いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【 #MUFC 】2022年夏、退団した選手の移籍先

 

📝MEMO

22夏、退団したシニアチームの選手(随時更新)

アマド・ディアロ→Sunderland(Loan)
アレックス・テレス→Sevilla(Loan)
アンドレアス・ペレイラ→Fulham(€9.5M)

アルバロ・フェルナンデス→Preston(Loan)
イーサン・レアード→QPR(Loan)
エディンソン・カバーニ→Valencia(Free transfer)
エリック・バイリー→Marseille(Loan)
ジェシー・リンガード→Forest(Free transfer)
ジェームズ・ガーナー→Everton(€10.4M)
タヒス・チョン→Birmingham(移籍金非公開)
ディーン・ヘンダーソン→Forest(Loan)

ネマニャ・マティッチ→AS Roma(Free transfer)
ハンニバル・メイブリ→Birmingham(Loan)
フアン・マタ→Galatasaray(Free Transfer)
ポール・ポグバ→Juventus(Free transfer)
リー・グラント→Retired

 

 

 

完全移籍

 

 

21/22シーズン途中に既にクラブ退団を明らかにしていたマティッチは恩師ジョゼ・モウリーニョのローマに加入。昨季のローマは最も年齢の高いフィールドプレイヤーがko今オフインテルにフリー移籍したムヒタリアンの32歳とかなり若いチームでした。

 セリエA挑戦はこれが初めてですが、ゼキ・チェリク、パウロ・ディバラとエリートプレイヤーを着々と補強するチームにベテランの経験をもたらしたいところ。

 

 

ポグバは2度目のユベントスへの移籍かつポグバック。

 

エリック・テン・ハフのフットボールにもかなり適性が高かったのではないかと後悔する気持ちもありますが、ユナイテッドではどの監督の下でも時間が経つにつれてプレスバックを怠る,低い位置でリスキーなプレーを選択する頻度が増えるなど扱いずらい一面も持っていました。30も近づきそろそろいい意味で落ち着きが出てくれば世界一のMFになれると今でも思うが……

 

 

 

リンガードはローン移籍のヘンダーソンに続き、久々にトップフライトへ帰還したノッティンガム・フォレストに1年契約で加入が決定。ご存じのように昨季はこのクラブでジェームズ・ガーナーがローンプレイヤ―としてチームの中心選手として君臨していました。

 赤い悪魔からの2名の他にも、以前当ブログで取り上げたオマー・リチャーズなど7月25日時点でトップチームの補強を11人完了させているフォレストは来季のダークホースになるかもしれません。

 

 

今のところ唯一移籍金収入を得ている取引がアンドレアス・ペレイラのフラムへの完全移籍。

 

ヨーヨークラブからの脱却を図りたいコテイジャーズで自身の居場所を確保したい。冬の移籍ウィンドウまでが最初の勝負所。

彼に関しては下記記事で詳しく触れています。

 

 

退団が決まった直後から噂が鳴りやまなかったものの、中々今シーズンのクラブが決まっていなかったエル・マタドールが次の場所に選んだのはバレンシアCF

 

ラ・リーガ初挑戦となるカバーニ。ユナイテッドでも加入初年度には途中出場からの高い得点率で評価を上げ、マルシャルからNo.9のレギュラーを奪取するに至りましたが、2季目となった21/22シーズンは代表戦後の中期離脱が複数回あったり、ロナウド加入による出場機会減少などもあって不完全燃焼のまま契約切れを迎えた。

 

今シーズンはインターナショナルキャリアの集大成となるであろうカタールW杯を控える年なのでクラブレベルでどれだけ試合に出られるかどうかという疑問を抱きますが、昨季のチーム内トップスコアラー ゴンサロ・ゲデスをウルブスに放出したバレンシアはエースストライカー候補として彼を選んだに違いない。スペインでもお馴染みの弓矢のパフォーマンスを沢山見せて欲しい。

 

 

タヒス・チョンは昨季ローンで在籍したバーミンガム・シティへ非公開の移籍金で完全移籍。

 

ユースでは縦の速さや得点力を発揮しエース級の働きを続けていた選手ですが、ブレーメン,クラブ・ブルッヘと2度のローンは失敗に終わり、気づくと新戦力の加入や自身の加齢もあってトップチームでの未来が閉ざされてしまった。

