いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【 #FPL 22/23 】Gameweek38 原点回帰でBrunoに全てを託す

 

遂に22/23シーズンの最終節が終わり、ファンタジープレミアリーグもGameweek38を以って全日程を消化しました。私自身に関しトータルで見れば、本格的に初めてからの3シーズン(20/21は途中からですが)で最もOverall Pointsが高かったので、まずまずの成功だったと思っています。

 

Gameweek37はこちら


【FPL 22/23 】Gameweek37 CL争い決着、Bench Boostフル活用とはいかず

 

 

 

 

スカッド

 

 

ブレントフォードとマン・シティのカードで見事にスカッドに入れている3選手が欠場し、これが大きく響いて試合出場が11人に満たないGameweekに。

 

55Ptsのうち約2/3に当たる36Ptsをケイン,ブルーノの2人で稼いだが、それ以外ではベン・ホワイトとピックフォードが水準をクリアしたのみで非常に寂しい収支。

 

クラブ

(スタメン)
マンチェスター・ユナイテッド:ダロト、ブルーノ、ラッシュフォード
ニューカッスル:トリッピアー、ウィルソン
アーセナル:ベン・ホワイト
ブライトン:三笘
トッテナム:ケイン
クリスタル・パレス:エゼ
エバートン:ピックフォード

(リザーブ&出場機会なし)
ティール、キルマン、ストーンズ、イェンセン、ハーランド

 

IN:ジョーダン・ピックフォード
OUT:ベルント・レノ

 

残留のかかるエバートンからビッグセーブ連発を予想してピックフォードを選出。そんな思惑とは裏腹にボーンマスのシュート数が伸びず、ピックフォードのセーブ数は1に留まったが、チームが完封勝利したので補強としては当たりの部類。

 

対戦カード

(自チームスタメンのみ)

チェルシーvsニューカッスル
 ↪1-1ドロー

アストン・ヴィラvsブライトン
 ↪2-1アストン・ヴィラ勝利

アーセナルvsウルブス
 ↪5-0アーセナル勝利

マンチェスター・ユナイテッドvsフラム
 ↪2-1マンチェスター・ユナイテッド勝利

エバートンvsボーンマス
 ↪1-0エバートン勝利

リーズvsトッテナム
 ↪1-4トッテナム勝利

クリスタル・パレスvsフォレスト
 ↪1-1ドロー

 

 

ここぞに強いブルーノ、終盤戦はポゼッションコントロールへ見事に適応

 

チャンピオンズリーグ出場を決めたチェルシー戦では自身で獲得したペナルティキックからチーム3点目を奪い、この勢いを持続したままフラムとのリーグ最終節でもブルーノ・フェルナンデスはタイミング良いDF裏への抜け出しから決勝点を記録。最終盤のマン・ユナイテッドにおいての彼は加入直後にも劣らぬ救世主っぷりでした。

 

以前のブルーノはと言えば、前向きでボールを持てばどんな位置からでも一発で得点に繋がるような裏のスペースやラインブレイクのパスを狙うハイリスクハイリターンのプレーが最大の特徴であり、チャンスクリエイトの数は世界屈指ながらボール回しのテンポをコントロールする事に関しては不得手としていた。

 

オーレ体制ではスピードに乗ったショートカウンターを志向していた為にそれがチームにも合っていましたが、よりポゼッションコントロールに重きを置くエリック・テン・ハフにとっては、ブルーノのみならずチーム全体に残る強すぎる縦への意識,言い換えれば急いで相手ゴールに迫りたいという強迫観念じみた刷り込みによって指揮官自身の哲学をある程度折り曲げる必要に迫られ、その折衷案を見出すというのが今季のテーマになっていたように私の目には映る。

 

そんなブルーノに変化が訪れたキッカケは、1月下旬のFAカップ レディング戦でアンディ・キャロルの悪質タックルによりエリクセンが戦線離脱を強いられた為に、試合開始時のシステム4-2-3-1の2DM,ポゼッション時の4-1-2-3では2CMの散らし&ボールキャリー役とそれまでより後ろ目の役割を任されるようになったこと。ピンポイントで言えば3月9日のEL ベティス戦が分岐点。

