いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【 #MUNLEI 】予想。2年ぶりの勝利を目指し攻守の核を欠くレスターを迎え撃つ

ワールドカップ抽選会が今日未明に行われ、各々悲喜こもごもだと思いますが、リーグ戦もそれぞれ佳境を迎えています。

現状、1試合消化の少ない4位との勝ち点差4と翌シーズンのCL出場が危ぶまれるマンチェスター・ユナイテッドレスター・シティオールド・トラッフォードに迎え30試合目を戦う。

 

 

 

 

19/20最終戦以来フォクシーズに勝てていないユナイテッド

 

オーレ2季目、冬にブルーノ・フェルナンデスが加わるまでは24試合で11勝8敗7分けと勝てない試合が多かったこのシーズンのレッド・デビルズ。

 

しかし、先日契約延長が発表されたこのMagnificoに牽引されるかのように最後の14試合を無敗で終えたチームは最終節で当時1pts差につけていたレスターにブルーノPKと後半AT8分のほぼラストプレーのリンガードの追加点で0-2で勝利し、自らの力でCL出場を勝ち取りました。

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あれから1年半以上が既に経過していますが、以降の対レスターは4試合で3敗1分けと一度も勝利しておらず、直近の試合ではデヘアの足元や復帰を焦ったマグワイアのエラーといった今日にも繋がる嫌な失点から惨敗している。

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↪【LEIMUN】詳細

 

 

ただ、その前回対戦でも決勝ゴールを挙げたエースのジェイミー・ヴァーディ、長身を活かしたタックルとインテリジェンスを感じるインターセプトでピンチの芽を未然に刈り取ってきたウィルフレッド・エンディディの攻撃/守備の要は今回怪我の影響により欠場。他にもLBのルーク・トーマスやアタッカーのハーヴィー・バーンズも出場できるか微妙なところなので、欠場者の比較という意味ではホームチームに風が吹いているかもしれない。

 

 

ラインナップ予想

 

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Manchester Evening NewsのSamuel Luckhurst記者は試合前日のスカッドクリスティアーノ・ロナウドが含まれていなかったとTweetしていますが、当日合流のパターンは他の選手でも時々ある事なので、カバーニが再びインターナショナルマッチで負傷した事情も鑑みてCR7はスタメン入りだろうと予想。

 

ロナウドが本当にスカッドから外れた場合はブルーノがフォルスナインとして最前線に入り、ポグバが真ん中でポストプレーをこなす先のマンチェスター・ダービーのような形になると考えられる。

 

レスターの得点チャンスはルックマン、ダカ、ティーレマンス、ヴァーディ、バーンズ、マディソンの6人がその多くを占めており、特に前節ブレントフォード戦でシュートクリエイション7回を記録しFKからゴールも決めたマディソンは最も警戒しなければいけない選手。

 

陣形をコンパクトに保ち、特にDM-CB間にスペースを与えない事を徹底してその後のカウンターからゴールを奪い、早い時間から試合を優位に進めていきたいところ。

 

 

【 #Qatar2022 】ワールドカップ抽選会直前、ポット分けを確認する。

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こんにちは、エイプリルフールのジョークが全く思い浮かばないまま毎年その期限を迎えるステイフ―リッシュです。

(ドバイゴールドCおめでとうございます。最近CMでスポットが当たっている父君を彷彿とさせるような晩成ぶりを見事見せつけましたね。)

 

 

2022年11月より始まるFIFAワールドカップ カタール大会の出場国が各大陸予選の結果を受けて続々と決まり、現時点で32チーム中29チームが既に確定しました。

 

出場国一覧(4月1日時点)

<五十音順>
アメリ(11回目)
アルゼンチン(18回目),優勝2回
イラン(6回目)
イングランド(16回目),優勝1回
ウルグアイ(14回目),優勝2回
エクアドル(4回目)
オランダ(11回目)
カタール(初出場)
ガーナ(4回目)
カナダ(2回目)
カメルーン(8回目)
韓国(11回目)
クロアチア(6回目)
サウジアラビア(6回目)
スイス(12回目)
スペイン(16回目),優勝1回
セネガル(3回目)
セルビア(4回目)
チュニジア(6回目)
デンマーク(6回目)
ドイツ(20回目),優勝4回
日本(7回目)
ブラジル(22回目),優勝5回
フランス(16回目),優勝2回
ベルギー(14回目)
ポーランド(9回目)
ポルトガル(8回目)
メキシコ(17回目)
ロッコ(6回目)

未確定(今後プレーオフ)
1:ウェールズorウクライナorスコットランド
2:ペルーorオーストラリアorUAE
3:コスタリカorニュージーランド

 

 

 

日本はポット3、組み分けの仕組みや想定される4チームの顔ぶれ

 

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Point
  1. 抽選会は日本時間4月2日AM1:00よりドーハで開催。
  2. 組み合わせの基準になるポットは2022年3月31日発表の最新FIFAランキングを参考にする
  3. 開催国+出場国中ランキング上位7チームがPot1
  4. Pot2以降は8チーム区切りで上位から順に分かれる

因みに、最新FIFAランキング上位10ヵ国は以下の通り。

 

1位ブラジル

2位ベルギー

3位フランス

4位アルゼンチン

5位イングランド

6位イタリア

7位スペイン

8位ポルトガル

9位メキシコ

10位オランダ

 

この中で本大会出場を逃したのは昨年開催されたEURO2020の王者イタリアのみで、ロベルト・マンチーニの下で数十試合の無敗記録を達成するなど、近年は充実っぷりを見せていたアズーリプレーオフ準決勝で北マケドニアに敗れ、予想されていたポルトガルとの熾烈な出場権争いの前に姿を消しました。

 

今回も所謂死の組が1~3程度誕生しそうですが、一例としてブラジル、ドイツ、ポーランド、ガーナという4か国になった場合、優勝経験国が2チーム、更に国同士の因縁も含めてとんでもない事になりそう。

 

 

ポット3の日本(FIFAランキング23位)視点で見た場合、開催国カタールは同じアジアなのでPot1残り7チームは全て格上の強敵。ポット2も強力なスカッドを持った国ばかりですが、とりわけ嫌なのがハンジ・フリックがバイエルンから代表の監督へ移り変わって以降無敗のドイツ。

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世界一にも輝いた前任ヨアヒム・レーヴの晩年は、グループリーグ敗退に終わった2018W杯や機能しないフォーメーション(3-4-3)とラインナップに固執し続けラウンド16で敗れたEURO2020など、世界で一番強い代表チームだったとは思えない脆さを露呈していましたが、そのレーヴの黄金期をコーチとして支えたフリックがボスとして戻ってくると、クラブで見せていた素早いトランジションやそれを支える非常に高いDFラインで就任後9試合の平均得点は約3.8。ベトナム戦でも(特に前半)ハイプレスに苦しめられたように、ビルドアップがスムーズではない日本代表は自陣コートから抜け出せないまま試合の大半を過ごす恐れもある。

 

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ポット4ではメキシコ、アメリカを差し置いて北中米予選をトップ通過したカナダを警戒。少し前までのカナダといえば、アティバ・ハッチンソンくらいしか国際的に名の通ったプレイヤーがいなかったという印象ですが、2026年の自国開催W杯(アメリカ、メキシコとの3か国共同開催)に向けて育成への注力を強めたのか近年では既に若手トップ級の評価を受けるアルフォンソ・デイビスやジョナサン・デイビッドを筆頭に続々と優秀な選手を輩出。以前から女子フットボールでは国際大会のメダル常連国でしたが、あと10、20年もすれば男子でもそのような強豪国なっているかもしれない。

 

 

 

【 #PORMKD 】ブルーノの2ゴールで6大会連続本戦出場を決める!!

