今週は代表戦が各地で開催されているため、各国のリーグ戦はお休み。
ということで、今回はこれまでの結果から今後順位を上げて台風の目になりそうなとあるチームについて紹介していこうと思います
何カ月か経って「あの時あいつが言った通りになったなぁ」とか「全然当たらないじゃないか適当なことばっか言いやがって!!」なんて感じに話のタネにしてもらえれば幸いです。
それではそのチームについて触れていきます
xデータではTOP5入りのブライトン
はい、今季ここからのダークホースになる可能性が高いチームはThe Seagullsことブライトンです。
I've switched another visualisation back on today - here's an early look at the age of players used by each Premier League and EFL team so far this season: https://t.co/kVQTtBfcYg pic.twitter.com/nYaLn256uN
— Ben Mayhew (@experimental361) 2020年11月15日
この方のデータによれば、若手が比較的多く、年齢層のピラミッドもバランスがいいチームなので、勢いに乗れば今後数年中々に侮れないチームになる可能性を秘めています
まずは現時点のプレミアリーグ順位表をおさらい
(参照:Premier League Table, Form Guide & Season Archives)
ブライトンは勝ち点6、得失点差̠-3で16位
内訳をみるとゴール11失点14で今シーズンは9月20日に敵地で開催された第2節、対ニューカッスル戦以降未勝利と標準的なデータを見る限りでは台風の目どころか降格候補の一つに挙がってもおかしくないものです。
今度はxデータを見てみましょう
(参照:EPL xG Table and Scorers for the 2020/2021 season | Understat.com)
現実の順位は16位だったブライトンですが、xPTSでは何と5位。
他の上位チームは現実でも高順位ですので、ブライトンだけが現実の結果がついてこないという状況。
思い返してみれば、マンチェスター・ユナイテッドがブライトンと対戦した試合でもチャンスの数は上回られてたように感じますね。
特に右サイドのパーチに何度も決定機があったと記憶しています。
(xGを見ても2.98対1.58とブライトンの方がかなり上回っていました)
個別のプレイヤーに目を向けると、チャンスメイクの数値ではベルギー人アタッカーのトロサール、シュート面ではFWのモペイがそれぞれ中心となっています。
トロサールは元々ビッグクラブからも評価が高かった選手なので、昨年夏にブライトンへ加入した際には正直驚きでした。
補強チームは素晴らしい仕事をしたと思います
モペイは……まあ素行というかラフプレーが多い選手なので賛否両論ありますが、FWとしては優秀なデータを記録しています。
敵としては最低ですが、味方になれば頼もしいタイプの選手でしょうね。
では、何故データと現実の成績が乖離しているのか
先程のユナイテッド戦の話に戻りますが、ブライトンは決定機なチャンスを創出する事はできているのですが決めきることが出来ず結局2vs3で破れています。
ファンの方の投稿を見た感じでもチャンスを決めきれない事を嘆く投稿が多いという印象
たまたま見ていた開幕節のチェルシー戦でもシュート数、ボール支配率共に相手を上回りながら敗戦しているので、今までの内容を続けていけばそのうち結果は上向きになっていくと思います。
変に今のままではいけないと見当違いな方針転換をやり出すと、そのままずるずる行ってしまうかもしれないので今は動かざること山の如しの精神で行ってほしい。
さいごに
加入年の17-18シーズンにはリーグ戦全試合出場で7ゴール8アシストを記録したチームのスターですが、彼の出場時間が今後増えていけば自然にチームの成績もデータ通り向上していくのではないでしょうか。
実際に今シーズンもデータを見ても90分に2.99回のキーパスを出しているのでそのチャンスメイク力は錆びていません。
あとは新加入のランプティもチームに即フィットしていていい選手ですよね。
イングランドのRBの層の厚さは異常
あと、ウェルベックさんは健康体で1シーズン乗り切って😇