21/22イングリッシュプレミアリーグ
マンチェスター・ユナイテッドvsノリッジ・シティ戦をプレビュー。
ここ5試合で僅か1勝、逆転でのCL圏という目標は有名無実と化し、前節は降格圏ギリギリのエバートンにアウェイとはいえ完封負け。
早くも目線は噂の新指揮官の方を向いているようにも見えるレッド・デビルズですが、一体どうすれば隙の無い勝ち方が出来るのだろうか。
チーム状況:怪我人多発、若手抜擢の可能性大いに
ラルフ・ラングニックは試合前の会見でノリッジ戦にラファエル・ヴァラン、スコット・マクトミネイ、ルーク・ショー、フレッジ、エディンソン・カバーニの5選手が出場できない事を明かし、右足の古傷に問題が発生し4~5週間の離脱を強いられるショーを筆頭に何人かは複数の試合に跨って欠場するだろうとも話しています。
一方、ノリッジのマネージャー ディーン・スミスはビリー・ギルモア、プシェミスワフ・プワヘタの2名がスカッドに復帰すると語り、ジョシュ・サージェント、アンドリュー・オモバミデレそして今回の対戦相手からローン中のブランドン・ウィリアムズを欠くとは言え、思い通りに近い編成をできるのはアウェイチームの方でしょう。
上記の通りユナイテッドの怪我人は後方のポジションに固まっており、特に元々選手層が厚いとは言い難かった守備的MFでは、今季いっぱいでクラブから退団するとInstagramで発表したネマニャ・マティッチに残り試合フル稼働が求められる事になりそう。
You will be missed, @NemanjaMatic ❤️
— Manchester United (@ManUtd) April 15, 2022
Our no.31 has issued an update on his future 👇#MUFC
新天地での活躍を祈りますが、その前にどうか今の赤い悪魔の惨状を救ってください
また、今回の招集メンバーにはハンニバルやアレハンドロ・ガルナチョといったU-23で目覚ましい活躍を見せるティーンエイジャーが含まれていますが、創造性と献身性を兼ね備えたプレイヤーが多めに見てもサンチョ1人のウインガーは実質1席空いている状況なので、出場機会を得ればそれを活かしてアンソニー・エランガのようにトップチームへ定着して欲しい。(彼らが出番を得るには安心できるリードが必要だと思われるので、これが最大の難関……)
ラインナップ予想
トップチームの常連で選出を考えると、ほぼこれしか選択肢がないというのが実情なので、予想という言葉が適切なのかは怪しいですが、マティッチ-ポグバのユニットがスタミナ・集中力の面で何分間保つかに全てがかかっていると言えそう。
スカッドの層という意味では、ハンニバルやガルナチョに続き残りシーズンをテレス1人で回さざるを得ないLBでアルバロ・フェルナンデスにも今後ベンチ入りの機会が巡ってくる可能性は高い。
スペインのメガクラブ(アルバロはレアル・マドリー、ガルナチョはアトレティコ・マドリー)からユナイテッドに入団してくれたこの2人。将来トップチームで左サイドの黄金ペアになる未来もあるのかもしれない。