いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【マギレコ】時女静香と藍家ひめな、表と裏の激突は巫の誇りを堅持した静香に軍配

 *本記事ではマギアレコード第2部5章「揺れて恋歌に霞む理想」のネタバレに相当する部分を多く含んでいます。まだストーリーを読んでいない方や先の展開を知りたくないという方は注意してください。

 

 

 

はじめに

 

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

前回、メインストーリー第2部4章 「彼方の群青」からおよそ3か月。

第1部と同じ構成ならば集結の百禍編も折り返しに差し当たる5章「揺れて恋歌に霞む理想」が4月14日に配信されました。

 

4章では遂にメインストーリー内で初のネームドキャラクターの退場者を出して今後に向けてユーザー側が覚悟を決めるといった事も多かったようですがそんな中で出された最新章では大きく分けて2つのイベントが発生しました。

なので、1つずつ順を追って振り返ってみます。

 

 

何度目か分からないユニオンとPBの衝突。溜めが長すぎて跳ね上がる結末へのハードル

 

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第5章3話 獄中の叫び BATTLE6より

見た目上の最大インパクトは何と言っても笠音アオのキモチフォーム(仮称)

正直初見はドラ〇エのサイクロプスにしか見えなかったので深刻な場面にも関わらず吹き出しそうになりましたが何度も見返すうちに味があると思い始める。

対峙した牧野郁美は悲嘆のキモチと同化する事なくこの場を乗り切ったので観鳥令を巡る2者の因縁はまだまだ続くのでしょう。

 

神浜マギアユニオンとプロミストブラッドの衝突はこれまで通りあまり進展がなく、観鳥令が危険を冒して手に入れた神浜監獄地下の証拠写真も結局他の出入り口が存在しているという何だこれという終わり方。

 

唯一今後に繋がる場面は笠音アオの心の内に渦巻く紅晴結菜、大庭樹里への燻っている疑念にユニオン側のキャラクターである和泉十七夜が気づいたであろう事。

物理的状況にはほぼほぼ変化がない何ともがっかりなシナリオでしたが心情描写への仕掛けは見られるので以前記事にした笠音アオについての今後の期待と展望にも繋がる彼女のプロミストブラッドからの分立という所にも徐々に踏み込んでいって欲しい。

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

 

どう考えても彼女の思想はプロミストブラッド、その象徴である上記2者とは相容れないものがあり、最後は旧世代の終わりを告げる形で結菜、樹里の2人を彼女自身が倒す事になりそうなのでそれは良かった。

(ここで下手に開き直られて修羅への道を歩ませるようなら大多数にそっぽを向かれてサ終まっしぐらだと思う)

 

 

時女一心流最強!!純粋な強さに今後の活路を見いだしたい時女静香 

 

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この一枚絵、両者の表情も良い対比になっていると思います

マギレコ未プレイユーザーに見せたら生徒会選挙?と勘違いされそうな謎の爽やかさ

実際5章で最もボルテージが上がったシーンにこの場面を上げる方が最も多いと思う。

いわば「揺れて恋歌に霞む理想」ベストバウト

 

上記画像はネオマギウスと時女一族の衝突のキーとなった場面でネオマギウスは度重なる勧誘により時女分家の魔法少女の一部を引き抜くに至った(ネームドキャラの土岐すなお、青葉ちかは惹かれたフリをしてスパイとして潜入)のですが、ネオマギウスの実質的リーダー藍家ひめなはグループ内のコアメンバーの1人三輪みつねの記憶改竄という強力なドッペルを用いてその場に居合わせた魔法少女を全員洗脳してしまおうという大胆かつ凶悪な作戦に出ます。

 

一方の時女一族も上記のスパイ2人の情報をもとに洗脳が行われようとしている神浜市民ホールという場所へ駆けつけるのですがスパイの存在、そして勧誘に応じなかった時女の魔法少女が救出に来る事は藍家ひめなも想定済みで静香たち奪還チーム諸共洗脳してしまえ、というまるでミイラ取りがミイラになるかのような大ピンチ。

 

詳細は省きますが静香は時女一心流"瞳合わせ"という魔法ではない純粋な人間としての技?でこの大ピンチを逆手にとって危機を脱出。

彼女の固有魔法はおそらく「阻止」だと思うのですが、目を合わせた相手を怯ませる瞳合わせがチート過ぎて他勢力の魔法少女にはそちらが魔法少女としての能力だと思われていたという表現は正直大好き。

利他しかない、本人は空っぽという攻められ方をストーリー上では敵対勢力の少女にされる静香ですが、今回のシナリオでは空っぽだからこそ全てを包容・吸収する事が出来るという方向性に向けて1つ布石が打たれたように感じています。

 

今回の5章では"選挙・演説"がテーマの一部になっているようで6章以後の展開に向けていわゆる伏線のようなものがいくつか示唆されました。

時女ではちゃること広江ちはるが選挙演説を偶然聞いた際に強い悪意を捉え、その後西側候補(里見灯花の父親か)が襲撃され、この背景には神浜東西の深い禍根と溝が関係しているようで6章でのメインテーマになる匂いがプンプン。

