いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【 #まどドラ 】マギレコとまどドラの物語的関連性

※本記事は『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』及び『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra』のネタバレ要素を含んでいます。

 

Xやブログなどで触れていませんでしたが、一応まどドラ初日勢のいろ覇です。マギレコと比べるとクエストの難易度やキャラクター育成のハードルが高く、記事にするまでに時間がかかってしまいました。

 

特にナイトメアの銀の魔女、舞台装置の魔女、針の魔女といった特定のボスはヒーラーと相手の強化を解除する魔法少女が編成に必要不可欠で、適当に星5を育成していただけの状態では全く歯が立ちません。

ゆまとあやめは下手な星5よりも有用性が高い

 

上記のように、ゆまとあやめの力を借りてなんとか針の魔女ナイトメアまでクリアしてまどドラの根幹をなす魔法少女のストーリーを6話まで解放したので、今回はすべてを失った少女-ナマエとその相棒役である緑色のキュウべえ-A-Qの正体に関する考察を書いていきます。

 

 

 

Alina-Qbeeを示唆する発言の数々

 

結論から言うと、A-QのAはAlina、つまりアリナ・グレイを指す可能性が高いです。

 

そもそも論としてA-Qの声を担当する声優が竹達彩奈さんである事が発表された時点で2者の関連を指摘する方も多かったと記憶していますが、そのようなメタ的な視点を抜きにしても、ナマエの魔法少女ストーリーを読み進めていくとA-Qとアリナの関連を示唆するセリフが随所に散りばめられています。

 

特に『Episode5』ではアリナを象徴するワードが頻発しており、例えば大好物であるイチゴ牛乳を懐かしむような以下のセリフ

 

であったり、彼女特有の英語と日本語を織り交ぜた語り口がA-Qから発せられています。

 

【注】マギアレコードにおけるアリナと言えば、栄自由学園の後輩で同じ美術部所属である御園かりんとの掛け合いが人気を博しており、「アリナ先輩」と「フールガール」はマギレコを代表するカップリングの1つ。

 

A-Qがアリナそのものなのか、あるいはミラーズのように彼女の人格を何らかの形でコピーした存在なのかといった部分が現在判明していない謎ですが、ちょうどマギレコにはキュゥべえの中に魔法少女の魂が宿ったケースが出てくるので個人的にはこの小さいキュゥべえパターンと予想しています。

 

 

ヨダカとお豆腐のハンバーグ

 

世界から隔離されているような空間である灯台劇場において、ナマエとA-Q以外の登場人物がもう1匹存在します。そう、鳥をモチーフにしたように見えるマスコットのヨダカです。

 

多くの方がアプリダウンロード初日のリセマラで嫌というほど目にしたであろうヨダカですが、どこかで拾ってきた品をプレイヤーの集めたメダルと交換してくれるというゲーム的役割以外にも、物語的な含みを持っているようです。

 

これについてもA-Q同様に『Episode5』にて情報が明かされており、ヨダカが大切にしているあるノートについて話が膨らんでいきます。A-Q曰く、その本の元々の持ち主はヨダカではなく、なおかつA-Qと知り合いとの事で、内容は料理のレシピがかかれているらしい。

 

更に、具体的な料理名として「お豆腐のハンバーグ」というワードが出た事で本の元の持ち主が誰であるか探っていくヒントが提示されています。マギレコでの環いろはの魔法少女ストーリー第1話は「思い出の料理」というサブタイトルがついており、病弱で食べられる物のすくない妹のういの為にと作った品こそがお豆腐のハンバーグでした。

 

そのいろはの得意料理が記載されている本、、、こちらについても答えはマギレコにあり、いろはの専用メモリアは「びっしり書かれた料理レシピ」。その名の通り料理の作り方が各ページに記載されていて、ういに対する彼女の愛情の深さが伝わってきます。

--- びっしり書かれた料理レシピ ---

栄養のバランスや注意点が細かく書かれた手書きのレシピ。

その筆跡から、いろはが書いたものと思われるが本人は覚えていない。

調理してみるものの、果たしてこれが「誰の為」の料理なのかは、あのときのいろはには、わからないのであった。

 

なお、メモリアの説明文の通り魔法少女になる前の病気だったころのういに合わせたレシピなので基本的には薄味らしく、フェリシアには不評です。

 

ヨダカの大切にしている本がいろはのレシピ調という事で分かったので、いよいよ核心に迫っていきましょう。

 

少しメタ的な視点が入ってしまいますが、ヨダカの声優は花澤香菜さん。彼女はアニメ版マギアレコードで初登場しその後アプリ版に逆輸入された黒江の声も担当しており、アニメではドッペルに身体を乗っ取られ最終的に神浜の外へ出てしまい魔女になる悲惨な最期を迎えますが、アプリでは最終盤のイベントストーリー『Last_Bird's_Hope』の中心人物となったように第2部終了後の時間軸でも生存しています。

 

更に、黒江のドッペルの名は「逃避のドッペル」。マギアレコードのアーカイブを見ると説明文にはほぼ答えといっても等しい名前が載っていました。

--- 逃避のドッペル ---

 


逃避のドッペル

その姿は、ヨダカ

この感情の主は、一度は自らの過去を悔やんで足を止めたものの、光を見出した今は羽ばたこうとするのをやめようとしない。涙を流し続けるドッペルは、主を楽にするために重い泥の翼で身動きを取り辛くし、空を目指すことも駆けることも否定しながら真逆の道を示し続ける。対峙する者があれば、その翼を活かして攻撃をしかけるものの、その挙動ひとつひとつは、何をしても光に辿り着けないことを主に示すための行動でもある。このドッペルに浸食され尽くしたあとは、地上に佇む黒い星になるしかない。

