペティション、そして代表戦を年々拡充する方向性を打ち出しており、近年では2018年より代表戦の新たな枠組みUEFAネーションズリーグ、そして来季21‐22シーズンからはUCL、UELに続く新たな大会ヨーロッパ・カンファレンスリーグも創設されます。

更に24‐25シーズンからはチャンピオンズリーグもチーム数が現行32→36へ増加し、優勝するために必要な試合数は13→17へ大幅に増加。

 

また、今回の創設クラブは以前より欧州コンペティションの賞金分配システムに不満を呈しており、大会の歴史・ブランドに多大なる貢献をしてきたビッグクラブにより多くの割合が当てられるべきだと主張していたのでそちらに関しての不満も今回のクーデターに繋がっていると考えられます。

 

現在でも毎週のようにミッドウィークに試合が予定され、選手の負傷との関連が叫ばれている中で自らの収益しか頭に無いUEFAという構図は兼ねてより問題となっていましたが「FIFAUEFAの新しい発明について、私たち選手は操り人形に過ぎない」と直球の不満を漏らしたレアル・マドリー所属のトニ・クロースに代表されるように選手サイドはプレイヤー、ファンを置き去りにして抗争を続ける組織のトップ達には"もううんざり"というのが率直な想いかもしれません。

 

 

 

フットボールはCultureからGameに変化

 

元はと言えばこの流れを加速させたのはイングランド・プレミアリーグ設立にあるようにも思えるのでこの未来を予測していながら目先の利益や栄光に囚われて反対意見を強く主張してこなかったファンにも責任の一端は存在しているのかもしれません。

 

年を追うごとにフットボールの放映権料は増加し、クラブの強さを決めるのはお金という状況が色濃くなっていたのは事実であり、実際にチャンピオンズリーグの優勝チームを見ていくと1981‐2000は15チーム、2001‐2020は9チームと顔ぶれの固定化がより進んでいます。

 

オイルマネーと揶揄されるチェルシー、マン・シティ、パリSGはこれを証明するかのように大量の資金を投じてある種強引にビッグクラブの仲間入りを果たしています。

 

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ペップ・グアルディオラユルゲン・クロップらの戦術革命というのは実際には全体の一部にしか過ぎず、結局はクオリティの高い選手を高額で集めてきてそれが強さに反映されているケースが殆ど。(それ故に2010年代前半のドルトムント、15‐16レスターなどは神格化されている訳ですが)

 

フットボール界全体の変化を見るとこの欧州スーパーリーグに対して100%No!!と言い切れないのが悲しい。

 

 

一連の報道に関して私が率直に抱いたのは賛成でも反対でもなく、ただひたすらに

"萎えた"につきます。

 

 

私にとってのフットボールは現実とは距離を置いたある種の理想郷であり神聖な文化だったのですが急に汚い現実に引き戻されてしまった気分。

賢者モードに入った今このニュースについて分析すると、仮に今回は計画を阻止出来たとしてもいずれスーパーリーグ設立の方にフットボールが傾いていく事は避けられないだろうなと思います。

 

自動昇格1枠目はカナリーズ!! ノリッジ・シティがプレミアリーグへカムバック

24チーム計46試合という世界でも屈指のタフさを要求されるSky Bet Championship。

各チーム多少の差はあれどおおよそ40試合前後を消化し、いよいよ長丁場のリーグ戦は最終盤に突入しています。

 

 

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5試合を残して復帰を決めたノリッジ・シティ

 

そして、来シーズンに向けて栄誉と多額の報酬を受け取る事になったクラブ-つまりプレミアリーグへの昇格を決めたチームが1つ決まりました。

ホームタウンのノリッジカナリアの繁殖が盛んに行われていた事からカナリーズ(Canaries)という愛称で親しまれているノリッジ・シティ

近年はドイツから指導者や選手を積極的に迎え入れ、現指揮官のダニエル・ファルケはトップチームでの監督経験を持たないままドルトムントリザーブチームから引き抜かれたという一風変わった経歴を持っています。

 

この改革の背景にいるのはクラブのスポーツディレクターを務めるスチュアート・ウェバー。 

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画面左側がスチュアート・ウェバー

 

ウェールズのクラブで主にイングランド下部リーグを主戦場にするレクサムでユース責任者を務めていたウェバーは2009年にリバプールに採用担当ディレクターとして引き抜かれるとQPR、ウルブスではスカウト部長を務め2015年にはハダースフィールドフットボールディレクターに招聘されるなどイングランドフットボール界を順調に昇り詰めてきた人物。

 

一昔前のノリッジと言えば工場勤務から這い上がったグラン・ホルトとノーフォークのサンティ(カソルラ)と呼称されたテクニシャンがチームの象徴で若手選手にかんしてはそれほど重用するクラブではありませんでしたが、ウェバーの改革によりアカデミーに多くの資金が投入され若手選手自体の重要性が見直されると、ジェームズ・マディソン(現レスター)、ベン・ゴッドフリー(現エバートン)、そして現在もクラブに在籍しているマックス・アーロンズとトッド・キャントウェルなど年代別代表に選出されその後プロフットボーラーとして大きく才能を開花させた選手を数多く輩出するように。

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更に外部からのリクルートにおいても安価で優秀な選手を獲得しており、ティーム・プッキとエミリアーノ・ブエンディアのホットラインは2人合わせて僅か150万ユーロ(Transfermarktより)と現在の活躍を考えると破格のバーゲン価格です。

 

 

主力をどこまで引き留められるか、そしてオリヴァー・スキップのローン延長に成功するかどうかが来季の分水嶺

 

ヨーヨークラブ(昇降格を繰り返すクラブへの比喩表現)と揶揄されてきたカナリーズですが、回を重ねる毎にチームとしての完成度は増しており、前回プレミアリーグでプレーした19‐20シーズンはホームでマン・シティに勝利するなど攻撃力は十分な水準を兼ね備えていました。

 

その原動力になったのがプッキ、ブエンディア、キャントウェル、アーロンズの4人で彼らは他クラブからの関心を集めたものの、全員降格したクラブに残ってチャンピオンシップでのプレーを選択。

 

特にブエンディアの成長は著しく、今シーズンここまでリーグ戦34試合12ゴール14アシスト(2021年4月18日時点)と得点力が飛躍的に向上。

冬の時点で既にアーセナルの優先的補強候補として名前が挙がりましたが(彼らはブエンディアではなくレアル・マドリーからマルティン・ウーデゴールをローンで獲得)、おそらく夏の移籍市場でも多くのクラブから関心を集める事になると思うので正直引き留めは難しいミッションだと思います。

 

そしてアーロンズもバイエルン・ミュンヘントッテナムエバートンなどが熱心にその動向を追いかけていると報道されており、クラブは3000~4000万ポンドを要求していますが世界的に見てもSBは人材不足が続いているのでこの移籍金を捻出してでも彼らが獲得に本腰を入れる可能性が十分にあります。

また、事を複雑にさせているのがトッテナムからローン中で加入直後からノリッジの主力になったディフェンシブハーフのオリヴァー・スキップ。

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彼はレンタル元のトッテナムでも将来のキャプテン候補として高い期待をかけられている選手ですが、同じくアカデミー育ちのハリー・ウィンクスも満足な出場機会を得られていない状況にあり、現状で比較すると不安定なセルジュ・オーリエ、4バックにフィットできない新加入のマット・ドハーティの2人で回しているRBの方が遥かに緊急性の高いポジションである事は間違いないのでアーロンズ獲得に彼が取引の一部として含まれるような事も。

 

昨シーズンまでのノリッジは守備面で粗が目立ち、それに伴い自慢の攻撃力を発揮し切れない場面も多くありました。

失点数を見ていくと

18‐19(チャンピオンシップ):1試合辺り1.24失点(46試合57失点)

