いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【 #MUNBUR 】予想。カギを握るは再燃するDM問題?

2021年最終戦オールド・トラッフォードにバーンリーを迎え入れてリーグ戦18試合目を戦うマンチェスター・ユナイテッド

(Brighton,Brentford戦が延期した影響から2試合未消化)

 

前節は相性の良かったニューカッスル相手にセント・ジェームズ・パークでの試合とはいえあわや敗戦という勝ち点1に留まり、早くも首位マンチェスター・シティ(20試合消化)との勝ち点差は22とタイトルレースからは完全にドロップしてしまいました。

 

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↪【NEWMUN】詳細

 

プレミアリーグ特有のボクシングデー、リバプール,チェルシー,トッテナムと順位を争うクラブも勝ち点を落とす混沌模様で、未だ来季のCL出場権争いからはさほど離されていない事は救いですが、カナリーズ、マグパイズと順位表の下2クラブ相手に同等かやや劣勢の試合を演じている今の有り様では楽観的な私ですら目標達成に成功するとは到底考えることが出来ません。

 

 

思えば2021年初戦は元日からマッチデーが組まれており、マルシャル、ブルーノのゴールでアストンヴィラに勝利するという幸先のいいスタートを切りましたが、一年を振り返るならば成功よりも失敗が強く印象に残る年でした。

 

終わり良ければすべて良しとはいかないものの、最後は勝って締めて翌年の成功に繋げて欲しいですね。

 

 

 

 

ラインナップ予想

 

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ニューカッスル戦の記事の最後に触れた4-1-2-3とメンバーは同じですが、ラルフのシステムに合わせてマイナーチェンジ。

 

ファン・デ・ベーク-マティッチという中央の組み合わせが果たして本当に機能するかは微妙なところですが、プレス耐性を考えるとフレッジは一列前に置いてダイナモのように自由に動き回るほうが合っているような気がします。

 

また、ダビド・デヘアがトレーニング場に姿を見せなかったという真偽不明の情報も出回っていますが、公式かTierの高いメディアが報じるまでは静観。

 

 

過去の戦績

 

少し前までは所謂ヨーヨークラブの代表格でプレミアリーグとチャンピオンシップを短い間隔で行き来していたクラレッツ。しかし、ここ6シーズンは毎年予算的な問題もあって大規模な補強が出来ない中で、ショーン・ダイチのチームはコンタクトプレーや空中戦に強い選手を上手く戦力化してリーグ内で立ち位置を確立しています。

 

 

通算では49試合ユナイテッド23勝-バーンリー13勝-13引き分け。

2002以降両クラブはカップ戦で激突した事がないので、直近の10試合は全てリーグ戦。

 

戦績は

DWDWWDWLWW (6勝3分け1敗)

 

一見すると非常に相性のいいマッチアップですが、不思議な事にこのカードは外弁慶の傾向が顕著に出ています。実は16/17~19/20までの4シーズンはオールド・トラッフォードクラレッツに勝利出来ておらず、このジンクスをようやく打ち破ったのがグリーンウッドの2ゴールと後半ATのカバーニの得点で3-1の勝利を収めた昨年4月の対戦。

 

相性のいい選手は前述のグリーンウッドと5試合3ゴール1アシストのアントニー・マルシャルですが、後者はニューカッスル戦でもベンチから外れており、ラングニックの中で大分優先順位が低くなっているようなので今回も出場機会はあまり期待できない。

 

そんな2季前のヒーロー、マルシャルはオフ・ザ・ボールの動きやプレスの意識の低さからサポーターの心象もすっかり悪くなってしまい、早ければこの冬にもチームを去る情勢ですが、足にボールが接着されているかのようなオンボールでの支配的なプレーが脳裏に強く刻まれている私としてはどうしても彼を諦めることが出来ない。

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【 #NEWMUN 】鈍重なアウェイゲーム、代償の勝ち点1

※21/22 イングランドプレミアリーグ第19節

ニューカッスル・ユナイテッドvsマンチェスター・ユナイテッド戦の記事です。

 

 

新型コロナの影響でしばらくぶりの試合となるマンチェスター・ユナイテッド

本来であるならば折り返しの1戦目に相当するこの対戦は赤い悪魔にとって新指揮官就任後からの連続クリーンシート記録を更新できるまたとない機会ですが、過去の試合を見ると勝ってはいても先制を許すケースが多く今回は足元を掬われないように注意して特に最初の15分を迎えて欲しいところ。

 

 

 

 

プレビュー

 

 

欠場{怪我(疑い含む)、病気、出場停止}

ニューカッスル
ポール・ダメット
フェデリコ・フェルナンデス
アイザック・ヘイデン

マンチェスター・ユナイテッド
ポール・ポグバ
ヴィクトル・リンデロフ

 

 

スタメン

 

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ベンチ入りニューカッスル
16ヘンドリック、23J.マーフィー、24アルミロン、27ウッドマン、29ギレスピー、32E.アンダーソン、34ゲイル、56J.ホワイト

マンチェスター・ユナイテッド
4ジョーンズ、21カバーニ、23ルーク・ショー、25サンチョ、26D.ヘンダーソン、29ワン=ビサカ、31マティッチ、34ファン・デ・ベーク、36エランガ

 

先週の会見では全員起用可能な状態と語っていたラルフ。

しかし、一部メディアで新型コロナに感染している疑いを報じられたリンデロフはベンチ入りしておらず、指揮官もアイスマンがCovid-19陽性である事を認めています。

 

 

 

試合内容

 

前半

 

