いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【 #MUNAVL 】予想。負傷者リストを考慮するとユナイテッド有利か

*21/22イングランド・プレミアリーグ第6節

 マンチェスター・ユナイテッドvsアストンヴィラ戦の予想記事です。

 

 

ミッドウィークはウエストハムとのリーグ戦に続く再戦となったカラバオカップ3回戦が行われ、両クラブとも大幅なターンオーバーを採用しましたがレッズは序盤の失点を取り返す事が出来ず27本ものシュートをアイアンズに浴びせながら0-1で敗戦……

 

ハイライト

 

 

 

とはいえ、そのシュート数が物語るように試合自体をコントロールしていたのはマン・ユナイテッドの方で、久々に出場機会を得たフアン・マタは相変わらずのゲームメイク力を見せ、ドニー・ファン・デ・ベークも正確なグラウンダーのパスに加えこの日はメイソン・グリーンウッド決定機に繋がった62分のロブパスなど得点の匂いを感じる仕事もこなし今後への期待が高まります。

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#MUNAVL を占う

 

そんなカップ戦から中二日、日本時間20:30 現地ではランチタイムキックオフのアストンヴィラ戦の私的スタメン予想はこんな感じ。

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恐らく大半の予想は左DMフレッジだと思いますが、ヴィランズのチーム状況とこちら側の選手の状態を考えて少し変化を加えてみました。

 

単純にVDBに出場機会を与えて欲しいという想いも勿論含まれていますが、一番の理由としては相手クラブの欠場者情報を見るにユナイテッドがボール保持に回る時間が長くなると見込まれること。

 

アストンヴィラは快勝した前節エバートン戦でレオン・ベイリーがハムストリングを痛めこの試合には間に合わず、更にジョン・マッギンも脳震盪で途中交代。

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FA(イングランドサッカー協会)の定めたプレー復帰のプロトコルによれば、頭部を負傷した場合6日間の欠場が必要になりますが、エバートン戦は日本時間9月19日01:30キックオフ、そして今節は9月25日20:30キックオフなのでこのルールはクリア。

 

という事でマッギンに関しては選手本人の体調に問題が無ければ間に合いそうですが、勿論ユナイテッドからローン加入のアクセル・トゥアンゼベは起用できず、5バックを継続してコートニー・ホースを使うのかそれとも442や4231に変更するかいずれにしても戦力ダウンは否めません。

 

 

(✖)

アクセル・トゥアンゼベ

トレゼゲ

モルガン・サンソン

レオン・ベイリー

 

(△)

ジョン・マッギン(最新報道では〇寄り)

マット・ターゲット

 

 

一方、マンチェスター・ユナイテッドに目を向けると、待ちに待ったエディンソン・カバーニの戦線復帰が間近に迫り、トップチームではマーカス・ラッシュフォードを除いた全メンバーを起用できる状態。

カバーニも早ければこの試合に出場する可能性があるかもしれません。

 

また、ロナウドとのユニットに関してもオーレは記者に対し

“I'm sure that'll be a good partnership as well, [two players] wanting to be on the end of things. We’ve seen some teams dropping deeper against us, not giving us as much space in behind and that’s definitely two boys you’d like to have around the goal when that’s the scenario. ”

(ロナウドカバーニ良い関係性を築けるだろう。チームによっては我々に対してよりライン設定を低くし、あまりスペースを与えてくれないことがありますが、そのようなシナリオになったときには間違いなくゴール周辺に彼らのような2人を配置したい。)

Cavani and Ronaldo link-up at Man Utd excites Solskjaer | Manchester Unitedより

と好意的に語っており、近い内に並外れたゴールへの嗅覚を持つストライカー同士の共演が見られるかもしれません。

 

 

先述のようにスコア予想は3-1でマンチェスター・ユナイテッド勝利としましたが、アストン・ヴィラが5-3-2でブロックを敷いてきた場合はPKが勝敗を分ける要素になるかもしれません。

昨季のリーグ戦直接対決

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com



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ポグバvsドウグラス・ルイスまさかの3戦連続PKは果たしてあるのだろうか?

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カタールに新天地を求めたハメス。プレミア挑戦は1シーズンで終わりを迎える

ヨーロッパ主要リーグのマーケットが閉まってからは日数が経過していますが、そんな中で驚きの移籍情報が入っています。

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昨年9月からエバートンに所属していたコロンビア代表MF ハメス・ロドリゲスは2021年9月23日付でカタール有数のクラブ アル・ラーヤンSCへの完全移籍が成立。

フットボール界では新戦力の恒例パターンの1つになっているカメラ前でのリフティングを披露しています。

 

アル・ラーヤンではハメスの後釜候補として彼が去ってから1シーズン後にFCポルトに入団し、同じくLWを主戦場としたヤシン・ブラヒミとチームメイトになるという不思議な縁も。

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元々、ハメス・ロドリゲスエバートンに加入してプレミア挑戦を決めた大きな理由がクラブの前指揮官であり、ハメスとはレアル・マドリーバイエルンで選手とコーチの間柄だったカルロ・アンチェロッティの熱烈なラブコールでした。

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その恩人はジネディーヌ・ジダン退任を受けて後釜として白い巨人への電撃復帰が決まり、トフィーズは後任としてラファ・ベニテスを招聘。

 

ベニテスといえばリバプール時代の印象が強くサポーター内でも賛否分かれる決断でしたが、それ以上にハメスにとってはスペイン時代に不仲説が取り沙汰された関係性で、戦術的にも守備構築を第一として縦に速い堅実なフットボールの新監督のチームでは居場所が無くなるのではないかと多くのメディアで指摘されていました。

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実際に今季のエバートンを見ると、レバークーゼンからプレミアに戻ってきたデマレイ・グレイ、クリスタルパレスからフリー加入のアンドロス・タウンゼントといったスピードを持ち味にする選手が早速立場を掴んだ一方、クラシカルな10番タイプで分類するとすればポゼッションに最も輝きを見せるハメスはリーグ5試合を終えて出場時間0と完全に構想外となっていたのが現状。

出場時間TOP10リュカ・ディーニュ
アブドゥライェ・ドゥクレ
マイケル・キーン

 ↪450分
アラン:431分
デマレイ・グレイ:421分
シェイマス・コールマン
ジョーダン・ピックフォード
 ↪360分
アンドロス・タウンゼント:355分
リシャルリソン:348分
ジェリー・ミナ:278分

*データは5節まで。
(参照:2021-2022 Everton Stats, Premier League | FBref.com)

 

 

また、具体的なスタッツに目を通すと(今季はまだ序盤ですが)、20/21と21/22のエバートンを見比べてポゼッション率は46.5%→41.6%、ボールタッチ(90分)は597.8→492.0と大きくチームスタイルを変化させている事が分かります。(Source:Premier League Possession Stats | FBref.com)

 

 

 

個人的には昨シーズンの2度目の対戦でマン・ユナイテッドは彼にしてやられたという印象が非常に強く、10月初旬の対戦を前にこのプレイメーカーの対策をせずに済むというのは嬉しいニュースですが、その反面彼をプレミアリーグで見れなくなる事が確定してしまったのは悲しい……

 

 