19-20(プレミアリーグ):1試合辺り1.97失点(38試合75失点)

20-21(チャンピオンシップ):1試合辺り0.74失点(42試合31失点)

 

プレミアリーグでは崩壊していた守備組織を今シーズンは大きく立て直し、同じチャンピオンシップで戦っていた2シーズン前と比較しても劇的に数字を良化させる事に成功しました。

 

この変化は先述のスキップ、そして昨シーズンは大半を負傷によりスカッド外で過ごしていたグラント・ハンリ―が年間を通して試合に出場出来ている事が大いに関係していると考えられます。

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スキップに関してはトッテナムの監督人事にも去就が影響されると考えられ、ジョゼ・モウリーニョが留任している場合はローン延長にスムーズに動けると思いますが今シーズンの成績不振を理由に彼が解任され新たな指揮官が就任している未来も十分あり得るので現時点では何とも言い難い。

 

 

見ていても魅力的なフットボールを展開するクラブなので厳しい道のりではありますがプレミアリーグ定着を果たして欲しいですね。

フットボールのスタイルは異なりますがクラブ経営としてはバーンリーが理想のケースになります。

彼らも昇降格を繰り返す所謂エスカレータークラブでしたが今シーズンを含めてプレミア連続5シーズンと完全にリーグに定着しています。

 

イングランドの下部リーグには散漫な経営を繰り返し破産寸前に追い込まれているクラブも多数存在しているので、カナリーズのように中長期的視野をもって小規模ながら強いチームを作り上げているクラブが良いモデルケースになれば幸い。

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【試合レビュー】セカンドレグも2vs0でグラナダに勝利。準決勝の相手はローマ

*UEFAヨーロッパリーグベスト8グラナダ戦セカンドレグに関する記事です。

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どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

先週末のプレミアリーグは因縁の相手トッテナムに1vs3で逆転勝利!!

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信じがたい判定によってエディンソン・カバーニの先制点になるはずゴールは取り消され、更に数分後にはスパーズのダイレクトプレーからゴールを許すなど前半は良いところなしでしたがハーフタイムのロッカールームでオーレが何か檄を飛ばしたのか後半は皆素晴らしい動きで終わってみれば3得点の快勝。

 

精神的には最高の状態で迎えるグラナダ戦、勝利して週末のバーンリー戦を迎えたい。

 

 

 

 

試合プレビュー

 

アウェイでの第一戦を2vs0で勝利しているマンチェスター・ユナイテッド

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この試合のレフェリーのジャッジにはいささか疑問符がつき、その結果としてマンチェスター・ユナイテッドマグワイア、ショー、マクトミネイと主力3名をサスペンションで欠く事になりましたがプラスに捉えるならば彼らに良い休養を与える事が出来た。という事でセカンドレグも問題なく勝利してローマvsアヤックスの勝者と対戦したいですね。

 

怪我人はアンソニー・マルシャル。

 

 

グラナダはシュート精度を欠いた事も響いてチャンスメイクまではユナイテッドとそれほど差があるようには思えませんでしたが結局ファーストレグ無得点。

逆転での準決勝進出には最低2点必要になるので厳しい戦い。

週末のリーグ戦はレアル・バジャドリーに2vs1と勝利し公式戦連敗記録は4でストップ

 

怪我人は前回同様アルベルト・ソロ、ペペ・サンチェス、ネイデル・ロサーノ、ルイス・ミジャ。

更にCBのドミンゴス・ドゥアルテ、ファーストレグで致命的なPKを与えてしまったエテキがサスペンション。

 

 

スタメン

 

マンチェスター・ユナイテッド

 

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ベンチ入り

8マタ、10ラッシュフォード、13グラント、19アマド、21ダニエル・ジェームズ、26D.ヘンダーソン、33B.ウィリアムズ、34ファン・デ・ベーク、48W.フィッシュ、56エランガ、74ショレティレ

 

マグワイアが不在なので代わりにキャプテンマークを巻いたのはポール・ポグバ

以前チームキャプテンを務めていたデヘアに任されるとてっきり思っていましたがこの判断にはポグバへの期待、そして今後もチームに残留して欲しいというスールシャールの想いも込められていたのかもしれません。

 

エランガに続いて18歳ながらU-23不動のCBとなっているウィル・フィッシュがトップチームに初招集。

アマド、ショレティレは早くもトップチームの常連になりつつありますが彼らに負けじと居場所を掴める事を願っています。

 

 

グラナダ

 

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ベンチ入り

3N.ペレス、7L.スアレス、10プエルタス、13エスカンデル、16V.ディアス、23J.モリーナ、28I.ルイス、30R.トレンテ、31A.ファブラガ

 

前回からそれほど大きな変更点はありませんが、19番モントーロと21番ヤンヘル・エレーラのポジションを入れ替えてきました。

守備の要ドゥアルテがいないので前回より攻めやすいのでは。

 

 

試合内容

 

最初のチャンスはユナイテッド。

4分、ポグバのキープからブルーノが初シュートを記録。

5分にもユナイテッドはカウンターのチャンスを得てカバーニがグリーンウッドへパスを出しますが前に出し過ぎてGKがカット。

 

エル・マタドールの逆足ボレーが炸裂

 

6分、左サイドからの攻撃でLBのアレックス・テレスが前線にクロスを送るとこれをポグバがヘディングで後ろのカバーニへ落とし、エル・マタドールは利き足とは逆の左足でダイレクトボレー!!

余りにも美しいゴールだったので思わず声を出してしまいました(リアルタイム視聴じゃなくてよかった 😂)

先制点を演出し、本来ならばどのクラブでもレギュラーになれる能力があると見られるテレスですがルーク・ショーが異次元なので少し可哀想な役回りになっていますがやはりいい選手ですね。

キックの種類はテレスがドライブ回転をかけて鋭く落ちるボールを得意にしていてショーはフワッと浮かす軌道が多いので両者にはそれぞれ違った良さがあります。

 

キャプテンを任されてやる気MAXのポグバもアシストという目に見える結果がついたので最高の出だしとなりました。

 

それにしてもこのカバーニ、創作上の人物なのかというくらい完成されたカッコよさ

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やっぱりセットプレー守備は大の苦手

 

マンチェスター・ユナイテッドはこの時点で2戦合計3点のリードを奪い(アウェイゴールを考慮すれば実質2点差ですが)余裕をもった試合運びをしたいところでしたがやはり弱点はセットプレー対応。

 

一度目の危機は先制直後の8分。

グラナダコーナーキックから21番ヤンヘル・エレーラに後10㎝左に逸れていればゴールになっていたかもしれない際どいヘディングシュートを許します。

 

そして20分にはユナイテッドからみて左サイドからのグラナダFKのチャンスにまたもやヤンヘル・エレーラのヘディングシュートが炸裂。

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リンデロフとポグバ間のマークの受け渡しがスムーズに行かなかった所を突かれた形になりましたが2度目となるとエレーラの方を褒めるべきなのかもしれない。

 

彼はマン・シティからのレンタル選手で親クラブでの未来があるかと問われると怪しいですが、5大リーグで息の長い選手になりそうな予感がします。

 

反撃の機会を伺うグラナダでしたが不運な事に中盤のマキシム・ゴナロンが32分に肩を負傷してピッチを去る事になり、替わって入ったのはベティス、ヘタフェで継続してゴールを重ねラ・リーガ有数のFWとして活躍してきた大ベテラン、ホルヘ・モリーナ。

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年齢を重ねてフィジカル的には劣勢を強いられながらも得点を重ねるベテランストライカーが大好物なので彼の投入は嬉しかったです。

