どうも皆さんこんにちは、寒暖差が激しいので蕁麻疹にヒヤヒヤしているいろ覇です。
UEFAヨーロッパリーグラウンド32セカンドレグ、レアル・ソシエダ戦について書いていこうと思います。
試合プレビュー
第1戦は中立地イタリアトリノのユベントススタジアムで行われ、予想に反してマンチェスター・ユナイテッドが4得点を奪いクリーンシートで試合を終えるという結果になりました。
〈ファーストレグ〉
irohasesun-fm-foot.hatenablog.com
今度はユナイテッドのホーム、オールド・トラッフォードでのホームマッチとなるのである程度余裕をもって試合に臨めると思います。
マンチェスター・ユナイテッドのメンバーリストを見るとBリストにイーサン・ガルブレイスが追加されているので、後半途中から彼に出場機会が回ってくる可能性は十分に考えられそうです。
怪我人はポール・ポグバ、フィル・ジョーンズ、スコット・マクトミネイ、ドニー・ファン・デ・ベーク、エディンソン・カバーニの5名。
加えて勤続疲労が指摘されるハリー・マグワイア、アーロン・ワン=ビサカ、マーカス・ラッシュフォードにも休養を与えたいところ。
ラ・レアルは直近のアラベス戦で大量点を奪いこのオールド・トラッフォードでの試合でも万に一つの可能性にかけて全力でくるのでしょうか。
あるいはリーグに力を注ぐ選択をしてこの試合はベンチメンバーを多く起用するのか指揮官アルグアシルの決断に注目しましょう。
怪我人は前回同様カルロス・フェルナンデス、ミゲル・アンヘル・モヤ、アレックス・ソラ、ルカ・サンガリに加えファーストレグのウォーミングアップ中に負傷したエルストンド、後半途中に負傷交代したサルドゥアの計6名。
更にサスペンションでCBのル・ノルマンも欠場が決まっています。
スタメン
マンチェスター・ユナイテッド
ベンチ入り
1デヘア、5マグワイア、10ラッシュフォード、13グラント、19A.ディアロ、23ルーク・ショー、30ビショップ、33B.ウィリアムズ、38トゥアンゼベ、54ガルブレイス、74ショレティレ
キャプテンのハリー・マグワイアがスタメンから外れてCBはリンデロフとバイリーの組み合わせ。
怪我人の多さから一部主力選手はこの試合でもスタメンにせざるを得ない状況ですがそれでもなるべく消耗の少ない90分間でこの試合を乗り越えたいところです。
レアル・ソシエダ
ベンチ入り
7ポルトゥ、14グリディ、17メルケランス、20モンレアル、22バレネチェア、25J.バウティスタ、28R.ロペス、37U.ゴンザレス、44ウナイ・マレーロ、46ウナイ・ルイス
こちらも前回からスタメンを5人入れ替えてある程度割り切ってこの試合に臨んできました。
とはいえ、週末のリーグ戦ではイサクのハットトリックなどで4得点を奪っているので慢心は禁物。
試合内容
前回の結果から3点ビハインドまでは突破に影響のないマンチェスター・ユナイテッドはポゼッションで時間を消化しようという立ち上がりでした。
11分にはバイリーのロブパスからボックス内でフリーになったブルーノがダイレクトボレーを狙いますが、ややタイミングが早かったか惜しくもミート出来ず。
直後の12分、アンダーラップでペナルティエリア内でボールを受けたソシエダ18番のゴロサベルをダニエル・ジェームズが倒してしまい主審はPKの判定。
今シーズンPKを8回蹴って7回成功させているオヤルサバルのキックはGKヘンダーソンのタイミングを外して逆を突きましたが、肝心のボールは枠の外へ消えていきラ・レアルは絶好の得点機会を逃してしまいました。
(ブルーノがよく実行するキックの直前でステップを踏むシュートです)
15分にはそのオヤルサバルのラストパスが通れば失点まったなしという場面でリンデロフが足を先に出してピンチを救います。
10~20分の間はソシエダがユナイテッドのボックス内に侵入する場面が幾度もあり試合を通じて最も危険な時間帯でしたが何とか無失点で乗り切る事に成功。
すると24分には今度はマンチェスター・ユナイテッドがカウンターからチャンスを作り、フレッジのマイナスのパスにブルーノがダイレクトで合わせてボールはクロスバー直撃。
