21/22UEFAチャンピオンズリーグ ラウンド16 2ndLeg
マンチェスター・ユナイテッドvsアトレティコ・マドリー戦をプレビュー。
メトロポリターノに遠征した第1戦はジョアン・フェリックスのダイビングヘッドで早々に先制点を許し、前半を終えて枠内シュート0。苦しい展開でしたが、途中出場のアンソニー・エランガがカウンターからゴールを決めて1-1のドロ―。アウェイゴールが撤廃されたのでシンプルに第2戦の勝者が次のラウンドに駒を進めます。
ヨーロッパの試合を前に行われた3月13日のイングランド・プレミアリーグでは、我らがエースクリスティアーノ・ロナウドがクラブ再加入後初の1試合3ゴールでチームを救い、今季PLトッテナム戦は赤い悪魔のダブルで終了。更に、CR7はFIFAが認定する通算ゴール数でも歴代1位に躍り出るなど記憶/記憶の両方で歴史に残る勝利でした。
チーム状況
ロナウドの記録的なハットトリックでトッテナム戦を制したユナイテッドは、ルーク・ショー、ブルーノ・フェルナンデスの2名がCovid陰性を確認されてチームに復帰。指揮官ラルフ・ラングニックはショーの状態に関して小さなクエスチョンマークが残るとしましたが、同じくスパーズ戦を欠場したスコット・マクトミネイを含め、トップチームの人員が皆招集メンバー入り可能な状態にあるというのは非常に喜ばしいニュース。
一方のロス・コルチョネロスは1stLegのメンバーからシメ・ヴルサリコ、トマ・レマルが負傷離脱で遠征メンバーから外れ、他にはマテウス・クーニャ、ダニエル・ヴァス、そしてグループリーグ最終節のレッドカードで3試合出場停止中のヤニック・カラスコらが欠場。
1回目の対戦後の公式戦成績はマンチェスター・ユナイテッドが1勝1敗1分け、アトレティコ・マドリーが3戦3勝。特に1戦目でも先制ゴールを記録したフェリックスとそれをアシストしたレナン・ローディはそれぞれ3試合3ゴール、3試合2ゴールと好調を維持しており、このラインにはオールド・トラッフォードでも強く警戒する必要がある。
ラインナップ予想
アトレティコが1戦目と同じように3-5-2で来る事が想定されるので、4-2-3-1ベースだと噛み合わせが悪く、恐らくスパーズ戦の4-3-3(4-1-2-3)を継続すると予想。
この場合キーマンになるのは底に入るマティッチ。時と場合によってハーフバック或いはディープラインプレイメイカーと役割を変えていく必要にあり、これを任せられるのは経験豊富な彼しか見当たらない。
難しいのがRW。ラッシュフォードもスパーズ戦ではこれまでになく精力的にプレスを行いましたが、試合間隔の短さによる疲労と右サイドでボールを持った際の選択肢の少なさを踏まえると、本職ではありませんがブルーノをここに当てはめるのが攻撃面では一番機能するように見える。
スコアに関してはロナウド2戦連続ハットトリックへの期待を込めています。