主力を欠いた守備陣に一抹の不安を残しながらもトルコに3-1で勝利し決勝へ進んだポルトガル代表。

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↪【PORTUR】

 

日本時間3月30日早朝、カタールW杯への切符をかけた欧州予選プレーオフファイナル2試合が行われ、ユーロ王者イタリアを下し波に乗る北マケドニアポルトガルが2-0で下し本戦出場を手繰り寄せました!!

 

 

 

 

スタメン

 

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ベンチ入りポルトガル
1パトリシオ、4ヴィチーニャ、5R.ゲレイロ、6J.フォンテ、9アンドレ・シウバ、12ジョゼ・サ、14W.カルバーリョ、15R.レオン、17ゲデス、18M.ヌネス、21セドリック、23J.フェリックス

北マケドニア
2トドロスキ、3アシュコフスキ、4リステフスキ、11チュルリノフ、12ナウモフスキ、15セラフィモフ、16B.ニコロフ、17ダヴィッド・バブンスキ、18ドリアン・バブンスキ、20スピロフスキ、22シーシュコフスキ、23ミオフスキ

 

出場停止空けのカンセロ、コロナ陰性が確認されたペペがスタメン復帰のポルトガル

特に10年以上最終ラインを支え続けた後者がこの決勝戦に間に合ってくれてサポーターは安堵している事でしょう。中盤以降は前回と同じ陣容、トルコ戦1G1Aとインパクトを残したオタビオは2戦連続で得点に絡みチームの本大会出場と自身のメンバー入りに向けて更なるアピールをしたい。

 

北マケドニアは昨年のEURO2020を以ってゴラン・パンデフが代表引退、国際的知名度のある選手はそう多くありませんが、日本のフットボールファンに馴染み深いバブンスキ兄弟は共にベンチ入り。エルマス、バルディ、トライコフスキといったアタッカーの鋭いカウンター攻撃を甘く見るとポルトガル代表もアズーリのように痛い目を見るかもしれない。

 

 

試合内容

 

前半

 

会場はトルコ戦に続きFCポルトのホーム エスタディオ・ド・ドラゴン。

主審はプレミアリーグファンにはお馴染みのアンソニー・テイラー。

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1分、キックオフ直後にいきなり右サイドを突破されたポルトガルですが、ダニーロカバーリングでボックス内への侵入は回避開始早々の失点は避けます。最初の5分はマケドニアがポゼッションで優位に立ち、イタリアを破った勢いをドラゴンでも遺憾なく発揮。

 

6分、ポルトガルは左サイドヌーノ・メンデスから低く速いクロスがニアサイドに入りディオゴ・ジョタがDFの背後からシュートを狙いますがあと一歩足が届かず。北マケドニアの寄せが早く、ベルナルドやブルーノが余裕をもってボールを受けられるシーンはほとんどありません。

 

14分、北マケドニアゴールキックの競り合いを制したポルトガルのカウンター。

ベルナルド→ロナウドへスルーパスが通り、ボックス内真ん中やや左寄りでシュートモーションに入ったCR7の左足シュートはファーポスト目掛けて進んでいきますが、僅かに枠を逸れ最初の得点チャンスでスコアが動く事はありませんでした。

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20分、メンデスとロナウドの意図が噛み合わずパスがズレると、すかさず北マケドニアはカウンターに移行しRBステファン・リストフスキのクロスにLBアリオスキがダイレクトボレーで合わせますが、距離が離れていた事もあってコントロールし切れずボールは枠を捉えません。

 

24分のセレソン・ダス・キナスはブルーノの蹴ったCKにジョタがファーサイドで地面に叩きつけるヘディングシュートでゴールを狙い、バウンドしたボールは僅かにゴールポストの上。

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32分、ロナウドが2人のマークに挟まれボールを失いカウンターを喰らいかけたポルトガルですが、S.リストフスキのサイドチェンジを狙ったボールがミスパスとなってこれをブルーノがワンタッチで前に残っていたロナウドへ預けると、ロナウドから折り返しを貰ったブルーノがスピードを落とし冷静にゴール左隅を撃ち抜いてポルトガル先制!!

 

クリスティアーノとの共存についてネガティブな意見が絶えない世界屈指のプレイメーカーでしたが、批判を一蹴する2者の連係プレーでワールドカップ出場に大きく近づいたポルトガル

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36分にはそのブルーノとカンセロ、オタビオの3人のパスワークで右サイドを崩すと、カンセロからロナウドを狙ったクロスは少し大きくなりますが、今度はロナウドがアウトサイドで中に折り返してチャンスメイク。

 

43分、ピッチ中央をダイレクトプレーで突破した北マケドニアですが、エリフ・エルマスとの1on1をペペが制しシュートには至りません。

 

相手をほとんど自陣ボックス内に入れる事無く試合を進めた前半のポルトガル

トルコ戦ではパスミスや裏を取られるシーンが目立ちフォンテと共に低調なパフォーマンスだったダニーロもこの日は空中戦やパスカットからの攻撃参加と随所に良いプレーがあり、懸念された守備の不安は杞憂に終わった前半45分でした。

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余談

ハーフタイムに丁度アフリカ予選のセネガルvsエジプトが佳境を迎え、PK戦に突入していたのでそちらも確認していましたが、レーザーポインター地獄でこれが同じスポーツなのかと思わずにはいられなかった……

 

 

後半

 

ポルトガルはペースを落とし、追加点を積極的に狙いに行くというよりはリードを守る事を最優先しリスクをかけた攻撃をしないようになったので、両チームにらみ合ったまま時計の針が進みます。

 

65分のポルトガルはカンセロのパスが引っかかって低い位置でボールを奪われますが、ペペがエニス・バルディの足元からボールを弾いて逆にカウンター始動。

このボールを回収したブルーノが59分よりピッチに入ったチュルリノフのスライディングタックルをキックフェイントで交わし、そこからベルナルド→ジョタと中央から左へボールを動かし最後はジョタのアーリークロスにブルーノが自ら飛び込んでこの試合2点目の待望の追加点をマーク。

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79分には14番ヴェルコフスキのロングボールが前線のスペースに通り、エルマスとペペがボックス内で1on1。少し足元からボールが離れた瞬間に刈り取ったペペが勝利し、クリアボールを高い位置で奪い返した北マケドニアに再度チャンスが訪れますが、今度はダニーロがつま先を伸ばしてカット。

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その直後、最終ラインに2枚を残し前掛りになっていた相手にポルトガルのカウンターが炸裂。ウィリアン・カルバーリョのロングパスが左サイドのブルーノ前方へ通りますが、ブルーノからラストパスがロナウドへ渡る寸前でヴェルコフスキが間一髪クリア。

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試合はこのまま2-0ポルトガル勝利で最後の瞬間を迎え、日韓W杯から6大会連続となる本戦出場が決定!!

