いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

後方ポツンと1人のDeNA、遂に今季初勝利で逆襲開始

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

開幕から8試合未勝利という不名誉な記録を積み重ねてきた横浜DeNAベイスターズが遂に今シーズン初勝利を手にしました。

 

 

はじめに

 

中々勝てないチームに対してある種の判官贔屓を抱くことはよくある事ですが、私自身も例に漏れず今季未勝利のDeNAに対して少し応援したくなるような気持ちを抱いています。

 

プロ野球自体はそれなりに興味を持っているのですが特段贔屓球団が無かったので正直不思議な気持ち。

 

今シーズンが始まる前の時点では昨年のドラフト会議で中央大学からドラフト2位で指名された牧秀悟選手を個人推しで行くつもりで現在もその根幹自体は変わっていないのですが、今一度DeNAベイスターズというチーム全体を見渡してみると面白い打者が多く在籍しているので個人的にセ・リーグでは一番印象のいい球団に。

 

 

苦しいスタートになった三浦新監督ですがまだまだ巻き返せるはず

 

DeNA一番のニュースと言えば”番長”三浦大輔新監督だと思いますが今シーズンのペナントでは開幕から8試合未勝利という悪い意味での新記録を樹立する波乱の幕開けとなり、肝機能障害や先発投手陣の中で孤軍奮闘を続けた現役時代さながら逆境に置かれる立場からのスタートになりました。

 

ただ、143試合(予定)というロングランの中でたった9試合を終えたに過ぎず、幸か不幸か開幕、つまり±0からの連敗だったのでこれだけ負け続けても借金は5つ。

1カードずつ借金を返していけば交流戦前に貯金生活に復帰する事もまだまだ可能でどこかでスイープを挟めばあっという間にAクラスへの復帰も。

 

連敗中の試合内容を見ると貧打で負けた試合はそれほど見られず、どちらかと言えば投手陣の不調によって落としている試合が多いので今後に関しては思いつめなくても大丈夫なように見えます。

 

奪三振能力の高い投手陣なので失点は今後減少するのでは

 

そして投手陣のスタッツを見ると奪三振率はこれだけ滅多打ちにされている状況でもリーグトップの数値でボールの威力自体は他球団の投手と比較しても劣ってはいないようなので今後巻き返していくのではないでしょうか。

さらにLOB%(残塁率)が現時点でリーグワーストの62.1%で、奪三振能力の高い投手はインフィールドに打球を飛ばされる可能性の低さから本来この数字が高くなる傾向にあるという過去の歴史からも復調すると見て問題なしでしょう。

 

 

ルーキー牧秀悟選手がとにかく打ちまくる

 

新人王は堅いかなとシーズン前から思っていましたがまさかここまでのロケットスタートを切るとは思っていなかったです。

 

9試合終了時点の成績は

  • 打率:4割5厘(リーグ3位タイ)
  • 出塁率:4割5分(リーグ4位)
  • 長打率:6割4分9厘(リーグ4位)

いずれもトップ5に入る好成績でopsやwOBAといった打者指標でもヤクルトの村上宗隆選手に次ぐリーグ2位の数値の残しているのでルーキーながらチームの主軸として見事な活躍を続けています。

 

打順も3番にピッタリハマり、後ろに昨年の首位打者佐野恵大選手、2017首位打者宮﨑敏郎選手が控えている事もプラスに作用してこの大爆発なのだろうと思われますが外国人打者不在で打力低下に悩まされる事間違いなしという前評判だったDeNA打線にいい意味でのサプライズを提供。

 

流石に今のペースで打ち続ける事は困難ですがコンタクト率や選球能力の高さを見るにシーズンを通してops.800越えを十分に狙える選手。