先発しているソルダードも1985年生まれなのでベテランの範疇に入っていると思いますが彼にはあまり惹かれなかった(ごめんなさい)。

 

 

試合に話を戻すと30~40分の間はネマニャ・マティッチが目立っていました。

34分にはブルーノにドンピシャのロブパスを送りブルーノのボレーを演出。

38分にも彼のロブパスでチャンスに繋げているようにこの日のマティッチは当たりの日でした。

彼を起用するとビルドアップ時にDFまで下がって3CBのような形になるのでパスコースが増えて安定感が増します。

年齢を重ねるごとに試合毎のムラが激しくなり、今オフにはデクラン・ライスの補強も取り沙汰されている事から不安定な立場にいると考えられる彼ですがまだまだユナイテッドで活躍して欲しい。

 

前半は1vs0で折り返し。

 

久々にCBで先発出場したアクセル・トゥアンゼベはオープンプレイでグラナダがあまり効果的な攻めが出来なかった事もありますが非常に安定した45分間だったのでは。

 

 

積極性が出てきたファン・デ・ベーク

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スールシャール監督は前半の内にイエローカードを貰っていたポグバ(疑惑の判定でしたが)に替えて後半頭からドニー・ファン・デ・ベークを投入。

 

選手同士の距離感がアヤックスと比較するとマンチェスター・ユナイテッドは広い傾向にあるので狭い範囲でのダイレクトプレーを好むファン・デ・ベークはどうしても消えてしまいがちでしたがこの試合では別人になったかのような積極性を見せてくれました。

 

前半はポグバ‐カバーニのワンツーが主な攻撃パターンだったのでポグバを下げた事による攻撃力の低下を懸念していましたが大丈夫でした。

 

59分、グリーンウッドの中央突破のカウンターチャンス。

切り返しのターンが大きくなったところに詰めていたファン・デ・ベークがミドルシュート

一見何の変哲もないプレーでしたがこのシーンを見て少し彼の未来が開けてきたような感覚に。

今までならば自分でシュートを撃たずに周りの味方へパスを選択していたと思う。

 

 

マタ復帰、追加点はオウンゴール

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2月22日のニューカッスル戦以降怪我の影響で試合から遠ざかっていたフアン・マタがブルーノに代わって73分より途中出場。

若い選手の多い今のユナイテッドでは長老のような役割を担っている彼の復帰はブルーノ、ラッシュフォードと攻撃の要に疲労によるパフォーマンス低下の節が見られる現状においてこれ以上ないプラス要素。

 

そして待望の2点目が生まれたのは90分。

ボックス内でDFの背後を狙うマタ目掛けてテレスが放ったクロス

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遠目ではマタがドンピシャで合わせたように見えましたが実際には彼はボールに僅かに届かず、軌道の先に居たヘスス・バジェホに当たってオウンゴールでした。

しかしながらこのチャンスを作ったマタのオフザボールは流石の一言。

 

 

試合は第1戦同様マンチェスター・ユナイテッドが2vs0で勝利。

2戦合計4vs0で準決勝進出を決めています。 

 

動画ハイライト

 

 

ゴール⚽

6分:エディンソン・カバーニ(👟ポール・ポグバ)

90分:オウンゴール〔ヘスス・バジェホ〕

 

交代選手

マンチェスター・ユナイテッド

46分 in:ファン・デ・ベーク out:ポグバ

60分 in:ダニエル・ジェームズ out:カバーニ

73分 in:マタ out:ブルーノ

82分 in:アマド、ウィリアムズ out:グリーンウッド、ワン=ビサカ

 

グラナダ

32分 in:J.モリーナ out:ゴナロン

46分 in:L.スアレス、プエルタス out:ソルダードケネディ

74分 in:V.ディアス out:C.ネバ

82分 in:N.ペレス out:G.サンチェス

 

 

データ

 

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グラナダは第1戦でも11本のシュートで枠内シュート3つだったのでデジャブか?

xGを見て分かるようにあまりチャンスの多い試合ではありませんでした。

全体的にユナイテッドのDFのパフォーマンスが優れていたのも一因。

 

ユナイテッドの選手で好パフォーマンスだったのはデヘア、トゥアンゼベ、ワン=ビサカ、マティッチ、ポグバ、そして先制ゴールのカバーニ

 

 

個人的MVPはアクセル・トゥアンゼベ

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2月26日のヨーロッパリーグベスト32、対レアル・ソシエダ戦2ndleg以来の出場で試合勘の欠如を心配されましたが全くそれを感じさせない安定感でした。

特筆すべきはシュートブロック3回という数字でエリック・バイリー同様身体能力の優れた彼のポテンシャルの高さの一端を見たような気がする。

ただ、不用意なファウル、特に手の使い方があまりうまくないのでそちらに関しては改善しなければいけませんね。

 

今回のパフォーマンスならば週末のバーンリー戦でも通用する筈なので、マグワイアのイエローカードをケアする為にも彼のスタメン継続を希望。

 

 

あとがき

 

試合の結果よりも話題になっているのは恐らくこちらのニュースでしょう

www.bbc.com

ポグバがモウリーニョとの関係、そして先週の試合でのソン・フンミンを巡る一連の騒動に対するモウリーニョの発言に対し冷めた目線のコメントを残し、「オーレ(スールシャール)は起用しない選手に対して存在していないかのような態度を取る事はなく、むやみに衝突する事はない。」。

そしてモウリーニョスールシャールを批判するようなコメントを発した事に対しては「我々は試合に勝利した。そして自分たちの事だけに集中している。彼は試合の事について話したがらないがそれがモウリーニョのやり方さ」(意訳)。

 

これに対するモウリーニョの返しは『彼(ポグバ)が何を言おうと興味はない。』と一言残したのみでやはりこの2人の関係は冷え切っているようです。

トッテナムは日本時間金曜深夜にエバートンと対戦し2vs2のドローに終わりましたが、この試合で2ゴールを挙げたハリー・ケインが後半ATに負傷交代しているのでスペシャル・ワンも相当ストレスを溜めていそうです。

上記のインタビューにもそのような背景が存在していると考えるとまた見方が変わってくるのでやはりフットボールは面白くて奥が深い。

 

 

そしてヨーロッパリーグ準決勝はアヤックスを2戦合計3vs2で撃破したASローマとの対戦になりました。

 

反対側の山ではアーセナルvsビジャレアルのエメリダービーとなり、こちらも楽しみなカードです。

ユナイテッド、アーセナル共にこの準決勝を突破し決勝戦はプレミア勢対決になるのが理想。

 

 

 


【マギレコ】時女静香と藍家ひめな、表と裏の激突は巫の誇りを堅持した静香に軍配

 *本記事ではマギアレコード第2部5章「揺れて恋歌に霞む理想」のネタバレに相当する部分を多く含んでいます。まだストーリーを読んでいない方や先の展開を知りたくないという方は注意してください。

 

 

 

はじめに

 

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

前回、メインストーリー第2部4章 「彼方の群青」からおよそ3か月。

第1部と同じ構成ならば集結の百禍編も折り返しに差し当たる5章「揺れて恋歌に霞む理想」が4月14日に配信されました。

 

4章では遂にメインストーリー内で初のネームドキャラクターの退場者を出して今後に向けてユーザー側が覚悟を決めるといった事も多かったようですがそんな中で出された最新章では大きく分けて2つのイベントが発生しました。

なので、1つずつ順を追って振り返ってみます。

 

 

何度目か分からないユニオンとPBの衝突。溜めが長すぎて跳ね上がる結末へのハードル

 

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第5章3話 獄中の叫び BATTLE6より

見た目上の最大インパクトは何と言っても笠音アオのキモチフォーム(仮称)