 

2ゴールに加えチャンスメイクも最多のキーパス4本と正に天衣無縫の活躍を見せ、満場一致でMoMのブルーノ・フェルナンデス。Fabrizio Romanoによればクラブと新たに2027年6月までの新契約で合意したとのこと。

 

 

ハイライト

 

 

 

ゴール⚽32分:ブルーノ・フェルナンデス(👟クリスティアーノ・ロナウド)
65分:ブルーノ・フェルナンデス(👟ディオゴ・ジョタ)

 

選手交代

 

ポルトガル

77分 オタビオ🔁W.カルバーリョ

77分 ジョタ🔁R.レオン

87分 ベルナルド・シウバ🔁J.フェリックス

88分 ブルーノ🔁M.ヌネス

90⁺¹分 モウチーニョ🔁ヴィチーニャ

 

北マケドニア

46分 M.リストフスキ🔁ミオフスキ

59分 トライコフスキ🔁チュルリノフ

75分 コスタディノフ🔁アシュコフスキ

87分 E.エルマス🔁B.ニコロフ

 

 

データ

 

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あとがき

 

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ユナイテッドの選手ではリンデロフ、エランガのスウェーデンポーランドとのプレーオフファイナルで敗れ本大会出場を逃してしまった事は残念ですが、ロナウドをワールドカップで今回も観れるというのは素直に嬉しい。

 

モチベーションという意味でもここで負けるのと勝つのではいくらプロフェッショナルとはいえクラブに戻ってからの熱量に影響が出ていたと思うので、今度はレッド・デビルズのCL出場権獲得という困難なミッションを是非彼らのゴールラッシュで切り開いて貰いたい。

 

 

【 #PORTUR 】帰化組が大活躍。次戦は番狂わせで勢いづく北マケドニアとの大一番

季節の変わり目、気温の変動が激しく花曇りの続くここ数日。

四季を蕁麻疹で体感する私としては、案の定湿疹がいたるところに出て苦しめられましたが、それもようやく収まってきて何とか再始動できるところまでやってきた。

 

 

 

アジア予選を戦う日本代表では、三笘薫選手が短い出場時間で決定的な仕事を果たし、一躍普段クラブの試合を見ない層からも絶大な支持を集めるに至りましたが、マンチェスター・ユナイテッドの選手が3名招集されるポルトガル代表でも助っ人が重要な得点に絡んで負けらない試合をモノに。

 

 

 

 

ポルトガルは順当に勝利。決勝はアップセットの北マケドニア

 

試合内容

 

FCポルトのホーム エスタディオ・ド・ドラゴンでトルコ代表とのプレーオフ準決勝を戦ったポルトガルチーム。

 

クリスティアーノ・ロナウド、ブルーノ・フェルナンデス、ディオゴ・ダロトのユナイテッド組は全員先発スタートで、序盤はミドルレンジ以上のパスが悉くラインを割るトルコを尻目にベルナルド・シウバ、ブルーノ、ジョアン・モウチーニョのテクニカルな中盤がボールを動かし主導権を握っていきます。

 

11分、右サイドからブルーノの蹴ったFKに合わせたディオゴ・ジョタが得点チャンスを迎えますがシュートは枠上。最初の決定機を逃したセレソン・ダス・キナス(代表チームの愛称)でしたが、続く15分には右サイドでのポゼッションからモウチーニョが意表を突く右足アウトのスルーパスロナウドへ通しボックス内に侵入すると、そこからオタビオを経由しペナルティアーク付近からベルナルドが強烈なミドルシュート

 

強烈一閃はポストに当たり右サイドへ流れますが、こぼれ球を角度の厳しい位置からオタビオがゴールに押し込んで先制!!

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リード後はトルコが出足の遅いフォンテ、ダニーロポルトガルCB2人の裏にターゲットを絞り、それ以外に自陣での迂闊なパスミスも出始め怪しい展開になりますが、42分にDFを背負ったロナウドがその股下を抜くダイレクトパスをオタビオに通しカウンターの起点になると、久々に高い位置でボールを保持できたポルトガルはオタビオファーサイドを狙ったロブパスにジョタが強烈なヘディングシュートで合わせ2点目。

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後半に入り65分、ポルトガルはハーフウェー付近でボールを奪われると中央のスペースをトルコにパスワークで崩されブラク・ユルマズが反撃の狼煙を上げます。柱のペペ、ルベン・ディアス不在、更にはアンカータイプを起用しなかった事もこの失点に影響を及ぼしていたのかもしれない。

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更に82分には自陣ボックス内でフォンテが途中出場エネス・ウナルの右足を下から蹴り上げてしまいPK献上。キッカーは既にゴールを決めていてクラブではチームメイトでもあるユルマズ。しかしながらゴール右上を狙ったボールは無情にも枠を超えて観客席を目指して飛んでいきミスキックとなってスコアは2-1のまま。

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首の皮一枚でリードを保ったポルトガルはATにラファエル・レオンのスルーパスからマテウス・ヌネスが3点目を奪い、途中出場の2人の活躍もあって試合を決めることに成功。更にタイムアップ直前にはロナウドクロスバー直撃のシュートもありましたが得点にはならず、3-1でポルトガルが決勝に駒を進めています。

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ハイライト

 

 

 

 

感想

 

 

この試合、ポルトガルのフォーメーションを4-1-3-2と表記している媒体が殆どですが、流れの中ではジョタLW、ロナウドCF、オタビオRWの4-1-2-3になっている事が多かったです。

 

一方のトルコはポルトガルアタッカー陣を警戒してなのか、あまり使ってこなかった5バック気味のスタイル。

 

ホームチームとしてはミラーマッチ気味でベルナルドにマンツーマンで付かれる方が嫌だったかもしれない。また、先制ゴール+2点目のアシストを記録したオタビオ、ダメ押し点のヌネスは共にブラジル代表への参加が噂されながらポルトガルを選んでくれた選手なので、彼らがその実力を発揮くれたのは本当に嬉しい。

 

フォンテ+ダニーロのCBはビルドアップで苦労するシーンも散見されましたが、クラブでアルゼンチン代表常連のアグスティン・マルチェシンからポジションを奪ったディオゴ・コスタが2キャップ目とは思えない落ち着いたパスワークとセービングでそれをフォロー。ルイ・パトリシオ、ジョゼ・サといった実力者達とは世代が離れているので、次の守護神は彼で安泰か?

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スイーパーGKの育成ではポルトガルが世界でも1、2を争う最先端だと勝手に思っている。

 

 

反対側の山ではイタリアが北マケドニア相手に30本越えのシュートを浴びせながらノーゴール、後半ATにトライコフスキのゴラッソで失点し敗れるという波乱が起こり、勢いに乗るとはいえユーロ優勝国よりは与しやすい相手とのプレーオフ決勝になった。

次の大一番でも複数得点の勝利に期待がかかる。

 

 

 

※決勝は日本時間3月30日(水)早朝3:45キックオフ予定

 

 

【 #FPL 21/22 】Gameweek30 動かざること山の如し

 

前節、Gameweek29はこちら

 

宣言通り前回までのスカッドを維持したままお祈りでGameweek30を迎えました。

後々振り返れば、流石にキャプテンを変更し忘れるというのは動かなすぎなようにも思いますが、1名の選手の貢献で狙い通りこの嵐をやり過ごす事が出来ました。

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スカッド&マッチアップ

 

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ブカヨ・サカがアストンヴィラ戦でこの試合唯一の得点を挙げ、バイスキャプテンにしていたので11×2で22Pts獲得。他の3名(キルマンは出場せず)は厳しい収支となったものの、この貯金のお陰でほぼアベレージという所で落ち着いた。

 

 

クラブ

 

(スタメンのみ)
アーセナル:サカ
トッテナム:レギロン
ウルブス:サ
アストンヴィラ:キャッシュ

 

IN:なし
OUT:なし

 

 

対戦カード

 

 

 

遂に個人ランキングでTOP10入り。名実ともにアーセナルの柱になりつつあるサカ

 

 

 

Gameweek30、アーセナルの今季PL28試合目はブカヨ・サカのシーズン9ゴール目でアストンヴィラを下し1試合消化の多い5位トッテナムとの勝ち点3、6位マンチェスター・ユナイテッドとは勝ち点4差。

 

過去数年チームの象徴的存在であったピエール・エメリク・オーバメヤンを冬のマーケットでFCバルセロナに放出したガナーズですが、彼の次にクラブの王に君臨するのはこの若きレフティーになりそうです。

 

19/20はリーグ戦1G5A、20/21は5G3Aときて今季は28試合で既に9G5Aといずれもキャリアハイ。今のペースでゴール&アシストを積み上げた場合、シーズン終了時の成績は12~13G+6~7A。このままいけば得点関与が20に到達しそうな見込みで、仮にそうなったとすればアーセナルでは19/20のオーバメヤン(22G3A)以来2季ぶりの達成となる。

(因みに、昨季はアレクサンドル・ラカゼットの15〈13G2A〉が最多)

 

また、FPLの個人獲得ポイントでも今節の+11PtsでTOP入りを果たしました。

上位勢は脂の乗った年齢に差し掛かる選手が占める中、齢20の彼がここにランクインしているのは偉業と言っても差し支え無いと思う。

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Fantasy Premier League 公式より。
(Gameweek30時点)

 

 

あとがき

 

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残り10節という事で今の状態を振り返ってみようと思います。

全体順位は500万位以下、予算も当初の£100M→97.3Mと2.7M減らしており、端的に言えば失敗のシーズン。。。

 

資金の方をここからプラスに持っていくのは困難だと思うので、まずは順位を500万位より上に押し上げて毎節アベレージ+10点という所を目標にしたい。

 

 

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FPL-記事一覧

 

 

 

【 #マスターデュエル 】ライトロードでプラチナTier1到達

今日3月23日から始まるイベント N/Rレアリティフェスティバルで使うデッキはまだ未定の決闘者(@KeVLf3UVa5SKK0d)です。

 

 

ランクマッチ3か月目にして遂にプラ1までやってきました!!

