7月が間近に迫りいよいよ新シーズンに向けたチームトレーニングが始まろうとする中、ようやく今夏のトップターゲットであるフレンキー・デ・ヨングについてマンチェスター・ユナイテッドとFCバルセロナ間の移籍金交渉が合意に近づいているという情報発信が増えています。
Manchester United had a new direct contact today for Frenkie de Jong deal. 🚨🇳🇱 #MUFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 27, 2022
After €65m new verbal bid, Barça ask for €85/86m fee. The agreement is finally getting closer as clubs are in talks about add-ons to reach €85m full package.
Work in progress between clubs. pic.twitter.com/tXZiPKD9NN
2022年6月現在、フットボール界のニュース、特に移籍に関してトップクラスの信用度を誇るFabrizio Romano記者もTweetしており、プレミアリーグのライバルが続々と即戦力を獲得しているのと対照的に今年もInterested FC,Watching FCと散々皮肉られてきた赤い悪魔も遂に強力な新戦力をスカッドに加えられそう。
さて、バルセロナがフレンキー・デ・ヨング(以降フレンキーと表記)を放出せざるを得ない事情としては、戦力補強に充てる金銭の確保とフレンキー自身が21/22時点でチーム内でもTOP5に入るの高給取りである事の2つのピッチ外の理由に加え、シャビ・エルナンデスのチームでは半シーズンとは言え絶対的な選手であったとは言いづらく、4-1-2-3(4-3-3)の2ならばペドリ,カビといったティーンエイジャー、ピボーテと呼称される1の部分でも彼はセルヒオ・ブスケツのように真ん中にどっしり構えるタイプでは無いのでハマりきらなかったというプレー面の要因などが考えられますが、イングリッシュフットボールの中盤に求められるBox-to-Boxとしてはこの縦横無尽に動いて真価を発揮するという彼の特性はプラスに働く可能性が高い。
何度か当ブログで言及していますが、下記画像が21/22シーズンのユナイテッドのサラリー上位の選手。
上位ではマタ、カバーニ、ポグバの退団が決まっており、今夏のターゲットは若い年代の選手が多いため全体額は昨季よりも少なくなる可能性が高いと思われます。
一方、バルセロナのサラリー事情については詳しくありませんが、いくつかのメディアを参照するとフレンキーの2022年時点の週給は£354,000と推定されており、年俸ベースに直すと£18,434,000、これはデヘアに次いでユナイテッドではチーム3番手に位置する金額です。
そして、CL出場権を得ているクラブからそうでないクラブへの移籍となるとここから更なる上積みも考えられ、凡そ彼のサラリーに関して週給30万~40万ポンドの間になると私は予想しました。
勿論、ピッチ内でもユニットを組みであろうフレッジやマクトミネイに代表される既存のDMとの相性・関係性の構築に始まり、プレミアのタフなフィジカルコンタクトへの対応など多くの課題をクリアしていく必要がありますが、何はともあれ新指揮官エリック・テン・ハフの希望にかなった選手をチームに引き入れられるのは非常に喜ばしいニュース。
Here we goを楽しみにしながら待機します。