 

なお、黒江は『Last_Bird's_Hope』の終幕にてマギアレコードとなって魔法少女以外の記憶から消えてしまったいろはの存在を伝え広める伝道者になった事が示唆されており、遠い未来にもそんな彼女の話がウワサとなって語り継がれていました。

「ねえねえ聞いた?」
「ねえ見ちゃった!」

「ヨダカ様のその噂!」
「ええ~それって恐ろしい暴走ドッペルの話?」
「なにをおっしゃる!、ヨダカ様はこの世の魔法少女が如何に救われたか」
「遙か昔に誕生したマギアレコードと
ひとりの少女の伝説を哀れな我らに伝えたもういにしえからの使徒ぞ?」
「いやいやそんなこといって鳥のバケモノって話じゃない?」
「いやいやちゃんと人間だよ?
名前だって教えてくれるんだから!」
「信仰と同じその名は」
「×××イ××」

Not continue.
This is the last.

鳥をモチーフにした生き物に見えるまどドラでのヨダカが黒江の成れ果てである事はおおよそ確かな事だと言えそうです。

 

どのような事情で黒江があのマスコットのようなヨダカになったのかは定かではありませんが、やはりMagia Exedraの世界観はマギレコの延長線上にあり、なおかつ時間軸として第2部終了後いろはが概念に等しい存在になった後の話であると考えられます。更に、先述した『Last_Bird's_Hope』では、宇宙のホツレという言葉と共に最悪の未来に向かう因子の存在が判明しており、灯台劇場はそうなってしまった宇宙の残骸なのかもしれません。

 

この宇宙のホツレの概念は次の項にも密接に関わっています

 

PUELLA MAGI DIARIUM

 

ナマエの魔法少女ストーリー Episode6では、A-Qの正体以外にももう1つ作品の根幹に関わっているであろうキーワードが出現しています。

 

それはA-Qが一番最後に口にした

 『PUELLA MAGI DIARIUM』 という名称。

 

マギレコを第2部完結まで踏破した方はこの言葉にピンときたかもしれません。

 

環いろはを中心とする神浜市の中の物語としてハッピーエンドで幕を閉じた第1部から一変し、他地域から魔法少女流入する群像劇スタイルとなった2部において、魔法少女ではないながらも、風の伝道師のウワサの力を借り各陣営への取材という形で物語に介入し、魔法少女の存在を広めるべく奮闘した佐鳥かごめがその記録を本にしたモノこそ『PUELLA MAGI DIARIUM』です。

 

この単語が出てきた事でまどドラとマギレコの世界線は同一である線が浮上し、恐らくはマギレコ→まどドラの順であると考えられます。また、ナマエがいる灯台劇場はPUELLA MAGI DIARIUM、或いは更にスケールを大きくして魔法少女の記録集う場所としてのマギアレコードの内部かもしれません。

 

仮に、マギレコ世界の延長戦上にまどドラが展開されている場合、ナマエの正体として一番に浮上してくる存在はユゥでしょう。

 

 

百江なぎさに関連するイベントストーリーを中心に度々登場するキャラクターで、実際に操作可能キャラクターとしてガチャに登場したのはマギレコのアプリがサービス終了を迎える直前だった事から、彼女周りの設定は恐らく明かされていない部分も多いと考えられます。

 

丁度ユゥも自身の過去の記憶を失った魔法少女であり、契約を交わした際の願いが「自分のことを思い出せなくなるくらい正気が保てなくなること」だった為、ナマエの直面する状況と一部被る部分も。

 ただ、ユゥ自体は共に行動していた魔法少女、シィの手によってその無邪気な加害行為に終止符を打たれている為、実際にはシィの成れ果てという線が今のところ最有力説でしょうか。

 

 

先ほどのA-Qやヨダカの正体と合わせて、本作品はマギアレコードあるいは円環の理との関連性が強いと推測しているので、『Last_Bird's_Hope』にてドッペルと融合し円環の理の一部であるなぎさを警戒させたというシィの背景も根拠となります。また、『Last_Bird's_Hope』は前日譚に位置付けられる『Little_Bird's_Star』と同様に黒江のイベントであるという点を踏まえると、ヨダカの正体を含めて当該イベントの重要性がより増していきます。

 

(ここまで来ると、まどドラの公式Youtubeチャンネルでも『Last_Bird's_Hope』を視聴できるようにして欲しい。)

 

あとがき

 

話は変わりますが、サービス開始1ヶ月でアルまどが実装されるのは正直驚き。

 

山手線の車両を一編成ジャックしたり、街中での巨大広告を考えれば、当初のリリース予定時期からおよそ半年前後というタイミングなのでそちら側の予定に合わせざるを得ないが故のスピード実装だと予想しますが、それにしてもユーザー目線としてはキオクの追加ペースが速すぎてついていけないというのが正直な感想。

 

今回の内容につきましては、当たるも八卦当たらぬも八卦

 過去に観鳥令についての記事を書いた際には、残念ながら予想が当たってしまいましたが、、、

 

ナマエの物語を見る限り、まどドラは明確に答えを提示する物語のようなので、その時に今回の予想を振り返ってみようと思います。 

 

See You