少し見ただけでも明らかなプレスの機能不全、自陣~ミドルサード付近までに縦パスのミスが乱発して攻撃が始まらないという最悪の状態をファンに見せつけてしまったユナイテッド。

 

これが試合勘の影響なのか或いは新型コロナに罹患した選手のフィットネス、全体トレーニングがしばらく出来なかった事による練度不足なのかは分かりませんが日本時間早朝5:00というキックオフ時間も相まって見る事が苦痛な対戦であった事はまず間違いありません。

 

7分、ヴァランが判断を誤り相手がプレッシャーに行っている場面で悠長にトラップを試みてロングスタッフにボールを奪われるとそのままマグパイズのカウンター。

 

パスを受け取ったサン=マクシマンは細かいタッチでダロト、マグワイアに足を出す隙すら与えないまま、まるでダンスを踊っているかのような美しいステップで最後はダビド・デヘアの予想を外す身体を倒しながらのシュートでホームチームが先制。

 

その後も赤い悪魔の低調さばかりが目立つセント・ジェームズ・パーク

38分にはマクシマン→カラム・ウィルソンにパスが通り2点目を奪われたかに思えましたがこちらはオフサイド判定に救われ何とか最少失点のまま前半を折り返すことに。

 

前半を終えた段階のスタッツを見るとポゼッションこそユナイテッドが69%を記録していますが、シュート数は4:4、相手ボックス内でのタッチ数に至っては10:6でニューカッスルに遅れをとっており、正しくただボールを持たされているだけという内容。

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参照:

https://www.whoscored.com/Matches/1549724/Live/England-Premier-League-2021-2022-Newcastle-United-Manchester-United

 

後半

 

最初の45分の体たらくに指揮官も危機感を抱いたのか、後半開始と共にユナイテッドはフレッジ🔁サンチョ、グリーンウッド🔁カバーニの2枚替えを決断。

 

ただ、47分には自陣左サイド深い位置からの相手のスローインからRBのクラフトにあっさりドリブル突破を許しマクシマンにゴール前の決定的チャンスを与えます。

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10番のシュートミス+デヘアの好反応で凌いだものの、複数の選手が軽い守備で失点の危機を与えたこの場面はこの日のレッズを悪い意味で象徴するシーンです。

 

 

60分台はひたすらニューカッスルの攻撃を凌ぐ苦しい時間が続きましたが、それでも70分~71分にかけてブルーノが右サイドのダロトに展開、ダロトのクロスに反応したカバーニのシュートは一度DFに当たりますが、跳ね返りを再び自身でゴールマウスに届けて試合は同点に。

 

因みに、このゴールで2021年のアウェイマッチの得点を8としたエル・マタドール。

同点で並ぶクリスティアーノ・ロナウド(こちらも半年で7Gという見事な数字)を抜いて単独トップに立ちました。

3位以下はブルーノとグリーンウッドが6G、ラッシュフォードが4Gで続いています。

 

 

カバーニには74分にもゴール前でチャンスがありましたが今度は押し込めず、逆に終盤87分にはニューカッスルに立て続けに危ない場面を作られジェイコブ・マーフィーのシュートはポスト直撃、こぼれ球を拾ったミゲル・アルミロンのミドルはデヘアが片腕でギリギリ弾きだしてスコアは動かず。

 

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最終スコアは1-1のドロ―。

 

勝ちきれなかったというよりは負けなくて運が良かった類に入る勝ち点1

 

 

ハイライト

 

 

ゴール⚽7分:アラン・サン=マクシマン(👟ショーン・ロングスタッフ)
71分:エディンソン・カバーニ

 

選手交代

ニューカッスル

45⁺⁶分 C.ウィルソン 🔁 J.マーフィー

75分 フレイザー🔁アルミロン

83分 サン=マクシマン🔁ゲイル

 

マンチェスター・ユナイテッド

46分 フレッジ🔁サンチョ

46分 グリーンウッド🔁サンチョ

78分 マクトミネイ🔁マティッチ

 

 

データ

 

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シュート数は13:13。

7割のポゼッションはただのまやかしと批判されても反論できないような内容で、更に8本物被枠内シュートを許したフィールドプレイヤーの守備にも反省点が多い。

ポゼッションロスト167回という数字が物語るボール保持、パスの質の低さも深刻な問題であり、選手起用に関して大きな変革が始まる日もそう遠くないかもしれない。

 

この日も活躍を継続したダビド・デヘアがセーブ数7を記録したという事実をチームは深く受け止めなければいけないでしょう。

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xG

 

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参照:

Newcastle United 1 - 1 Manchester United (December 27 2021) | EPL | 2021/2022 | xG | Understat.com



xGはアウェイチームが1.27:1.76で上回っています。

ボックス内からのシュート本数でマグパイズよりも3つ多かった事もその要因ですが、それでも決して褒められる数字ではなく、ロナウドが復帰戦2ゴールを記録した前回の対戦を引き合いに出すとxGで1点少ない。

 

シュート数も前回は21本(枠内7本)だったので、シュートチャンスの質というよりは量をもっと増やすのが一番手っ取り早い解決策。

 

 

あとがき

 

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次節は12月30日(日本時間31日5:15)のバーンリー戦。

この試合で5枚目のイエローカードとなったブルーノは累積で出られないので、誰が彼の創造性を補うのかという部分についてが直近の課題。

 

個人的にはVDBとサンチョの組み合わせを期待しています。

 

例えばこのような11人の選出とシステム。

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4-1-2-3

Cavani-Ronaldo,VDB-Sanchoという2ユニットをベースにした戦い方で、4-4-2をベースに前線からプレスをかけてくると思われるクラレッツを往なしたい。

 

 

