21/22UEFAチャンピオンズリーグ ラウンド16
アトレティコ・マドリーvsマンチェスター・ユナイテッド戦をプレビュー。
先週末は地域間の深い因縁を持つリーズとのライバルマッチを制し、公式戦の無敗記録を9試合に伸ばしたユナイテッド。(カップ戦のPKは記録上ドロー扱い)
舞台をスペインはマドリードの※1エスタディオ・メトロポリターノへ移し、2月第4週のミッドウィークはチャンピオンズリーグのベスト16 1stLegを戦います。
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— Manchester United (@ManUtd) February 22, 2022
対戦相手アトレティコ・マドリーは年明け以降既に4敗と不安定なシーズンを引き続き送っていますが、直近の試合となる2月19日のオサスナ戦では3得点を奪い危なげなく勝利し、互いに1つ前の試合の勝利で勢いにのって対決する事となりました。
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(中国の不動産会社ワンダ・グループがネーミングライツを取得し、現在の名称はワンダ・メトロポリターノですが、UEFA主催試合では命名権が認められていないのでこのように表記されます。)
チーム戦績、個人の相性
両クラブの直接対決は1991-1992シーズンのカップ・ウィナーズ・カップ(現在は廃止)のラウンド16で一度当たったきりで、当時の対戦ではロス・コルチョネロスが2戦合計4-1でレッズを下しています。
30年の月日が流れ、当然ながら当時の選手は誰1人として残っておらず、実質的には初対戦とさほど変わらない今回のマッチアップ。という事で今回は個人の対戦相性を見ていこうと思います。
ユナイテッドの選手ではクリスティアーノ・ロナウドの通算35試合、アトレティコ・マドリーでは因縁のライバル リバプールのエースでもあったルイス・スアレスの9試合がそれぞれ最多キャップ。
ロナウドは35試合25ゴール9アシストという非常に高い得点関与率を誇っており、内訳を見るとハットトリック4度と固め打ち傾向にあるので、今回の試合でも最初のゴールさえ奪えれば一挙大爆発という事も期待できます。
特に、ファーストレグで2点ビハインドを負い絶対絶命の中で迎えた18/19シーズンのこの試合はクリスティアーノのユベントスにおけるベストバウト。
この他、アタッカー陣ではブルーノが2試合1アシスト、サンチョが2試合1ゴールを記録しており、守備陣に目を移すとヴァランが25試合を経験済み。更に、ダビド・デヘアにとっては古巣対戦の機会となりますが、期間でいえばとうにデビルズでのプレーの方が長く、心はマンチェスターにありと宣言しています。
ラインナップ予想
CBとDMは迷いました。
リンデロフとフレッジも本当はここに加えたいですが、CBに関してはヴァランの経験、DMはサイズ感を重視してこのラインナップ。
ラルフ・ラングニックはエディンソン・カバーニがこの試合にも帯同しないと明かしており、4試合連続の欠場は間違いないという状況。
また、冬のマーケットでスカッドが縮小した事で夏の次点では外れていたフィル・ジョーンズがCL登録リストに加わっています。
恐らくゴールレスドローで終わる可能性が一番高いのではないかと思っていますが、上記画像では期待を込めてユナイテッドがアウェイで勝利をもぎ取るというスコアにしました。
今季からアウェイゴールが廃止された事でどのような影響が出るかと先週開催分の試合を見ていましたが、2月22日時点で消化済みの4試合はホーム1勝、アウェイ2勝、引き分け1試合。まだ何かを断言できる段階では無く、結論が出るのは何年か先の話となりそうです。