いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【試合レビュー】中盤2枚が精彩を欠き昨年12月のCL最終節ライプツィヒ戦以来3か月ぶりのアウェイ敗戦

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どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

 

マンチェスター・ユナイテッドFAカップが残っているのでこの週末はリーグ戦ではなくそちらの試合が入ります。

今回はFAカップ準々決勝、対レスター戦についての記事となります。

 

 

 

試合プレビュー

 

ミッドウィークのヨーロッパリーグは後半から途中出場して戦線復帰を果たしたポール・ポグバが48分に決めたゴールでイタリアの名門ACミランを下したマンチェスター・ユナイテッド

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

 

中二日で行われるFAカップはアウェイ開催となりますが、今シーズンのユナイテッドはホーム戦績よりもアウェイ戦績の方が飛びぬけて良いのでこれは寧ろアドバンテージ。

 

怪我人はフィル・ジョーンズフアン・マタ、そしてエディンソン・カバーニアントニー・マルシャルも欠場する可能性があります。

 

 

対するレスターはスラヴィア・プラハに敗れて既にヨーロッパリーグは敗退しており、日程的には彼らに大きく分があります。

そして直近2試合はブライトンに終盤の勝ち越しゴール、シェフィールド・ユナイテッドには5点を奪い圧勝し、連勝でこの1戦を迎える事が出来たので精神的にも肉体的にも充実した状態か?

 

怪我人は長期離脱中のウェズ・モーガン、ジェームズ・ジャスティン、デニス・プラート、ハーヴィー・バーンズ。そしてジェームズ・マディソンとジェンギズ・ウンデル(ASローマよりレンタル加入)も怪我により欠場が予想されています。

 

 

スタメン

 

レスター

 

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ベンチ入り

12D.ウォード、18アマーティ、20チョードリー、24N.メンディ、26D.プラート、28C.フクス、33L.トーマス、38T.ラシャベラ、46D-キャンベル

 

採用システムは3‐4‐1‐2

エバンス、フォファナ、ソユンクの3CBを正面突破で崩すのは難しいか。

 

鍵になるのは両ウイングバックの働き。

基本的にサイドレーンは彼らが単独でカバーする事になると思われるので高い運動量が要求されるでしょう。

 

サプライズはデニス・プラートのベンチ入り。

怪我人続出のクラブにとって中盤のマルチロールが終盤戦を迎える前に戻ってきたのは喜ばしいニュースでしょう。

 

マンチェスター・ユナイテッド

 

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ベンチ入り

1デヘア、7カバーニ、18ブルーノ、19アマド、21ダニエル・ジェームズ、23ルーク・ショー、33B.ウィリアムズ、38トゥアンゼベ、39マクトミネイ

 

ユナイテッドは主力を軒並み休養に回し、ファン・デ・ベークは2月14日のWBA戦以来の試合出場が決まりました。

 

懸念材料はマティッチ‐フレッジの2センター。

マティッチは4‐2‐3‐1の2を担当するには運動量とクイックネスが流石に不足してきた感もあるので、彼を起用するなら昨シーズン終盤の4‐1‐2‐3が好ましいのですが……

そしてフレッジはここ数試合かつてのような安易なパスミスが目立ってしまっているのでこの大一番では慎重なプレーを心掛けて欲しい。

 

 

試合内容

 

 日程の差がそのまま両チームのフィットネスに反映されているのか、序盤から主導権を握ったのはレスターでした。

 

4分には右サイドを深く抉ってクロスを上げるもののテレスが間一髪でクリア。

1分後にはユナイテッド陣内ミドルサードティーレマンスとマルシャルが交錯してティーレマンスが一時座り込んでしまうものの大きな問題にはならず試合再開。

 

ユナイテッドが初めてチャンスを作ったのは12分のプレーで、マルシャルが中央から右サイドのスペースにパスを出してワン=ビサカのクロスに繋がりました。

 

しかしながらこの日のユナイテッドは何でもないミスが異常に多く17分にはフレッジが安易なロストで失点の危機を招き、ヴァーディがシュートを放つもヘンダーソンが上手く敵のいない方に弾いてこれをセーブ。

 

次ぐ18分にもレスターはカウンターのチャンスを得てヴァーディにシュートチャンスが生まれるもこれをマグワイアが何とかシュートブロック。

Embed from Getty Images  

 

 

立て続けに起こるボーンヘッド。ついに失点が生まれる

 

まずは22分、ポグバが中盤低めの位置で無茶が過ぎるボールキープをして案の定ロストするとそのまま左サイド深い位置まで相手に攻め込まれますがクロスをマグワイアがブロックして危機脱出。

 

そしてその時がやってきました。

25分、ビルドアップの局面でフレッジがこの日2度目の致命的なエラーを犯します。

マグワイアからボールを受けた17番はダイレクトでGKにボールを戻そうとしますが、そのパスはあまりに弱くこれを背後からプレスをかけていたイヘアナチョにあっさり奪われそのまま失点。

 

 