正直初見はドラ〇エのサイクロプスにしか見えなかったので深刻な場面にも関わらず吹き出しそうになりましたが何度も見返すうちに味があると思い始める。

対峙した牧野郁美は悲嘆のキモチと同化する事なくこの場を乗り切ったので観鳥令を巡る2者の因縁はまだまだ続くのでしょう。

 

神浜マギアユニオンとプロミストブラッドの衝突はこれまで通りあまり進展がなく、観鳥令が危険を冒して手に入れた神浜監獄地下の証拠写真も結局他の出入り口が存在しているという何だこれという終わり方。

 

唯一今後に繋がる場面は笠音アオの心の内に渦巻く紅晴結菜、大庭樹里への燻っている疑念にユニオン側のキャラクターである和泉十七夜が気づいたであろう事。

物理的状況にはほぼほぼ変化がない何ともがっかりなシナリオでしたが心情描写への仕掛けは見られるので以前記事にした笠音アオについての今後の期待と展望にも繋がる彼女のプロミストブラッドからの分立という所にも徐々に踏み込んでいって欲しい。

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

 

どう考えても彼女の思想はプロミストブラッド、その象徴である上記2者とは相容れないものがあり、最後は旧世代の終わりを告げる形で結菜、樹里の2人を彼女自身が倒す事になりそうなのでそれは良かった。

(ここで下手に開き直られて修羅への道を歩ませるようなら大多数にそっぽを向かれてサ終まっしぐらだと思う)

 

 

時女一心流最強!!純粋な強さに今後の活路を見いだしたい時女静香 

 

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この一枚絵、両者の表情も良い対比になっていると思います

マギレコ未プレイユーザーに見せたら生徒会選挙?と勘違いされそうな謎の爽やかさ

実際5章で最もボルテージが上がったシーンにこの場面を上げる方が最も多いと思う。

いわば「揺れて恋歌に霞む理想」ベストバウト

 

上記画像はネオマギウスと時女一族の衝突のキーとなった場面でネオマギウスは度重なる勧誘により時女分家の魔法少女の一部を引き抜くに至った(ネームドキャラの土岐すなお、青葉ちかは惹かれたフリをしてスパイとして潜入)のですが、ネオマギウスの実質的リーダー藍家ひめなはグループ内のコアメンバーの1人三輪みつねの記憶改竄という強力なドッペルを用いてその場に居合わせた魔法少女を全員洗脳してしまおうという大胆かつ凶悪な作戦に出ます。

 

一方の時女一族も上記のスパイ2人の情報をもとに洗脳が行われようとしている神浜市民ホールという場所へ駆けつけるのですがスパイの存在、そして勧誘に応じなかった時女の魔法少女が救出に来る事は藍家ひめなも想定済みで静香たち奪還チーム諸共洗脳してしまえ、というまるでミイラ取りがミイラになるかのような大ピンチ。

 

詳細は省きますが静香は時女一心流"瞳合わせ"という魔法ではない純粋な人間としての技?でこの大ピンチを逆手にとって危機を脱出。

彼女の固有魔法はおそらく「阻止」だと思うのですが、目を合わせた相手を怯ませる瞳合わせがチート過ぎて他勢力の魔法少女にはそちらが魔法少女としての能力だと思われていたという表現は正直大好き。

利他しかない、本人は空っぽという攻められ方をストーリー上では敵対勢力の少女にされる静香ですが、今回のシナリオでは空っぽだからこそ全てを包容・吸収する事が出来るという方向性に向けて1つ布石が打たれたように感じています。

 

今回の5章では"選挙・演説"がテーマの一部になっているようで6章以後の展開に向けていわゆる伏線のようなものがいくつか示唆されました。

時女ではちゃること広江ちはるが選挙演説を偶然聞いた際に強い悪意を捉え、その後西側候補(里見灯花の父親か)が襲撃され、この背景には神浜東西の深い禍根と溝が関係しているようで6章でのメインテーマになる匂いがプンプン。

神浜との繋がりという点では薄いので傍観者的立ち位置で関与する事になると考えられますが今回のストーリーで最も株を挙げた彼女たちの今後が楽しみ。

 

多分もう一度か二度くらいは彼女が闇堕ちしかける、或いは一度呑まれるような展開になると思っていますが、最終的にはフィジカル的なタフさも含め環いろはの強敵(とも)であり朋友(ポンヨウというポジションになると推測。

何故だか分からないけれど彼女からは北斗の拳蒼天の拳っぽさを感じる。

 

 

最後の勢力の顔ぶれが明らかになってきたので5つのグループそれぞれの結成の地をおさらい

 

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前提としてマギアレコードの舞台となる地域は神奈川+兵庫のミックスのような名前とバックボーンを持っているので、今回はその2つでも地理的要因を多く引き継いでいるであろう神奈川県ベースで考察していきます。

 

まずは横浜+神戸であろう物語の主な舞台でもある神浜市の互助組織神浜マギアユニオン。

西側が栄えていて東側には未発展の地域が多いという要素は横浜市とは左右対称になっており、横浜の場合には海に面していて港のある東側の方が発展を遂げているので神浜単体を見た時にはおそらく神戸要素が強いのかな?と思っています。

或いは横浜市の地図を回転させて縮尺を弄ったか

 

Twitter上に第1部7章で判明した神浜の地図を1つにまとめていた方がいらっしゃったのでこれと横浜市を回転させた地図を比較してみると

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結構似ていませんか? 

南凪に当たる凸部分と実際の横浜市の中区部分はかなり類似しているように見える。 

また、南凪といえば時折名前が出てくるミナギーシーはおそらく八景島シーパラダイスをベースにしているように思います。

地理的には一致しませんがそこは余りに露骨すぎると……って配慮かもしれません。

 

次に宝崎(宝塚+川崎)で結成されたと言っても過言ではない(イベントストーリー:ディペンデンスブルーより)新生ネオマギウス。

同イベントでメインキャラクターの1人であった飾利潤を失い、三輪みつねも人格を失ってしまったような形になり宝崎要素は神楽燦、遊狩ミユリの元マギウスの翼コンビくらいですがこの地への遠征が無ければ今の彼女たちは存在していません。

因みに物語の主人公環いろはもこの宝崎市出身なので今後この地域に焦点が当たる機会もあるのではないでしょうか。

 

プロミストブラッドの本拠地でグループ名の通り多くの血が流れる惨劇が起きた二木市はおそらく兵庫の三木市と神奈川の厚木市ミックス。

三木市に関しては私個人の知識としては当時織田家家臣だった羽柴秀吉が別所氏を兵糧攻めにした三木合戦くらいしか存じ上げていないのですが、この戦いは三木の干殺しという別名があるように飢餓の為に人肉をも食らう地獄でした。

厚木市の方は米軍基地がある事で知られ、率直に言えば治安は悪い方なので二木に漂う殺伐とした雰囲気はこちらから取っているのでは。

 

時女一族の霧峰村、フォークロアの湯国市に関しては情報が少ないので正直げんじょうでは分からないです。

霧峰村は山奥の人里離れた集落で恐らくこの地が物語上の抗争の舞台になるとは考えにくいので多分謎のまま終わる予感。

一応私の妄想としては神奈川の左上の方にあると想定していますがまあこの辺はお好み

 

一方、遂に言及され始めたフォークロアは神浜から新幹線を使う遠距離に存在しているらしい湯国市という場所が由来に関わっている様子。

メインストーリー5章5話では里見那由他と氷室ラビが那由他の父親里見太助の手掛かりを探るためにこの地へ訪れる事が提示されたので今後湯国市という場所はストーリー上で重要な役割を果たすと考えています。

