今季はジェイドン・サンチョのブレイクスルー、そう予想していた私としても大変喜ばしい結果がでたGameweek3を振り返っていきます。
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【 #FPL 22/23 】Gameweek2 贔屓クラブ以外の取捨選択は良かったが……
スカッド
月曜日のビッグゲーム マンチェスター・ユナイテッドvsリバプールを残した段階でチーム得点が38Ptsしかなく、当時の情勢ではユナイテッドが不利とされていたので正直終わったかもしれないと一瞬思いました。
しかし、終わってみればキャプテン指定のサンチョがゴールを決めて20Pts加点、アベレージからも11点余裕が生まれる充実のGameweekに。
クラブ
(スタメン)
マンチェスター・ユナイテッド:サンチョ、ブルーノ
ブレントフォード:リコ・ヘンリー、トニー
アーセナル:ジンチェンコ
マンチェスター・シティ:カンセロ
トッテナム:ケイン
ブライトン:グロス
フォレスト:ヘンダーソン
チェルシー:リース・ジェームズ
アストン・ヴィラ:ワトキンス
(リザーブ)
ジョゼ・サ、ダロト、ウォード=プラウズ、リンガード
IN:イヴァン・トニー
OUT:カラム・ウィルソン
入れ替えを判断したのはまだウィルソンの負傷が判明する前の出来事でしたが、Gameweek3ではウィルソン:6pts、トニー:8ptsと今と未来の両面でこの交換は成功と評価できるものでした。
対戦カード
(自チームスタメンのみ)
トッテナムvsウルブス
↪1-0トッテナム勝利
フラムvsブレントフォード
↪3-2フラム勝利
クリスタル・パレスvsアストン・ヴィラ
↪3-1アストン・ヴィラ勝利
エバートンvsフォレスト
↪1-1ドロー
ボーンマスvsアーセナル
↪0-3アーセナル勝利
ウエストハムvsブライトン
↪0-2ブライトン勝利
リーズvsチェルシー
↪3-0リーズ勝利
ニューカッスルvsマンチェスター・シティ
↪3-3ドロー
マンチェスター・ユナイテッドvsリバプール
↪2-1マンチェスター・ユナイテッド勝利
FWの上手な選び方
- アベレージの高い選手を早めに見つけ出す
- 好調の選手を積極的に加えていく
この2点につきる。
まず1についてですが、FWにおけるアベレージとはそのまま得点貢献の安定感と言い換える事が可能で、ここ数年のFPLではSalah,Kane,Vardyの3選手が特に人気を集めていました。基本的にはシュートチャンスの多い強豪クラブのレギュラーが試行回数の面で有利になりやすいですが、ご覧のように今シーズンの序盤は荒れに荒れているので過去の人気選手をそのまま選んでいるだけでは上位に進出できません。
また、得点能力の上下に関わらずゴール数を積み重ねる事が出来るPKも重要な要素となり、各クラブのPKテイカーを把握しておく事もシーズンを戦い抜く上では大切。
2は短期的な見極め力。
現在のトップは25Ptsでガブリエウ・ジェズスとイヴァン・トニーが同率で並んでいますが、前者は2→19→4、後者は8→9→8と獲得点数の推移に関しては全く別の中身で、3節までを比べると爆発力のジェズス,安定感のトニーという結果。
次に、今後の対戦カードを見ていくとジェズスはフラム(H),アストン・ヴィラ(H),マン・ユナイテッド(A)、トニーはエバートン(H),クリスタル・パレス(A),リーズ(H)を予定しており、これを見ればトニーにより多くの獲得Ptsが見込めると予想する方が多いのではないでしょうか。クラブの調子で言えばアーセナルに分がありますが、その中でジェズスはフィニッシャー特化ではなく寧ろチャンスメイクの貢献が大部分を占めています。
結論としてはそのような選手個々の特性や対戦チームとの相性なども考慮しつつ、長期と短期両方の視点をうまく使い分けていくのがポイントを上積みするために必要なモノと私は考えている。
「取りあえずLiverpool」が通用しないシーズン?
イングランド北西部を代表する2つのメガクラブが衝突したオールド・トラッフォードのマンデーナイトでは、戦前の予想を覆したマンチェスター・ユナイテッドが2-1でリバプールを下しシーズン1勝目を手にしました。
【 #MUNLIV 】今季初勝利!!!! 鋭いカウンターでリバプールを強襲
2節終了時の順位表ではユナイテッドが最下位だったという事もあってクローズアップされていなかったものの、実はリバプールもまだリーグ戦の勝利がありません。過去シーズン、3節までの戦績は13勝2分けと絶大な強さを誇っていたので、今季もFPLプレイヤーは"序盤のリバプール"というブランドに信頼を寄せていたのだろうという事は選出率からも推測する事が出来ますが、その期待に応えているのは現状サラー1人。
昨季の個人獲得点数でDF部門の1位アレクサンダー=アーノルド、GK部門1位のアリソン・ベッカーは共に4Ptsに甘んじており、特に半数近いプレイヤーが選出しているアーノルドのスタートダッシュ失敗はFPL全体にも小さくない影響を与えていると考えられます。そんな彼らの日程はここからボーンマス(H),ニューカッスル(H),エバートン(A)と続き、4節のチェリーズ戦が正念場。
あとがき
現時点のOverall Pointsは174。
Gameweek4最初の試合はサウサンプトンvsマンチェスター・ユナイテッド(日本時間8月27日20:30キックオフ)なので、締め切りは土曜日の19時です。
FPL視点ではリーズとブライトン、好調なクラブの直接対決も注目したい。リーズのロドリゴが更に得点を積み上げるのか、或いはここで一旦ストップとなるのかどうかに関心を持っています。