ただ、翌年に控えたカタールW杯を考えるとこの移籍に関して少し見方が変わってくるかもしれない。

国際キャリアにおけるハメスはクラブ以上にセンセーショナルな活躍を見せており、先に現地のコンディションに順応しておく事で来年の大爆発への期待が高まります。

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(コロンビアは現在南米予選で5位につけており、W杯出場権4.5枠は十分に射程圏内。)

 

【 #ブログ 】だいたい1周年。原動力は知りたいという欲求かも

Hey guys! I have a gift for you.(嘘です)

 

 

こんにちは、どちらかと言えばThis video has been deleted世代の

いろ覇(@KeVLf3UVa5SKK0d)です。

 

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インターネット上では僻地も僻地な当ブログも、なんやかんやで公開してから1年が経過しようとしています。

 

大体同時期に始めたであろうページを見ていくと大半は更新が途絶えており、思った以上にブログを続けていくのは面倒で飽きが来るものかなとも思ったり思わなかったり。

 

何を目的にしているのかでもしかするとその難易度が大きく変化するのかもしれませんが、私の場合は情報発信を続ける理由としてはこんな感じ。

 

  1. 『情報』の白紙を少しでも減らしたい
  2. 記憶の外部保存先ストレージ
  3. 単純に何かを記すこと自体好きである

 

あわよくばあぶく銭(ryという欲望も無きにしも非ずですが、根源になっているものはこの3つだと自己分析しています。

 

そして、(凡そ)毎日更新を続けてきた結果見えてきたのは"幸せ"という感情はその時点で1つの完結を迎えており、これを基に何かを書くというのは非常に難しく、逆に"怒り""不満"といったネガティブな感情の方が何かを知りたい探求心に直結するので筆が進みやすい。

ただ、この怒りエンジンを多用しすぎると今度はそれに飲み込まれそうになるので、私の場合は一通り書いた後は公開する前にもう一度内容をチェックして外から見た視点を持つように一応意識はしています(自信は皆無)

 

 

まずは1

空白になっている情報を減らしたいという欲求。

ある1つの事象に関して考えてみた時にその全てを知らないと納得がいかないという性分なので、自分の力が及ぶ限りはそれに対して把握していたい。

 

2は簡潔に言えば脳を内蔵記憶とした時の外付けディスクの関係性で、上述したように本当ならば全ての情報を常に新鮮な情報で保持したいのはやまやまですが、現実としてそれは無理に近い話なので私はブログを記憶の外付けHDDと位置付けています。

また、アウトプットは記憶の定着そのものにも大きく役立つので一石二鳥。

 

3も重要なキッカケ。

文章の巧拙とは全く別に、誰かの記したモノを読んだり自分で何かを書く事が昔から苦痛に感じる事無く寧ろ好きな方でした。

始めは自分のナニカをネット上に公開する事に多少の抵抗感こそありましたが、いざやってみると以外に悪くないなというのが率直な感想。

 

 

世界の娯楽も見ても今は傍観者ではなく参加者になれる仕組みが人気を博しています。(TVの衰退も内容の話ではなくコレの比重が大きいと個人的には考えている)

そういう意味ではフットボール観戦はどちらかと言えば前者寄りで実際にスポーツ観戦自体の人気低迷は問題ですが、私の場合はこうして文章を書くようになった事で(勝手に参加者の1人になっているつもり)以前よりもフットボールが好きになりました。

 

 

結論として何が言いたいかと言えば、別に私はブログをやれと他の方に進めるつもりはありません。(思わぬ形で責任を求められるかもしれないですし……)

ただ、何らかの形で自分が発信する側・参加者になる事は非常に有益だと思う。

 

 

【 #FPL 21/22 】Gameweek5-なりふり構っていられない危機⁉ 4コストを支払ってCR7補強

ファンタジープレミアリーグ21/22 Gameweek5に関する記事です。

 

 

Gameweek4はこちら

 

結果的に審判の質にばかり注目が向かう事になってしまったプレミアリーグ第5節。

 

 

そんな風潮を払拭したかったのかPGMOLとリーグ側は次節プレミアリーグ初の外国人審判としてデビューするJared Gillett氏を大々的に取り上げていますが、既にアイルランドはダブリン出身の元レフェリー Dermot Gallagher氏がいるので本来は彼に次ぐ2人目と指摘されるなど正に踏んだり蹴ったり。

 

 

さて、肝心の試合とFPLの方はどうなったかと言えば白旗を上げたくなるような惨敗。

それでは振り返っていきましょう。

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スカッド&マッチアップ

 

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正直ノリッジがここまで勝てないとは思いませんでした。

アーロンズが完全に駒として機能していませんが、より緊急性の高い箇所が複数あるので手をつけられるのは相当先になりそう。

 

もう1つの後悔は悩んだ挙句に外したト二―の大活躍。

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クラブ👕

 

(スタメンのみ)
マンチェスター・ユナイテッド:ブルーノ、ポグバ、ショー
チェルシー:クリステンセン
マンチェスター・シティ:ルベン・ディアス
エバートン:デマレイ・グレイ
ウエストハムソーチェク
ブレントフォードヤンソン
ウルブス:サ
リーズ:バンフォード
ノリッジ:アーロンズ

 

IN:デマレイ・グレイ

OUT:ソン・フンミン

 

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レスターではジェイミー・ヴァーディの壁に阻まれ続けサブ要員に留まっていたグレイですが、バイエル・レバークーゼンでの半年を経て加入したエバートンではカタール移籍の噂が出ているハメス・ロドリゲス、未成年への性犯罪の容疑で逮捕されたとされ最終的に21/22シーズン夏のトップチーム登録からも外れたギルフィ・シグルズソンら昨季の主力が機能していない中でその穴を埋める活躍。

 

そしてコスト面でもFPL内の市場価値で£6.0を下回る優良物件なので、現時点で17.7%の選出率を誇る人気選手となっています。

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対戦カード

 

 

 

カナリーズの初勝利は遠い……

 

 

何故ここまで上手くいかないのだろうか。

そんな風に関係者やサポーターが感じていそうな今季のノリッジ・シティ

同じく昇格組であるワトフォードとのホームマッチですら数的有利の状況から完全に前を取られる失点が続き悪夢の開幕5連敗です、、、

 

また、プレミアリーグでは2020年2月28日に対レスター戦で勝利して以来15試合連続敗戦という不名誉な記録が続いており、もしかすると近い内に昨季のシャルケのような取り上げられ方をされてしまうかも。

(連敗中の成績は15試合3得点38失点)

 

そして自チームに起用しているマックス・アーロンズも5試合終えて累計6Ptsという有り様なので、ゲーム目線で言えば彼をこのままスカッドに組み込み続けるのは非常に難しいと言わざるを得ません……

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19クラブ喫緊の課題はStop the Chelsea

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モウリーニョ1期の頃からチェルシーは気が付くと相手が詰み状態にさせられているというクラブだったように思いますが、今のトーマス・トゥヘルのチームは相手の動きに対する対策が非常に早く試合前にある程度プランを持って挑んでもハーフタイム明けにはそれすら対応されるという非常に素早く難解な思考ゲームを仕掛けられている気分。

 

このトッテナム戦でもホイビェアがバック3に落ちるビルドアップへの守備にイマイチ機能していなかったメイソン・マウントを前半いっぱいであっさり交代し、後半早々にセットプレーから先制点を奪うとマウントに代わって入ったエンゴロ・カンテの広い守備範囲とディフレクションして入った幸運なゴールもあってそのままスパーズを完封。

