ワールドカップ抽選会が今日未明に行われ、各々悲喜こもごもだと思いますが、リーグ戦もそれぞれ佳境を迎えています。
現状、1試合消化の少ない4位との勝ち点差4と翌シーズンのCL出場が危ぶまれるマンチェスター・ユナイテッドはレスター・シティをオールド・トラッフォードに迎え30試合目を戦う。
19/20最終戦以来フォクシーズに勝てていないユナイテッド
オーレ2季目、冬にブルーノ・フェルナンデスが加わるまでは24試合で11勝8敗7分けと勝てない試合が多かったこのシーズンのレッド・デビルズ。
しかし、先日契約延長が発表されたこのMagnificoに牽引されるかのように最後の14試合を無敗で終えたチームは最終節で当時1pts差につけていたレスターにブルーノPKと後半AT8分のほぼラストプレーのリンガードの追加点で0-2で勝利し、自らの力でCL出場を勝ち取りました。
あれから1年半以上が既に経過していますが、以降の対レスターは4試合で3敗1分けと一度も勝利しておらず、直近の試合ではデヘアの足元や復帰を焦ったマグワイアのエラーといった今日にも繋がる嫌な失点から惨敗している。
ただ、その前回対戦でも決勝ゴールを挙げたエースのジェイミー・ヴァーディ、長身を活かしたタックルとインテリジェンスを感じるインターセプトでピンチの芽を未然に刈り取ってきたウィルフレッド・エンディディの攻撃/守備の要は今回怪我の影響により欠場。他にもLBのルーク・トーマスやアタッカーのハーヴィー・バーンズも出場できるか微妙なところなので、欠場者の比較という意味ではホームチームに風が吹いているかもしれない。
ラインナップ予想
Manchester Evening NewsのSamuel Luckhurst記者は試合前日のスカッドにクリスティアーノ・ロナウドが含まれていなかったとTweetしていますが、当日合流のパターンは他の選手でも時々ある事なので、カバーニが再びインターナショナルマッチで負傷した事情も鑑みてCR7はスタメン入りだろうと予想。
ロナウドが本当にスカッドから外れた場合はブルーノがフォルスナインとして最前線に入り、ポグバが真ん中でポストプレーをこなす先のマンチェスター・ダービーのような形になると考えられる。
レスターの得点チャンスはルックマン、ダカ、ティーレマンス、ヴァーディ、バーンズ、マディソンの6人がその多くを占めており、特に前節ブレントフォード戦でシュートクリエイション7回を記録しFKからゴールも決めたマディソンは最も警戒しなければいけない選手。
One stunning goal deserves another... 💫@Madders10 pulled another glorious free-kick out of the hat in #LeiBre 🎩 pic.twitter.com/kAWbuWHj7q
— Leicester City (@LCFC) March 21, 2022
陣形をコンパクトに保ち、特にDM-CB間にスペースを与えない事を徹底してその後のカウンターからゴールを奪い、早い時間から試合を優位に進めていきたいところ。