名前を聞いた時にぱっと思い浮かんだのは箱根~湯河原辺りでしたが、どうももっと遠方にある気がしてならないのでここに関しては全く自信が無い。

 

また、フォークロアに属する魔法少女たちはそれぞれのグループへ潜入しているようで、ストーリー更新と共に実装された栗栖アレクサンドラの魔法少女ストーリーにてネオマギウスに入った彼女以外にも時女、PBへ入り込んだ2名の正体が明らかになっています。

ユニオンに潜入している魔法少女は今のところ発覚していませんが、ここは互助組織で望めばほぼ誰でも加入できる状態なのでわざわざスパイを送る必要が無さそう。

恐らくは佐鳥かごめがそれに相当する存在だと思います。

彼女も2部OPで魔法少女になっている姿が何度も映し出されているので契約の内容・キッカケとも密接にかかわっている予感。

 

また、2部OPにはラビが吹雪の中を彷徨うようなシーンも挿入されているので湯国市はもっと寒い地方にあるのかも。

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マギアレコード第2部OPより

 

【次節イエローなら2試合出場停止】バーンリー戦ではマグワイアを使わない方が良さそう

 

 

はじめに

 

イングランドプレミアリーグイエローカード累積によるサスペンションは以下のようになっています。

 

 

  1. 開幕~19節までに5枚のイエローカードを貰うと1試合出場停止
  2. 32節までに10枚のイエローカードを貰うと2試合出場停止
  3. 最終節までに15枚のイエローカードを貰うと3試合出場停止

 

これを踏まえて今回はマンチェスター・ユナイテッドのキャプテン、ハリー・マグワイアの置かれた状況と首脳陣にとって欲しい判断についてです。

 

 

次節イエローを貰うとダービマッチ2連戦にキャプテンを欠いて挑む事に

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まずはチームのサスペンション、そして日程について確認してみましょう。

 

イエローカードの枚数は上から順に

1位マグワイア:9枚

2位ルーク・ショー:7枚

3位ブルーノ、フレッジ:5枚

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と続いています。

先程確認したように32節までに10枚のカードが溜まると2試合のサスペンションが下されるのですが、現在マンチェスター・ユナイテッドはリーグ戦を31節まで消化しているので現地時間4月18日に予定されているオールド・トラッフォードでのバーンリー戦を乗り切れば累積警告に関して気にする必要が無くなります。

なので気をつけなければいけないのはマグワイアのサスペンション。

 

今シーズンのマグワイアイエローカードを提示されている試合(カップ戦も含む)を抜き取ってみると以下のようになります。

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ホーム開催で最後にイエローを提示されたのは歴史的大勝を収めたサウサンプトン戦まで遡りますが、気がかりなのは直近2試合でいずれもカードを貰っている事。

 

そして、今後の日程を見ると

4月25日 プレミアリーグ第33節、リーズ戦(A)

5月1日 プレミアリーグ第34節、リバプール戦(H)

 

どちらもマンチェスター・ユナイテッドにとっては地域間の因縁がある激しいライバル関係のクラブとの負けられないダービーマッチなのでバーンリー戦の敗北リスクを上げる事になったとしてもマグワイアを休ませる方が賢明な判断だと思います。

また、順位的にもバーンリーとは大きく差が開いており、次の2戦特にリバプールを直接対決で下す事が出来ればユナイテッドの2位確保と宿敵のCL圏への望みを断つという一石二鳥の結果になるのでこちらに注力したいところ。

 

戦略的に見てもビッグマッチにマグワイア抜きで戦うというのはとても大きなハンディキャップになり、彼がいない試合では守備だけではなくユナイテッドの強みである左サイドからの攻撃も威力が大きく低下するので上背のある選手が多くパワープレイの得意なバーンリー相手に彼を欠くのは若干不安を残しますがここは勇気の温存を。

 

また、マグワイア本人のコンディション面でも既にサスペンションを食らっている明日のグラナダ戦セカンドレグに続き一週間試合から離れる事が出来るのでクラブでも代表でも中々休みのない彼にとっては良い休養になるのではないでしょうか。

【FPL】第31節 負傷!! 怪我の功名でポイントUP。リンガード、ジョンストンが大活躍

*ファンタジープレミアリーグGameweek31の記事となります。

 

 

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

大ブレイク中のあの選手を加えての初開催となる第31節について書いていきます。

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メンバー構成&マッチアップ

 

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実を言うとポイント上位のベン・ホワイト、オリー・ワトキンスは当初ベンチに置いていたのですが、チェルシーのクリステンセン、マン・シティのディアスが共に出場しなかった為幸運にも彼らがスタメン扱いになってくれました😊

 

そしてジョンストン、GKで15Ptsって一体何があったんだ😲

 

 

クラブ👕

 

🥇マンチェスター・ユナイテッド:3人

🥈アストンヴィラ:2人

マンチェスター・シティ:1人

レスター:1人

ウエストハム:1人

トッテナム:1人

ブライトン:1人

WBA:1人

 

選手の入れ替えは

リンガード🔁ソーチェク

マティ・キャッシュ🔁ターコウスキ

 

リンガードについては前回の記事で報告した通り、2月以降のプレミアリーグでは最もゴール&アシストの多い選手なので迷うことなく補強。

≪リンガードの詳細についてはこちら≫

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

 

キャッシュはやはりチャンピオンシップからの個人昇格初年度で安定したプレーを続けているという要素に惹かれ怪我から復帰した事を確認して再びスカッド入り。

未来の話ですが、ヴィラはこの成功体験を元に今年のシーズンオフもチャンピオンシップで活躍したプレイヤーを獲得しているような気がする。

 

対戦カード

 

マンチェスター・シティvsリーズ

 1vs2でリーズ勝利😍😍

リバプールvsアストンヴィラ

 2vs1でリバプール勝利😧

ウエストハムvsレスター

 3vs2でウエストハム勝利🤗

トッテナムvsマンチェスター・ユナイテッド

 1vs3でマンチェスター・ユナイテッド勝利💪😊🤘

WBAvsサウサンプトン

 3vs0でWBA勝利👏

ブライトンvsエバートン

 スコアレスドロー😀

 

リーズは早いうちに退場者をだして10人になりながらもシティ相手にアップセット。

マンチェスター・ユナイテッドと共にリーグ戦でシティ相手に敗北しなかったクラブとしてビエルサ率いる白薔薇は誇りを見せました。

ローズ・ダービーはマンチェスターとリーズ2都市間の地域ダービーなので多分シティも対象になるはず。

 

 

JLingzが止まらない

 

 

試合とは関係ありませんがウエストハムの公式Youtubeアカウント、拡張ハイライトや選手個人にスポットを当てた動画など中々充実しているので見ごたえがあって良いですね!