 

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参照:

Tottenham 0 - 3 Chelsea (September 19 2021) | EPL | 2021/2022 | xG | Understat.com

xGベースで見ても見事なまでに同じ答えを示す結果が出ており、ホームチームはハーフタイム明けの45分間でxG0.05に留まり、アウェイチームはxG2.17を記録しています。

 

 

さて、本題となるのは一体どこがチェルシーを止めるのかという話ですが有力候補の1つリバプールは1人多い状態で得点を奪えずドロー、そうなってくるとマンチェスターの2クラブにこの爆弾は回ってきそうな気配がありますが私はユナイテッドが最も可能性の高いチームだと思っています。

 

スパーズが前半見せたように攻撃性能の高いフルバックの存在がトゥヘルのチームを破る為のカギの1つ。

3-4ベースのチェルシーは大外のレーンで埋めきれないスペースがどうしても存在するのでレッズの誇る左サイド:ラッシュフォード-ルーク・ショーのラインは彼にとって最も嫌な相手といえましょう。

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ユナイテッドとチェルシーのリーグ戦1試合目は11月27日予定。

肩の手術でチームを離れていた10番も既にトレーニングに復帰しており、この頃になればおそらくトップレベルの試合に耐えうる状態に戻っている筈。

 

 

あとがき

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今節は平均より20点近く下回ってしまった自チーム。

背に腹は代えられないという事で1節辺り1人のコスト無しトランスファーの権利にプラスして4Ptsを払い強引にロナウドをチームに加えました。

 

パトリック・バンフォードを選んだのは費用対効果と彼が軽度の負傷を負った疑惑があるからですが、これによってコスト面では当初の想定より余裕が生まれたため、6節~7節間の移籍期間ではかなり自由度の高い動きが可能になりました。

 

 

6節以降の逆襲に乞うご期待!!

それではまた次週お会いしましょう

 

 

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FPL-記事一覧

【 #MUFC 】 Martin Atkinsonとユナイテッドの因縁

先週末のプレミアリーグでは、VARを巡って多くの疑惑の判定が生まれましたが、中でもウエストハムvsマンチェスター・ユナイテッドの試合は不可解なジャッジが続出して主審を務めたマーティン・アトキンソンとVARダレン・イングランドの両名にはファンのみならず記者や解説者らからも批判の声が上がっています。

 

WHUMUNについて

 

その中でも特にマンチェスター・ユナイテッドアトキンソンにはただならぬ因縁があり、今回はその2008年のFAカップ準々決勝を振り返ります。

 

 

07/08 FA Cup 準々決勝 vs Porsmouth

 

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このシーズン、FAカップを制すことになるポンペイですが6回戦では審判に救われる形でオールド・トラッフォードでのマン・ユナイテッド戦を勝ち上がっています。

 

問題の場面は前半7分。

低い位置に降りてきたウェイン・ルーニーのサイドチェンジを受けたクリスティアーノ・ロナウドファーストタッチで対面するLB(ヘルマン・フレイダルション)を置き去りにして一気にボックス内に侵入。

 

そのままゴール一直線に向かうロナウドに対しカバーリングに来たシルバン・ディスタンは明らかにボールではなく身体に向かう突進でロナウドを吹っ飛ばしますがアトキンソンは笛を吹かずにそのままプレーオン。

 

 

何度見ても進路妨害だけを狙ったタックルにしか見えませんが、、、

 

何の因縁かこの当時も当事者になったのはクリスティアーノ・ロナウドであり、13年以上の時を経て再びアトキンソンが致命的なミスジャッジをロナウドのプレーに関して犯していると2008年当時のユナイテッドファンに話した場合、どのようなリアクションを取るのだろうかと思わず考え込んでしまいます。

 

(私なら"何の冗談だ?"と笑い飛ばした後にその深刻な表情を見て消化しきれない怒りに包まれるかもしれない)

 

 

更に疑惑の場面は続きエドウィン・ファン・デル・サールが前半で負傷交代し、代わりに入ったトマシュ・クスチャクが一発レッドを提示された76分のシーンでは、ミラン・バロシュとクスチャクが接触した段階でゴール前にはまだアンデルソンルーニーの2名が残っていたにも関わらず決定的な得点機会の阻止として退場を宣告。

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この試合では丁度図ったかのようにユナイテッドの攻撃でGKを交わした後にカルロス・テベスのシュートをグレン・ジョンソンがライン上でクリアするシーンがあった事を見ても疑惑の判定である事が分かります。

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先述のようにGKの控えを既に使い果たしているユナイテッドは急遽リオ・ファーディナンドにキーパーを任せますがPKストップは流石に無茶が過ぎる話で、試合を大半をコントロールしながら痛恨の敗戦で3冠のチャンスを失いました。

 

07/08と言えば皆さんもご存じの通りリーグ・CLを制したサー・アレックス体制でも98/99のカップトレブルに次ぐ成果を出したシーズンだっただけに、後年になってもこの試合のアトキンソンのジャッジは批判の対象に挙げられる機会が非常に多い。

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この試合の一連の流れにはサー・アレックス・ファーガソンカルロス・ケイロス(当時のアシスタント)の怒り心頭で、前者はTVのインタビューで(Martin Atkinson had been )“on Portsmouth’s side”、後者に関しては新聞記事で"a robber"(盗人)という非常に強い表現を使ってアトキンソンを批判。

(https://jp.reuters.com/article/soccer-england-ferguson/soccer-uniteds-ferguson-backs-call-for-respect-to-referees-idUKB8467820080321)

 

 

 

今回のウエストハム戦の判定に怒り狂うファンがとても多い理由としてはこのような背景があると分かってくれれば本望です……

 また、私の結論としては、アトキンソンには一刻も早くレフェリーを辞していただき、ダレン・イングランドに関しても何らかの処分を検討すべきと考えています。

 

 

Manchester Evening Newsでは更に過去に遡って事細かにアトキンソンのジャッジに関して書かれており、ユナイテッドサポーターなら必見の記事かも。

 

 

【 #WHUMUN 】 ジャッジに大きな疑問が残る試合。最後はデヘアのPKストップで劇的勝利!!