確かにマグワイアのパスもリスクが高かったので100%ではありませんがフレッジのプレーはあまりにお粗末。

 

試合の数日前にマンチェスター・ユナイテッドの大ファンとしても知られる陸上界のレジェンド ウサイン・ボルトが語ったようにフレッジは確かに働き者でビッグマッチでは頼りになる事も多いのですが、中盤の選手としては頭の悪い選択をするプレーが多すぎるので彼をベンチに出来るようなクオリティを持つ選手を獲得できないとユナイテッドのタイトル獲得は厳しいかもしれません。

 

ソース

www.goal.com

 

 

 グリーンウッド遂に得点!!VDBも見事なスルーで貢献

 

先制を許した後のユナイテッドは流石に目が覚めたか徐々にレスターを押し込むような展開が増加していきます。

 

28分には右サイドペナルティボックスの角辺りからフレッジが左足で鋭いクロスを見せ、意表を突かれたのかGKシュマイケルはこのボールをキャッチし切れずコーナーへ。

珍しく良いキックでした。

 

 

待望の同点弾は38分

中央から左のテレスにボールが渡るとポグバが斜めのランでサイドに抜け出してパスを受けます。

ポグバはトラップする素振りでマークに付くフォファナの脚を一瞬止めるとすかさずドリブルに切り替えそのまま左足でクロス

Embed from Getty Images  

 

中で待っていたファン・デ・ベークには絶好のシュートチャンスでしたが彼はボール跨いで通過させるとその先で待っていたメイソン・グリーンウッドがダイレクトショット

 

公式記録ではVDBにボールが着く前にオルブライトンの足を掠めたのでアシストは付きませんでしたがこのプレーはポグバの良さがよく出ていましたね。

 

 

同点になったユナイテッドはまたもやエラーが目立つようになり、44分にワン=ビサカ45+1分にマティッチがそれぞれ失点を誘発しかねない危険なプレーを犯して不安を残した前半終盤でした。

 

前半は1vs1で折り返し

 

 

マティッチ余りにも軽い守備……ティーレマンスはお見事

 

後半に入ってもユナイテッドは不安定なプレーが続き48分にはエンディディが左サイドに進出してクロス

Embed from Getty Images  

 

 

52分、レスターのバックラインでのパス回しからティーレマンスに縦のボールが入るとこれに釣られてしまったマティッチがワンツーであっさり交わされてしまい、ぽっかりと空いた真ん中のスペースをこのベルギー出身の神童が自らドリブルで突き進み最後はゴール左下隅に狙いすましたシュートで再びレスターが試合をリード

 

こんなにあっさりバイタルエリアを空けてしまっては流行りのレーン守備も何もありませんね🙄

最初の失点も悲惨でしたがこれにはまた違った酷さがあります。。。

 

 

失点から5分後の57分にはVDBのタックルで左サイド深い位置でボールを奪い返すとグリーンウッドの見事なドリブルがありましたが後述する大胆な選手交代までほとんど得点チャンスは生まれませんでした。

 

そして58分にはグリーンウッドがセンターライン付近でロストすると一気にレスター攻撃陣が素早いカウンターを始動してヴァーディに決定機。

Embed from Getty Images  

 

シュートは僅か10㎝ほどゴールマウスから逸れて命拾いしましたがそこに至るまでのプレーは完全に相手の好き放題にされていたので生きた心地がしなかった……

 

 

一挙4枚替えでブルーノら主力を投入。しかしセットプレーから痛恨の

 

64分、マンチェスター・ユナイテッドは一度に4選手の交代を行いブルーノ、ショーら攻撃面の核を同時投入。

 

その中には怪我からの復帰戦となるエディンソン・カバーニも含まれていました。

Embed from Getty Images  

 

パフォーマンス的にはフレッジよりもポグバを残したかったですが怪我明けという事で無理はさせない方針だったのだろうと思います。

 

この判断は吉と出てここからユナイテッドは一気にレスターゴールへの距離が近づいていきます。

特にマクトミネイの後ろからの飛び出しがレスターにとっては厄介な動きに見えました

 

 

しかしながらこの日の赤い悪魔は悪い所を全てさらけ出すような結末が待っており、78分 ユナイテッド陣内右サイドの深い位置でレスターに与えてしまったFKでファーサイドを狙うオルブライトンのボールをマクトミネイがまさかの空振り

 

イヘアナチョはこれでこの試合2得点目。

リーグ戦ではここ3試合5ゴールと得点量産モードに入っていましたがその勢いはFAカップでも継続。

ヴァーディが得点からやや見放されている状況の中、こうして新たな点取り屋が台頭してくるレスター、本当に強いチームです。

 

 

88分にはブルーノがゴールからやや距離のある位置から惜しいFKを蹴りますがシュマイケルの好セーブに阻まれて得点は生まれず

 

 

試合はレスターが3vs1でマンチェスター・ユナイテッドを下して勝利

 

レスターは1981‐1982シーズン以来39年ぶりのFAカップ準決勝進出。

 

