この代表戦ウィークに再び心配なニュースが入ってきました。
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今シーズンからユナイテッドに加わったブラジル代表LB、アレックス・テレス選手が検査の結果またしても新型コロナウイルスの陽性反応が出たそうです。
テレスは5vs0で大勝したCL第二節ライプツィヒ戦を数日後に控えたトレーニング期間中に一度目の陽性反応が出てしばらくチームを離脱していたので、この代表戦期間が本格的な試合復帰となりました。
11月14日(土)に行われたワールドカップ南米予選、対ベネズエラ戦では後半ATから途中出場しています。
ユナイテッドではCL第一節PSG戦に出場したのみで、また2週間程度の離脱となると正直キツイっすね……
〈BREAKING!!〉
記事を書き終えた頃に今度はテレス陰性というニュースが入ってきました。
いや、どっちやねん😅
最新情報は陰性という事になりますが、もう一度クラブに戻ってから検査をするらしいので、今は取りあえずこれまで通り彼は離脱している想定で考えていこうと思います。
最悪のケースにむけて準備しておくセオリーに従いましょう🙁
緊急事態の左サイドバック
さて、テレスがまたもや戦線離脱となると台所事情が厳しくなるのが左サイドバック。
ファーストチョイスのルーク・ショーがエバートン戦でハムストリングの怪我で途中交代しているので、今トップチームで起用可能なLBはアカデミー育ちのブランドン・ウィリアムズただ一人。
その彼も今シーズンはU-23を主戦場にしていて右サイドバックでの出場が多いので、すぐに左サイドでの勘を取り戻せるかは微妙なところ。
更にいえば彼は右利きの選手なので、この位置で起用されるとどうしても左足を有効に使えずプレーの幅が狭くなりがち。
かといってフレッジをLBにコンバートするのも得策ではない気がしますし、ロホはおそらく構想に入っていないでしょう。
ダニエル・ジェームズが左利きであれば是非とも試してみたかった……
一列後ろに下がれば彼の強みであるスプリント力と高速ドリブルがより活きてくるでしょうし、もしかしたらアストンヴィラでブレイク中のマティ・キャッシュのように思わぬ適性が判明してフィットするのでは、などと考えてしまいます。
最近のSBはウイングからのコンバート組が今まで以上に増えていると感じているので(ユナイテッドでいえばワンビサカも)、このままウイングで通用しない日々が続くのであれば、そうしてしまうのもアリ。
この緊急事態を乗り切れるか否かがスールシャール政権の進退を左右することになりそうですね。
若手抜擢もあるか?
アカデミーからウィリアムズを抜擢したように、今夏にレアルマドリーの下部組織から引き抜き、現在はU‐23でプレーするアルバロ・フェルナンデスを起用するなんてことも可能性としては考えられますね。
(アカデミーのLBではディバインが知性を感じる選手なので好みなのですが、彼は今シーズンフェルナンデスの後塵を拝しています😶)
マンチェスター・ユナイテッドの攻撃パターンは殆どが左サイドを起点にしたものなので、その根幹であるショーの不在はクラブにとって大打撃。
ラッシュフォードの活躍もショーのアンダーラップやワンツーでの局面打開の手助けあってのものなので、今のチームではブルーノの次に欠かせない選手でした。
ブルーノ加入後は負け知らずだった昨シーズン終盤に突如不振が訪れたのも彼の負傷離脱がその要因の一つだったと私は考えています。
メディアの報道によれば、ショーの離脱期間は一カ月程度と推測されているので、この短期間であれば先に挙げたアンダー世代の選手を思い切って使ってみても悪くないのではないでしょうか。
感想
現代のSBは負担が大きいのでどこも怪我人続出ですよね。
CLで一躍名を挙げたバイエルンのアルフォンソ・デイビスも長期離脱してしまいました
どんな選択を取るにしても戦力ダウンは避けられない😰