*イングランド・プレミアリーグ第5節 ウエストハムvsマンチェスター・ユナイテッド戦の記事です。

 

 

不慣れな人工芝、そして信じられないようなミスが重なりCL初戦を落としたマンチェスター・ユナイテッド

 

その失意に沈んでいる暇もなく、リーグ5節の相手はチームの元指揮官でもあるデイヴィッド・モイーズ率いるウエストハム

昨季後半にはジェシー・リンガードがローン加入で大活躍し、夏の移籍市場でも彼やデクラン・ライスを巡ってリンクされる事の多かったこの両チームですが直近5戦の対戦成績はマン・ユナイテッド4勝1分けとかなり得意にしている相手。

 

ただ、その4勝の中には僅かな差でモノにした試合も多く相性が良いからと油断する事は決して出来ないクラブです。

 

 

プレビュー

 

ホームにレッズを迎え撃つアイアンズは何と言っても前節サウサンプトン戦でエースのミカイル・アントニオがイエローカード累積2枚で退場してしまい、このビッグマッチに裏抜けポストプレー何でもござれの主軸を欠く事に。

 

また、ミッドウィークはクロアチア遠征でディナモ・ザグレブとのEL初戦を戦っており、試合間隔もウエストハム中二日、マン・ユナイテッド中4日とコンディション面での差が気になるところです。

 

 

とはいえ、2列目の陣容やスタメンの実力はBIG6と遜色ないクオリティなので、ジャロード・ボーウェンやサイード・ベンラーマと言った個のクオリティで局面を打破できる選手は勿論のことRBウラディミール・ツォウファルの攻撃参加やトーマス・ソーチェクの飛び出しも要警戒。

 

 

マンチェスター・ユナイテッドは鼠径部の手術で開幕戦以来暫く離脱していたスコット・マクトミネイが全体練習に復帰し、この試合でも遠征メンバーに入っている事からもしかするといきなり実戦復帰もあるかもしれません。

 

マクトミネイの持ち上がりと運動量はこのチームでは唯一無二。彼を欠いたその後のリーグ戦3試合を見ればその重要性は誰しもが知るところではありますが。

 

 

スタメン

 

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◆ベンチ入りウエストハム
7ヤルモレンコ、10ランシーニ、13アレオラ、15C.ドーソン、16ノーブル、23I.ディオプ、24フレデリクス、26マスアク、33クラール

マンチェスター・ユナイテッド
3バイリー、8マタ、9マルシャル、14リンガード、20ダロト、22ヒートン、25サンチョ、31マティッチ、34ファン・デ・ベーク

 

事前予想は4-2-3-1ミラー。

ハマーズは新戦力ニコラ・ヴラシッチをスタメン起用し、レッズはマクトミネイをなんといきなりスターティングラインナップに加えています。

 

今シーズンのユナイテッドは人数が足りていながらスペースを相手に与えて失点するケースや、センターラインの選手がサイドに釣られて崩されるケースが余りにも目立つのでそれが出なければいいのですが……

 

 

試合内容

 

キックオフ前には、この日死去した事が伝えられたフットボール史に残る名ストライカー ジミー・グリーブス氏への黙祷が行われ、選手は腕に喪章として黒のアームバンドを巻いてプレーします。

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前半

 

ウエストハムはロングボールでユナイテッドの両サイドを狙う立ち上がり。

 

一方のマンチェスター・ユナイテッドには良い変化が生まれました。

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ミッドウィークの試合でルーク・ショーについてこのような指摘をしましたが、この日の試合ではラファエル・ヴァランがボールを持った際にショーが裏のスペースに走る動きを見せて早速改善してくれたようです。

10分には右に流れたポグバ→ショーのサイドチェンジがチャンスにつながっており、これを継続出来れば新たな攻撃パターンとして確立できそう。

 

試合の流れとしてはカウンター狙いで少ない手数の攻撃を狙うホームチームとブロックを崩せずミドルサードで立ち止まるアウェイチームという構図ですが、ユナイテッドの選手はイージーなミスが目立ちます。

 

17分にはマグワイアが左サイドの自陣ゴールに近い場所でリスキーなキープからボールを奪われ失点の危機。更に22分のウエストハムは左→右と大きくピッチを使ったカウンターからボックス内でボーウェンのシュート。

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プラン通りとはいかない時間が続くユナイテッドですが27分には右CKからこの日はキッカーではなく受け手に回っているブルーノのシュートがポスト直撃。

ショーのキックは高弾道でフワッとするようなものが多いので正直コーナーキックのテイカーとしてはそれほど質が高いとは言いづらいのですが、ブルーノがボックス内にいる脅威は捨てがたい。

 

 

30分のウエストハムは右サイドのライン際からフォルナルスの斜めパス→ツォウファルのポスト→ボーウェンとお手本のようなレイオフで好位置に抜け出し、最後は横パスを受けたベンラーマのコントロールショットがヴァランにディフレクションして先制。

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少し前からリプレイすると、フォルナルスにボールが入るタイミングのポグバの守備が非常に緩く、それをカバーする為にユナイテッドの守備が左に1つずつスライド。

マグワイアがサイドに釣り出される形となってしまった事が一番の要因だと思います。

 

また、この日のポグバは攻撃時に余りにも中央に侵入しすぎてスペースを消してしまい、簡潔にいうならばここまで大きく助けられてきたその自由奔放さが裏目に出てしまった形。

 

 

失点後のユナイテッドは思い出したかのように右サイドから複数のチャンスを生み出し、汚名返上を狙うワン=ビサカもマクトミネイとのワンツーで深い位置まで侵入するなどこの日は及第点のパフォーマンス。

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ただ、同点ゴールはその脈絡とは全く関係の無い所からCR7の抜け目の無さによって生まれています。

35分のユナイテッドはCK後敵陣でボールを奪い返し、陣形が崩れている所にブルーノ→ロナウドへのピンポイントクロス成立。

一度目のシュートはファビアンスキに弾かれますが、こぼれ球へのチェックを怠らないロナウドのゴールへの飽くなき執着心が上回り同点ゴール!!

 

その後お互いカウンターから幾度か相手ゴールに近づくチャンスを作りましたが、次のゴールは生まれず前半は1-1で折り返し。

 

フォーメーション

 

試合前予想では両チーム4-2-3-1としましたが実際には恐らくこのような配置でウエストハムは4-4-2ベースに見えました。

(時々4-3-3っぽくもなっていましたが恐らくこの形)

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後半

 

47分、ウエストハムの自陣でのパスミスからユナイテッドはロナウドに決定機。

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後になって振り返ると、この1on1を決めていればもう少し楽な試合展開だったかもしれません。

 

 

前半から問題になっていたフレッジのデュエル。

この日は恐らく50:50を一度も制していないのではないかと思う程に球際が弱く持ち前の粘りも皆無で正直苦しかったです。

 

後半に入ると攻撃の形が個人の即興頼りになってしまったユナイテッド。

73分にはポグバ、グリーンウッドを下げてリンガード、サンチョを投入。

 

更に終盤89分にはフレッジ🔁マティッチで最後のカードを切り、直後のプレーでマティッチの縦パスからリンガードのゴラッソが生まれギリギリで赤い悪魔が勝ち越し!!!!

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ウエストハムサポーターにとってもすっかり愛される存在になったリンガードが彼らを地獄に突き落とすというドラマのような展開でしたが、ハマーズサポはそれでもリンガードにブーイングを向ける事無く敬意をもって接していたのが印象的。

 

 

これで終わりかと思った試合ですが、ATにはルーク・ショーがボックス内で痛恨のハンドを犯してPKのジャッジ。

キッカーを務めるのは直前に投入されたチームの象徴マーク・ノーブル。

デヘアとPKの相性の悪さを考えれば同点決着やむなしという状況でしたがなんと結果はPKストップ成功!!!!!!!!!!

 

リーグ戦では2014年10月にエバートンレイトン・ベインズのキックを止めて以来7年ぶりとなるPK阻止で完全復活をアピールした守護神。

TwitterでGKの分析をしているJohn Harrison氏(@Jhdharrison1)は、これまでジャンプの直前に内股気味になっていたデヘアが今回足を大きく外に向けて力強い一歩目を踏んだ事がこのセービングを産んだとしています。(フットワークに細かく言及している訳ではありませんが、EL決勝の際のTweetと比較するとそれがよく分かる)

 

 

VARのモニタールームは機能しているのか?

