いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【 #YBMUN 】自滅。せめてもの救いは裏のカードのドロー決着

ご存じの通り35分にワン=ビサカが退場、トドメにジェシー・リンガードの相手へのスルーパスが決まり敗戦と試合自体がまともなものでは無かったので、普段とは少し趣向を変えてどうすればこの事態を防げたのか、或いは1人少なくなってからのゲームプランなどを考えていこうと思います。

 

 

 

 

スタメン

 

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ベンチ入りBSCヤングボーイズ
5ツィズガー、7シュピールマン、9W.カンガ、10スレイマニ、11ヤンケヴィッツ、14ヒュルギ、17シエバチュ、19F.マンビンビ、24マセイラス、32F.リーダー、61ツビンデン、91G.フェーヴル

マンチェスター・ユナイテッド
3バイリー、8マタ、9マルシャル、11グリーンウッド、14リンガード、19ヴァラン、19ダロト、22ヒートン、31マティッチ、36エランガ、51M.コバール

 

  • 4-2-3-1ミラー。
  • ファン・デ・ベークDMが機能すれば今後に向けて大きな財産
  • 人工芝ピッチへの対応力が試合のカギ

 

 

ワン=ビサカへの不安が早くも現実に

 

人工芝の長さもかなり短めで序盤からユナイテッドの選手がスリップする場面をよく目にしたこの試合ですが、スカッドの質で上回るアウェイチームはこのハンデをもってしても特別大きな問題にはならないだろうという立ちあがり。

 

実際、序盤の内にクリスティアーノ・ロナウドとブルーノ・フェルナンデスの見事な連携からスコアが動きます

13分にブルーノのアウトフロントのクロスからCR7がGKの股を抜いてマンチェスター・ユナイテッド先制!!

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ここまでは良かった。

 

その後はホームチームも少し盛り返し、サイド⇒サイドのロングパスでユナイテッドのフルバック裏を突いてチャンスになりそうなシーンもありますが最後の精度に問題があり得点の脅威とまでは言えない攻撃。

 

一方のユナイテッドもフレッジ-ファン・デ・ベークの2DMから縦のミドルパスが生まれる事は殆どなく少し中弛み。ただ、このまま試合をコントロールしていけば順調に勝ち点3を手にイングランドへ帰還できるだろうという腹積もりを私自身していました。

 

 

ところが35分にその目算が一気に崩れる致命的なファウル

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このシーンではワン=ビサカがファン・デ・ベークとのワンツーで中央進出してその後ブルーノへのパス、或いは逆サイドの裏にロングボールを配球するというのが主な攻撃パターンでアンダーラップまでは完璧だったのですが、リターンを足元に収められなかったワン=ビサカはYB35番 クリストファー・マルティンスペレイラの足首を踏みつけるような形で接触してしまい一発退場。

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狙いは良かっただけにこういった結果になってしまった事は非常に心苦しいですが、もう1つこの場面で注文をつけるとすればルーク・ショーの動き。

 

オンボールのショーは世界一のLBと言っても差し支えないハイパフォーマンスで独力でDFを剥がす事も頻繁にありますが、それに比べるとオフ・ザ・ボール、特に自分のサイドにボールが無い場面で時折傍観者になっている事があります。

逆にこれを改善してしまえば1シーズン10~15アシストすら夢物語では無くなると思うので彼には是非もう一段上に昇って欲しい。

 

 

10人になったユナイテッドはサンチョ🔁ダロトでブルーノを右にスライドさせた4-4-1で前半を乗り切ります。

 

 

5-3-1(3-4-1-1)の是非

 

後半に入るところでユナイテッドはファン・デ・ベーク🔁ヴァランの交代カードを切って3CBの5-3-1(3-4-1-1)に配置を変更します

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この形でカギになるのはWBの運動量だと私は考えていますが、急ごしらえだった事もあってショー、ダロトの2人は単純に3CBに吸収される形で中に絞ってしまうので、その分中盤のスペースが人数不足で空いてしまうという大問題が併発。

 

元々、11人だった時にフルバックの裏を使われていた事を警戒して最終ラインを5枚にしたというのは理解できますが、選手の意思と指揮官の考えをすり合わせられなかったという点でこの日のオーレは良くなかったのかもしれない。

 