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デイリー報酬のために1日3勝を目途に続けてきましたが、今月は途中で10連勝を挟むなど調子が良かったので中旬から本格的にTier1を視野に入れて戦い始め、最後は先攻ドラグマに芝刈り始動を決めて物量差で押し切り、相手のサレンダーにより昇格決定。

 

 

 

 

デッキ紹介

 

 

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これはカードゲームに限った話ではないと思いますが、戦い方を考える際に初めにぶつかるのが強みを伸ばすか、弱点を減らすかのどちらを優先するかという問題。

私は基本的にストロングポイントを極めたいタイプなので、ライトロード最大の武器である爆発力を最優先し手札誘発は採用0としました。

 

また、SNSなどで見た限り展開の1番目になるカオスルーラーへ繋げられるサイフレームγは採用するライトロード使いも多いように感じましたが、60構成で2枚入りのカードを初手に引く確率は16%程度。γの効果を活かすにはそれにプラスして初手に芝刈り,援軍等の魔法カードも手札に存在する必要があるのでその効果をフルに発揮できるケースはあまり多くありません。

 

 

レシピ

 

●メインデッキ(60枚)

 

モンスター(40枚)

 

ナイトエンド・ソーサラー×1
ライトロード・サモナー ルミナス×3

ライトロード・メイデン ミネルバ×2

トワイライトロード・シャーマン ルミナス×3

未界域のジャッカロープ×2

ライトロード・マジシャン ライラ×1

ライトロード・ビースト ウォルフ×2

輝白竜 ワイバ―スター×2

黒竜 コラプサーペント×2

ライトロード・アサシン ライデン×3

ライトロード・アーチャー フェリス×1

妖精伝姫-シラユキ×2

未界域のチュパカブラ×1

未界域のモスマン×1

輝光竜 セイファート×1

混沌のヴァルキリア×1

雷電龍-サンダー・ドラゴン×2

雷鳥龍-サンダー・ドラゴン×1

雷獣龍-サンダー・ドラゴン×2

亡龍の戦慄-デストルドー×1

未界域のネッシー×2

裁きの龍×1

混源龍レヴィオニア×1

終焉龍 カオス・エンペラー×1

混沌の創世神×1

 

魔法カード(20枚)


おろかな埋葬×1

闇の誘惑×3

ソーラー・エクスチェンジ×3

光の援軍×3

錬装融合×1

強欲で貪欲な壺×2

隣の芝刈り×3

混沌領域×2

禁じられた一滴×2

 

●EX(15枚) 

 

超雷龍-サンダー・ドラゴン

ヴァレルロード・S・ドラゴン 

混沌魔龍 カオス・ルーラー 

ライトロード・セイント ミネルバ

No.41 泥睡魔獣バグースカ 

水晶機巧-ハリファイバー 

トロイメア・フェニックス

I:Pマスカレーナ 

ユニオン・キャリアー

照耀の光霊使いライナ 

神聖魔皇后セレーネ 

鎖龍蛇-スカルデット 

召命の神弓-アポロウーサ 

アクセスコード・トーカー

閉ザサレシ世界ノ冥神 

 

 

芝刈りが通ればイージーウィン。

他のパターンはドロー&墓地肥し札があるならまずはそれを使い、ライデンorフェリス+☆4でカオスルーラー始動の場合が殆ど。これという決まった展開はありませんが、自分のデッキの場合、上に張った画像のルートに何処かのタイミングで入ればだいたいこんな盤面でターンを返す事になります。

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決まったルートが無いという事はつまり、安定感には欠けると言いかえる事が出来ますが、何十戦何百戦と使用するデッキにおいて毎度毎度同じ解法しか無いというのは飽きに繋がりやすい要素なので、ランダム性を残しつつ選択肢を誤らなければ環境クラスに劣らない先攻制圧盤面を形成可能、後手では制圧を突破し1ターンキルが可能なライトロードは極めてマスターデュエル向きのデッキだと思います。

 

 

ルミナスループとリンク2

 

白ルミことライトロード・サモナー ルミナス

①:1ターンに1度、手札を1枚捨て、自分の墓地のレベル4以下の「ライトロード」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。②:自分エンドフェイズに発動する。自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。

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黒ルミことトワイライトロード・シャーマン ルミナス

①:1ターンに1度、自分の手札・墓地から「ライトロード」モンスター1体を除外し、「トワイライトロード・シャーマン ルミナス」以外の除外されている自分の「ライトロード」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。②:1ターンに1度、このカード以外の自分の「ライトロード」モンスターの効果が発動した場合に発動する。自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。

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ルミナス2種類を使った特殊召喚ループは

黒⇒白:

白⇒黒:

白⇒白:

黒⇒黒:

という事を覚えていればそれほど難しくはありません。

ループの理想は黒スタートで黒→白→黒と手札1枚消費で3体+次の特殊召喚権を残しているパターンで、前2つの黒白を適当なLINK2に変えれば墓地に落ちた白を2枚目の黒で拾い再び同じ展開が続きます。

 

リンク2の中で相性が良いと感じたのはトロイメア・フェニックス、トロイメア・ケルベロス、I:Pマスカレーナ、ユニオンキャリアー、そして後攻捲り&魔法使い不在時の保険として照耀の光霊使いライナ。特にフェニックス、マスカレーナ、キャリアーの3枚は必須レベルだと思う。また、1サイクルでセレーネをリンク召喚できるので、複数枚積んでリセットを挟みつつソリティアを続ければ増殖するGを打たれた際のデッキ切れ勝利も現実的な選択肢たり得ます。

 

注意点として、白ルミは効果発動の為に墓地にライトロード1体以上、黒ルミは除外ゾーンに黒ルミ以外のライトロード1体以上が必要。特に黒ルミはうっかり条件を忘れてしまう場合もあるので、役割を終えたウォルフ、3積みが多く1枚ならば除外にいても問題ないライデンなどを予め除外しておきたい。

 

 

他のカードの使い方に関しても纏まったら追記します。

 

 

黒竜の使いどころ

 

簡単にまとめると

 

①カオスルーラーのシンクロ素材で片方使用

②その後のソリティア始動になるリンク素材(スカルデット、セレーネなど)でもう片方。前者の場合はサーチした白黒竜を4枚ドロー3枚戻しの効果でデッキに戻す。

③ただし、白黒竜を使わなくても②まで到達する場合はニビルケア等を考慮して温存するのもアリ

 

 

光闇混合デッキ-通称カオスには必須級ともされる輝白竜ワイバ―スターと暗黒竜コラプサーペントのセット。

 

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それぞれがフィールド上から墓地に送られた際に互いをデッキからサーチできる効果を持っているので、白黒いずれか特殊召喚→リンク1ヴァレット・ドラゴン→白黒サーチから特殊召喚というお手軽アド稼ぎは主にサンダードラゴンデッキ等でよく見られます。