Embed from Getty Images  

 

このすぐ後のリーグ戦、セインツとのホームゲームではカゼミロが不運な形でレッドカードを提示されてイングランド国内開催の4試合出場停止と重い処分を下された為、代わりに出る選手を考えるとブルーノがバランスを取らなければどうしようも無くなるという環境に強制的に置かれた背景も、彼自身の"ローテンポなポゼッション"への予想外に早い適応にはプラスに働いた。

 

この経験で得た"時間を作るプレー"はエリクセンが復帰し元のポジションに戻ってもしっかりと継続されていて、更に持ち味であるチャンスクリエイト能力に関しても低下するどころか増している感すらある。特に直近5試合を見ると、キーパス数が4→5→3→3→4とチームの勝敗に関わらず高水準で安定しており、今のブルーノは以前の長所を残しつつ弱点を克服した事で、コンプリート・アタッキング・ミッドフィルダーと称せる領域にまで足を踏み入れている。

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FPLでもシーズン終盤の変化はスコアに反映されており、Gameweek33以降の残り6節で47Pts(1節あたり約7.8Pts)と効率よくポイントを稼ぎ出した事で何とかシーズン全体の個人獲得得点を全体11位の176Ptsまでリカバリー。

 

 

Team of the year

 

シーズン終了後の楽しみと言えばプレイヤーの皆さん自身の得点を比べたり、選手の獲得ポイントからベストチームを考えていく事だと思います。

 今回は単純にポイントを多く稼いだ選手やそれをチーム編成のルールに沿って入れ替えた時の最適な11人を選出していきたい。

 

まず、個人得点の上位11人はこちら

 

ハーランドが272Ptsで全体1位、ケインも263Ptsとリーグ得点記録を更新した怪物ストライカーと一桁の差に抑える素晴らしい積み重ねっぷりで、この2人が3位以下を大きく突き放した。

 

また、11番目までにDFやGKといった後方のポジションの選手はニューカッスルでのCL出場権獲得に全試合出場で大きく貢献したトリッピアーただ1人となっており、彼のポイントの伸びもセットプレーテイカーを務めた事によるアシスト数の加算(トータルで7アシスト)に助けられている部分が多いので、やはり後ろの選手はポイントを伸ばしづらいというのが結果にも表れていると言える。

 

他には、サラーやラッシュフォードといったクラブ内での役割がFWでありながら、FPLではMF区分にされる選手達も1ゴール数辺りのポイントや無失点ボーナスの恩恵に預かる事が出来る為にTotal Scoreを伸ばしやすいことが分かる。

 

 

次にGK1人,DF3~5人,MF3~5人,FW1~3人というFPL内の編成ルールに沿って選出された今季のベストチーム、所謂Team of the yearを見ていく。

 

先述のようにDFのポイント帯は前目のポジションに比べると低くなりがちという事がこれを見ても明らかで、フォーメーションとしては1-3-4-3となった。仮に、このラインナップで実際に試合を戦うとすれば、まず間違いなく中盤のフィルター役不在に苦しみ、押し込んだところからボールを失えば即失点に繋がるのが目に見えているが、FPLのルールにおいて、所謂DMの選手は得点貢献が少ない為に採用しない方がポイントを効率よく伸ばせる。

 

上記編成のポイントを合計すると2251Pts、このスカッドでシーズンを固定した場合一度のGameweek辺り約59.2点を稼ぎ出している事になるので、自身のOverall Pointsとの比較で2251を上回っているかそうでないかというのも巧拙を判断する1つの材料になるかもしれない。(各種Bonusは考慮せず)

 

因みに、私の場合は数ポイント下回っている……

 

 

あとがき

 

今振り返ると、ハーランドやアルミロンといった旬の選手を加えるのが遅れたシーズン序盤の過ごし方が勿体なかったと後悔している。来季の目標に設定する数字はOverall Points2500以上としたい。

 

 

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