 

まずは77分、左サイドからボックス内に侵入したロナウドは目の前のツォウファルをシュートフェイントで交わしますが膝をぶつけられて転倒。

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85分にはブルーノのクロスに位置取りを直した際にオグボンナ接触しますがオンフィールドレビュー無し

 

AT1分にも、今度はクル・ズマの明らかな足払い+背中へのプッシングで倒されます。

こちらに関してはボールへ向かう意思もなく明らかなファウルだったはずですが、またしてもオンフィールドレビューすら無く試合再開。

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3つ目に至ってはこれが正しくPKを宣告されていれば直後のプレーでショーのハンドが生まれることも無かったので危うく審判の手によって勝ち点2を失うところでした。

 

 

主審マーティン・アトキンソン

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VARダレン・イングランド

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アトキンソンのジャッジに関しては言うまでもなく最低水準で、プレミアリーグのファンには悪評が轟いていますが、VARのダレン・イングランドは何故アトキンソンに対しオンフィールドレビューの指示を出さなかったのでしょうか。

 

少なくとも77分とAT1分のプレーはPKに値するファウルだった筈で、アトキンソンがノーファウルとジャッジしてもモニタールームで映像を見ればファウルである事は一目瞭然でしょう。

3つ目に関しては一番悪質なプレーにも関わらずオンフィールドレビュー無しで再開されましたが、要するにイングランド視点ではあれがファウルに見えない?或いはアトキンソンとの年功序列で指示を出せなかったのか、いずれにしても審判として今回の試合に関して説明責任が求められます。

 

この疑惑に伴い、モニタールームと主審間の通信も明らかにされるべきであるという声も今後増えていく予感がありますが、そもそも何故モニタールームにいるのが審判員なのかという疑問が生まれます。

 

審判員を審判する人間・制度がもっとオープンにならない限りプレミアリーグのジャッジは向上しないのではなかろうか。

 

 

ハイライト

 

 

 

ゴール⚽30分:サイード・ベンラーマ(👟ジャロード・ボーウェン)
35分:クリスティアーノ・ロナウド
89分:ジェシー・リンガード(👟ネマニャ・マティッチ)

 

選手交代

ウエストハム

68分 ヴラシッチ🔁ヤルモレンコ

88分 ベンラーマ🔁ランシーニ

90分⁺⁴ ボーウェン🔁ノーブル

 

マンチェスター・ユナイテッド

73分 グリーンウッド🔁サンチョ

73分 ポグバ🔁リンガード

88分 フレッジ🔁マティッチ

 

 

データ

 

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ポゼッションは4-6もシュートの数を見て分かるように決してマン・ユナイテッドの楽な勝利とはいかない苦しい1戦でした。

 

ユナイテッドの枠内シュートは17本中10本と精度はそれなりに高かったですが、この日のファビアンスキはビッグセーブ続きで鉄壁といってもいい相手でスコアは伸びず。

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また、ウエストハムは先述したようにペナルティが与えられておかしくないプレーや激しいチェックも多かったですが、アトキンソンは全く試合をコントロールする意思を見せず結果的に両チームイエローカードは0。

 

試合内容は白熱しただけに、審判によって熱を冷まされる後味の悪い90分になってしまった事が本当に悔やまれます。

試合後のトピックスで選手以上にレフェリーが目立つ事は本来あってはならない。

 

 

xG

 

understat.comのxGは1.67:2.27。

凡そスコア通りですが、ウエストハムとしてはやはりPK失敗が痛かったですね。

マーク・ノーブルはチーム内の一番目のPKテイカーなのであの采配自体は特におかしなことでは無かったと思いますが、投入即キッカーというのはPK戦でなくとも大きなプレッシャーがかかる役割なのかもしれない。

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あとがき

 

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実は次の試合もウエストハム戦(カラバオカップ)なのでまた数日後に顔を合わせるこの両チームですが、カップ戦ではターンオーバーするでしょうから全く違った展開になるかもしれません。

 

今はアトキンソンイングランドへの失望感で頭がいっぱい。

正直彼らには今後プレミアリーグの試合を裁いてほしくない……

 

【 #DCFC 】罪深きMel…… ダービー・カウンティ破産申請

「~誠に遺憾である。」

政治家の専らの常套句となっている言葉をこんな形で使うハメになるとは……

 

 

 

 

オリジナル12のダービー・カウンティが破産申請

 

 

イングリッシュフットボールの実質2部に相当するSky Bet Championship所属の古豪 ダービー・カウンティFCはクラブ及び子会社の全てが破産管財人を任命する意向を通知したと発表しました。

 

クラブ側の発表によれば今回の決断に至ったのはCovid-19のパンデミック、それに起因ロックダウンなど予測不可能の事態が原因で収益とキャッシュフローに多大な打撃を受けた事と数年来続いていたクラブ買収案がいずれも失敗に終わった事が理由とし、Covidが無ければ財務的に持続可能な状況が整っていたと主張しています。

 

ラムズは既にスタジアム売却益問題、これに伴う2016~2018年の会計規則違反の疑いで勝ち点‐9の措置が濃厚とされており、ここに管財人管理下に入る事による-12Ptsが重なれば最大勝ち点-21。

現在のラムズ(ダービーの愛称)は7試合を終えて1勝4分け2敗 勝ち点7。

最低でも-12Ptsは決まっているので良くて勝ち点-5、残留圏からは10点離されるとすれば最早チャンピオンシップ残留は絶望的。

(同じような状況下にあった昨季のシェフィールド・ウェンズデイを見るにスタジアム売却の方は-6Ptsに減るかもしれません)

 

チームの方に目を向けると、元々昨年10~12月にかけての給与未払いのペナルティで今夏の移籍禁止処分を下されていたウェイン・ルーニーにとっては泣きっ面に蜂。

厳しい給与制限キャップ下で唯一許されたフリーエージェントの獲得からフィル・ジャギエルカラヴェル・モリソンと2人の主力級を掘り当てて何とか残留圏にチームを留めている手腕には正直感銘を受けていたのですが、こうなってしまっては最早覆水盆に返らず手遅れ。

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そんな状況下でもルーニーは両者を戦力にする事に成功し、特にポグバ、リンガードを越えるとされたモリソンの才能を再び輝かせられそうな兆候を見せていただけにユナイテッドファンの1人としても非常に悲しいニュース。

 

 

ダービーという街、そして名称は競馬のダービーステークスフットボールでも随所で使われるダービーマッチの由来となっている事など日本にいる私たちにとっても非常に目にする機会の多い言葉ですが、ラムズ自体も長い歴史を持つクラブで1888年に始まったイングランドフットボールリーグの創設メンバーの一員でもあります。

 

Original12

 

アクリントン(Accrington)

アストンヴィラ(Aston Villa)

ブラックバーン(Blackburn Rovers)

ボルトン・ワンダラーズ(Bolton Wanderers)

バーンリー(Burnley)

ダービー・カウンティ(Derby County)

エバートン(Everton)

ノッツ・カウンティ(Notts County)

プレストン・ノース・エンド(Preston North End)