 

そして、カオス軸ライトロードの場合はカオスルーラーのシンクロ素材にして片方を呼び込み、その後もう一方を場に出して次のリンクモンスターの素材にするというのが黄金パターン。

私の場合は先述のようにルーラー→スカルデット→セレーネ→ウーサ→リンク2を2体→サベージ→超雷龍という大まかな展開を設定しているので、スカルデットの手札リセット(4枚ドローから3枚戻し)のタイミングで手札にある召喚済み白黒竜をデッキに戻す事を意識しています。

 

チェーンの組み方はチェーン1にEX、チェーン2以降に素材にしたモンスターという順番を絶対に守って下さい。

 

例えば、ライデン+ワイバ―スターでルーラー→チェーン1ワイバ―スター効果チェーン2ルーラー5枚めくりとした場合、運が悪いと5枚の中にコラプ2枚が含まれるケースがあります。ライトロードの展開は手札消費が激しいので、この1枚が後々勝敗に直結する差になる事も多い(実体験)。

 

また、スカルデットのタイミングではおおよそ白黒竜を両方1度特殊召喚した後なのでターン1制限のある特殊召喚が活きるのは次ターン以降。ここでチェーンの組み方を反対にすると腐ってしまう札を1枚抱える事になる。

 

但し、光の援軍でウォルフ+闇の誘惑で雷獣龍の除外効果発動など、序盤の回転が良くスカルデットまでに白黒を使わなくてもいい場合は、アポロウーサまでにニビルを喰らう可能性も考慮して温存する事もあります。

 

幸いな事にニビルのトークンは光属性なので、トークン+白黒で照耀の光霊使いライナ→ライナ+1体でセレーネルートに復帰可能です。それ以外にもシラユキが墓地にいれば容易に魔法使いを用意できるので、中盤以降に打たれるケースが殆どなニビルへの耐性は極めて強いデッキだと考えています。

 

(反面、灰流うららには滅法弱い。初動魔法1枚或いはライデン始動のとき、最低でも墓地3枚肥しの光の援軍以外にうららを打たると無残な盤面でターンを明け渡すことになります。。。)

 

 

初手の優先順位

 

大枠では魔法→モンスター

 

魔法カードの順番で意識している事は相手の手札誘発を透かす、或いは打たれた際のダメージが小さいものから使用するようにしています。

(割と遭遇するライデン始動+特殊召喚可能な☆4が手札にいないケースではウォルフ神頼み)

 

私のデッキでは

  • 隣の芝刈り
  • 光の援軍
  • 闇の誘惑
  • おろかな埋葬
  • 強欲で貪欲な壺
  • ソーラーエクスチェンジ
  • 混沌領域

計7種17枚の展開初手となる魔法を入れていますが、灰流うららを打たれた際に受ける手札消費の損で分類します。そうすると上5種は発動したカードが効果を無効にされそのまま墓地行きで-1、下2種は魔法+手札コスト1枚で-2となります。

 

それ故、赤と紫がそれぞれ手札にあって共に使用できる場合、基本的にはダメージの少ない赤で様子を見てから紫というのを守っています。ただ、隣の芝刈りに関してはこれを通せばチープウィンになる場合も多いので、リスクを負っても紫→赤の順番で使う事もある。

 

また、赤枠の中では最低限山札から上3枚を墓地に送る事が出来る光の援軍が断然トップ評価。芝刈りの爆発力には劣りますが、このカードが一枚初手にいるだけで先述の制圧盤面まで到達する場合が多い。

 

一方、60枚デッキであろうが1ターンで全て墓地送りに出来る回転力を持つライトロードにおいて、強欲で貪欲な壺,通称-強貪は効果が通っても逆に自分のデッキ切れ敗北を頭の片隅に置く必要があるので、とても繊細なカードと言える。

(シラユキ複数枚、白ルミ3枚裏側除外などの裏目はレアケースなので考えないようにしているが……)

 

例えば、黒始動のルミナスループでは黒1→白1→黒2の順番で3体目を召喚すると、白1の効果発動により黒1の山札3枚↪黒1効果発動で黒2の山札3枚。

計6枚デッキから墓地へカードが送られます。(ループ2週目以降は2体につき3枚)

 

このサイクルだけで12~15枚の墓地肥しが行われるので、強貪+ルミナスループのみで25枚が山札から消える。更に強貪のドローやサイクル途中の手札補充(混沌領域、錬装融合)でドローパーツを引けばあっという間に残り山札は1ケタ台へ突入するでしょう。

 

ループ型ライトロードの最終盤面がそう容易く突破されるとは思いませんが、罠耐性はあまり高くないので、相手のデッキがメタビ系統だと判明した時は展開の止め時(山札を残す)の的確な判断が求められる。

 

 

【 #Premierleague 】 #Everton の大不振。降格未経験のクラブがまた1つ減る?

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プレミアリーグ設立から30年、一度も降格を経験した事のないクラブは21/22シーズン開幕時点で8クラブ存在します。

 

 

(五十音順)

 

このうち、ブライトンは17/18、ブレントフォードは今季(21/22)からの参戦なので、リーグ創設時から在籍している中で降格未経験のクラブはアーセナルエバートンチェルシートッテナム、マン・ユナイテッド、リバプールの6クラブとなります。

 

今やリーグで最も安定してタイトルを獲得するチームとなったマンチェスター・シティは2度降格を経験、アストンヴィラウエストハムニューカッスルといったリーグの中でも人気・知名度の高いクラブでも下部ディヴィジョンへの転落を既に経験しており、この競争力の高いリーグで常に生き残り続けるという事はそう容易い事ではありません。

 

マン・シティを除くBIG6の面々と共にこの栄誉あるメンバーの一員となっているエバートンですが、今シーズンはそれがと絶えてしまうかもしれない絶体絶命の危機に晒されています。

 

 

 

 

得点力不足解消のメドは立たない

 

8月にはラファ・ベニテスが月間最優秀監督の候補にノミネート、シーズンが始まって最初の公式戦10試合は5勝3分け2敗(引き分けの内1試合はカップ戦のPK戦負け)とスロースタートがお馴染みになっていたトフィーズにしては順調な滑り出しを見せましたが、10月、11月と2ヶ月連続でプレミア3連敗を喫するなどその後は急速に成績が下降。

ベニテスは年明け1月16日付で監督を解任され、後任には昨季途中までチェルシーを率いていたフランク・ランパードが就任。

 

 

得点力不足が目立つチームの立て直しを図るべく前任者よりも攻撃的スタイルを好むランパードが選ばれたのだと推測していますが、新指揮官になってからも得点はおろかその機会すらままならないというチームの傾向は続いており、understat.comによればランパードの下で戦ったリーグ戦7試合のうちゴール期待値が1.0を超えたのは3-0で勝利した2月13日のリーズ戦(H)1試合のみ。ランパード初采配の日から3月21日までの期間で区切るとxGノリッジに次いでリーグ19番目の低水準で、ついでにxGAもワースト4番目と厳しいデータが並びます。

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参照:

EPL xG Table and Scorers for the 2021/2022 season | Understat.com

 

チーム内トップスコアラーもデマレイ・グレイの5ゴールに留まり、前シーズンPK無しで16ゴールのドミニク・キャルバート=ルーウィンをつま先の負傷で長らく欠いたダメージは大きい。また、チームの中で供給役だったギルフィ・シグルズソンハメス・ロドリゲス、ルカ・ディーニュを1人目は名前を明言する事は出来ませんが性的暴行の疑惑、残り2名はそれぞれ夏の市場と冬の市場で放出した事もあり、今のエバートンにはチャンスメイカーも不足しています。

 