 

さて、プレミアリーグの新たなキングとなっているジェシー・リンガードはこの試合でも2ゴールの大活躍。

 

1点目はツォウファルのマイナス方向へのクロスにダイレクトボレーで合わせ名手カスパー・シュマイケルが一歩も動けない素晴らしいシュート。

 

2点目はCBで昨シーズンにはマンチェスター・ユナイテッドの補強候補にも挙がっていたイッサ・ディオプがロングフィードを右サイド前方へ蹴ると、この日リンガードと2TOPで起用されていたジャロード・ボーウェンが快速飛ばしてDFを置き去りにし飛び出してきたシュマイケルをあざ笑うかのようなラストパスを送る完璧なお膳立て。

2TOPに2人とも快速アタッカーを配置したモイーズの斬新な采配が見事にハマった得点でしたね。

 

3点目はリンガードが起点を作り、ソーチェクのパスから今度はボーウェンが決めてこれで試合は決まったと思ったのですがレスターも好調の続くイヘアナチョが2点を返して終盤の攻防は第三者目線でみても白熱して面白かった。

 

そしてリンガードは14Pts獲得。

旬の選手をその都度補強していくのがFPLでポイントを増やすコツですね。

活躍がフロックなのか或いは根拠のあるものかを見定める為にデータベースを使う。

偶然にもこれまでこのブログで扱ってきたスタイルが活きている気がします。

 

 

プレースキックの名手ウォード=プラウズのPKをストップ。波に乗っているサム・ジョンストン

 

 

エストブロムはチェルシーに大勝した前節に続く快勝で勝ち点を26に伸ばしました。

残留請負人ビッグ・サムはやはりただでは引き下がらない。

 

勝ち点では1試合消化の多い18位フラムに2ポイント差まで詰め寄り、ニューカッスル、バーンリー、ブライトン辺りまではまだまだ残留に向けて気の抜けない戦いが続きそうですね。

サウサンプトンも最近は不安定な試合が多く、年明け以降の勝ち点は15試合10Ptsとシーズン最下位のシェフィールド・ユナイテッドよりも低いペースでかなり深刻な不調に陥っていますが序盤の貯金で恐らく残留は堅いと思います。

 

そして肝心のジョンストンですがセーブ4回、更に終盤にはここまで直接FK4度、PK2度と止まったボールを蹴る事に関しては世界でもトップクラスの能力を持つジェームズ・ウォード=プラウズのPKを見事セーブして5Ptsの加点。

 

詳細は以下のようになっています。

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ダビド・デヘアが退団を決意した際の補強候補として古巣マンチェスター・ユナイテッドの興味も伝えられている彼ですが、個人的にはレギュラーとして出場して欲しいので今後チームが降格して売却される事になった時はプレミアリーグの他クラブへ移籍して欲しい。

例えば、セーブ率がマット・ライアンに次ぐワースト2位のアレックス・マッカーシーサウサンプトンビセンテ・グアイタが34歳とキャリア終盤に差し掛かりそろそろ後継を考えたくなるクリスタルパレス辺りはジョンストンがフィットすると思います。

 

 

振り返り

 

これまでは選手の負傷に悪い意味で振り回される事が多いかった私のスカッドでしたが今回に限って言えば完全に得をする形に。

 

起用選手のポイントは振るわなかったものの、マンチェスター・ユナイテッドがホームで辛酸をなめさせられていたスパーズ相手に1vs3でリベンジを果たし、気になっているブライトンもエバートン相手にスコアレスドローで勝ち点を追加出来たので良い週末でした。

 

トッテナムvsマンチェスター・ユナイテッド

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

 

次節に向けて考慮しているのはジェイミー・ヴァーディと他のFWとの入れ替え。

Embed from Getty Images  

怪我からの復帰以後はパフォーマンスが低下気味なので代替候補としてはチームメイトのケレチ・イヘアナチョやアーセナルのアレクサンドル・ラカゼット辺りを検討中。

【ジェシー・リンガード】左サイドでのプレー増加が大活躍に繋がっている?~新天地で9試合8ゴール3アシスト~

 

はじめに

 

今年1月29日、出場機会の確保と今夏開催予定のEURO2020のイングランド代表メンバー入りをかけてマンチェスター・ユナイテッドから同じプレミアリーグウエストハム・ユナイテッドへローン移籍を決断したジェシー・リンガード。

 

ウエストハムの指揮官はデイビッド・モイーズでリンガードがまだユースでプレーしていた頃のマンチェスター・ユナイテッドトップチームのボスでもありました。

そんなモイーズ自身の熱烈なアプローチ、そしてスリーライオンズ(イングランド代表の愛称)のチームメイトであるデクラン・ライスの説得により移籍を決断した彼は大方の予想を覆す素晴らしい活躍を続けています。

 

今回はそんなリンガードについて振り返り、ここまで成績を残している要因には一体どんなものがあるのかを見ていきたいと思います。

 

 

スタッツを見る

 

ハマーズ(ウエストハムの愛称)にはパブロ・フォルナルス、ジャロード・ボーウェン、マヌエル・ランシーニ、サイード・ベンラーマ、そして負傷離脱中のアンドリー・ヤルモレンコなどリンガードの主戦場であるトップ下とサイドアタッカーが粒ぞろいなので移籍当初はまさかここまでの大活躍を見せるとは正直思ってもみなかったです。

 

しかしながら新天地デビュー戦、そしてユナイテッドでは中々出場機会を得られていなかったので自身のプレミアリーグ今シーズン初出場となったアストンヴィラ戦で2ゴールを奪い鮮烈なデビューを果たすとその後も勢いは留まるところを知らず約2ヶ月で積み上げた数字はリーグ戦9試合8ゴール3アシスト。

 

早くもゴール数は2017‐2018シーズンのキャリアハイに並び彼がハマーズに加入た1月29日以降の数字を見るとプレミアリーグで最もゴール&アシストの合計数を稼ぎ出す無双状態。

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(参照:EPL xG Table and Scorers for the 2020/2021 season | Understat.com)

 

因みに8ゴールという数字はリバプールのサディオ・マネやチェルシーのティモ・ヴェルナーなど前評判の高かったビッグクラブのアタッカーを超える数字で、4月の成績は2試合を終えた段階で3ゴール1アシストと今度こそ月間MVPに輝きそうなペース。(2月はマン・シティのイルカイ・ギュンドアンが1月に続き連続受賞、3月は3試合5ゴールのケレチ・イヘアナチョがおそらく最有力)

 

 

キャリア全体で見ても2017年11月28日のワトフォード戦~2018年1月1日のエバートン戦までの1ヶ月強で7ゴール2アシストを奪った時を超えるハイペースでスコアを伸ばしており、当時のリンガードに対して確変状態で本来の実力以上のモノが出ていると評した多くの人間にそれは誤った判断であると認識させるようなプレーぶり。

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また、過去4シーズンのリンガードのヒートマップを見ていくと今シーズンの彼はピッチ上の広い範囲をカバーしていたそれまでのスタイルではなく、左サイド寄りでプレーする機会が増えている事が分かります。

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(Jesse Lingard West Ham United videos, transfer history and stats - SofaScoreより)

更に例年よりもペナルティボックスへの侵入頻度が高く、過去2シーズンは殆ど見られなかったゴール近辺でのプレーも特にエリア内左側で増加。

逆にプレッシャーの激しいピッチ中央部へはあまり進出していないというのも過去のリンガードと異なる点ですね。

 

フィジカルコンタクトの強い選手ではないので比較的ボールを保持しやすいサイドに重点を置いたのは正解でしょう。

ウエストハムでの起用法はここまでの9試合全てでトップ下ですが、実質的には左のサイドアタッカーのように振る舞っているようです。

 

肝心の得点量産の鍵はオンターゲット率の改善と見られ、

  • 17‐18:42.1%
  • 18‐19:38.7%
  • 19‐20:27.3%
  • 20‐21:64.0%👑

今シーズンの数字は64.0%、これはほぼほぼ3本中2本は枠内シュートという驚異的なスタッツで、2位につけるアーセナルのアレクサンドル・ラカゼットを3%上回るリーグトップのスコアです。(参考:Premier League Shooting Stats | FBref.com)

 

 

精神的要素、そして来シーズンは何処にいるのか

 

ロイ・キーン、ギャリー・ネビルといったマンチェスター・ユナイテッドのOB達は一様にリンガードのプロフェッショナリズムを賞賛しています。

ユナイテッドではカップ戦3試合の出場に留まり、3か月以上も実戦から遠ざかっていた期間すらある状態からあっという間に新チームにフィット出来たのは確かに彼のプロ意識が成せる偉業。