【 #NEWMUN 】予想。 クラブ新記録の就任後リーグ3戦連続CSなるか

Covid-19のチーム内アウトブレイクから立ち直ったマンチェスター・ユナイテッドはアウェイのニューカッスル戦で再始動。

 

記憶も薄れつつある前節は12月11日、キャロウ・ロードでノリッジに辛くも勝利。

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↪【NORMUN】詳細

 

 

2週間以上の試合間隔がどちらに転ぶのかは未知数ですが、ラルフ・ラングニック監督は11月の代表ウィークに負傷したポール・ポグバを除くトップチームのメンバーは全員試合に起用できる状態であると明かしており、久々に良い意味でスタメン構成に悩まされるユナイテッドが帰ってきそうな雰囲気。

 

 

 

 

ラインナップ予想

 

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ラルフがチームを指揮するようになってからはこの4-2-2-2が基本形となっています。

難しいのは①RB、②CB、③STの組み合わせですが、①はディオゴ・ダロトがアーロン・ワン=ビサカ不在の間に好パフォーマンスを持続しており、攻撃時の余裕と選択肢の多さから攻める時間帯が多いと予想されるマグパイズ戦でもやはり彼が選ばれると考えています。

 

②はヴァラン復帰に際しリンデロフとマグワイアのどちらを選ぶかという難しい選択肢。直近のパフォーマンスは完全にリンデロフだと私は思っていますが、ヴァラン-リンデの場合ストッパー役が不在になりそうな事を考慮してマグワイアとしています。

 

③は対戦相性を判断基準にしました。

クリスティアーノ・ロナウドは対ニューカッスル戦通算12試合(PL1,FA1)8ゴール5アシスト、マーカス・ラッシュフォードは7試合4ゴール5アシストとどちらもG+A/90が1を越える程マグパイズを得意としており、この両者で試合を決めてしまっても何ら不思議ではないスタッツ。

 

 

戦績

 

それぞれがイングランドでも有数の規模を持つ(ファンの数、歴史、タイトルetc.)このマッチアップ。通算101試合でマン・ユナイテッド57勝-ニューカッスル17勝-27引き分け、赤い悪魔が約56%の勝率を記録するどちらかと言えば得意なカードと言えます。

 

 

前回の対戦は皆さんの記憶に強く残っているであろうクリスティアーノ・ロナウドの復帰戦(4-1で勝利)。

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↪【MUNNEW】詳細

 

また、過去10戦はいずれもリーグ戦で過去4戦は全てユナイテッド勝利という一方的な結果が残っています。

DWLWWLWWWW (7勝1分け2敗)

 

ただ、互いに監督交代を挟み戦い方も大きく変わるであろうリターンマッチ。

これまでのデータではニューカッスルは5バック、レッズは4-2-3-1を最も好んで使用していましたが、攻撃的なスタイルで知られるエディ・ハウの新チームはもっと重心を前にして迎え撃ってくるかもしれない。

 

要注意はサン=マクシマンとジョエリントン。

 

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前者の個の力は既に証明済みですが、高額移籍金に見合わないと批判の嵐を受けていた後者も新監督の元では重要な選手の1人になっており警戒が必要。

 

 

【 #プレミアリーグ 】 フォーメーションのトレンド、成績との関連性

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試合間隔が空いたので丁度いい機会だと思い立ち、どのようなシステムが人気なのか、順位との共通点などを見つけられればと今シーズンのプレミアリーグ20クラブのフォーメーションを調査してみました。

 

使用データは期待値を始め、欧州5大リーグとロシアの様々なスタッツを算出しているunderstat.comより参照しています。注意点として、昨今のフットボールでは攻撃と守備で大きく役割やポジションを変える所謂可変システムを採用するチームが多く、このデータだけを見て全てを判断する事は出来ません。

 

 

結論からいえば、大まかに分類すると

  1. 4バック
  2. 3バック
  3. 5バック

の順番で使用されており、最も人気を集めているシステムは

4-3-3(4-1-2-3)です。

 

 

 

 

 

スタッツ

 

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(見辛かった場合は

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1_39jlJsXLJNOsDnx9EO2PBBYz9SnXV8Qp5BJZjSkHDI/edit?usp=sharing)

 

 

最も長く使ったフォーメーション

()内はリーグ順位

   データは2021年12月23日時点のもの

 

近年のプレミアリーグにおける4-3-3といえば、ゲーゲンプレスをイングランドに広めたユルゲン・クロップリバプールがその代表例ですが、understat.comによればクロップとはプレースタイルやタイトル数など指揮官同士で比較される事の多いペップ・グアルディオラのマン・シティもまた、このフォーメーションの使用時間が最も長いということが判明しました。

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4-3-3(4-1-2-3)→5クラブ

Man City(1):1598分

Liverpool(2):1607分

Aston Villa(10):669分

Crystal palace(11):1125分

Norwich(20):643分

 

4-2-3-1→4クラブ

West Ham(5):1433分

Man Utd(6):1042分

Tottenham(7):611分

Leicester(9):583分

 

4-4-2→2クラブ

Southampton(15):1329分

Burnley(18):1338分

 

4-4-1-1→2クラブ

Arsenal(4):731分

Everton(14):993分

 

4-1-4-1→2クラブ

Leeds(16):667分

Watford(17):772分

 

3-5-2→2クラブ

Brentford(12):1292分

Brighton(13):519分

 

3-4-2-1→1クラブ

Chelsea(3):1256分

 

3-4-3→1クラブ

Wolves(8):961分

 

5-3-2→1クラブ

Newcastle(19):456分

 

 