 ここまでのキャリアでは圧倒的にウインガーでの出場機会が多かったチョン。昨季バーミンガムではインサイドハーフにコンバートされ、負傷離脱するまで上々のパフォーマンスを見せていたので今回もそちらにポジションを移すのではないかと予想。まずはチャンピオンシップで自身の評価を上げ、トップフライトに華々しく復帰してくれることを願っています。

 

 

生え抜きのセントラルMFとして育成年代からトップクラスの期待をかけられ続け、フォレストへのローンでチャンピオンシップでは既にリーグ有数の実力を有していると証明したジェームズ・ガーナーは最終日にエバートンへの完全移籍が発表されました。

 

キックの種類・質は元より光るものがあり、更にフォレストで守備面,特にタックル・インターセプトを向上させて優秀なBox-to-Boxに成長したガーナー。彼自身の将来を考えれば出場機会の増加が見込まれるこの取引は良かったと思いますが、個人的には10年以上チームの中盤を支える選手になってくれると信じていただけにこの別れは本当に悲しい。移籍金収入も年齢やホームグロウン持ちである事を考慮すれば低く、ある意味ではクラブに後悔させるくらいの活躍を見せて欲しい……

 

 

一時はリーズへの加入が濃厚と報道されながらも、マンチェスター・ユナイテッドとのライバル関係も考慮したのか話は流れ、結局マーケット閉幕までどこにも所属が決まらなかったフアン・マタ。模範的プロフェッショナルであり続ける彼が新たな挑戦に選んだのはガラタサライSKでした。

 

昨季国内リーグでまさかの13位フィニッシュとなったガラタサライは新戦力として国内外からビッグネームを集め、中でもドリース・メルテンス,マウロ・イカルディ,そしてマタとフットボール界で世界的知名度を誇る選手を補強できた今シーズン。ファンダムは4季ぶりのタイトル奪還に高い期待を寄せている事でしょう。そんな中で彼にはリーダーシップを発揮してチームメイトを牽引してもらいたい。

新天地での活躍を祈っています!!

 

ローン

 

 

ヘンダーソンの移籍形態は買い取りオプション無しのドライローン。尚且つダビド・デヘアの契約が22/23限りで満了を迎える(1年の延長op有)事を踏まえ、来年夏には守護神の世代交代が行われる可能性が高いと仮定し彼にはいくつかのクリアして欲しい課題を設けたい。

 

  1. リーグ戦2700分以上出場(試合勘の回復)
  2. PSxG±/90をプラス収支で終える(ストッパーとしての能力)
  3. ボックス外での守備回数で上位半分入り(スイーパー適性)

1に関してはガーナーの再ローンの可能性を捨ててまでフォレストが彼を選んだという事を踏まえても何かアクシデントさえなければ達成できるはず。

2はFbrefが算出している指標で"Post-Shot Expected Goals minus Goals Allowed per 90 minutes"の略。つまり、キーパーがセーブする可能性に基づいた得点期待値から実際の失点を引いたもの(通常のxGとは違いシュートを放った後)。プラスの数値が出ている場合は一時的な運の良さorシュートストップの能力が高いという事になります。

3はポゼッション時にラインを高く設定し、3-2,2-3といった攻撃型ビルドアップを採用するテン・ハフのフットボールにおいて重要な縦のプレー範囲を推し量る目安。勿論パス精度やプレッシャー回避の能力も判断したいところですが、それらはチームの戦い方にも左右されるので今回はそれほど重要視しません。

 

 

現時点でトップチームの一員と見なせるかどうかは微妙なところですが、次世代のLBとして将来を嘱望されるアルバロ・フェルナンデスはチャンピオンシップのプレストン・ノースエンドへローン加入。

 

リリーホワイツの愛称で知られるプレストンは1888年フットボールリーグ創設メンバーで、リーグ戦とFAカップの両方を優勝した初のクラブでもある歴史あるクラブですが、60年以上トップフライトからは遠ざかっています。

 アルバロにとってスペイン語圏の選手がいない事が不安材料ではあるが、ロビー・ブレイディ、マシュー・オロスンデ、ジョシュ・ハロップ(居場所を失い今夏放出候補……)、ベン・ホワイトマンと元ユナイテッド戦士が多く在籍しているクラブでもあるのでそんな先輩たちのサポートに期待したい。

 

 

タイレル・マラシアの加入及びプレシーズンの彼のパフォーマンスによってLB3番手に位置付けされたアレックス・テレスは昨シーズンのマルシャルに続き、ラ・リーガの強豪セビージャへローン加入。年俸の支払いについては今季の給与のうちセビージャが€2M、残りをユナイテッドが支払う形。

