どうもこんにちは、いろ覇です。
ダービーカウンティが10月3日の第4節、対ノリッジ戦以来約2カ月ぶりに公式戦で勝利を勝ち取りました!!
相手は同じく下位に沈むミルウォール。
69分にヘディングのこぼれ球をクラブ生え抜きの有望株ジェイソン・ナイトが押し込んで敵地で貴重な勝ち点3を手にしています。
動画ハイライト
ルーニーの監督姿結構貫禄ありますね。
巷の噂では新監督にジョン・テリーを迎えると囁かれていますが、どうやらルーニー自身も選手としてのキャリアをストップしても監督の座にとどまりたいと考えていると。
ナイトに関しては以前の記事でもっと奮起してほしいと名指しで挙げた選手だったので、この貢献は素直に嬉しかったです。
〈当該記事はこちら〉
この勝利によってダービーは最下位を脱し、現在は勝ち点11で23位。
依然厳しい状況が続いていますが直近3試合は1勝2分けとまずまずの戦績をのこしているのでこの勢いに乗って年内の残り6試合も2勝以上、出来れば3勝して勝ち点9まで積んでいきたいところ。
ブレントフォードやスウォンジーといった今シーズン好調で尚且つ採用戦術が似ているクラブとの対決に勝利することが出来れば選手達も自信を取り戻せると思うので何としてもどちらか一試合は勝ちをもぎ取りたい。
トラブルメーカーのミルウォールサポーター
本来なら純粋にこの勝利の喜びだけをお届けしたかったのですが、どうやらそうともいかない事件が試合前に発生してしまいました。
ジョージ・フロイド氏の一件以降世界中で広がりを見せているBLMに対するアクションの一つとして、イングランドでは試合前に片膝立ちで人種差別への反対の意思表示をしているのですが、その最中にミルウォールサポーターがブーイングを行いました。
Millwall booing the knee😐 pic.twitter.com/v3qfXRmf0Z
— Oliver⚒🎄 (@HammerzOliver) 2020年12月5日
ミルウォールサポーターはかねてより人種差別を助長するチャントや暴力的行為を容認すすような行動を取る所謂フーリガン的な方が多い集団だったのですが、今回も反社会的な行動を取ってしまい批判を集めることになってしまいました。
確かに現在のBLMは純粋な反差別運動とは言えなくなっておりその全てを肯定することは出来ませんが、今回の一件は明らかに一線を越えてしまっているのではないでしょうか。
それにこれまでさんざん破壊行動を取り続けてきたミルウォールサポーターがその件に関して批判するというのもこれまたお前が言うなというカウンターを食らう事が明らかなので彼らに逃げ道はないでしょうね……
良くも悪くもフットボールクラブにおけるサポーターというのは単なるファンの域を超えてクラブを象徴するものになっているので、今回の一件で彼らは自らが愛するクラブの評判を地の底に落としてしまったことになります。
この騒動のせいで(おおよそ事実とはいえ)ミルウォールという地域は治安が悪い、だからあいつらは云々。。。などという二次、三次的な差別がまた活性化してしまう事も考えられるので彼らの日常生活においてもこの行動はマイナスにしかなっていません。
ダーティーな自分たちにある種のアイデンティティを抱いているのかもしれませんが、そろそろ理性的になって本当の意味でクラブのサポートをする集団に生まれ変わってくれる日を待ち望んでいます。