フォーメーションのパターン

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最少:Man City➡2個

最多:Aston Villa,Brighton➡10個

 

上位チームは使うフォーメーションの数が少なめで、メインのものを長時間使用している傾向があるかもしれない。また、数多くの陣形を使っているチームを個別に見ると、不安定なシーズンを送っているクラブばかりで、特に8~10個のシステムを使用した所は5/7で指揮官の交代が発生しています。

 

(個人的な感覚でいえば、このグラフは左上に行けば行くほどクラブが指揮官に抱く信頼が大きくなっているように感じます)

 

 

人気のシステム

期間:開幕から12月23日まで
1位:4-3-3 ⇒6438分
2位:4-2-3-1 ⇒6118分
3位:4-4-2 ⇒3801分
4位:3-5-2 ⇒2822分
5位:3-4-2-1 ⇒2560分

20クラブ全体の使用時間を集計するとこのような結果となりました。

イングリッシュ・フットボールといえばフラットな4-4-2が代名詞とされていましたが、現在では3トップやトップ下を置くシステムに押され気味。逆に3バックは2000代中盤に一度廃れかけましたが、マンツーマンディフェンスとの相性が良く、WBの質次第では攻撃時にも数的優位を作りやすいという事で勢力を再拡大したのかもしれない。

 

 

 

 

【 #MUFC 】ラルフ・ラングニックを支える新たなスタッフ

オーレ・グンナー・スールシャールからラルフ・ラングニックにトップチームのボスが変わってはや1ヶ月が経つマンチェスター・ユナイテッド

 

前体制でオーレのアシスタントを務め、暫定指揮の3試合を2勝1分けで乗り切ったマイケル・キャリックは15年以上在籍したレッズを離れ、同じくアシスタントマネージャーを務めていたキーラン・マッケンナもEFL League One(イングランド3部相当)のイプスウィッチの監督に就任しユナイテッドを退団。更にマッケンナについていく形でアシスタントのマーティン・パートもクラブを離れました。

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オーレ政権の中心メンバーのうち、マイク・フェランを残して全員が入れ替わる形となったコーチ陣の組閣ですが、退団する人がいれば加わる人もいるという事で、続々とレッドブルグループの流れを汲む人材がクラブに加入しています。

 

 

クリス・アーマス(Chris Armas)

 

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現役時代はMF(主にDM)としてLAギャラクシーやシカゴ・ファイヤーFCなどMLSのクラブでプレーし、アメリカ代表としても66キャップを誇るアーマス。

 

引退後はシカゴ・ファイヤーでのアシスタントコーチ、アデルファイ大学女子サッカーチームの監督を務めた後、2015年からジェシー・マーシュの右腕としてニューヨーク・レッドブルズを支え、2018年夏,マーシュが同じレッドブルグループのRBザルツブルクへ引き抜かれた事を機にシーズン途中に監督へ昇格。そして就任後初シーズンでアーマスはチームをレギュラーシーズン1位に導く好スタートを切りましたが、その後の監督業では苦戦が続き、連敗の責任から2021年7月にD.C.ユナイテッドを解雇後、フリーだったところをユナイテッドがアシスタントコーチとして引き入れています。

 


smarterscoutは、アーマスが監督として唯一フルシーズン(MLSは3月開幕~10月閉幕の春秋制)を指揮した2019年のスタッツでアーマスのチームはリーグ最速のボールリカバリー、プレス回数を記録、そして最もゴールに対しダイレクトな攻撃スタイルでプレーしていたとしています。ラングニック流を見事体現しているこのスタッツを赤い悪魔でも引き出す事が出来れば、プレミアリーグという世界で最も資金が集まるタフな舞台でもリーグタイトルをもたらす事が出来るはず。

 

月日が経って、彼がサー・アレックス時代のブライアン・キッド、スティーブ・マクラーレンカルロス・ケイロスらに引けを取らない優秀なNo.2と評されている未来もあるかもしれない?

 

 

ユアン・シャープ(Ewan Sharp)

 

スコットランドがまだ英国に加わる前、スコットランド王国時代の首都であるスターリングで育ったシャープ。米ペンシルベニア州の大学でスポーツビジネスを学ぶと、卒業後は同大学サッカーチームのアシスタントコーチに就任し、ビデオ編集の導入や分析スキームの整備を担当していたそう。

 

この経験の後、ニューヨーク・レッドブルズにPlayer Development Coachという役職で入団し、ここが現ユナイテッド指揮官ラルフ・ラングニックとの邂逅。この時は数か月でレッドブルズを去りますが、4年後、今度はパフォーマンス・アナリストとしてクラブに帰還。ここでは上述のアーマスと共に仕事をすることになり、その後の遍歴を辿るとアーマスに付き従って移籍もしているので、2人には強い信頼関係があった事が推測されます。

 

以前、シャープはインタビューで"明確で一目でそれと分かるようなプレースタイル"がいかに重要であるかを語っており、トップチームの選手・コーチからひいてはアカデミーに至るまで、新時代に適応できるユナイテッドの哲学の再構成を彼には期待。

 

 

【 #FPL 21/22 】Gameweek18 大失態! キャプテン変更し忘れで得点大幅減

ファンタジープレミアリーグ21/22 Gameweek18の記事です。

 

Gameweek17はこちら

 

チーム内Covid-19アウトブレイクが発生してマンチェスター・ユナイテッドの試合が無いので前回から少し記事の間隔が空きましたが、先週末に4試合が行われたプレミアリーグ18節をFPLで振り返っていきます。

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スカッド&マッチアップ

 

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5選手で33Pts,1人当たり6.6点を稼いだGameweek18。