 

 

新天地ではアルゼンチン代表40試合を越えるキャップ数を持ち、同じ攻撃型フルバックのマルコス・アクーニャとのポジション争いが待っていますが、背番号3という番号を与えられている事からもレギュラー獲得の期待がかけられている事が伺えます。

 尚、クラブはジエゴ・カルロス、ジュール・クンデの2枚看板を共に完全移籍で他クラブへ放出しているので、もしかすればプレシーズンで出場したCBとしての出場もモンチSDや指揮官フレン・ロペテギの脳内では構想の1つとして入っているかもしれない。この移籍は出場機会増加の大チャンスなので、苦しい立場でも腐らずにプレシーズンの試合を懸命にこなした彼に幸運があらんことを!

 

 

10歳から赤い悪魔一筋の生え抜きのRBで、プレシーズンでも一定の出場機会を得たイーサン・レアードはこれで3季連続となる国内下部ディヴィジョンへのローンが決定。

 

恩師ラッセル・マーティンの元を離れ昨季1月のウィンドウへ再ローンの形で加入したボーンマスでは、怪我の影響もあって殆どトップチームの戦力になれないままシーズンを終えてしまいましたが、今季加入したQPRではスピードを活かしたアンダーラップからアシストを記録し戦力上位のワトフォード撃破に貢献。非常に幸先のいいスタートを切っていて今後にも期待が高まります。 

 

 

持ち前の攻撃参加をプレシーズンでも発揮したものの、CB5番手~6番手という厳しい状況にあったバイリーはフランスの名門,OMことオリンピック・ドゥ・マルセイユへ買い取りOP付きのワンシーズンローンで加入。

 

Romanoによれば、 マルセイユが今季のリーグ・アンで翌23/24シーズンのCL出場権を獲得する事を条件に£6M前後とされる買い取り義務が発生するとのことで、元レッズのアレクシス・サンチェス、今夏獲得の噂が出たジョナタン・クラウスを筆頭に10人以上の新戦力を獲得したOMでまずはレギュラー獲得、次に怪我無くシーズンを戦い抜いて自身の価値を高めて欲しい。

 CBとしてはリスキーなプレーも多く使いどころを選ぶ選手ではありますが、健康体ならば必ず重要な戦力になれるはず。

 

 

16歳でASモナコから加入した後、ここまで比較的順調にカテゴリーを駆け上がってきたハンニバルのローン先はバーミンガム・シティに決定。また、ハンニバル・レクターになぞらえ、羊たちの沈黙(The Silence of the Lambs) をオマージュしたポスターで入団が発表されています。

 

アカデミーでも抜擢されたトップチームの試合でも彼はどうしても審判と喧嘩をしてしまう傾向にあり、カードコレクターとしての印象がすっかり定着してしまっているのが現状ですが、持っている才能を正しく発揮する為にも精神面の成長が待ち望まれる。

まずはブルーズでレギュラーポジション獲得を目指し頑張って!!

 

 

アマド・ディアロが自身2度目のローン先として選んだのは5季ぶりにチャンピオンシップへ戻ってきたサンダーランド

 

レンジャーズではデビュー戦でゴールを決めて幸先のいいスタートを切ったものの、ヨーロッパリーグで決勝まで進んだ完成度の高いチームで継続した出場機会を得る事は容易ではなかった。今シーズンはリーグ1から昇格したブラック・キャッツで安定したプレータイム確保とタフなスケジュールへの適応、更にゴール+アシストで10~15程度を期待したいところ。ユナイテッドでもEL ミラン戦でバックヘッドからゴールを決めたように不思議な勝負強さを持っている選手なので、来季こそはトップチーム入りを!!

 

引退

 

 

緊急時のバックアップとして2018年夏から4シーズン在籍したリー・グラントは21/22シーズンをもって現役を引退。ユナイテッドでは殆ど出番が回ってくる機会が無かったものの、6クラブを渡り歩き500試合以上の公式戦に出場したグラント。

 セカンドキャリアは共にオーレ政権をコーチとして支えたキーラン・マッケンナとマーティン・パートに続く形(2者は昨年12月にそれぞれ監督とアシスタントマネージャーとして就任)イプスウィッチ・タウンのファーストチームでGKコーチを務める事が決まっています。