特に前指揮官との不和が一因でチームを離れたとも伝えられるディーニュに関しては彼のヴィラへの移籍が決まってすぐにベニテスの方も解任されたという顛末を見てもチームの混乱がよく現れており、加入からの3季でリーグ戦22得点に直接関与した一流のLBをこのような形で失ったのは率直に言ってフロントの大ポカと言わざるを得ない。

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穴埋めとしてマン・ユナイテッドからドニー・ファン・デ・ベークをローン、トッテナムからデレ・アリを完全移籍で獲得しましたが、加入直後に個でチームを一変させたブルーノ・フェルナンデスようなケースはごく稀。現状アリはバックアップ止まり、VDBは継続的に出場していますが未だ得点関与は無し。

 

 

残り対戦相手

 

FAカップ準々決勝でクリスタルパレスに4失点の大敗をしたので残りはリーグ戦のみ。

内訳はホーム5試合アウェイ6試合で、順位の近いクラブとの対戦はワトフォード、バーンリー、ブレントフォードの3試合を残しています。

 

リーグ再開後1ヶ月の試合日程

 

30節 ワトフォード(A)

31節 ウエストハム(A)

19節 バーンリー(A)※

32節 マンチェスター・ユナイテッド(H)

33節 クリスタルパレス(H)

18節 レスター(H)※

34節 リバプール(A)

35節 チェルシー(H)

・・・

 

※:新型コロナによる延期分

30節のワトフォード戦、33節のクリスタルパレス戦はカップ戦との兼ね合いでスケジュール調整が入るので開催時期未定。

{前者は恐らく4月9日(vs Man Utd)~20日(vs Leicester)の間に入り、後者は4月最終週以降の可能性が高い}

 

まずはターフ・ムーアでのバーンリー戦が最初の山場。

同地における過去5シーズンの戦績は1勝1分け3敗と負け越していますが、降格枠3つ目を争うであろうクラレッツとの試合はいわば6ポインターズであり、この試合で勝った方が残留すると言っても過言ではない重要な1戦。

 

そして、34節のマージーサイド・ダービーはそこから続く強敵続きの最終盤の入り口でもあり、昨季に続いてアンフィールドで勝利を奪えればチームの士気も最高潮に達する事はまず間違いない。ただ、2022年に入り1敗しかしていないユルゲン・クロップのチームに土を突けるのはそう容易いミッションではありません。

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少し前の記事で私はエバートンを今季の降格3枠の1つとして予想しましたが、彼らがこのまま浮上の気配を見せずに降格するとなると何だか少し寂しい気持ちになります。

 

もしかすると、同じ街のライバルが大成功を収める一方で様々なゴタゴタに足を引っ張られ続けるというクラブ事情にマンチェスター・ユナイテッドのファンとして親近感を抱いているのかもしれない。

 

 

 

【 #FPL 21/22 】Gameweek29 キャプテン不在の危機をCR7ハットトリックで乗り切る。

21/22ファンタジープレミアリーグ Gameweek29の記事です。

 

前節、Gameweek28はこちら

 

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ポイント2倍のブルーノを欠き、バイスキャプテンのサカにその役目が引き継がれたGameweek29。MUNTOT前に彼の欠場が伝えられた時は終わりかと思いましたが、終わってみればロナウドを筆頭に皆ゲーム内得点を稼いで想定を越える良い節となった。

 

 

 

 

スカッド&マッチアップ

 

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バックライン+GKは5人で32Pts、1人当たり6.4点と見事な活躍で、唯一ポイントを伸ばせなかったキャッシュも前の2節の貯金を考えれば全くもって許容できるのでここは完全にプラン通り。

 

キャプテンに設定したブルーノが体調不良で欠場したMFはサカ5Pts(キャプテンボーナスで2倍)、フレイザー4Pts、グレイ5Ptsで、全員2試合開催だった事を踏まえれば少し物足りなさは残りますが、こちらも最低限はこなせたと思う。

 

そしてFWはクリスティアーノ・ロナウドハットトリックに尽きる。

他2名がスコアを伸ばせなかった中でトッテナムから3ゴールを奪い、観戦していたNFLのレジェンド トム・ブレイディが翌日現役復帰を表明する程のビッグインパクトをオールド・トラッフォードで残しました。

 

アベレージ越えはなりませんでしたが、個人的には満足。

 

 

クラブ

 

(スタメンのみ)
ニューカッスル:サン=マクシマン、フレイザー
マンチェスター・シティ:カンセロ
アーセナル:サカ
マンチェスター・ユナイテッドロナウド
トッテナム:レギロン
ウルブス:キルマン
アストンヴィラ:キャッシュ
ブライトン:ロベルト・サンチェス
エバートン:グレイ
ワトフォード:デニス

 

IN:ライアン・フレイザー、ブカヨ・サカ
OUT:ジャロード・ボーウェン、エミール・スミスロウ

 

好調のニューカッスルからコストが安く、エディ・ハウ体制になってからスタメン出場の続くフレイザー、そしてスミスロウとサカのアーセナル同士のトレードで1枠の合計2選手を入れ替え。大きな期待と共にチームに加えたボーウェンは3節の在籍で僅か5Ptsと補強としては大失敗になってしまった。。。

 

 

対戦カード

 

 

 

49回目のハットトリックで得点ランク2位浮上(現在は3位)。CR7に年齢の壁はない

 

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プレミアリーグ公式より

 

17日のARSLIVで同国の後輩ディオゴ・ジョタがゴールを決めたので現在は3番手ですが、先週末の時点ではサディオ・マネと並びスコアラーランキングで2位につけたロナウド。ランキング15位までの選手を見ても、30歳までの選手が13人とベテラン選手にとってはタフな環境である事が一目瞭然のプレミアでアラフォーの彼がこの位置につけているのは流石の一言。

 

勿論、守備の負担を考えるともう少しゴールが欲しいというのが本音ですが、ラルフ体制になってからはプレスに関しても前より1試合当たりの回数が増加。フィニッシャーに徹している事から機会が少ないものの、チャンスメイクも一流なのでシーズン終了時にリーグ戦の得点関与数を20に乗せる確率は十二分にあると思います(現在は12G+3A)。

 

ハットトリック達成のスパーズ戦についてはこちら

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↪【MUNTOT】詳細

 

プレミアリーグにおける最年長ハットトリックはユナイテッドの3冠メンバーの1人でもあるテディ・シェリンガムの37歳146日。今回は100日ほどこの記録に及びませんでしたが(37歳35日)、Optaの統計によればこれがCR7のクラブキャリアで49回目の1試合3得点とのことなので、50回目のハットトリックとプレミア最年長記録を同時更新する瞬間を見られるかもしれません

(勿論、次の試合で直ぐに3得点を達成してくれることが理想的ではある)

 

 

動かざること山の如し、Gameweek30は我慢

 

Gameweek30 対戦カード一覧

  1. ウルブスvsリーズ
  2. アストンヴィラvsアーセナル
  3. レスターvsブレントフォード
  4. トッテナムvsウエストハム

 

故其疾如 其徐如 侵掠如 不動如 難知如 動如雷 掠郷分 廓地分 懸權而 

 

風林火山の原文にはこのように有名な4つ以降にも続きがありますが、今回は山のようにどっしりと構えて反撃の機会をじっと待ち構える事にしました。

 

当初はここで1節限りで自由に選手を入れ替えられるFree Hitボーナスの使用も考えましたが、大きく点差が開きそうなカードが無いことに加え、4試合8クラブの中でやりくりしてもボーナス使用に値するようなスコアを獲得することは出来ないだろうと考えた為で、次の週はポイント対象が最大5選手のみなので、厳しい結果になる事は承知済み。

 

 

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動如雷霆【動くこと雷霆(らいてい)の如し】 この6番目の節は"行動するときには激しい雷のように強力でなければならない"という内容ですが、そういう意味ではBIG6の直接対決が無い代表戦明けのGameweek31はそのタイミングになるであろうと思っています。

