いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【 #MUFC 】デッドラインデーに複数人の新戦力を確保

2023年夏のクラブ間移籍の選手獲得に関する交渉期限を終えたマンチェスター・ユナイテッドに関する記事です。

 

 

 

 

アムラバト、バユンドゥル、レギロン獲得とエヴァンズ正式契約

 

これまでにメイソン・マウント,アンドレ・オナナ,ラスムス・ホイルンドと3名のシニアチームの新戦力を補強したものの、未だウィークポイントになり得るポジションは複数残っており、更に故障者が相次ぐチーム事情を考慮すると確実に選手の質も層も足りていなかったマンチェスター・ユナイテッド

 

今夏の選手獲得のデッドラインデー、正確には現地9月1日23:00までの間にGKのアルタイ・バユンドゥル(Altay Bayındır),LBのセルヒオ・レギロン(Sergio Reguilon),DM/CMのソフィアン・アムラバト(Sofyan Amrabat)の3選手の獲得を立て続けに取りまとめた。

 (正確に言えば短期契約→フル契約に移行したエヴァンス含めて4人)

 

エヴァンス,バユンドゥル,レギロンはどちらかと言えばバックアップ的な側面が強く、彼らが毎試合のように出場している場合は怪我人多発の緊急事態が想定されるが、アムラバトに関してはカゼミロを一つ前に持っていくというプランを本格的に試す事が出来る水準のアンカーなので戦略の幅が圧倒的に広がったのではないか。

あくまで個人的な願望込みの予想です。

 

アムラバトはこれまでのユナイテッドにあまりいなかったタイプで、まず素晴らしい部分としてはショート/ミドル/ロングと全てのレンジのパスで試行回数と精度を高次元で両立している事だろう。30ヤード(約27.4m)以上のパス成功率が80%越えというのは余程の技術が無いと記録されないスタッツである。

参照:

Sofyan Amrabat Scouting Report for Last 365 Days Men's Next 8 Competitions | FBref.com

 

卓越したキック技術を有し、更にボールキャリー関連のスタッツでも特筆すべき値を叩き出しながらアタッキングサード以降でのボールタッチはそれほど多くない点も1つの特徴で、これは相手陣内でのポゼッションでボールロスト後のリスクを鑑みず最前線にどんどん人が入ってしまう今のユナイテッドにとって一番必要だったバランス能力だ。

参照:

Sofyan Amrabat Scouting Report for Last 365 Days Men's Next 8 Competitions | FBref.com

 狙い通りに行けばバックスの前に防波堤として立ってボールリカバリーを意識しながら、持ち前の中長距離パスでペナルティボックス内にボールを再供給して輝くアムラバトの姿が見られるかもしれない。

 

 

移籍期間終了後のスカッドについて

 

まずはプレミアリーグのシニア登録の上限25人を考える上で最重要要素である2002年1月1日以前の生まれの選手たちをリストアップしたい

シニア登録に分類される選手

GK
André Onana
Tom Heaton (クラブ内育成選手)
Altay Bayındır

DF
Lisandro Martínez
Raphaël Varane
Victor Lindelöf
Harry Maguire (ホームグロウン)
Jonny Evans (クラブ内育成選手)
Luke Shaw (ホームグロウン)
Tyrell Malacia
Sergio Reguilon
Diogo Dalot
Aaron Wan-Bissaka (ホームグロウン)
Eric Bailly

MF
Bruno Fernandes
Casemiro
Mason Mount (ホームグロウン)
Christian Eriksen
Sofyan Amrabat
Scott McTominay (クラブ内育成選手)
Donny van de Beek
Antony
Jadon Sancho (ホームグロウン)
Facundo Pellistri

FW
Marcus Rashford (クラブ内育成選手)
Anthony Martial

*クラブ内育成選手はホームグロウンの条件も自動的に満たしている

 プレミアリーグにはクラブ内育成選手の制約は無いが、他のコンペティションを考えた時の要素として一応分けて考えた。外部補強の中でFWのラスムス・ホイルンドは2003年生まれであるためシニア登録ではなくU-21枠に換算される。

主なU-21(ローンで他クラブに移籍した選手は除く)

Rasmus Højlund
Alejandro Garnacho
Hannibal Mejbri
Amad Diallo

 

なお、新戦力3人を加えるとシニア枠に該当する選手は全部で26人になるが、プレシーズンに一度も出場が無く、構想外である事が明らかなエリック・バイリーを除くと丁度25人。

 エヴァンスの獲得はホームグロウンの8枠を確保するための側面も強かったのではないかと見ており、マグワイアかマクトミネイのどちらか一方は水面下で移籍期限最終日まで取引が続けられていたのではないかと思わず邪推してしまう。

 

また、バイリーに関してはまだ市場の開いているトルコやサウジアラビア、或いは契約解除でフリーエージェントになってから何処かへ加入すると思われるので、昨季のフィル・ジョーンズのようにチームに在籍していながらリーグ戦への参加資格を有していないという辛い立場に置かれる選手は出なくて済みそう。