トーク(Stoke 1926年にストーク・シティに名称変更)

ウエスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich Albion)

ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)

 

 

今回の一報を受けてギャリー・ネビルが"We have got to stop this happening. It has to stop. That can't happen to an institution like Derby County."(私たちはこのような事態が起こらないようにしなければならない。ダービー・カウンティのような組織にこのような事は起こってはならない。)とコメントしたのも単にチャンピオンシップのクラブであるからという事だけに留まらずこのような背景もあるのではないでしょうか。

 

オリジナル12の中にはラムズと同じように近年破産申請をしたクラブも含まれていますが、歴史と伝統のあるチームがこのような失態を犯してしまうのは本当に残念。

 

メル・モリスが2015年に会長に就任して以降のダービーは出費が膨らみ、フットボール財政の専門家キーラン・マグワイア氏によれば2014年に£16Mだった賃金が2018年には約3倍の£47Mにまでなっているそうですから、仮にCovidが無かったとしてもラムズ財政問題は近い将来同じような結末を迎えていたのかもしれません。

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@dcfcofficial より引用

 

 

EFLクラブで管財人が任命された過去のケース

 

ポーツマスFC

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2006年1月にアレクサンドル・ゲイダマク(Alexandre Gaydamak)がクラブ買収をした頃から始まった散漫な財政と毎年のように入れ替わるオーナー。

チーム自体はハリー・レドナップの下スレイマニムンタリ、シルバン・ディスタン、ニコ・クラニチャルグレン・ジョンソンなど国内外から優秀な選手を集めて一時は欧州カップ出場権を得るほどまでに成長。

 

しかし、上記のようにピッチ外のトラブルに兎に角悩まされたポンペイは2010年2月に破産申請。その後紆余曲折あって市民クラブとして再スタート。

 

今季はSky Bet League One(3部)でプレー。

 

 

 

オールダーショット・タウン

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大株主が脳卒中を起こして衰弱してしまい、給与未払い問題が発生。

最終的に100万ポンドの負債を抱えていたクラブはEFLから降格してから僅か5日後に管財手続きに入る。

今季はVanarama National League(5部相当)でプレー

 

 

ボルトン・ワンダラーズ

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ポーツマス同様00年代はプレミアリーグ常連クラブだったボルトン・ワンダラーズも深刻な経営難から2019年5月に破産手続きを行っています。

 

以後2シーズン連続で降格を喫し、昨季はLeague Two(4部相当)でプレーしていましたがシーズン終了時に自動昇格圏内の3位につけ、今季はLeague Oneでプレー。

 

 

 

【 #YBMUN 】自滅。せめてもの救いは裏のカードのドロー決着

ご存じの通り35分にワン=ビサカが退場、トドメにジェシー・リンガードの相手へのスルーパスが決まり敗戦と試合自体がまともなものでは無かったので、普段とは少し趣向を変えてどうすればこの事態を防げたのか、或いは1人少なくなってからのゲームプランなどを考えていこうと思います。

 

 

 

 

スタメン

 

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ベンチ入りBSCヤングボーイズ
5ツィズガー、7シュピールマン、9W.カンガ、10スレイマニ、11ヤンケヴィッツ、14ヒュルギ、17シエバチュ、19F.マンビンビ、24マセイラス、32F.リーダー、61ツビンデン、91G.フェーヴル

マンチェスター・ユナイテッド
3バイリー、8マタ、9マルシャル、11グリーンウッド、14リンガード、19ヴァラン、19ダロト、22ヒートン、31マティッチ、36エランガ、51M.コバール

 

  • 4-2-3-1ミラー。
  • ファン・デ・ベークDMが機能すれば今後に向けて大きな財産
  • 人工芝ピッチへの対応力が試合のカギ

 

 

ワン=ビサカへの不安が早くも現実に

 

人工芝の長さもかなり短めで序盤からユナイテッドの選手がスリップする場面をよく目にしたこの試合ですが、スカッドの質で上回るアウェイチームはこのハンデをもってしても特別大きな問題にはならないだろうという立ちあがり。

 

実際、序盤の内にクリスティアーノ・ロナウドとブルーノ・フェルナンデスの見事な連携からスコアが動きます

13分にブルーノのアウトフロントのクロスからCR7がGKの股を抜いてマンチェスター・ユナイテッド先制!!

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ここまでは良かった。

 

その後はホームチームも少し盛り返し、サイド⇒サイドのロングパスでユナイテッドのフルバック裏を突いてチャンスになりそうなシーンもありますが最後の精度に問題があり得点の脅威とまでは言えない攻撃。

 

一方のユナイテッドもフレッジ-ファン・デ・ベークの2DMから縦のミドルパスが生まれる事は殆どなく少し中弛み。ただ、このまま試合をコントロールしていけば順調に勝ち点3を手にイングランドへ帰還できるだろうという腹積もりを私自身していました。

 

 

ところが35分にその目算が一気に崩れる致命的なファウル

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このシーンではワン=ビサカがファン・デ・ベークとのワンツーで中央進出してその後ブルーノへのパス、或いは逆サイドの裏にロングボールを配球するというのが主な攻撃パターンでアンダーラップまでは完璧だったのですが、リターンを足元に収められなかったワン=ビサカはYB35番 クリストファー・マルティンスペレイラの足首を踏みつけるような形で接触してしまい一発退場。

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狙いは良かっただけにこういった結果になってしまった事は非常に心苦しいですが、もう1つこの場面で注文をつけるとすればルーク・ショーの動き。

 

オンボールのショーは世界一のLBと言っても差し支えないハイパフォーマンスで独力でDFを剥がす事も頻繁にありますが、それに比べるとオフ・ザ・ボール、特に自分のサイドにボールが無い場面で時折傍観者になっている事があります。

逆にこれを改善してしまえば1シーズン10~15アシストすら夢物語では無くなると思うので彼には是非もう一段上に昇って欲しい。

 

 

10人になったユナイテッドはサンチョ🔁ダロトでブルーノを右にスライドさせた4-4-1で前半を乗り切ります。

 

 

5-3-1(3-4-1-1)の是非

 

後半に入るところでユナイテッドはファン・デ・ベーク🔁ヴァランの交代カードを切って3CBの5-3-1(3-4-1-1)に配置を変更します

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この形でカギになるのはWBの運動量だと私は考えていますが、急ごしらえだった事もあってショー、ダロトの2人は単純に3CBに吸収される形で中に絞ってしまうので、その分中盤のスペースが人数不足で空いてしまうという大問題が併発。

 

元々、11人だった時にフルバックの裏を使われていた事を警戒して最終ラインを5枚にしたというのは理解できますが、選手の意思と指揮官の考えをすり合わせられなかったという点でこの日のオーレは良くなかったのかもしれない。

 

66分の同点弾も正に人数的には足りていながらショーが必要以上に内に絞った事で空いた左サイドを使われての失点でした。(ボックス内の人数はユナイテッド7人ヤングボーイズ3人)

 

 

選手交代でピッチに伝えるメッセージが不明瞭

 

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同点に追いつかれたユナイテッドはブルーノ、ロナウドを下げて代わりにマティッチ、リンガードを投入。完全にドロー決着を狙いに行きます。

 