一見順調なようにも思えますが、よく見るとキャプテン(ポイント2倍)を変え忘れて最大18Ptsを無駄にしています。少し前の節ではカンセロをVice Captainに設定していたのでその仮定でいけば51Pts。これはあまりにも勿体ない

 

 

クラブ

 

(スタメンのみ)
マンチェスター・シティ:カンセロ
アーセナル:サカ
スパーズ:レギロン
ウルブス:サ
ニューカッスル:サン=マクシマン

 

IN:無し
OUT:無し

 

 

対戦カード

 

 

 

貫禄のマン・シティ、遂にカンセロのシュートがネットを揺らす

 

 

 

打っても打ってもゴールにならないという負の記録が続いていた今季のジョアン・カンセロ。鬱憤を晴らすシュートは先制後の27分、鋭いターンでその都度ディフェンダーを交わし、最後は孤軍奮闘のマルティン・ドゥブラフカが守るゴールマウス左上部への弾丸シュートでした。

 

アウェイながらポゼッション7割超、被枠内シュート1本と完全に試合をコントロールしたマン・シティはスコアでも0-4の完全勝利。

カンセロは合計18Pts獲得とFPLでもこれ以上ない最高の結果を残しています。

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João Cancelo FPL-Gameweek18

 

 

 

Gameweek19に向けた作戦会議

 

20日に行われた緊急会議では半数以上のクラブが中断を挟まないリーグ継続を望み、結局一部で噂された感染拡大を止める為のリーグ一時中断はしないという結果に落ち着いたイングリッシュプレミアリーグ

 

Covid-19由来の離脱者はプライバシーの保護の観点からか名前が公表されないケースが多いので、メンバー構成を決定するのは締め切りギリギリまで粘る必要があります。

完全に予測する事は出来ませんが、トレーニングセッションの参加情報などからある程度は推測できるので、これまで以上に情報戦になりそうなファンタジーフットボール。

 

試合が開催されればリバプールアーセナルマンチェスター・ユナイテッド辺りはクリーンシート+複数得点が期待できるカードなので既存の選手の体調を踏まえつつ、入れ替えの参考にするつもり。

 

 

あとがき

 

正直に言えばユナイテッドの試合が無いのですっかりプレミアリーグへの関心が薄れていました……

半ば放置気味だったので正直ここまでポイントが積み重なったのは良い意味でサプライズとしか言いようがありません。

 

 

イギリスではオミクロン株の蔓延で一日辺りの感染者数過去最高を更新し続けていますが、感染者ではなく入院者数や死者数を基準としたコロナとの共生が本当にこのまま成立するのか、日本にとっても他人ごとではないのでリーグの行方も含め今後も注視していきたい。

 

 

 

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FPL-記事一覧

 

 

【 #FPL 21/22 】Gameweek17 結論サラー?1節限りのチームで難局打破

 

Gameweek16はこちら

 

本格的に新型コロナのオミクロン株がイギリス国内で猛威を奮う中、今節はリーグ全体で3試合が延期を余儀なくされ、次節に至っては既に5試合の延期が決定するなどいつリーグ中断になってもおかしくはない緊急事態。

 

マンチェスター・ユナイテッドをベースに組んだ私のスカッドはそのままでは到底話にならない状態なのでFree Hitに活路を見出しました。

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スカッド&マッチアップ

 

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マティ・キャッシュ、コナー・ギャラガー以外の13人を入れ替えた17節はアベレージ37に対し57Pts獲得とまずまずの収支。

1シーズンに1度きりのFree Hitを使った割にはそれほど高くないポイントに落ち着きましたが、リーグが置かれている状況を鑑みれば上出来。

 

 

クラブ

 

(スタメンのみ)
リバプール:サラー、ジョタ
チェルシーチアゴ・シウバ、リース・ジェームズ
アストンヴィラ:キャッシュ、マッギン
マンチェスター・シティ:エデルソン
アーセナル:ウーデゴール
ウエストハム:アントニオ
クリスタルパレスギャラガ
リーズ:ゲルハルト

 

サブ

クルル,カイル・ウォーカー,ジェズス,ツィミカス

 

チーム構成の意図としては1にも2にも試合消化を問題なくこなせそうなクラブの選手であるということ。普段ならばまずスカッドに入れないリバプールの選手も緊急事態という事で力を借りています。

 

 

対戦カード

 

 

 

スティーブン・ジェラードは早くも前任者越えのリーグ戦4勝目

 

 

 

ほんの1カ月前までチームのボスであったディーン・スミス監督と敵として再開したヴィランズは、キャロウ・ロードでノリッジに倍以上のシュート数の差をつけて0-2で勝利し、これでスティーブン・ジェラードは就任後リーグ戦6試合で4勝と目覚ましい成果を残しています。

 

そして、このカナリーズ戦は将来性という意味でも完璧な試合。

 

1点目はカウンター局面でオリー・ワトキンスがDF2人を背負ってジェイコブ・ラムジーにワンタッチでリターン。スピードに乗ったラムジーは細かいステップを入れてノリッジの守備を粉砕し最後は左足シュートをニアに突き刺しています。

 

2点目はイングランド国内でも世代一番の呼び声高いワンダーキッド、カーニー・チュクウェメカがマティ・キャッシュからのロブパスを収めてそのままボックス内に侵入。最後はワトキンスに完璧なお膳立てのボールを届けてプロ初アシスト。

 

 

自チームに採用したジョン・マッギン、マティ・キャッシュはそれぞれ3Ptsと6Pts。

 

 

Mo.Salahを入れるか入れないかでFPLは180度変わるのかもしれない

 

 

 

