決して2節とも悪い結果だったわけではないが、何もしなかったGameweekの方が上手く言っているので正直悔しい。
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Gameweek31
スカッド
諸々の事情で試合に出場しなかった選手が5名、入れ替え忘れの代償を払わされるはずでしたがマンチェスター・ユナイテッド3人とチェルシー1人で35Ptsを稼ぎ出してまさかの大逆転。ユナイテッドのファン心理としては相手クラブのパルマーにここまで活躍されるのは複雑ですが。
クラブ
(ポイント対象選手)
マンチェスター・ユナイテッド:ダロト、ブルーノ、ホイルンド
アーセナル:ジンチェンコ
ブライトン:グロス
チェルシー:パルマー
フラム:ロビンソン
ボーンマス:ソランケ
エバートン:ピックフォード
ルートン:ダウティー
(ポイント対象外)
ハーランド、アケ、アレオラ、サカ、ゴードン
IN:なし
OUT:なし
入れ替え期限までに補強出来ず何も身動きなし。
対戦カード
フォレストvsフラム
↪3-1 フォレスト勝利
ニューカッスルvsエバートン
↪1-1 ドロー
ボーンマスvsクリスタル・パレス
↪1-0 ボーンマス勝利
バーンリーvsウルブス
↪1-1 ドロー
ウエストハムvsトッテナム
↪1-1 ドロー
アーセナルvsルートン
↪2-0 アーセナル勝利
ブレントフォードvsブライトン
↪0-0 ドロー
マンチェスター・シティvsアストン・ヴィラ
↪4-1 マンチェスター・シティ勝利
リバプールvsシェフィールド・ユナイテッド
↪3-1 リバプール勝利
チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッド
↪4-3 チェルシー勝利
ルートンのセットプレー得点がガタっと止まる。ダウティーのFPL内価値も低下
シーズン中盤、Gameweek18~23までの6試合では1ゴール4アシスト+クリーンシート2回で1節平均6.5Ptsを稼ぐ優良選手だったルートンのダウティー。しかしながらチームの守備面で大きな不安を抱えていてここ11試合連続失点かつ大きな得点源であったダウティーがキッカーを務めるCKからターゲットマンのアデバヨが決めきるというセットプレーもパタッと止まってしまい、FPLで活躍の目安となる5Ptsを最後に越えたのはGameweek27のアストン・ヴィラ戦まで遡る。
私が彼をチームに加えた頃のゲーム内価格は£4.4Mで選出率も2~3%程度だったと記憶していますが、現在はそれが10.1%まで伸びていて彼をスカッドに加えている事で得られる優位性も低くなっているので、無失点ボーナス狙いではなく攻撃貢献を見込んだDFとしては後述する選手にその枠を変更したほうが良いかもしれない。
壮絶なチェルシーvsマン・ユナイテッド
スタンフォード・ブリッジの激闘については別途記事を書いているので、詳細につきましてはこちらを呼んでいただけるとありがたいです。
アウェイチーム目線ではオナナのショットストップ能力に頼る部分は多分にあったにせよ、2点ビハインドをひっくり返し一時はアウェイのユナイテッドがリードするという見ていて飽きない乱打戦となり、更にアディショナルタイムに今度はチェルシーが2点を一挙奪って逆転返しとタイムアップの笛が鳴る最後の最後まで何が起きても不思議ではないというカオスが繰り広げられた。
FPLではPK2ゴールを含むハットトリック達成のパルマーが合計20Ptsを獲得してGW30のバーンリー戦、GW28ニューカッスル戦に続き出場試合で3戦連続となる二桁越えと正に飛ぶ鳥を落とす勢いでポイントを加算し続けている。少し前にシーズン200Ptsまでいけ万々歳と書いて記憶があるが、この大盤振る舞いで早くもTotal Score182Ptsとその目標についてはかなり余裕をもってクリアするだろう。
ユナイテッドからは2ゴールのガルナチョが14Pts、ダロトのクロスからヘディングシュートを決めたブルーノが8Ptsで2位,3位にランクインし、長いトンネルに入っていた後者はようやく本来の状態に戻りつつあるものの、フルシーズンを戦った中では最低値である21/22の151Ptsを何とか越えられるかどうかという水準なので、ファンタジーの側面からみても彼のキャリアは1つの大きな岐路に差し掛かっている事が分かる。
Gameweek32
スカッド
前節分で使わなかったトランスファーの余りで2人を入れ替えたものの、単純な数字の比較としては3Ptsしか差が無く、アベレージとの関係を踏まえれば傑出度ではむしろ劣っているので何とも言えない感情に襲われる。
クラブ
(スタメン)
