前節は苦手にしていたクリスタルパレスにフレッジの年一回あるかないかの右足コントロールショットで勝利。
特に試合開始からの30分間はパレス陣内でボールを奪い返し幾度もチャンスを作るなど早速新体制の理想とするフットボールが早くもピッチ上で発揮されていました。
ミッドウィークのCLではベンチ入りが全てクラブアカデミーを経由した選手で、トム・ヒートン、チャーリー・サベージ、ジダン・イクバルの3選手がレッズのトップチームでの公式戦初出場を記録。
引き分けに終わったものの、メイソン・グリーンウッドのボレーシュートはその憂鬱を吹き飛ばすには十分なインパクトを与えました。
そして中二日で臨むキャロウ・ロードのノリッジ戦。
再び猛威を振るい始めたCovidの影響はすぐそばまでやってきていますが、どうやらこのカードに関しては開催できそう。
過去の戦績
Transfermarkt.comによれば両クラブはこれまでに57回対戦。
戦績はユナイテッド35勝-ノリッジ12勝-10引き分け。
直近10試合(12/13~19/20)は
LWWWWLWWWW 8勝2敗
基本的にはユナイテッドにとってお得意様といえるカードで、8勝のうち4つは4-0の大勝。ただ、アウェイに限ると1点差決着の試合が多く、過去の傾向から判断するならば今節も息をつく暇もないハラハラする1戦になりそう。
これが関連しているかは不明ですが、チーム内でCovidの感染が広まった影響から、試合延期が決まっているスパーズと先週末に対戦したノリッジ。
ディーン・スミス監督はチーム内にCovid疑いの選手が何人かいる事を明かしており、名前は明らかになっていませんが彼らのラインナップを予想するのは困難。
明らかになっている欠場者はユナイテッドからローン中で規定により出場不可のブランドン・ウィリアムズ、怪我からの復帰が近いと言われていたサイドアタッカーのサム・バイラムくらいですが、ウイルスの感染力を考えるとユナイテッドも普段の生活からより厳格にクラブに携わる人々の動きを管理する必要があるかも。
ラインナップ予想
ラルフ・ラングニックはカナリーズについて、ディーン・スミス体制になってからより少ない手数でゴールに向かうようになったと評しており、そんなノリッジのカウンターへのケアには十分に注意を払っていると私は予想しています。
この試合のプレスカンファレンスでは、ヤングボーイズ戦を前にチームを2つのトレーニンググループに分け、MUNCRYでスタメン出場した選手群は火曜日を休息、木金を試合の準備に充てたと明かしています。
この発言からもスタメンに関してはほぼほぼ前節と同様のラインナップである事が推測されますが、前4枚の配置、左右に関しては少し変更があるかもしれません。
エディンソン・カバーニとラファエル・ヴァランはトレーニングに復帰していますが、ラルフは2者に対し、カバーニはノリッジ戦の出場に関して可能性はある、ラファ(ヴァラン)はまだ早いと対照的なリアクションを取っています。
ノリッジ戦後も短い間隔で来週の週中にブレントフォード戦が待ち構えているのでエル・マタドールの実戦復帰は非常に心強い。