いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【試合レビュー】古巣相手に躍動するユナイテッド産GK

代表戦の中断期間も終わり、プレミアリーグが再開しますね。

 

ポルトガル対フランスの一戦ではブルーノとポグバがマッチアップする場面もあり、後者の見事なクリーンタックルも見られて白熱した試合でした。

 

 

下部ディビジョンを管轄するEFLでは、交代枠が3→5に増加されることが発表されました。

 

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先日の記事で取り上げたとおり、プレミアリーグも遠くないうちにこちら側へ舵をとるのではないかと予想しています。

 

 

  

 

スタメン

 

マンチェスター・ユナイテッド

 

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ベンチ入り

7カバーニ、21D.ジェームズ、26ヘンダーソン、33ウィリアムズ、34ファン・デ・ベーク、38トゥアンゼベ、39マクトミネイ

 

新型コロナ陽性報道から一転、陰性の結果が出たと報じられたテレスがスタメン入り。

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LB問題はひとまず先送りに出来そう

 

 

中盤2枚は左利きが並ぶ珍しい組み合わせになりました。

 

話題のポグバはメンバー外。

 

 

 

 

エストブロム

 

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ベンチ入り

4ロブソン=カヌ、7C.ロビンソン、10M.フィリップス、16R.ハーパー、17クロヴィノヴィッチ、25D.バットン、27D.オシェイ

 

こちらは5バックを採用してきました。

 

イバノビッチは言わずもがな5番のバートリーも経験豊富な選手なので、きっちり守り切って隙あらばカウンターという狙いでしょうか。

 

注目は1トップのグラント。

Football Managerの開幕戦で見事にゴールを決められた選手が実際にプレミアリーグの舞台に立っているのは何だか不思議な感覚。

 

ユナイテッドに縁があるGKのジョンストンも楽しみですね。

 

 

 

試合ハイライト

 

試合序盤は穏やかなスタートで、開始10分であった得点機会は最初のセットプレーからマルシャルのヘディングくらいでした。

 

両チームともパスの乱れが多く、チャンスの一歩手前でそれが消滅しあうなんとも歯がゆい展開。

 

大きなチャンスは15分、ペナルティエリア左角付近からラッシュフォードが逆サイドのブルーノへ速いグラウンダーパス。

ブルーノは1タッチで中央のマルシャルへ落とし、絶好の位置でシュートチャンスを迎えますがこれは相手GKジョンストンのスーパーセーブで阻まれます。

 

するとここからしばらくウエストブロムの時間が到来。

 

19分には期待のグラントがペナルティエリア内から右足でシュートを放ちますが、リンデロフに当たって僅かに軌道が逸れこれは得点に至らず。

 

その後は先程と同じくお互い最後の精度が悪く中だるみな時間が続きます。

 

41分にはコーナーキックからウエストブロムのバートリーが惜しいヘディングを放ちますがこれはバーの上を超え、前半はスコアレスで折り返しました。

 

 

 

後半開始直後、ブルーノがペナルティエリア内で相手18番でチェルシーからレンタル中のギャラガーを倒したという判定で一度はPKが宣告されますが、VARの結果ノーファールで試合続行となりました。

 

この判定については審判がよく判断してくれたという印象。

VARでは最初のジャッジと異なる映像が取れていても審判によってはそれを無視して自分の判定を覆さない方も存在するので、主審のデイビッド・コートさんはよく見てくれているなと感謝したい。

 

 

48分にはラッシュフォードが斜め45度から素晴らしいミドルを放ちますがこれもジョンストンがボールの軌道を変え防ぎました。

 

この試合最大の議論を呼ぶであろう場面は52分、左サイドからマタのクロスに対応したRBファーロングがあまりにも無警戒に手をボールへ向けてしまい、ハンドの判定でPK。

 

ブルーノのタイミングを逸らすキックはGKに完全に読まれてセーブされてしまいましたがこれまたVARの結果、ボールが動くよりも先にGKが前へ足を踏み出したということで蹴り直し。