先制はニューカッスル

アゴのクリアボールが中途半端になったところにジョンジョ・シェルビーがボールを拾い、恩返し弾となるミドルシュートを古巣相手に決めてこれが今季初得点。

 

しかしながら16試合45ゴール、1試合当たり約2.8点と圧倒的な攻撃力を誇るホームチームがこのまま引き下がる訳はなく、20分ディオゴ・ジョタのヘディングシュートと、サディオ・マネのシュートのこぼれ球に詰めたモハメド・サラーの得点で25分には逆転に成功。後半にはアレクサンダー・アーノルドのゴラッソも決まって最終スコアは3-1でリバプール勝利。

 

FPLではサラーをキャプテンに指名していたこともあってジョタと2人合わせて23Ptsを獲得。両者1度ずつビッグチャンスのミスを記録するなど完璧なパフォーマンスとは言えませんでしたが、それでも着実に得点関与を積み重ねるこの波の少なさがゲーム内通算ポイントで1位と7位、高順位につける理由。特にエジプトの英雄は2位のアレクサンダー=アーノルドに49点差をつける独走状態。このまま彼が1位を守り続ける事はまず間違いない……

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FPL21/22-個人ランク(Gameweek1~Gameweek17)

https://fantasy.premierleague.com/statistics

 

 

あとがき

 

レスターvsトッテナムは直前まで強行開催に踏み切りそうな情勢でしたが結果は試合延期。真偽不明の情報の数々を見定めた結果として私はこの試合をスカッドの対象外にしましたが、フォクシーズは前節完勝していたのでチームに加えたFPLプレイヤーも多くいたかもしれません。

 

現実のリーグ戦自体にボクシングデーから1月のFAカップ週までの中断案も出ている中、ファンタジーフットボールがどのようになるかは不透明ですが、今後も出来るだけ高い得点を積み重ねられるように精進します。

 

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FPL-記事一覧

 

 

 

 

【 #SergioAguero 】数多のゴールを奪ったクンがスパイクを脱ぐ。本当にお疲れ様でした

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セルヒオ・レオネル・アグエロ・デル・カスティージョ
通称クン・アグエロ

 

マンチェスター・ユナイテッドを応援する私にとってはライバルクラブのエースFWとして時に羨み、またある時には憎しみすら覚える程に強烈なインパクトを与えられ続けたプレイヤー。

 

そして、これは完全な余談ですが、私にとっては初めて偽物ユニフォームを掴まされた因縁の相手でもあります。(あれはJリーグの試合を見に行く際、スタジアム最寄りの駅近くで地面にビニールシートを敷いて出店していた今思えば見るからに怪しい屋台?での話。今になって考えれば僅か2野口で正規レプリカ品が買える訳が無いのですが、当時の私は気が動転していたのか正常な判断能力を伴っておらず気づけば……)

 

 

彼の引退理由に関してメディアでも大きく報道されているので既知の事実だと思いますが、10月末のラ・リーガ vsアラベス戦で胸の痛みと呼吸のしづらさを訴えて途中交代。

後に心臓に不整脈がある事が判明しこれが直接的な引退理由となってしまった訳ですが、突発的な心臓のアクシデントで試合中に命を落としてしまうスポーツ選手の例も過去には多数ある中で、彼が日常生活は滞りなく遅れる状態であるというのは個人的に非常に安堵しました。

 

彼の今後に関してですが、「KRÜ Esports」というe-Sportsチームのオーナーとしても知られ自らもオフにはTwichでゲーム配信を行うなどゲーム界でも着実に存在感を強めているアグエロ。そのKRÜチームのVALORANT部門は「2021 VALORANT Champions Tour - Champions」という世界大会でベスト4の成績を収めるなど早くも優秀な結果を残しており、もしかするとこちらでもフットボーラー並みの成功をおさめるかもしれません。

 

 

※League of Legendsで知られるRiot Gamesが提供する5対5のシューティングゲーム

https://www.valorant4jp.com/によれば、全世界でおよそ880万人がプレイしているという人気サービス。

 

 

通算スタッツではプレミアリーグ史上No.1ストライカー最有力

 

 

 

このような理由で突如輝かしいキャリアに別れを告げなければいけない彼の悔しさは他の誰にも理解し切れない程のものだと思いますが、その偉大な功績は多くのスタッツにしっかりと記録されています。

 

例えば、マン・シティで彼はプレミアリーグ通算184ゴールを挙げていますが、これは約30年のリーグ史でアラン・シアラーウェイン・ルーニーアンディ・コールに次ぐ歴代4位の数字。更に、上位3名は複数クラブでプレーしているので、プレミア内の1クラブでの得点記録は堂々の1位であり、1試合でのゴール数もシアラー、コール、ジャーメイン・デフォー、ディミタル・ベルバトフと並び5得点で最多タイ。

 

 

また、1ゴール辺りにかかった時間は108分。これはプレミアリーグで通算50ゴール以上を記録した全125選手の中で2位のティエリ・アンリに大差をつけて断トツTOPの結果です(アンリは122min/G)。ハリー・ケイン、モハメド・サラーといった現在進行形でゴールを積み重ねている得点王経験者でもそれぞれ128min/Gと127min/Gなので、彼らと比較するとアグエロの秀逸さがより明確になるかもしれません。

 

 

繰り返しになりますが、18年のプロキャリア、本当にお疲れさまでした。

心身の健康、次なるキャリアの活躍を心から祈っています。

 

 

【 #FPL 21/22 】Gameweek16 予想外の高得点も新型コロナの影響でピンチが続く

ファンタジープレミアリーグ21/22 Gameweek16の記事です。

 

