どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。
Football Manager 2020で自身のチームに選択した事をキッカケにして当ブログではダービー・カウンティの動向について度々取り上げてきましたが、そのラムズ(ダービーの愛称)に関する大きなニュースが入ってきました。
ウェイン・ルーニーが暫定→正式監督へ
前指揮官フィリップ・コクーの退任を受けて昨年11月から暫定監督としてリアム・ロシニアー、シェイ・ギブンらと共にクラブの指揮を執っていたウェイン・ルーニーがこの度、正式にラムズの指揮官の座に就く事がクラブ公式より発表されました。
また、正指揮官に昇格するにあたって自身のフットボール選手としての人生には区切りをつけ、マネージャー業に専念することを選択しています。
ダービー・カウンティの公式ホームページにてルーニー監督の完全版インタビューが公開されているので気になる方はこちらからどうぞ!
上記のコーチングスタッフに加え、経験の少ない彼らのサポート役としてテクニカルディレクター兼アドバイザーに就いていたスティーブ・マクラーレンも引き続きクラブに残っており、暫定監督就任からリーグ戦11試合で3勝4分け4敗(2021年1月15日時点)とそれまで僅か1勝しか出来ていなかったチームを再生させたコーチングチームは全員残留する事になりました。
正式監督就任後初試合は勝利で飾れず
昨夜に行われた最新の試合ではボール支配率6割越えの展開になりながらもなかなか決定機を創出できず逆にセットプレーから失点を喫してしまい0vs1でロザラム・ユナイテッドに敗戦……
これで12試合3勝4分け5敗と再び負けが先行する結果になってしまいました。
〈ダービーvsロザラムのハイライト〉
失点シーンを見るとWaghornの寄せが甘かったことから折り返しのクロスを許してしまい、これが失点に直結するプレーとなってしまいました。
そもそも彼は今シーズン未だに流れの中で得点を挙げられていない大スランプ状態なのでサポーターからは余計に批判の声が高まっています。
このマッチアップは本来12月下旬に予定されていたものがロザラムの新型コロナウイルス感染者が確認されたことによって1カ月弱延期になったので、以前の記事で取り上げた通り当時チーム状態がかなり悪かったロザラムにとってはある意味救いの試合順延になったようです。
反対にダービー・カウンティとしては先月はリーグ戦無敗記録を6試合作るほどの絶好調っぷりだったので、旬を逃してやや下降ぎみのところで順位対決のライバルと試合のタイミングがやってきたのは不幸でした。
給与未払いも発覚した最悪の財政状態
現在のダービー・カウンティを巡っては数か月前より成立間近と報じられていたSheikh Khaled bin Zayed Al Nehayan(マンチェスター・シティのオーナーであるシェイク・マンスール氏の従兄弟に当たる人物)によるクラブ買収が中々決まらず、更にはトップチームの選手の給料未払いなどクラブ経営に深刻な影響が及んでおり各メディアによれば今冬の移籍市場で移籍金収入が見込める有望株達を一挙に放出しなければならない可能性があると報じられる程の大ピンチ状態なのですが、自身のフットボーラーとしてのキャリアを終えてまでクラブを救う判断をしたルーニーの英断に応える為にも放出は最小限のダメージで済むように努力してもらいたい。
噂としてはジェイソン・ナイトにバーンリーやリーズへの移籍、ルイ・シブリーにもリーズからの関心が報じられており、特にルーニーが名指しで期待を語ったナイトの今冬の放出は何としても避けてもらいたいところ。
また、4得点を奪い今シーズンベストの大勝を飾った昨年12月30日の対バーミンガム戦で89分より出場した16歳の攻撃的MF、カイデ・ゴードン(Kaide Gordon)にも早くも移籍の噂があり、ゴードンにはプレミアリーグの両雄、マンチェスター・ユナイテッドとリバプールが興味を示していて特にユナイテッドはウェイン・ルーニーとの繋がりも深いのでこの冬にも数百万ポンドの手数料を支払って彼をクラブに引き入れる可能性があるそうです。
ルーニーに対する想い
ウェイン・ルーニーといえば2002年10月19日の02‐03プレミアリーグ第10節、対アーセナル戦で決めた当時インビンシブルズと称されたドリームチームの無敗記録を終焉させたゴールがよく語り草となっていますが、私が衝撃を受けたのはマンチェスター・ユナイテッドに加入した04‐05シーズンのチャンピオンズリーグ、フェネルバフチェ戦でのハットトリック。
当時はまだニュース番組で情報を得る程度の興味だったのですが、そのハイライトでまだ18歳の少年が3得点を奪うシーンを目の当たりにしてとても強い衝撃を受けた事を未だに鮮明に記憶しています。
特に2点目の地を這うようなミドルシュートには深い感銘を受け、一昔前のサッカー少年が日向小次郎のタイガーショットを真似しようと練習を繰り返したように、私もこのシュートを再現しようと公園の壁に幾度となくボールをぶつけていました。(当時はまだインステップキックすらまともに蹴れない状態だったので、この出来事のお陰で強いキックが蹴れるようになったと勝手に感謝しています🙆♂️)
その後の活躍は語るまでもありませんが、正直な感想としてはこれでも元々の期待感から考えるとこれでもまだポテンシャルを持て余していたという印象が自分の中では強いです。
特に若い頃はプライベートでも暴れん坊で騒ぎを繰り返していたので、あの頃から現在のクリスティアーノ・ロナウドのようなストイックな生活を続けていたらメッシ・ロナウド時代ではなくルーニーがトップに君臨する事すらあったのではないかと今でも夢に見てしまいますね。
ただ、そのやんちゃさもルーニーの魅力の一つであり、酒・タバコを常用しながらもピッチ上ではそれを感じさせない高い運動量で縦横無尽の活躍を続ける様は往年のスターを彷彿とさせるもので特に年配のファンには魅力的に映ったと思います。
少し前には息子のカイ君もマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーに入団した事が発表されたり、今でも赤い悪魔とは近い距離にいるようなのでダービーやその後他のチームで経験を積んで10年後辺りにクラブの監督に就任してもらえたら最高に幸せ。
19年に及ぶ選手人生、本当にお疲れ様でした!
マネージャーとしても成功できる事を信じてこれからも応援していきます。
まずはダービーを残留に導いて名声をあげたいですね😊
(https://twitter.com/dcfcofficial/status/1350086282534416386より)