ところが89分になって切った最後の交代カードはフレッジ🔁マルシャル

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後半のフレッジはダイアモンドの底としてほぼ1人で中央をカバーしており、疲労度を考えての交代自体は理解できますがその交代相手が献身性に欠けるFWのマルシャルというのが全くもって分からない。

エリック・バイリーを入れて更に最終ラインの枚数を増やすか、カウンターの芽を残しておきたかったとしてもメイソン・グリーンウッドで良かった筈。

 

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最後の失点はリンガードの凡ミスですが、そこに至るまでのプレーでマルシャルがフォアチェックを怠ったシーンもあるのでこの交代が最後の1プレーの遠因と言っても過言ではない。

マティッチで中盤のブロック強化、リンガードで運動量はシンプルに意図が伝わりますが、果たしてオーレはマルシャル投入で何をしたかったのか、謎は深まるばかり。

 

 

その真相を探るべく我々はアマゾンの奥地に(ry

 

 

あとがき

 

ファン・サポーターの間でまことしやかに囁かれる人工芝の問題ですが、僭越ながら私の実体験をもとに話させていただくと、

(あくまで個人の感想)

  1. 日が当たっている時はアスファルト並みかそれ以上に地面が熱くなり、地獄の窯焼き状態かつ照り返しもキツい。
  2. ゴムチップがスパイクやソックスの中に入って不快感が非常に強い。白系統のシャツ・ズボンが黒ずんでしまい洗濯しても色が残る(洗い方が悪かったのか?)
  3. 天然芝と同じ要領でスライディングすると太ももが擦り傷だらけになる事も
  4. 人工芝のタイプによってはすぐ下がアスファルトなので足底、膝、股関節などにかかる負担大
  5. スパイクの引っかかりが天然芝より悪く、そちらに慣れていると思わぬところで足を持っていかれる。

 

 

体感は砂利⇒土⇒人工芝⇒天然芝(右に行くほどやりやすい)

 

管理について

 

プレミアリーグの最優秀ピッチを連続受賞しているオールド・トラッフォードでの試合を見慣れたユナイテッドファンにとってはイマイチ実感の湧かない感覚かもしれませんが、(人工繊維とのハイブリッドタイプ台頭によって改善したとはいえ)天然芝ピッチは天候不順や芝の伝染病などによってコンディションを整えられないケースが多々あり、昨シーズンもリーズがエランド・ロードの芝を上手く生育出来ずスパーズのホームスタジアムから芝を30万ポンドで買い取っています。

 


ウエストハム戦に向けて

いつまでもこの試合に囚われている訳にもいかないので週末の試合について見ていこうと思います。


ユナイテッドがスイスで醜態を晒した翌々日、ウエストハムヨーロッパリーグクロアチアに遠征しディナモ・ザグレブと対戦。ミカイル・アントニオとデクラン・ライスのゴールで勝利しイギリスに戻ってきます。

そんなモイーズのアイアンズですが、リーグ戦では前節そのアントニオがレッドカードを提示され5節はサスペンションで不在。ポストプレーもウイングプレーも何でもござれの絶対的エース不在は大きな痛手で、恐らく昨季のリーグ戦で見せた純粋なFWを起用しない3-5-2システムで来るのではないかと思っています。

 

▼ヴラシッチ獲得の際に触れたアントニオ不在時のシステム

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一方、マンチェスター・ユナイテッドとしては、木曜日の全体練習にアレックス・テレスとスコット・マクトミネイが復帰したのは大きなニュースで、正直戦力的に後者には今すぐにでもスタメンフル出場を求めたくなりますが、諸々を考えればこのようなスタメンになるのでは。

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正直、McFred以外の組み合わせでハマーズに対峙しなければいけないのは非常に不安。

 

凡その時間帯で膠着状態になると思っているので、複数人のマークを無効化してしまうグリーンウッドの理不尽ゴールが勝敗を分ける事になるかも。

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【 #FPL 21/22 】崖際。代表戦明けの影響が色濃く出たGameweek4

ファンタジープレミアリーグ21/22 Gameweek4に関する記事です。

 

 

Gameweek3はこちら

 

 

インターナショナルマッチの中断を挟み約10日ぶりに再開したリーグ戦。

ファンタジーフットボールの自チームでもこの期間に負傷した選手や隔離対象となって試合に欠場する選手など大きな影響がありました。

 

 

実質これ以外選びようがないというスタメンになってしまいましたが、何とか損失を最小限にとどめて翌節以降に希望を残す形で4節の全日程を終了。

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スカッド&マッチアップ

 

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DF4枚MF3枚FW3枚で臨んだGameweek4は出場を見込んでいたアンドレアス・クリステンセンに機会が無かった事で想定よりも少しポイントが伸びませんでしたが、全体的にはまあまあといったところ。

 

 

クラブ👕

 

(スタメンのみ)
マンチェスター・ユナイテッド:ブルーノ、ポグバ、ショー
ブレントフォード:トニー、ヤンソン
マンチェスター・シティ:ルベン・ディアス
ウエストハムソーチェク
ウルブス:サ
サウサンプトン:A.アームストロング
リーズ:バンフォード
ノリッジ:アーロンズ

 

IN:ポール・ポグバ
OUT:パスカルグロス

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3試合5アシストとプレイメーカーとして大活躍中のポグバ。

そんな彼をスカッドに組み入れる為に3節かけてチーム構成を弄ってきましたが遂に念願叶う形に。

代表戦に参加してリーグ戦2試合に欠場する見込みであるブエンディアではなく、好調ブライトンの中心であるグロスと入れ替えたのは後々の編成を考慮してのもの。

 

ファンタジーフットボールは目の前の試合だけでなく2手先を考える必要があるので時折こういう決断に迫られる事があります。

 

 

対戦カード

 

 

 

ようやく結果が伴ったラージのウルブス

 

 

ここまでの3試合、いずれも最少失点でManUtd戦に至っては内容でも圧倒していながら不運な敗戦を喫していたブルーノ・ラージ新監督のウルブス。

これまで溜まっていた鬱憤を晴らすように今季リーグ戦初勝利を挙げたのはヴィカレージ・ロードで行われたワトフォード戦でした。

 

先制点はチリ代表DFフランシスコ・シエラルタのオウンゴールと今までの揺り戻しかのような幸運でもたらされていますが、彼らの攻撃はダイレクトプレーが多く見ていて非常に心地良いものが多く終盤の83分には新戦力ファン・ヒチャンがこぼれ球を押し込んでチーム内の初ゴール。

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そしてモウリーニョのローマへ新天地を求めたルイ・パトリシオに代わる新守護神ジョゼ・サもボックスから出て相手のボールをカットする等アグレッシブなプレーで無失点に貢献。

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今季のウルブスは非常に少ない失点数でシーズンを終える気配があり、クリーンシートも稼げそうなサはアストン・ヴィラのエミ・マルティネスやブライトンのロベルト・サンチェスのようなFPL内優良GKになりそう。

 

 

天保山の戦い。新戦力のSamuraiが彼らの救世主になるかも

 

 

 

海外スポーツで日本人の新戦力が加わると取りあえず侍か忍者に例えられがち。

ただ、こと冨安健洋においては窮地に陥るミケル・アルテタ監督の懐刀として今後欠かす事が出来ない重要な選手になるであろうと思わせるようなデビュー戦となりました。

 

