こんにちは、エイプリルフールのジョークが全く思い浮かばないまま毎年その期限を迎えるステイフ―リッシュです。
(ドバイゴールドCおめでとうございます。最近CMでスポットが当たっている父君を彷彿とさせるような晩成ぶりを見事見せつけましたね。)
2022年11月より始まるFIFAワールドカップ カタール大会の出場国が各大陸予選の結果を受けて続々と決まり、現時点で32チーム中29チームが既に確定しました。
<五十音順>
アメリカ(11回目)
アルゼンチン(18回目),優勝2回
イラン(6回目)
イングランド(16回目),優勝1回
ウルグアイ(14回目),優勝2回
エクアドル(4回目)
オランダ(11回目)
カタール(初出場)
ガーナ(4回目)
カナダ(2回目)
カメルーン(8回目)
韓国(11回目)
クロアチア(6回目)
サウジアラビア(6回目)
スイス(12回目)
スペイン(16回目),優勝1回
セネガル(3回目)
セルビア(4回目)
チュニジア(6回目)
デンマーク(6回目)
ドイツ(20回目),優勝4回
日本(7回目)
ブラジル(22回目),優勝5回
フランス(16回目),優勝2回
ベルギー(14回目)
ポーランド(9回目)
ポルトガル(8回目)
メキシコ(17回目)
モロッコ(6回目)
未確定(今後プレーオフ)
1:ウェールズorウクライナorスコットランド
2:ペルーorオーストラリアorUAE
3:コスタリカorニュージーランド
日本はポット3、組み分けの仕組みや想定される4チームの顔ぶれ
- 抽選会は日本時間4月2日AM1:00よりドーハで開催。
- 組み合わせの基準になるポットは2022年3月31日発表の最新FIFAランキングを参考にする
- 開催国+出場国中ランキング上位7チームがPot1
- Pot2以降は8チーム区切りで上位から順に分かれる
因みに、最新FIFAランキング上位10ヵ国は以下の通り。
1位ブラジル
2位ベルギー
3位フランス
4位アルゼンチン
5位イングランド
6位イタリア
7位スペイン
8位ポルトガル
9位メキシコ
10位オランダ
この中で本大会出場を逃したのは昨年開催されたEURO2020の王者イタリアのみで、ロベルト・マンチーニの下で数十試合の無敗記録を達成するなど、近年は充実っぷりを見せていたアズーリはプレーオフ準決勝で北マケドニアに敗れ、予想されていたポルトガルとの熾烈な出場権争いの前に姿を消しました。
今回も所謂死の組が1~3程度誕生しそうですが、一例としてブラジル、ドイツ、ポーランド、ガーナという4か国になった場合、優勝経験国が2チーム、更に国同士の因縁も含めてとんでもない事になりそう。
ポット3の日本(FIFAランキング23位)視点で見た場合、開催国カタールは同じアジアなのでPot1残り7チームは全て格上の強敵。ポット2も強力なスカッドを持った国ばかりですが、とりわけ嫌なのがハンジ・フリックがバイエルンから代表の監督へ移り変わって以降無敗のドイツ。
世界一にも輝いた前任ヨアヒム・レーヴの晩年は、グループリーグ敗退に終わった2018W杯や機能しないフォーメーション(3-4-3)とラインナップに固執し続けラウンド16で敗れたEURO2020など、世界で一番強い代表チームだったとは思えない脆さを露呈していましたが、そのレーヴの黄金期をコーチとして支えたフリックがボスとして戻ってくると、クラブで見せていた素早いトランジションやそれを支える非常に高いDFラインで就任後9試合の平均得点は約3.8。ベトナム戦でも(特に前半)ハイプレスに苦しめられたように、ビルドアップがスムーズではない日本代表は自陣コートから抜け出せないまま試合の大半を過ごす恐れもある。
ポット4ではメキシコ、アメリカを差し置いて北中米予選をトップ通過したカナダを警戒。少し前までのカナダといえば、アティバ・ハッチンソンくらいしか国際的に名の通ったプレイヤーがいなかったという印象ですが、2026年の自国開催W杯(アメリカ、メキシコとの3か国共同開催)に向けて育成への注力を強めたのか近年では既に若手トップ級の評価を受けるアルフォンソ・デイビスやジョナサン・デイビッドを筆頭に続々と優秀な選手を輩出。以前から女子フットボールでは国際大会のメダル常連国でしたが、あと10、20年もすれば男子でもそのような強豪国なっているかもしれない。