UEFAヨーロッパリーグ グループステージ初戦を木曜日(日本時間9月9日早朝4:00)に控えるマンチェスター・ユナイテッド。
ラ・レアルの愛称で知られるレアル・ソシエダとは2シーズン前、20/21のELラウンド32,ノックアウトステージのホーム&アウェイ以来の対戦となり、当時は2戦合計4-0でユナイテッドが勝利し次のラウンドに駒を進めています。
ラ・レアルには今季から久保建英選手が完全移籍で加入した事もあってこの両クラブの対戦は日本でも注目度が高いと考えていますが、その前に今回は選手登録について確認してみようと思います。
Man United 選手登録リスト
ゴールキーパーはデヘア,ドゥブラフカ,ヒートンの3枚。アヤックスでは固定スカッドで戦う傾向が強かったテン・ハフですが、後々を見越してマグパイズからローン加入のスロベニア代表守護神を試す可能性も十分に考えられる。
ディフェンダーはダロト,リンデロフ,マグワイア,マラシア,マルティネス,ショー,トゥアンゼベ,ヴァラン,ワン=ビサカの9名。トップチームのメンバーではフィル・ジョーンズとブランドン・ウィリアムズの2人が共に負傷離脱中である事を大きな理由としリスト外へ。どちらも放出の噂が立っていた選手で、冬のウィンドウまでは殆ど出場機会を見込めないかもしない。
ミッドフィルダー登録はカゼミロ,エリクセン,ブルーノ,フレッジ,マクトミネイ,ペリストリ,サンチョ,ファン・デ・ベークの8人。先述の2選手と同様に現在故障者リスト入りのペリストリはメンバーに含まれているので、ファンダムの想定よりテン・ハフからの期待が高い可能性も。プレミアリーグへの適応にやや時間がかかりそうなカゼミロはELで信頼を掴んでいきたい。
フォワードはアントニー,ガルナチョ,マルシャル,ラッシュフォード,ロナウドの5名。プレシーズンにほぼ参加出来なかったCR7のフィットネス回復と彼を慕うガルナチョの共演が注目だろうか。
なお、このリストは完全なものではなく、トップチームの戦力でもアンソニー・エランガのように2001年1月1日以降の生まれで、
- ①:15歳の誕生日から2年間現クラブでプレー資格を所持し続けた選手
- ②:(所属クラブと)同じフットボール協会に所属するチームへのローン(最長1年)を含め3年間連続してプレー資格を有していた選手
のどちらかに相当する場合は試合毎に追加できるBリスト登録の対象となり、今回の25人には含まれていない。ガルナチョは2020年10月の加入という事で、生まれ年は2004年ですがAリスト登録となった。ジョーンズやウィリアムズを差し置いて彼を登録させたという事で、グループステージでの出場機会が見込まれると考えていいのではないでしょうか。