対するマンチェスター・ユナイテッドは昨年12月のUEFAチャンピオンズリーググループステージ最終節 vsライプツィヒ戦以来3カ月ぶりのアウェイマッチ敗北となりました。

 

動画ハイライト

 

 

ゴール⚽

24分:イヘアナチョ

38分:グリーンウッド

52分:ティーレマンス(👟イヘアナチョ)

78分:イヘアナチョ(👟オルブライトン)

 

交代選手

レスター

73分 in:プラート out:アジョセ・ペレス

83分 in:チョードリー out:ヴァーディ

 

マンチェスター・ユナイテッド

64分 in:ブルーノ               out:マティッチ

       マクトミネイ      ポグバ

    ルーク・ショー   テレス

    カバーニ      ファン・デ・ベーク

84分 in:アマド・ディアロ out:フレッジ

 

 

データ

 

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(xG:Leicester City vs Manchester United Predictions & H2H | FootyStats)

 

シュート数は11対9でレスターがややリード

しかし意外な事に他のスタッツではユナイテッドが優勢に立っていたようです。

 

また、xGでも僅かな差ですがアウェイチームが上回ったのでスコアの差ほど内容は酷くなかったのかもしれません。

 

ただ、そんな拮抗する試合の勝敗を分けたのは間違いなく失点に直結する凡ミスでマティッチとフレッジの中盤2枚はそれぞれ1失点ずつ見せてはいけないプレーが見られたので本当に悔しい試合でした。

 

 

この試合のベストプレイヤーは間違いなくイヘアナチョ

Embed from Getty Images  

 

得点二つはごっつぁんゴールと言ってしまえばそれまでですが、相性の悪かったマンチェスター・ユナイテッド相手に2ゴール1アシストで全得点に絡み自らの手で勝利を大きく引き寄せた文句なしのMVPです。

ユナイテッドとは同じ街のライバル マンチェスター・シティ出身のプライドを見せつける彼のキャリアでもベストマッチだったのではないでしょうか。

 

守備面でもインターセプト、タックルを2回ずつ成功させたように貢献度が高かったのでユナイテッドのFW陣にも見習ってもらいたい活躍。

 

 

あとがき

 

敗軍の将となったオーレ・グンナー・スールシャール監督は試合後のインタビューでこの試合の選手起用について

 

「いつだって、メンバー選考には理由がある。ブルーノは出場試合数が多い。木曜の夜も(サン・シーロで)フィジカル面、スタッツ面でも個人記録を作った。彼は超人ではない」 「彼だって人間だ。3日あるいは4日おきにプレーしている。それにドニー(ファン・デ・ベーク)とポール(ポグバ)を先発起用するチャンスだった。試合数の多さによる影響があったと言えるかもしれない」 「ブルーノがプレーしたがっているのは知っているが、チームと彼にとって有益な決断をしないといけない時もある」  

-マンチェスター・ユナイテッド公式サイトより-

 

 と語り、毎週のようにミッドウィークに試合がある過密日程の中で主力を休ませるのは致し方のない判断だったとのこと。

これに関しては100%その通りで、だからこそ久々に先発のチャンスを得た選手にはもっと気迫あふれるプレーを期待していました。

 

ファン・デ・ベークは確かにボックス内では一瞬のひらめきを見せて得点に直結するプレーを見せるのですが、如何せんミドルサードでボールを持った時の推進力が不足していて直ぐにバックパスを選択する傾向がこの試合でも強いままだったのでこの部分に関しては彼自身の真価が問われます。

 

チャンスメイクの前の部分でブルーノように効果的なプレーが出来るようになれば得意の裏へ抜け出す動きに味方がパスを出してくれる機会も増加すると思うので良さは残しつつ改善できる部分は変化を加えて欲しい。

 

もう一人心配なのはネマニャ・マティッチ。

以前からスピード不足は指摘されていましたがティーレマンスに決められた2点目の守備を見るとそろそろプレミアリーグの展開の速さに身体がついていけない年齢に差し掛かっているのかもしれないと不安になります。

現在離脱中のフアン・マタが以前のように出場機会を得られなくなったのもそれが理由だと思われるので低迷期を支えたベテラン2人とは今夏でお別れになる予感……

 

CBへ本格的にコンバートするかアンカー専念で縦の動きを減らせばもう少し貢献できると考えていますが、今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドは4‐2‐3‐1以外のフォーメーションを採用した試合は僅か7試合なので今から彼の為に他の陣形を使う事はおそらくないでしょう。

 

 

次の試合は代表ウィークの中断期間を挟んで現地時間4月4日のブライトン戦。

内容と結果の凄まじい乖離が続いていたブライトンでしたがここにきてサウサンプトンニューカッスルに連勝と調子は上向き。

ユナイテッドが押される展開になる可能性も十分ある危険な試合になりそうですが2位キープの為にもここでの勝利は必須です。

 

〈ブライトンのデータについてはこちら〉

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

 

 

それでは、代表戦で誰も負傷離脱しない事を祈りながら終わりにしようと思います

お読みいただきありがとうございました。