二度目は先程の判定で躊躇してしまったかジョンストンはあまり動けずボールはネットの中へ。

 

リプレイをみると二回目も彼はボールより早く動き始めてしまっているのでこの癖は早急に改善する必要がありそう。

 

これは余談ですが、過去のPKストッパーと評されたGK達を見返すと、現行ルールでは蹴り直しの嵐になってしまう方が結構いますね。

現役ではオランダのクルルなんかもこのタイプに見える。

 

 

65分には途中出場カラム・ロビンソンのシュートがクロスバーを叩く場面があったものの、ウエストブロムはあまりいい形でチャンスを演出することが出来ず試合はそのままホーム マンチェスター・ユナイテッドが1対0で勝利しています。

 

 

映像ハイライトはこちら

 

 

 

交代選手

 

ユナイテッド

63分:inカバーニ outマタ

79分:inファン・デ・ベーク outラッシュフォード

84分:inマクトミネイ outフレッジ

 

エストブロム

62分:inロブソン=カヌ、C.ロビンソン outディアンガナ、K.グラント

79分:inクロヴィノヴィッチ outイバノビッチ 

 

 

データ

 

標準のものから

 

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シュート数ではユナイテッドがアウェイチームに10本の差をつけ試合を支配していたことが肯けます。

一方でこれだけシュートを放ちながらも得点はPKのみという結果をどう捉えるか。

 

確かにGKは素晴らしかったのですが、それを差し引いてもシュートコースやスピードが甘かったのも紛れもない事実。

 

データ上では今節はそれなりの内容を出す事ができているように見えるのでやはりFW陣の決定力を改善していきたいですね。

 

 

xデータ

 

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青:ユナイテッド 黄:ウエストブロム

(参照:Manchester United 1 - 0 West Bromwich Albion (November 21 2020) | EPL | 2020/2021 | xG | Understat.com)

 

xGでも先程のデータと同じような傾向が出ています。

 

ユナイテッド側にある大きな円はいずれも相手GKジョンストンに防がれて得点には至りませんでしたが、チャンスクリエイトの面では合格点を与えることが出来るのではないでしょうか。

 

ゴール正面のエリアから9本のシュート(PKを除く)を撃てたという事はポジティブに捉えつつ、シュート精度の向上に励んで欲しい。

 

2つのビッグチャンスに絡んだブルーノのxAは1.17だったので、マルシャルかラッシュフォードのどちらかは決めてもらいたかったと言うのが正直な感想。

 

 

振り返り

 

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ユナイテッド側のMVPは文句なしでブルーノ・フェルナンデス

決勝点のPKの他、先程述べたようにアシスト面でも優秀な数字を残し文字通りチームの王様として君臨していました。

 

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DFではプレミアデビューとなったLBのテレスはまずまずの出来。

左CBのマグワイアとも相性は悪くなく、この二人でビッグチャンスを作り出す日もそう遠くは無さそうです。

ラッシュフォードとの連携にはまだ課題を残していますが、ショー不在の中で破綻せずに左サイドを支配出来たのは彼の力によるものが大きい。

 

 

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(https://twitter.com/WBA/status/1330279175450750992より)

 ウエストブロムに目を向けるとなんといってもジョンストンが素晴らしいパフォーマンスでしたね。

6つのセーブで試合を一方的な展開にさせなかった彼の活躍が無ければ、もう少しユナイテッドは楽に勝利出来ていたでしょう。

 

 

かなり苦戦しましたが、それでも勝ち点3に変わりはないので勝てば官軍。

この試合前に行われたトッテナム対シティでホームのトッテナムが2vs0で勝利したのでこれで順位表ではユナイテッドが勝ち点差1で上回り、暫定ながら9位にジャンプアップしました。

 

 

それと、今後の注目チームに挙げたブライトンがアストンヴィラにアウェイで勝利したことも結構嬉しい😁

 

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やったねウェルベックさん😘!!