Gameweek15はこちら

 

 

前節では再び低いポイントに留まり、暗黒期再来の恐れを抱きながら迎えたGameweek16。しかしながら、あのワンダーキッドの大活躍、そして久々にスタメンに選出したイングランド人有数のGKの活躍で驚きの結果となりました。

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スカッド&マッチアップ

 

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トッテナムとブライトンの対戦が新型コロナを理由に延期され、同じくコロナで離脱中のイヴァン・トニー含めてフィールドプレイヤー3名が0Pts確定という厳しい状況の中、イングランドの中盤に表れた超新星の活躍でまさかの高得点。

 

 

クラブ

 

(スタメンのみ)
マンチェスター・ユナイテッドロナウド、ブルーノ
マンチェスター・シティ:カンセロ
ウエストハム:ベンラーマ
アーセナル:サカ
アストンヴィラ:キャッシュ
クリスタルパレスギャラガ
エバートン:グレイ
サウサンプトン:リヴラメント
バーンリー:ポープ
ニューカッスル:サン=マクシマン

 

IN:ブカヨ・サカ
OUT:イスマイラ・サール

 

この時期になってくると選手の入れ替えは負傷者を外すという目的である場合が多くなってきます。今回も正に復帰は新年になりそうなサールに替えてゲーム内価格が同じくらいのサカを投入。

 

アーセナルの選手をスカッドに加えたのは今季これが初めて。

下位チームには滅法強い今季のガナーズは年内のリーグ戦日程がセインツ→ハマーズ→リーズ→ノリッジ→ウルブス。個人的には3勝2敗前後を想定しており、サカには20Pts以上を期待。

 

 

対戦カード

 

 

 

強きを助け弱きを挫く? ボトムハーフに滅法強いアーセナル

 

 

 

フットボールファンの間では所謂格下相手に無双し同格以上の相手には成績の悪い選手・クラブを雑魚専と揶揄する文化がありますが、優勝する為に年間勝ち点90越えが要求される今のプレミアリーグにおいて、高順位を狙うに当たっては勝利を見込める相手に取りこぼしをしないという力は絶対に欠かせない要素です。

 

とはいえ今季のアーセナルは不思議なくらい対トップハーフとボトムハーフで戦績が異なっており、8勝のうち6勝が対戦時10位以下のクラブ。一方でチェルシー,マン・シティ,リバプール,マン・ユナイテッドといった往年のライバル達には全敗を喫しており、この顕著な差をいかにして埋めていくかが彼の課題となりそう。

 

ガナーズは4バックながらLBを高い位置に上げ、RBはCBもこなす冨安を置いて変則3バックのようなシステムを使用していますが、ここ最近は毎試合のように冨安がサイドに釣られた後のスペースを守備的MFがカバー出来ず失点に繋がるチャンスを作られているのでまずはそれを修正する必要があります。

 

 

因みに、サウサンプトン戦ではサカが1アシストを記録し5Pts獲得と上々のスタートを切ってくれました。

 

 

コナー・ギャラガー完全羽化。ヴィエライーグルスは彼無しに語れない

 

 

 

物凄い速さでスターダムにのし上がっていくパレスのコナー・ギャラガー。

エバートン戦ではジョーダン・アイェウのパスをダイレクトでネットに沈めて先制点を獲得すると、2-1で迎えた後半ATにはペナルティボックス手前でボールを奪取し勢いそのまま斜め回転をかけたミドルシュートを沈めて1試合2ゴール。

 

ポストランパードを探し続けているローン元チェルシーにとっても、その得点関与力の高さと終盤までピッチを縦横無尽に駆け回る搭載エンジンの大きさは魅力的に映っているに違いない。

 

 

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Gameweek16 vsEverton(H)

キャプテンボーナス抜きで15Ptsという離れ業をやってのけた彼のおかげで今節は奇跡的に平均越えの点数を獲得。今後もユナイテッド戦以外では得点アシストを積み重ねて行ってもらいたい。

 

 

あとがき

 

マンチェスター・ユナイテッドはアウェイのノリッジ戦で苦しみながらもクリスティアーノ・ロナウドが決勝点のPKを自ら獲得して 9×2=18Ptsを獲得。

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↪試合の詳細

 

 

他にはコスト面の懸念から入れ替えの候補になっているバーンリーのニック・ポープもクリーンシート+諸ボーナスの9Ptsと最後の手土産に素晴らしい財産を残してくれました。次節はチーム内でCovid-19の感染者が複数人でたクラブの試合が延期され、ユナイテッド中心のチーム構成を組む私のスカッドは崩壊してしまったので1節限りトレード回数のリミッターを解除できるFree Hitを使用して窮地を凌ごうと思います。

 

 

 

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FPL-記事一覧

 

 

 

 

 

【 #PL 】#BHATOT に続き #BREMUN も延期。Covid-19の脅威再び

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Postponed.