母親の看病やまだ幼い兄弟の面倒を見ながらプロフットボーラーとしても試合に向けて準備しなければいけないという状況にあった事が過去2シーズンの不調に繋がっていたと今シーズン開始前に自身のInstagramに投稿していましたが、もしかすると彼を取り巻く環境も過去2年よりは良くなったのかもしれません。

 

一方でチームにはブルーノ・フェルナンデス、そしてリンガードの大爆発の理由かもしれない左サイドにもマーカス・ラッシュフォードが絶対的レギュラーとして毎試合のようにスタメン出場しているのでこれだけ大活躍したリンガードでさえもクラブに戻ればまたスタメン争いからスタートになると思われます。

 

4月6日ウルブス戦でのターンはまるでディミタール・ベルバトフを彷彿とさせるような華麗な技でしたが、そのベルバのように彼もユナイテッドに留まるより自身がレギュラーとしてプレー出来るクラブへの移籍を選択する可能性は捨てきれません。

 

余談ですが、ベルバトフがターンを決めたのは08‐09シーズンのウエストハム戦でした。

 何らかの縁を感じる

 

 

個人的にはユナイテッドに戻ってきて欲しいと移籍決定当初より言い続けてきましたがESPNによればハマーズだけではなくパリ・サンジェルマンインテルレアル・マドリーといった国外の強豪までもが彼に興味を示し始めているそうです。

(PSG, Real Madrid, Inter Milan monitoring Lingard's situation at Man United - sources)

 

同記事によればリンガードはチャンピオンズリーグでのプレーを希望しているとのことなので現在4位につけるハマーズがそのままシーズン終了時にそのポジションに居ればそちらへの完全移籍を選びそうな気もする

 

 そしてロメル・ルカクがリンガードにSNSで言及した事にはもしかするとそのような裏があったり……

思えばルカクのユナイテッド移籍に際してエージェント・ポグバの噂がまことしやかに囁かれていましたが、今度はルカクがエージェントになるのかもしれない。

【試合レビュー】オーレの交代策がズバリ!!不運なジャッジで苦境に立たされるも後半3発でスパーズ相手に雪辱を果たす

*プレミアリーグ第31節、ロンドン・スタジアムで行われるトッテナムマンチェスター・ユナイテッド戦についての記事となります。

 

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

トッテナムと言えば今シーズンはホーム、オールド・トラッフォードで対戦した際にアントニー・マルシャルのレッドカードによって1vs6という大敗を喫した因縁の相手で監督もユナイテッドの前指揮官であるジョゼ・モウリーニョなので選手もやる気の入る試合になると思われます。

 

 

 

試合プレビュー

 

ミッドウィークのヨーロッパリーグではスペインはアンダルシア地方へ遠征し、激しいフットボールで知られるCFグラナダに苦しめられながらも2点のアウェイゴールを奪い先勝したユナイテッド。

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

 

中二日でイギリス国内に戻りアウェイマッチに挑むというハードな日程で尚且つ相手は難敵トッテナムと今シーズンの中でも指折りの逆境に立たされていますが怪我人は続々スカッドに復帰しているのでそういう意味では状態は上向き。

 

怪我人はフィル・ジョーンズアントニー・マルシャル、そして新型コロナウイルスに感染し未だコートジボワールで治療中のエリック・バイリーは勿論欠場。

 

 

一方のスパーズは既にヨーロッパリーグではクロアチアディナモ・ザグレブFAカップではエバートンに乱打戦の末に敗れているので日程は4月25日のカラバオカップ勝戦を除けば比較的余裕のある状況。

実際にこの試合に向けた間隔もユナイテッドの中2日に対し彼らは1週間取る事が出来たのでフィジカル的にはスパーズが大きく有利だと見られています。

 

怪我人はベイ・デイビス、マット・ドハーティ、ダニー・ローズ

 

 

スタメン

 

トッテナム

 

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ベンチ入り

4アルデルヴァイレルト、8ウィンクス、9ベイル、11ラメラ 、12ハート、17ムサ・シソコ、20デレ・アリ、25タンガンガ、45C.ヴィニシウス

 

ニューカッスル戦2エラーのダビンソン・サンチェスはベンチからも外れるという結果になりました。

 

CBはロドン‐ダイアーという組み合わせになりましたが単純な能力的にも連携面でもやや不安を残す編成。

 

鍵となるのはソン、ルーカスの帰陣の速さになると思われ、共にサイドからの高速カウンターが持ち味のチーム同士の直接対決はここの出来が勝敗に直結する事でしょう。

 

 

マンチェスター・ユナイテッド

 

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ベンチ入り

1デヘア、8マタ、11グリーンウッド、19アマド、27テレス、31マティッチ、B.ウィリアムズ、34ファン・デ・ベーク、38トゥアンゼベ

 

中二日のユナイテッドは現状のベストメンバー。

 

ポグバの左サイド起用は役割を明確にすることでこれまでの試合では上手く作用してきたので今回の1戦でも要注目。

 

そしてやや得点から遠ざかり気味のエディンソン・カバーニのゴールを見たい!

 

 

試合内容

 

やはりモウリーニョもユナイテッドに対して意識があるのかそれとも逆転でのCL圏確保に向けて絶対に落とす事が出来ない試合だからかは分かりませんがトッテナムは序盤からインテンシティの高さで優勢。

 

2分、最初にチャンスを作ったのはスパーズでカウンターから左サイドのソンが反対側のルーカス・モウラへ速いグラウンダーのパスを展開すると、ルーカスはこの試合初シュートを記録。

これはルーク・ショーがブロックして危機回避。

 

直後のコーナーキックでもこぼれ球からソンにフリーでシュートチャンスを与えるなどやはりコンディション面で上回るスパーズが主導権を握る展開。

 

6分にはやや高めのDFラインを設定していたこの日のユナイテッドに対する相手のロングパスをヘンダーソンが飛び出してパスカット

 

ユナイテッド最初のチャンスは17分。

右サイドでボールを受けたブルーノが最前線でDFに圧をかけるポグバへロングパス。

ポグバはこの競り合いに勝利しカバーニにボールが渡ると、彼もすかさず右から上がってきたラッシュフォードにダイレクトパス。

ラッシュフォードのシュートはDFにブロックされ枠外でしたがオーレがこの布陣を選択した理由が伺えるいいプレーでした。

Embed from Getty Images  

 

お互いにサイドへのロングパス1本でチャンスを狙う展開となり、23分にはやはりユナイテッド左サイド裏のスペースにロングボールが供給されますがヘンダーソンが再びカット。

シュートストップではデヘアのMAXには敵いませんがこういったプレーは彼に分があると思います。

 

 

VARの適用基準には曖昧さしかない

 

10分程度膠着状態が続き問題のプレーが生まれたのは33分。

フレッジの縦パスがペナルティエリア手前のポグバに入り、彼が独特のボールタッチでしばらく間を作ると最後は抜け出したエル・マタドールに完璧なスルーパスを通しカバーニのシュートはGKロリスの股を抜いてユナイテッドは完璧な崩しでゴールネットを揺らしました。

Embed from Getty Images  

 

ところがVARの介入があり、得点の大分前のシーンでマクトミネイがソン・フンミンの顔に手を当てたとして判定はノーゴール

 百歩譲ってこれをファウルと見なすとしましょう。

 

Embed from Getty Images  

上記画像は今年のバレンタインデーに行われたWBA戦での一幕ですがエムバイェ・ディアニェが思いっきりリンデロフの顔に手を出しているにも関わらずこちらではゴールが認められています。

 