 

 

あとがき

 

残りも10試合を切り、残留争いに巻き込まれるクラブは思わぬアップセットを演じる可能性もあるので、今後の補強プランはアタッカーを下位に沈むチームの選手、ディフェンダーは上位陣というようにするつもり。

 

例えばリーズのジョー・ゲルハルト辺りは一気にブレイクスルーもあると思う。

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FPL-記事一覧

 

 

【 #MUNATL 】疑惑の判定多数とはいえホーム完封負け。CR7もシュート0

※21/22UEFAチャンピオンズリーグ ラウンド16

マンチェスター・ユナイテッドvsアトレティコ・マドリー戦の記事です。

 

 

今のサイクルで比べたとき、欧州コンペティションの経験値においては大差で彼らが上回っているという事を痛いほど実感させられたオールド・トラッフォードでのセカンドレグ。ユナイテッドはアトレティコのブロックをほぼ崩す事が出来ず、特に後半は枠内シュート僅か1本、何もかもが不十分という感想を抱く試合でした。

 

 

 

 

 

プレビュー

 

 

欠場{(疑い含む)怪我、病気、出場停止etc.}

マンチェスター・ユナイテッド
ルーク・ショー

アトレティコ・マドリー
ヤニック・カラスコ
マテウス・クーニャ
シメ・ヴルサリコ
トマ・レマル
ダニエル・ヴァス

 

 

 

スタメン

 

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ベンチ入りマンチェスター・ユナイテッド
2リンデロフ、3バイリー、4ジョーンズ、6ポグバ、8マタ、10ラッシュフォード、14リンガード、21カバーニ、22ヒートン、26D.ヘンダーソン、29ワン=ビサカ、31マティッチ

アトレティコ・マドリー
1ルコント、4コンドグビア、9スアレス、10A.コレア、18フェリペ、22エルモソ、26J.セラーノ、28A.モレノ、31C.ゴメス、36C.マルティン、38F.ゴンザレス、47I.カマラ

 

ユナイテッドはブルーノが先発復帰。

スパーズ戦で重要な役割を担ったポグバ、マティッチがベンチスタートでフォーメーションは恐らく4-2-3-1、3バックへの対処には一抹の不安が残りますが、オールド・トラッフォードの大声援をバックに複数得点かつ無失点を達成してもらいたい。

 

ロス・コルチョネロスは予想通りの3CB。

第1戦で赤い悪魔が捉えきる事が出来なかったJ.フェリックスとR.ロディがキーマン。

ユナイテッドのスタメンはポゼッションに適しているとは言い難い陣容なので、バスを止めれば効果は絶大と思われる。。。

 

 

試合内容

 

前半

 

開始1分、左サイドでパスを受けたロナウドがリフティングでマルコス・ジョレンテのプレスをいなし早速盛り上がりを見せる夢の劇場。3分にはアトレティコパスミスからロナウドが左サイドで持ち運び、中央→右とボールを横に動かしながらアタッキングサードに侵入すると最後はダロトのクロスにエランガがヘディングで合わせますが、その際にGKヤン・オブラクと交錯しアトレティコボールで試合再開。

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6分、ロングボールから攻め込まれるもボックスに入る手前で奪い返したユナイテッドはブルーノ→フレッジ→サンチョとダイレクトプレーでパスを繋ぎ、左サイドで前を向いてサンチョのパスを受けたロナウドが縦突破からのクロスを試みCKを獲得。

 

序盤の10分は両チームシュート無しの比較的静かな立ち上がり。

13分、この試合最初の得点機会はユナイテッドでした。

ヴァランからのパスを受けたダロトがダブルタッチでコケを交わし、更にカバーに入ったレナン・ロディのタックルもアウトサイドのパスで往なすと、ロナウド→ブルーノとポルトガルラインで右サイドのゴールライン際までボールを進め、ブルーノのクロスに反応したエランガが至近距離の決定機を迎えますがオブラクの顔面にボールを当ててしまいこれを決めきる事が出来ません。

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16分にはデ・パウルのゴールから25m以上離れた場所からのミドルシュートフレッジのつま先に当たって軌道を変えゴールマウス上部を捉えますが、守護神の見事な反応で危機を凌ぐことに成功。

 

19分のレッド・デビルズはサンチョの逆サイドへの展開でブロックに揺さぶりをかけると、再び左へボールを戻しテレスのクロスが弾かれた先に丁度待ち構えていたダロトが胸トラップからボレー。シュートはDFにブロックされたものの、左右の揺さぶりからCBとWBの間を狙った一連の流れは良かった。

 

20分、攻勢を強めるホームチームは左サイドのポゼッションからボックス内にパスを通し、フレッジがヒールフリックでステファン・サビッチを突破しあわや決定機というチャンスを作ります。21分にはダロトのロブパスに反応したブルーノがボックス内でレイニウドに後ろから蹴られて転倒しますが、主審スラヴィコ・ヴィンチッチはノーファウルのジャッジ。

 

このヴィンチッチ審判はスロベニア出身で、この先も同国の英雄オブラクのいるコルチョネロスに贔屓していたのではないかと疑いたくなる判定を連発しますが、それはまた後で。

 

26分、デヘアの下投げパスからカウンターを始動したユナイテッドは左サイドからボールを繋いで最後はダロトがミドルシュートを放つもオブラクがキャッチ。28分にはFKのチャンスを得ますがマグワイアがマークを手で張り倒してファウル。

 

エランガの決定機以降中々アウェイチームの最終ライン5枚を崩しきれないレッズは徐々に集中力を欠き始め、34分には中央の狭いスペースを崩されると、更にテレスがあっさりジョレンテに裏を取られ最後はフェリックスがネットを揺らしますが、ジョレンテオフサイドに救われ紙一重で失点を回避。

 

40分、右サイドでスピードに乗りドリブルを仕掛けるエランガが敵陣深い位置でレイニウドに倒されますが笛は鳴らず、主審への不満を爆発させるホームチームをよそに知らぬ存ぜぬでボールを前へ運んだアトレティコ

更に、ミドルサードでもジョレンテフレッジを手で押し倒しますがこれもファウルを取られず。その場面でマグワイアが楔をカットしようとタックルを狙い前に出た事でDFラインが崩れると最後はグリーズマンのクロスにロディがファーサイドで合わせアウェイチームが先制。

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失点の瞬間を見てダロトやデヘアに批判が集まっているのをSNS上ではよく見ましたが、どちらかと言えばそこに至るまでにボールを奪い返せなかった事や審判の問題の方が原因としては多くを占めていたように思います。

 

AT2分にはブルーノがキックフェイントでマークを外し右サイド25m付近からアウト回転のミドルを放ちGKの逆を突きますが、これもオブラクを突破するには至らず、直後のCKもヴァランとの競り合いをオブラクが制し前半は0-1で折り返し。

 

後半

 

46分、ダロト→ブルーノ縦のロブパスが通り、ブルーノがワンタッチで後ろに落とすとこれを拾ったエランガがペナルティボックスの角から斜めにゴール方向へ向かいファーを狙ったグラウンダーショット。

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52分、低い位置で何故かボールをこね続けたマグワイアがその果てに危険なバックパスをGKに渡し、慌てたデヘアのパスもミスとなってバイタルエリアでデ・パウルにシュートチャンスを許しますが、右足ボレーは守護神がキャッチ。

 

59分にはダロトのクロスにファーで待ち構えるサンチョがボレーを打ちますが、僅かに枠を逸れてこれも得点に結びつけられず。普段に比べて1on1で相手に止められるシーンが目立ったサンチョ。トッテナム戦のドリブルスタッツが2/3なのに対しこの日は5/11とサポート不足もあってか単騎突破の回数も多く持ち味を発揮できず。

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60分過ぎからは顕著に試合がすぐ止まるようになり、ある方の集計によれば残り30分でボールが動いていたのはたった11分少々という惨状。