角度的にはエバートン戦のゴールに似ていたのでこのエリアは彼の得意なスポットなのかもしれません。
We thought we'd seen this one before... 👑#MUFC pic.twitter.com/Plix0mwwOU
— Manchester United (@ManUtd) February 7, 2021
その後は36分にブルーノのアーリークロスにジェームズが反応してチャンスになりますが、ヘディングシュートは第一戦から好セーブを見せているソシエダの守護神レミロが見事にストップして前半はスコアレスで折り返し。
後半開始と共に両チーム選手交代を挟み、マンチェスター・ユナイテッドはウィリアムズ🔁ワン=ビサカ、ラッシュフォード🔁ブルーノ、トゥアンゼベ🔁フレッジと一挙に3枚替えで主力選手の疲労を考慮した運用。
対するレアル・ソシエダもバレネチェア🔁ゴロサベル、イサク🔁ポルトゥ、バウティスタ🔁オヤルサバルとこちらも後半だけで4得点以上というのは不可能、と現実的な判断でエース格の選手を休ませてきました
トゥアンゼベはフレッジのいたセントラルハーフの右にそのまま入る形となったのですが、マクトミネイが最近よくやるようになったビルドアップ時に最終ラインに吸収される形も本来CBの選手なので問題なくこなしており、展開が展開なので実力を試される場面は殆どありませんでしたが私の見る限りでは無難にこなしていたと思います。
そのトゥアンゼベは63分に左サイドからのコーナーキックから強烈なヘディングを決め、マンチェスター・ユナイテッドのトップチームでは初ゴール……
とはいかず、直前のプレーでリンデロフが相手DFの顔に膝を入れてしまう危険なプレーがあったので得点取り消しで試合再開。
これは本当に残念でした😭
少し遡って59分には、ダニエル・ジェームズが怪我を疑わせるような仕草でそのままアマド・ディアロと交代でピッチを退くという心配な出来事も。
試合はスコアレスドローで終了。
2戦合計4vs0でマンチェスター・ユナイテッドが勝ち上がりを決めました。
動画ハイライト
交代選手
46分 in:B.ウィリアムズ、ブルーノ、フレッジ out:ワン=ビサカ、ラッシュフォード、トゥアンゼベ
59分 in:アマド・ディアロ out:ダニエル・ジェームズ
76分 in:ショレティレ out:グリーンウッド
46分 in:バレネチェア、ポルトゥ、J.バウティスタ out:ゴロサベル、イサク、オヤルサバル
66分 in:メルケランス out:ヤヌザイ
72分 in:グリディ out:ゲバラ
データ
あまり大きな動きは無い90分間で両チーム合わせて枠内シュートは5本。
マンチェスター・ユナイテッド、レアル・ソシエダ共に目線は週末あるいはそれ以降の試合にあるという事がよく伝わってきました。
1つもったいないのはユナイテッドのイエローカード3枚
リンデロフとフレッジはもう少し自制して欲しかった。
特にリンデロフのコーナーキックは完全に不要なファウルだったので
Took Lindelof's knee to the head 😳 pic.twitter.com/wghLSqshVn
— B/R Football (@brfootball) February 26, 2021
あとがき
昨日の夜に行われたラウンド16のドローの結果、ユナイテッドの相手はACミランに決定しました。
(https://twitter.com/EuropaLeague/status/1365275140200800263より)
本当に今シーズンのくじ運は地獄ですね😇
因みにミランと相まみえるのは公式戦では09‐10シーズンのUEFAチャンピオンズリーグベスト16以来約11年ぶりで、前回対戦時はルーニーの2ゴールを含む4得点の快勝でマンチェスター・ユナイテッドが勝利しています。
ミランの選手ではズラタン・イブラヒモヴィッチとディオゴ・ダロトがユナイテッド在籍経験があり、レンタル中のダロトはこの試合で活躍して赤い悪魔での今後のキャリアに望みをつなぎたいところ。