アーセナルのRBでは18/19にエクトル・ベジェリンが前十字靭帯を断裂して以来暫く見られなかった純粋な身体能力で相手に優位を取れるプレイヤーなので、高身長でCB、フルバック、守備的MFとディフェンシブな場所ならどこでも対応できる戦術理解の高さも込みで、選手個人の技量に大きく依存するアルテタのフットボールに欠けていたピースが1つ埋まった感。

 しかし、得てして高身長+スピードを併せ持った選手は肉体負担から離脱が多いキャリアを送る選手が多いのでそこだけは気を遣って欲しい。

 

戦術的にアーセナルのRBはLBのティアニーがサイドハーフのように振る舞う一方でバランスをとって3人目のCBとして振る舞う事も多かったですが、この試合で冨安が与えた攻撃面のインパクトを考慮するともう少しフレキシブルな戦い方に変化しそう。

 

 

個人的に言えばこの試合はノリッジ勝利でアーロンズに高Ptsが入る方が嬉しかったのですが、彼は2Pts(90分出場)-1Pts(イエローカード)=1Pts留まっています……

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ユナイテッドからローン中のウィリアムズはクリア3回、シュートブロック2回、タックル5回、ゴールライン上のクリア1回と見事な個人スタッツを残したのでそちらに関しては素直に喜ばしい。

 

 

黄金の三角形!!ゲームにおける最大の障壁はコスト面

 

クリスティアーノ・ロナウドの復帰試合となったオールド・トラッフォードのManUnited-Newcastleは前者の4得点快勝で終わりました。

 

マッチレビュー

 

ファンタジーフットボールでも、この試合ではユナイテッドの誇る3人のスターが優秀な優秀な数字を残しています。

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ただ、ゲーム内でこの3人を集めようとすると

ロナウド:£12.5M、ブルーノ:£12.0M、ポグバ:£7.8Mで合計すると£32.3M必要(2021-09-15時点のレート)。

 

ゲーム開始時のチーム編成予算が丁度£100.0M。

つまり彼らを揃えるだけで全体の3分の1弱の資金既に消費する事になります。

出来る事なら私もユナイテッドの3枠はこのメンバーで埋めたかったのですが、どうしてもロナウド資金を捻出出来ずあえなく撤退する事に。。。

 

 

考えているプラン

6節:ルーク・ショー🔁シェーン・ダフィー

7節:アダム・アームストロング🔁クリスティアーノ・ロナウド

 

 

あとがき

 

前節の自チーム高Pts2人、エミリアーノ・ブエンディアとソン・フンミンが両者共に欠場したダメージは大きく、ブエンディアは今後もアルゼンチン代表に参加するかもしれないと思うと12月までは一旦チームから外そうかなと思っています。

 

ただ、前述のようにロナウドの為のプランも同時進行しなければいけないので、どこかでペナルティを支払ってでも1節で複数名の入れ替えに敢行する決断も必要か。

 

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FPL-記事一覧

【 #MUFC 】 ポール・ポグバは新契約に近づいている? 明日はいよいよ #UCL 初戦

イングランド・プレミアリーグの新記録となる開幕4試合7アシストと21/22シーズンはこれ以上ない最高のスタートを切ったポール・ポグバ

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ポグバの去就に関しては代理人があのミーノ・ライオラという事もあって毎年のようにメディアの格好の餌とされていますが、彼とマンチェスター・ユナイテッドの契約は2022年6月までと既に1年を切っており、どの選択を取るにしてもそう遠くないうちに事態が進展するのは確か。

 

 

 

 

ロナウドとのプレーが残留に心を傾かせる?

 

 

夏の移籍市場まではポグバの残留について否定的な見解を取る事が多かったSkysportsからこのような報道が出てくるという事で最初は驚きました。

 

同記事によればポール・ポグバはクラブの今夏の補強(ジェイドン・サンチョ、ラファエル・ヴァランクリスティアーノ・ロナウド)に心を動かされ、以前よりもレッズとの契約延長に対してになっているとのこと。

 

そしてポールの兄マティアスもスペインのフットボール評論番組でかなりレアル・マドリーびいきの放送スタイルを取る『El Chiringuito TV』に出演し、"彼はユナイテッドでとてもいい気分になっている"という発言を残しているので少なくとも今のクラブに嫌気が差して移籍を決断するというような状況ではないという事。

 

後はユナイテッドへの愛着・現チームでタイトルを取れるという感覚とレアル・マドリーへの憧れのどちらが上回るかという勝負になりそう。

 何かロナウドの時を思い出すような流れですが、そのロンがユナイテッドに帰還した今となっては今後複数年に渡り赤いシャツに引き続き腕を通す決断をしてくれるのではないかと私自身は期待してしまいます。

 

 

【UCL】 vsヤングボーイズ(A)に向けて

 

遠征メンバー

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GK

No.1ダビド・デヘア

No.22トム・ヒートン

No.51マチェイ・コバール

 

FP

No.2:ヴィクトル・リンデロフ        

No.3:エリック・バイリー               

No.5ハリー・マグワイア            

No.6ポール・ポグバ                       

No.7クリスティアーノ・ロナウド

No.8フアン・マタ                          

No.9アントニー・マルシャル       

No.11メイソン・グリーンウッド  

No.14ジェシー・リンガード         

No.17フレッジ

No.18ブルーノ・フェルナンデス

No.19ラファエル・ヴァラン

No.20:ディオゴ・ダロト

No.23:ルーク・ショー 

No.25:ジェイドン・サンチョ

No.29:アーロン・ワン=ビサカ

No.31:ネマニャ・マティッチ

No.34:ドニー・ファン・デ・ベーク

No.36:アンソニー・エランガ

 

 

グループリーグのスカッドに関して

*Bリスト(2020-01-01以降に生まれでクラブで2年以上育成された選手が対象。いつでも追加登録可能)

No.11メイソン・グリーンウッド

No.36アンソニー・エランガ

No.43テデン・メンギ

No.46ハンニバル・メイブリ

No.51マチェイ・コバール

 

 

オーレ曰く、カバーニは軽い打撲を負って次の2試合(CLと週末のウエストハム戦)を欠場する見込み。

ロナウドに関してもアンタッチャブルではなく時と場合によってローテーションすると言及しており、もしかすると火曜日の試合はマルシャルスタートかエランガの抜擢も考えているのかもしれません。

 

 

因みに、対ヤングボーイズの戦績は2戦2勝。

18/19シーズンのチャンピオンズリーグ グループHで同居しており、当時の指揮官はまだジョゼ・モウリーニョでしたがアウェイ0-3、ホーム1-0で現在いる選手ではポグバ2ゴール1アシスト、マルシャル1ゴールという結果を残しています。

 

 

同じスイスリーグのクラブ相手だとFCバーゼルに対する苦戦の印象が強かったですが(11-12のシャキリ無双は未だに頭の片隅に強く記憶されています。)、ヤングボーイズに関して特段苦手意識のない相手なので快勝を期待したい。

 

敵地スタッド・ドゥ・スイスは人工芝スタジアムなのでボールの軌道・跳ね方やスライディングのダメージなど普段とは異なる点も多いですが、地力で言えばここは勝ち点3を必ず持って帰らなければいけません。

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UCLドローに関してはこちら