Covid-19のチーム内アウトブレイクから立ち直ったマンチェスター・ユナイテッドはアウェイのニューカッスル戦で再始動。
記憶も薄れつつある前節は12月11日、キャロウ・ロードでノリッジに辛くも勝利。
2週間以上の試合間隔がどちらに転ぶのかは未知数ですが、ラルフ・ラングニック監督は11月の代表ウィークに負傷したポール・ポグバを除くトップチームのメンバーは全員試合に起用できる状態であると明かしており、久々に良い意味でスタメン構成に悩まされるユナイテッドが帰ってきそうな雰囲気。
ラインナップ予想
ラルフがチームを指揮するようになってからはこの4-2-2-2が基本形となっています。
難しいのは①RB、②CB、③STの組み合わせですが、①はディオゴ・ダロトがアーロン・ワン=ビサカ不在の間に好パフォーマンスを持続しており、攻撃時の余裕と選択肢の多さから攻める時間帯が多いと予想されるマグパイズ戦でもやはり彼が選ばれると考えています。
②はヴァラン復帰に際しリンデロフとマグワイアのどちらを選ぶかという難しい選択肢。直近のパフォーマンスは完全にリンデロフだと私は思っていますが、ヴァラン-リンデの場合ストッパー役が不在になりそうな事を考慮してマグワイアとしています。
③は対戦相性を判断基準にしました。
クリスティアーノ・ロナウドは対ニューカッスル戦通算12試合(PL1,FA1)8ゴール5アシスト、マーカス・ラッシュフォードは7試合4ゴール5アシストとどちらもG+A/90が1を越える程マグパイズを得意としており、この両者で試合を決めてしまっても何ら不思議ではないスタッツ。
戦績
それぞれがイングランドでも有数の規模を持つ(ファンの数、歴史、タイトルetc.)このマッチアップ。通算101試合でマン・ユナイテッド57勝-ニューカッスル17勝-27引き分け、赤い悪魔が約56%の勝率を記録するどちらかと言えば得意なカードと言えます。
前回の対戦は皆さんの記憶に強く残っているであろうクリスティアーノ・ロナウドの復帰戦(4-1で勝利)。
また、過去10戦はいずれもリーグ戦で過去4戦は全てユナイテッド勝利という一方的な結果が残っています。
DWLWWLWWWW (7勝1分け2敗)
ただ、互いに監督交代を挟み戦い方も大きく変わるであろうリターンマッチ。
これまでのデータではニューカッスルは5バック、レッズは4-2-3-1を最も好んで使用していましたが、攻撃的なスタイルで知られるエディ・ハウの新チームはもっと重心を前にして迎え撃ってくるかもしれない。
要注意はサン=マクシマンとジョエリントン。
前者の個の力は既に証明済みですが、高額移籍金に見合わないと批判の嵐を受けていた後者も新監督の元では重要な選手の1人になっており警戒が必要。