マンチェスター・ユナイテッド:ブルーノ、ホイルンド
アーセナル:サカ
マンチェスター・シティ:ハーランド
ニューカッスル:ゴードン
チェルシー:パルマー
ウルブス:アイト=ヌーリ
ボーンマス:ソランケ
フラム:ロビンソン
エバートン:ピックフォード
ルートン:ダウティー
(リザーブ)
ジョゼ・サ、グロス、ダロト、ジンチェンコ
IN:ジョゼ・サ、ラヤン・アイト=ヌーリ
OUT:アルフォンス・アレオラ、ナタン・アケ
対戦カード
クリスタル・パレスvsマンチェスター・シティ
↪2-4 マンチェスター・シティ勝利
アストン・ヴィラvsブレントフォード
↪3-3 ドロー
エバートンvsバーンリー
↪1-0 エバートン勝利
フラムvsニューカッスル
↪0-1 ニューカッスル勝利
ルートンvsボーンマス
↪2-1 ルートン勝利
ウルブスvsウエストハム
↪1-2 ウエストハム勝利
ブライトンvsアーセナル
↪0-3 アーセナル勝利
マンチェスター・ユナイテッドvsリバプール
↪2-2 ドロー
シェフィールド・ユナイテッドvsチェルシー
↪2-2 ドロー
トッテナムvsフォレスト
↪3-1 トッテナム勝利
チームの戦績とは対照的にアイト=ヌーリは充実
滅多なことがなければ残留確定ラインの勝ち点40を28試合目にて突破した今シーズンのウルブス。開幕直前の唐突な監督人事でロペテギの後を任されたガリー・オニールは昨季のボーンマスに続き2年連続で残留請負人の仕事を見事果たしたのだが、ここ3試合は2敗1分けと目標達成後の燃え尽き症候群とも言うべき状態。
当然のことながらこのような状況ではディフェンダーの獲得ポイントは低くなりやすいものの、アイト=ヌーリだけは近3戦で2→8→4と約1試合平均4.7Ptsを稼ぐ堅実っぷり。
バック3とバック4を併用する今季のウルブスにおいて、チームが3CBを採用する際はウイングバックとしての序列でマット・ドハーティに負けているように思う時期もあったが、そのドハーティを右に持って行ったり、或いはアイト=ヌーリ自身がその攻撃性能を買われペドロ・ネトとファン・ヒチャン負傷中で質が損なわれたアタッカーで起用されるなど、単なる攻撃型LBに留まらないマルチロールで今夏にはメガクラブからの引き抜きも考えられそうな程のプレーの質を見せている。
現にウエストハム戦ではサラビアが後方からのロングフィードをダイレクトでオーバーラップするトミー・ドイルへ流して生まれたカウンターチャンスにおいて、逆サイドからお手本のようなダイアゴナルランでスルーパスを引き出してそのままボックス内でファウルを誘いPK獲得とこのままウイング起用でもいいのではと感じさせる内容だ。
何度か触れているがFPLのDFで狙い目になるのは今の彼のように前のポジションで起用される選手やトリッピアーに代表されるセットプレーでの得点関与を一定数見込める選手なので、今後も狙い目になる人材が現れればなるべく早くピックしたい。
三つ巴のタイトル争いを上手く予想できるかが終盤戦のカギ
Gameweek32を終えた段階でアーセナル、リバプール、マンチェスター・シティの3クラブは勝ち点71~70でひしめき合う正に三つ巴の首位争いを繰り広げており、現時点ではいずれのチームが優勝するのか全く分からない拮抗した状況となっている。現在の勝ち点ペースで推移すると仮定した場合、トロフィーを得る為のラインは勝ち点87という事になるが、過去のデータと見比べた際には首位マン・シティと2位リバプールが勝ち点差1で決着した2021/2022シーズン以来の白熱した戦いになるのは間違いないだろう。
3クラブの現状のFPLでの個人得点は以下の通り。
最近の調子を表すFormでソートするとシティがTOP5のうち3枠を占め、シーズン全体の積み上げを示すTotal Scoreではアーセナルのサカが191Ptsで2位のサラーに7Ptsの差をつけて総合首位。全体的にリバプールは押され気味であり、各々の選出率にもある程度反映されている。
個人的に驚いたのはフォーデンがサラーの1Pts差まで迫っている事で、丁度アケを放出して選手登録のマイルールもクリア出来る状況なので彼を補強しようかどうか少し悩む事になりそう。
あとがき
ディフェンダーについてはジンチェンコ、アイト=ヌーリでDFの2枠は固定し、残りについては予算と相談しながらトリッピアーに向かうのか、それともクリーンシートボーナス目当てで上位3クラブの中から誰かを選出するのかという選択になりそう。
もう1つ、FWとMFのところでハーランド🔁ワトキンス、ゴードンorグロス🔁フォーデンでポイントを節約しながら圧倒的選出率を誇る怪物をスカッドから外す大博打に出るというのも秘かに計画中。