Embed from Getty Images  

また、 2月28日のチェルシー戦でもカラム・ハドソン=オドイがボックス内で明らかなハンドボール犯していますがこれも見逃されました。

 

ソンへのファウルが適用されるならばこの2つは明らかにVARが介入してそれぞれノーゴール、PK獲得になるべきで更に言えばこのトッテナム戦に限っても32分のロ・チェルソがラッシュフォードに対してとったプレーにも同様にVARの判断を委ねる機会を与えられるべきでしたがこちらはスルー。

Embed from Getty Images  

 

Embed from Getty Images  

主審のクリス・カヴァナーはマンチェスター出身の人物なのでユナイテッドのアンチなのか?という疑いすら抱くほどの不可解な判定でした。

また、その他のファウルに対するジャッジもユナイテッドに対して明らかに基準を厳しくしているようなケースが続き、試合が終わるまでにユナイテッドは5つ、トッテナムは1つイエローカードを提示されたのですが本来ならばトッテナム側にもう2つ3つカードが出るべきプレーがあったような気がします。

 

 

そんなユナイテッドに追い打ちをかけるように40分にはフレッジが前に出て交わされ中盤がぽっかり空いたところをトッテナム得意のダイレクトプレーで崩されて最後はルーカス・モウラの完璧なお膳立てからソンが得点。

Embed from Getty Images  

まさに悪夢のような前半でした。

 

 

フレッジ、リベンジ

 

前半は転倒、パスミス、そして失点のキッカケになるなどまるで良い所がなく後半に入っても48分にいきなりイエローカードを貰うなど散々だったフレッジですがそんな彼から生まれた素晴らしいプレーでユナイテッドは同点に追いつきます。

 

58分、アタッキングサード中央でフレッジがブルーノ、ラッシュフォードとワンツーを繰り返してボックス付近まで進出。

カバーニへラストパスを送り、彼のシュートはGKに弾かれたもののその先に待ち構える17番の姿が

Embed from Getty Images  

 チーム内では所謂弄られ系でブルーノや監督のオーレにさえも彼のシュートは中々ゴールにならないとジョークを飛ばされていたフレッジの今シーズン初得点はこのフラストレーションの溜まる展開で生まれました。

おめでとう🎊

 

同点に追いついたユナイテッドですが60分にはソンに決定機を許しヘンダーソンがデヘアを彷彿とさる片足一本でのセーブで何とかこの危機を脱します。

ヘンダーソンは73分にもケインの不意を突くニアサイドへの強烈な一撃をセーブ。

 

63分のブルーノのミドル、67分コーナーキックからのプレーでショーのアウトサイドにかけたクロスからポグバの決定機などユナイテッドもビッグチャンスを作りますが流石はウーゴ・ロリスどちらも最後の壁として立ちはだかり無得点。

両GKの奮闘もあり同点のまま試合は終盤へ突入。

 

 

途中出場グリーンウッドが1G1A、エル・マタドールも攻守に躍動

 

この日精彩を欠いていたラッシュフォードに替えてグリーンウッドが投入されたのは72分のこと。

2分後にはカットインから初シュートを記録し迎えた79分。

 

ブルーノのフリックから右サイドペナルティボックス角手前でボールを受けたグリーンウッドはダイレクトで中にクロス。

左足で蹴られたボールにまるで会話していたかのような完璧なタイミングで反応していたエル・マタドールが得意のダイビングヘッドで勝ち越し弾!!

 

VARが敵につくならば介入の余地なしの完璧な得点を奪えばいいという反骨精神が伝わってくるカバーニの気持ちが前面に出た最高のゴールでしたね。

 

リードを奪ったユナイテッド、最大のピンチは84分。

直前のカウンター攻撃はリンデロフがカットして何とかコーナーに逃げる事に成功しましたがそのセットプレーから少し前に投入されていたベイルの後ろ向きヘッドがポグバに掠りゴールへ向かうという危機。

カバーニがその手前で僅かに頭で軌道を逸らしボールはポスト直撃で何とか失点する事なく乗り切ります。

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 取り消しになった幻のゴールを含めると3点に直接貢献したこの日のカバーニ

グリーンウッド、フレッジと並びこの試合のMVP候補です。

 

そしてATにはポグバが持ち前のフィジカルを活かして左サイドから中央目指してドリブル突破

Embed from Getty Images  

 

最後は受け手に優しい丁寧なパスでグリーンウッドのダメ押し点に繋がりました。

Embed from Getty Images  

守りたい、この笑顔

 

試合はアウェイのマンチェスター・ユナイテッドが1vs3でトッテナムに勝利 

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 (https://twitter.com/ManUtd/status/1381299788906434568より)

 

動画ハイライト

 

 

ゴール⚽

40分:ソン・フンミン(👟ルーカス・モウラ)

57分:フレッジ

79分:エディンソン・カバーニ(👟メイソン・グリーンウッド)

90+6分:メイソン・グリーンウッド(👟ポール・ポグバ)

 

交代選手

トッテナム

61分 in:ムサ・シソコ out:ロ・チェルソ

78分 in:ラメラ out:エンドンベレ

82分 in:ベイル out:ルーカス・モウラ

 

マンチェスター・ユナイテッド

72分 in:グリーンウッド out:ラッシュフォード

90分 in:マティッチ out:ブルーノ

 

 

データ

 

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シュートはお互いに12本ずつ。

枠内ではユナイテッドがリードを奪っているように質ではアウェイチームに軍配が上がっています。

モウリーニョのチームは試合をクローズさせるのが大の苦手でユナイテッド時代も終盤に同点、勝ち越しを許してしまう事が多かったのでその弱点が今日も出てしまいました

 

また、マンチェスター・ユナイテッドは今回の逆転劇によってアウェイ無敗記録を24に伸ばし、今シーズンのプレミアリーグで見ると前半をビハインドで折り返したチームが最終的に勝利しているのは僅かに11試合なのですがその内4つがユナイテッドだという驚くべきデータも存在するようです。

 

 

xデータ

 

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(参照:Tottenham 1 - 3 Manchester United (April 11 2021) | EPL | 2020/2021 | xG | Understat.com)

 

前半はxG0.53:0.09(understat.com)とスパーズが完全に主導権を握る事に成功していましたが(あのゴールが認められていればどうだったかなというのは置いておく)、残りの45分は完全にユナイテッドの時間。

 

ボックス内から8度のシュート、ビッグチャンスも3回創出してトッテナムのCL圏の望みを完全に打ち砕く爽快な勝利となっています。

また、3位レスターが4位ウエストハムとの直接対決に敗れた事もあり残り7試合で勝ち点7差と2位もほぼほぼ手中に収めた事に。

 

グリーンウッドは1G1Aと目覚ましい結果を残しましたがxG:0.10、xA:0.29とそれぞれ容易ではないプレーで得点に結びつけました。

ここからはケチャドバを期待出来そう。

リンガードに負けないようなハイペースで得点を量産してリーグ戦二桁ゴールを目指して欲しい。

 

 

あとがき

 

VARに関してはシステムそのものというより管理する人間側に大きな問題を抱えているというのが実際のところだと思うのでMLBのように専門スタッフを用意して判定を決める方式にした方が誤審が減ると思います。

 

珍しくスールシャールが暗黒面に堕ちたかのようなブラックジョークを飛ばしていたのであのプレーに関しては相当思うところがあったのでしょう。

底知れない恐怖を感じるコメントですが確かにソンのあの振る舞いはプロフェッショナルではありませんでした。

 

とはいえ人種差別やら攻撃的な発言を彼に向けるのは絶対的にNO。

それをしたら悪者になるのはあなた達になるのですから言及するのはあくまでフットボールに関する事柄だけという当たり前のルールを守って欲しいですね。