 

ジャッジの問題とそれを上手く利用してきたアウェイチームの合わせ技を前にフラストレーションを募らせるユナイテッド。67分には一挙3枚替え(エランガ🔁ラッシュフォード、マクトミネイ🔁マティッチ、ブルーノ🔁ポグバ)でポゼッション向きの中盤構成にして同点ゴールを狙いますが、単純なグラウンダーのパスでミスが出たり(主に10番)、焦って難しいパスコースを狙ったりで攻撃を最後まで完了させる事すらままならず。ブロックの外でパスを回させられるような時間が大半でした。

 

それでも77分には右サイドで得たFKから、テレスのキックにヴァランがニアで反応してヘディングシュートを枠に飛ばしますが、オブラクの右腕一本に防がれこぼれ球にロナウドがバイシクルを試みますがこちらはオフサイド

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ダロトが83分にミドルシュートを打って以降、AT込みで最後の10分強は相手ボックス内にパスを通す事すら2、3回しか無かったユナイテッド。終盤の交代枠に関してマグワイア🔁マタの入れ替えはパワープレイ狙いならば悪手だったのではないかという意見もありますが、いずれにしても有効な手立てを打てずに1月3日ウルブス戦以来となるオールド・トラッフォードでの完封負けを喫しています。

 

 

ショートハイライト

 

 

 

ゴール⚽41分:レナン・ロディ(👟アントワーヌ・グリーズマン)

 

選手交代

 

マンチェスター・ユナイテッド

67分 エランガ🔁ラッシュフォード

67分 マクトミネイ🔁マティッチ

67分 ブルーノ🔁ポグバ

75分 フレッジ🔁カバーニ

84分 マグワイア🔁マタ

 

アトレティコ・マドリー

80分 コケ🔁コンドグビア

90分 J.フェリックス🔁フェリペ

90⁺³分 グリーズマン🔁A.コレア

 

 

データ

 

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ポゼッションとパス成功率を見ても分かる通り、低い位置でブロックを固めてカウンター1本狙いが明確なアトレティコに対し、ボール保持に強い選出ではなくコートを行き来するオープンな展開に向いたラインナップで挑んだユナイテッドはその時点で読み違えていたのかもしれない。

 

一方、対3バックの守備という点ではマクトミネイを底に配置しダイアモンドで対応する事でエラー絡み以外では概ね機能していたように見受けられた。

 

ただ、試合を通じての決定機も14分のエランガの一度きりで、仮に審判がまともだったとしても得点出来ていたかと問われれば何とも言えないスタッツ。

 

The xG Philosophy算出の得点期待値は以下の通り

 

 

 

あとがき

 

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週末はリバプールFAカップがあるので延期。

という事で今後は代表戦期間を挟んで次の試合は2週間後ホーム開催のレスター戦。

ロナウド、ブルーノ、ダロトのポルトガルとリンデロフ、エランガのスウェーデンカタールW杯出場をかけたプレーオフが入っているので次節はコンディション面で万全とはいかない場合もあるでしょう。

(スコットランドウクライナ戦が予定されていたがロシアの侵略行為による影響で延期。)

 

今シーズンのカップ戦は全て早期敗退に終わり、残すは4位を目指すプレミアリーグ9試合のみとなりました。

 

今朝の試合でアーセナルリバプールに敗れ、勝ち点差1は変わらず。若干状況が好転したものの依然として大きく不利であることは変わらず、そもそもvsレスターは4試合未勝利とここのところ苦手意識のあるカードなので正直に言えば来季CL圏は茨の道と言わざるを得ない。

(Manchester United - Record vs Leicester City | Transfermarkt)

 

 

【 #FPL 21/22 】Gameweek28 Cash個人軍。1人で全体の半分を稼ぐ

21/22ファンタジープレミアリーグ Gameweek28の記事です。

前節、Gameweek27はこちら

 

今節も負傷者が重なりポイントを取得した選手が11人未満、非常に厳しい状況の中でアストンヴィラのマティ・キャッシュが大爆発。彼のおかげでアベレージからの差を1ケタで抑え致命傷を避ける事に成功。

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💬(歴代で見ても1節で1選手が30Pts近く稼いだケースはそう多くないと思います)

 

 

 

 

スカッド&マッチアップ

 

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記事タイトルが全てだと思います。

ロナウドは股関節の問題でマンチェスター・ダービーを欠場し、チーム自体も殆ど見せ場を作れずライバルにボロ負け。

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↪【MCIMUN】詳細

 

エバートンの不調もいよいよ降格が現実的になる程に深刻なので、序盤はコストパフォーマンス最高レベルだったグレイもそろそろスカッドから外れるかもしれない。ただ、資金的余裕が全くないので代替候補が中々見当たりませんが……

 

 

クラブ

 

(スタメンのみ)
ウルブス:サ、キルマン
マンチェスター・シティ:カンセロ
マンチェスター・ユナイテッド:ブルーノ
ウエストハム:ボーウェン
トッテナム:レギロン
クリスタルパレスギャラガ
アストンヴィラ:キャッシュ
ニューカッスル:サン=マクシマン
ワトフォード:デニス

 

IN:なし
OUT:なし

 

 

対戦カード

 

 

 

3戦連続得点関与。Matty Cashが止まらない

 

Embed from Getty Images  

 

前節、ブライトン戦でシーズン2得点目を挙げたキャッシュは2試合が入ったGameweek28でも大暴れ。

 

サウサンプトン戦ではダニー・イングスのチーム4点目をアシスト。

 

 

リーズ戦ではフィリップ・コウチーニョの先制点をお膳立てすると、60分を越え追加点が欲しい時間帯でイングスのロブパスにゴールエリア手前で追いつき、左足のワンタッチを入れて向かってきたジュニオル・フィルポを交わすと最後はイラン・メリエとの1on1を制しシーズン3ゴール目!!

 

アシスト

 

ゴール

 

これでプレミア直近6試合2ゴール3アシスト、ビッグクラブの主力アタッカー並みのペースで得点に直接絡んでいるキャッシュ。アストンヴィラはここから暫くウエストハムアーセナル→ウルブス→トッテナムと欧州コンペティション圏内の強敵相手が続きますが、移籍して即フィットしたコウチーニョと共に今の好調を維持し1つでも多くの勝利に貢献してもらいたい。(マンチェスター・ユナイテッドの1ファンとしても強く願っています)

 

 

トッププレイヤーのスカッドをのぞき見

 

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たまには上位層の動きも見てみようという事で、Gameweek28の最多ポイント214Ptsを獲得したスカッドを勝手ながらのぞき見しています。

(アプリ内から簡単に確認できるので変な事はしてない)

 

チェルシー3人、ヴィランズ3人、セインツ3人、ウルブス3人という非常に偏った編成ですが、ベンチブーストに加えその4クラブがいずれも2試合開催で戦績も上々。更に、キャッシュに加え、2試合2ゴール1アシストのコウチーニョ(計23Pts)をキャプテンにしたことで2人で全体平均68Ptsを上回っています。

 

驚くべきは、後半戦に入り更に戦績が安定しており、持ち前の得点力も相まって個人ランキングで上位独占中のリバプール抜きでこの圧倒的なポイントを手にした点。

7~8ケタのプレイヤーが参加しているので、このように未来予知でもしたのかというくらいピンポイントで選手を見抜く人が毎節表れていくのもこのゲームの面白さの1つ。

 

 

あとがき

 

Gameweek29も2試合開催のクラブを中心に組んでいきますが、問題はその次の週。

マンチェスター・ユナイテッドvsリバプールを筆頭にFAカップの影響で多くの試合が延期になっているのでFree Hitを使わない限りはまともにチームを組めない危険性があります。それも踏まえながらスカッドの入れ替えを考える必要がある。。。

 

 

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