66分の同点弾も正に人数的には足りていながらショーが必要以上に内に絞った事で空いた左サイドを使われての失点でした。(ボックス内の人数はユナイテッド7人ヤングボーイズ3人)

 

 

選手交代でピッチに伝えるメッセージが不明瞭

 

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同点に追いつかれたユナイテッドはブルーノ、ロナウドを下げて代わりにマティッチ、リンガードを投入。完全にドロー決着を狙いに行きます。

 

ところが89分になって切った最後の交代カードはフレッジ🔁マルシャル

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後半のフレッジはダイアモンドの底としてほぼ1人で中央をカバーしており、疲労度を考えての交代自体は理解できますがその交代相手が献身性に欠けるFWのマルシャルというのが全くもって分からない。

エリック・バイリーを入れて更に最終ラインの枚数を増やすか、カウンターの芽を残しておきたかったとしてもメイソン・グリーンウッドで良かった筈。

 

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最後の失点はリンガードの凡ミスですが、そこに至るまでのプレーでマルシャルがフォアチェックを怠ったシーンもあるのでこの交代が最後の1プレーの遠因と言っても過言ではない。

マティッチで中盤のブロック強化、リンガードで運動量はシンプルに意図が伝わりますが、果たしてオーレはマルシャル投入で何をしたかったのか、謎は深まるばかり。

 

 

その真相を探るべく我々はアマゾンの奥地に(ry

 

 

あとがき

 

ファン・サポーターの間でまことしやかに囁かれる人工芝の問題ですが、僭越ながら私の実体験をもとに話させていただくと、

(あくまで個人の感想)

  1. 日が当たっている時はアスファルト並みかそれ以上に地面が熱くなり、地獄の窯焼き状態かつ照り返しもキツい。
  2. ゴムチップがスパイクやソックスの中に入って不快感が非常に強い。白系統のシャツ・ズボンが黒ずんでしまい洗濯しても色が残る(洗い方が悪かったのか?)
  3. 天然芝と同じ要領でスライディングすると太ももが擦り傷だらけになる事も
  4. 人工芝のタイプによってはすぐ下がアスファルトなので足底、膝、股関節などにかかる負担大
  5. スパイクの引っかかりが天然芝より悪く、そちらに慣れていると思わぬところで足を持っていかれる。

 

 

体感は砂利⇒土⇒人工芝⇒天然芝(右に行くほどやりやすい)

 

管理について

 

プレミアリーグの最優秀ピッチを連続受賞しているオールド・トラッフォードでの試合を見慣れたユナイテッドファンにとってはイマイチ実感の湧かない感覚かもしれませんが、(人工繊維とのハイブリッドタイプ台頭によって改善したとはいえ)天然芝ピッチは天候不順や芝の伝染病などによってコンディションを整えられないケースが多々あり、昨シーズンもリーズがエランド・ロードの芝を上手く生育出来ずスパーズのホームスタジアムから芝を30万ポンドで買い取っています。

 


ウエストハム戦に向けて

いつまでもこの試合に囚われている訳にもいかないので週末の試合について見ていこうと思います。


ユナイテッドがスイスで醜態を晒した翌々日、ウエストハムヨーロッパリーグクロアチアに遠征しディナモ・ザグレブと対戦。ミカイル・アントニオとデクラン・ライスのゴールで勝利しイギリスに戻ってきます。

そんなモイーズのアイアンズですが、リーグ戦では前節そのアントニオがレッドカードを提示され5節はサスペンションで不在。ポストプレーもウイングプレーも何でもござれの絶対的エース不在は大きな痛手で、恐らく昨季のリーグ戦で見せた純粋なFWを起用しない3-5-2システムで来るのではないかと思っています。

 

▼ヴラシッチ獲得の際に触れたアントニオ不在時のシステム

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一方、マンチェスター・ユナイテッドとしては、木曜日の全体練習にアレックス・テレスとスコット・マクトミネイが復帰したのは大きなニュースで、正直戦力的に後者には今すぐにでもスタメンフル出場を求めたくなりますが、諸々を考えればこのようなスタメンになるのでは。

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正直、McFred以外の組み合わせでハマーズに対峙しなければいけないのは非常に不安。

 

凡その時間帯で膠着状態になると思っているので、複数人のマークを無効化してしまうグリーンウッドの理不尽ゴールが勝敗を分ける事になるかも。

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