神浜との繋がりという点では薄いので傍観者的立ち位置で関与する事になると考えられますが今回のストーリーで最も株を挙げた彼女たちの今後が楽しみ。

 

多分もう一度か二度くらいは彼女が闇堕ちしかける、或いは一度呑まれるような展開になると思っていますが、最終的にはフィジカル的なタフさも含め環いろはの強敵(とも)であり朋友(ポンヨウというポジションになると推測。

何故だか分からないけれど彼女からは北斗の拳蒼天の拳っぽさを感じる。

 

 

最後の勢力の顔ぶれが明らかになってきたので5つのグループそれぞれの結成の地をおさらい

 

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前提としてマギアレコードの舞台となる地域は神奈川+兵庫のミックスのような名前とバックボーンを持っているので、今回はその2つでも地理的要因を多く引き継いでいるであろう神奈川県ベースで考察していきます。

 

まずは横浜+神戸であろう物語の主な舞台でもある神浜市の互助組織神浜マギアユニオン。

西側が栄えていて東側には未発展の地域が多いという要素は横浜市とは左右対称になっており、横浜の場合には海に面していて港のある東側の方が発展を遂げているので神浜単体を見た時にはおそらく神戸要素が強いのかな?と思っています。

或いは横浜市の地図を回転させて縮尺を弄ったか

 

Twitter上に第1部7章で判明した神浜の地図を1つにまとめていた方がいらっしゃったのでこれと横浜市を回転させた地図を比較してみると

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結構似ていませんか? 

南凪に当たる凸部分と実際の横浜市の中区部分はかなり類似しているように見える。 

また、南凪といえば時折名前が出てくるミナギーシーはおそらく八景島シーパラダイスをベースにしているように思います。

地理的には一致しませんがそこは余りに露骨すぎると……って配慮かもしれません。

 

次に宝崎(宝塚+川崎)で結成されたと言っても過言ではない(イベントストーリー:ディペンデンスブルーより)新生ネオマギウス。

同イベントでメインキャラクターの1人であった飾利潤を失い、三輪みつねも人格を失ってしまったような形になり宝崎要素は神楽燦、遊狩ミユリの元マギウスの翼コンビくらいですがこの地への遠征が無ければ今の彼女たちは存在していません。

因みに物語の主人公環いろはもこの宝崎市出身なので今後この地域に焦点が当たる機会もあるのではないでしょうか。

 

プロミストブラッドの本拠地でグループ名の通り多くの血が流れる惨劇が起きた二木市はおそらく兵庫の三木市と神奈川の厚木市ミックス。

三木市に関しては私個人の知識としては当時織田家家臣だった羽柴秀吉が別所氏を兵糧攻めにした三木合戦くらいしか存じ上げていないのですが、この戦いは三木の干殺しという別名があるように飢餓の為に人肉をも食らう地獄でした。

厚木市の方は米軍基地がある事で知られ、率直に言えば治安は悪い方なので二木に漂う殺伐とした雰囲気はこちらから取っているのでは。

 

時女一族の霧峰村、フォークロアの湯国市に関しては情報が少ないので正直げんじょうでは分からないです。

霧峰村は山奥の人里離れた集落で恐らくこの地が物語上の抗争の舞台になるとは考えにくいので多分謎のまま終わる予感。

一応私の妄想としては神奈川の左上の方にあると想定していますがまあこの辺はお好み

 

一方、遂に言及され始めたフォークロアは神浜から新幹線を使う遠距離に存在しているらしい湯国市という場所が由来に関わっている様子。

メインストーリー5章5話では里見那由他と氷室ラビが那由他の父親里見太助の手掛かりを探るためにこの地へ訪れる事が提示されたので今後湯国市という場所はストーリー上で重要な役割を果たすと考えています。

名前を聞いた時にぱっと思い浮かんだのは箱根~湯河原辺りでしたが、どうももっと遠方にある気がしてならないのでここに関しては全く自信が無い。

 

また、フォークロアに属する魔法少女たちはそれぞれのグループへ潜入しているようで、ストーリー更新と共に実装された栗栖アレクサンドラの魔法少女ストーリーにてネオマギウスに入った彼女以外にも時女、PBへ入り込んだ2名の正体が明らかになっています。

ユニオンに潜入している魔法少女は今のところ発覚していませんが、ここは互助組織で望めばほぼ誰でも加入できる状態なのでわざわざスパイを送る必要が無さそう。

恐らくは佐鳥かごめがそれに相当する存在だと思います。

彼女も2部OPで魔法少女になっている姿が何度も映し出されているので契約の内容・キッカケとも密接にかかわっている予感。

 

また、2部OPにはラビが吹雪の中を彷徨うようなシーンも挿入されているので湯国市はもっと寒い地方にあるのかも。

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マギアレコード第2部OPより