前回のFootball Manager 2024に関する記事では、1シーズンプレーした事で分かった事や主に若手選手についての話題が多かったと思います。
現実のチームの不振などつゆ知らず、この世界ではゲーム内数値の優秀なラッシュフォードの圧倒的な得点力+チームを裏切らなかった()サンチョが年間を通して活躍してくれた事もあってリーグタイトルを確保したマイワールドでのマンチェスター・ユナイテッド。ついでにFCバイエルンとのPK戦にまでもつれ込んだファイナルを制しCL制覇も達成と理想的な1年間でした。
1つのサイクルが終わり、その先に待っているのは新たな時代への継承。現実でも取り扱いが難しくなっているラファ・ヴァランとカゼミロ、レアル・マドリーから加入した2名のベテランを言い方は悪いですが実験台にする事で、噂されているオイルマネーで潤沢な資金力を持つ中東のクラブからの巨額オファーが本当に存在するのかを身をもって検証。
↪いつかのジョレオン・レスコットを思い出すような得点力
なお、ヴァランに関してはコーナーキックからの得点力が異常とも言える水準で、何と公式戦でシーズン9ゴールを挙げる途轍もないセットプレーでの強さを誇っていた事もあって売却を戸惑ったのですが、前回記事で触れているようにスポルティングCPからウスマン・ディオマンデをお得価格で引き抜けていた背景から思い切って決断。
恐るべしオイルマネー
結果としては、記事の一番上の画像にもある通り、ヴァランがアル・ナスルへ5600万ポンド、カゼミロはアル・アハリへ5500万ポンドで移籍し2人で1億1100万ポンドもの大金をチームに残してくれました。2024年夏の補強はこの2人とペリストリ、ブランドン・ウィリアムズの売却益だけで殆どを賄っており、オイルマネーが如何にバランスブレイカーであるかを端的に示しているようなデータになりました。
この成功体験で余剰戦力になった選手はどんどん中東へ売ってしまうと2匹目のどじょう狙いで色々と動いてみたのですが、ワン=ビサカに対しては契約期間残り半年という事もあってか中々渋い提示。恐らくそれまでに築き上げた知名度やトロフィーが関係しているのではと考えていますが、もしかすると獲得に動いたクラブがサウジアラビアではなくカタールのアル・ドゥハイルであった点も影響しているかもしれません。
↪週給は£80Kと特に違和感のない普通の金額。これなら欧州に留まっても良かったのでは
なお、移籍した後のヴァラン,カゼミロの週給を調べると前者が£975K、後者が£950Kとこれはちょっと太刀打ちできません。今回は自分主導での放出でしたが、例えば出すつもりのないチームの主力にオファーが来てしまったら……
ヴァラン
カゼミロ