Covid-19パンデミック以後、見飽きるくらいに目にした試合延期を知らせる単語。

 

21/22シーズンにはすっかり縁のない文字となり、日本では1日辺りの感染者数が国全体で100人を切る日も出てくるなど、ある程度この脅威に打ち勝った雰囲気もありますが、一方のイギリスでは直近7日間平均で5万人を越える感染者数を記録するように依然としてパンデミック収束の気配はありません。

 

 

新たな変異株は感染力が非常に強いと考えられ、英国ではより強い制限の必要性などが叫ばれるなか、今季ここまで大雪以外で試合消化が滞ることの無かったプレミアリーグでも遂に新型コロナが原因で延期される試合が出ています。

 

 

 

 

≪outbreak≫トッテナムでは選手8人、スタッフ5人のCovid-19陽性反応

 

チーム内に感染が広がっているスパーズでは木曜日のUEFAカンファレンスリーグ(vsレンヌ戦)、日曜日のプレミアリーグ(vsブライトン戦)の2試合が既に延期されています。

 

1試合目の欧州カップ戦は両チームの今後の日程をすり合わせる事が困難である為に試合中止となり、敗退が決まるという方向。アントニオ・コンテ就任後好調が続いていたチームにとっては正に水を差される事態。

更に、CBSsportによれば来週火曜日のレスター戦も開催が危ぶまれており、いつまでこの状況が続くのは未だに出口は見えていません。

 

追記

プレミアリーグは既に2試合の試合をそれぞれ大雪とコロナで延期したトッテナムの更なる延期を望まず、レスター戦に関しては今のところ予定通り開催される方向。

↪開催数時間前に延期が決定しています

 

 

マン・ユナイテッドでもスタッフ及び選手の間で陽性者が確認

 

週末にノリッジとの接戦をクリスティアーノ・ロナウドのPKで制したユナイテッドも新型コロナの陽性反応が見られ、当該人物はプレミアリーグプロトコルに従い既に隔離措置を取っているとのこと。

 

また、キャリントンではファーストチームのトレーニングを24時間停止し、それに伴いクラブとリーグ側が選手とスタッフの安全という面から協議を行った結果、現地時間火曜夜、日本時間の水曜早朝に予定されていたロンドン遠征,対ブレントフォード戦は試合日程の再調整を行い、延期される事が決まりました。

 

詳細判明。英国内の報道によれば陽性者は19名

 

24時間の制限を終え、水曜日にキャリントンに戻ってきたマンチェスター・ユナイテッドのトップチーム。 しかし、トレーニング開始前の抗原定性検査とPCR検査の結果、何人かの選手はそのまま家に帰されたそう。

 

チーム全体では19人に及ぶ陽性者を出しており、週末のブライトン戦も延期される事が濃厚です。 とはいえ、トッテナムのケースを見るにそれ以上の試合順延は考えづらく、仮にその時点で満足なスカッドを組めない状況だとしても27日のニューカッスル戦以降の試合については開催される可能性が高い。 

 

また、ライバルクラブ マンチェスター・シティのエース ケビン・デ・ブルイネは新型コロナ陽性反応から1ヶ月以上経過した今でも体力がそれ以前の水準に戻っていない事を明かしており、今回ユナイテッド内で感染が発覚した選手が皆重症化せずに復帰できたとしても、試合単位で選手にハードワークを強く要求するラルフ・ラングニックのプレッシングフットボールには中長期で大きな影響を与える恐れがあります。

 

参考

 

 

 

ワトフォードでも感染者多数。バーンリー戦が延期に

 

 

イングランドプレミアリーグ理事会は15日、本来であるならば現地時間12月15日19:30(日本時間12月16日4:30)キックオフの予定であったターフ・ムーアのバーンリーvsワトフォード戦について、ホーネッツ(ワトフォードの愛称)のチーム内でCovid-19が流行し、試合に出場できる選手の数が不足している為にメディカルアドバイザーの指導に従い試合延期を決定したと発表しています。

 

これで21/22シーズンのCovid-19が理由で延期された試合は3例目。

 

リーグ側は既に大雪を含みリーグ戦2試合が順延されたトッテナムについて、チーム内に感染者を複数人抱えた状態ながらこれ以上の延期は試合消化に滞りが出るとして同じく怪我や体調不良による離脱者を多く抱えるレスターとのリーグ戦を開催する意向を示しており、今後も同じように強行開催せざるを得ない試合がいくつも出てくる事を強く示唆しています。

 

この急速な感染拡大のなか、検査頻度の向上、屋内でのマスク着用義務、社会的距離遵守等の措置だけでリーグ戦をこれまで通り行えるかどうかは大きな疑問が残っており、最悪のケースを回避するには最早神頼みしか手段がないのではと悲観してしまうような状況です。 

 

 

他のクラブでもCovid疑いの例が続出。今後のリーグ日程はどうなる?

 

リーグ15節でリーズと試合を行ったブレントフォードは試合前にストライカーのイヴァン・トニーのCovid-19陽性が発覚しチームを離脱。

1例目のトッテナムと15節で戦い、16節では先述の通りユナイテッドと対戦したノリッジでも赤い悪魔との対決を前にした段階で3、4名の選手・スタッフが感染疑いとしてPCR検査を受けており、アストンヴィラでも選手1人と複数名のスタッフに陽性例が確認されるなど、リーグ内で着々とウイルスは広まっています。

 

残念ながらイギリス国内では11月初旬に3万人強を記録して以降再び感染者数は右肩上がりで上昇中。もっと長期でみるならばそれこそEURO2020の始まる少し前から感染者の数は増加傾向。

 

この感染の波が続くのであれば、今後、観客制限やリーグ中断さえも視野に入れた話し合いをリーグとクラブ側で行う必要すらあるかもしれません。最悪のシナリオを回避する為に、再度のロックダウン措置やそれに伴うリーグ中断の可能性は決して0とは言えず、我々は再び忍耐の時間を経験することになるかもしれない。

 

 

【追記】20日に緊急会議が行われる予定

 

Matchday18は全体の半分を越える6試合が延期しています。

 

リスト

Manchester United vs Brighton

Watford vs Crystal Palace

Southampton vs Brentford

Aston Villa vs Burnley

West Ham vs Norwich

Everton vs Leicester

 

リーグ戦中断も視野にいれた緊急会議は20日、結果が分かり次第追記します。