11月7日発売予定のFootball Managerシリーズ最新作、「Football Manager 2024」においてmodではなく公式が日本語に対応している事が判明。
世界のサッカーファンを熱狂させるサッカーマネジメントゲーム、待望の日本デビュー!
— Football Manager JPN (@fm_japan) September 13, 2023
『Football Manager 2024』で、世界最高のクラブを率いる興奮を体験しよう。
11月7日、デジタル版発売! #FM24
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これまでも、STEAMユーザーならば日本語mod導入はサブスクするだけで可能だったので手間自体はそれ程変わってはいないが、『待望の日本デビュー』と謳っているようにオフィシャルで日本語verが導入されているという事実がFMユーザーとしては今でも信じられないくらいの衝撃である。
日本語版のオフィシャルサイトには追加機能に関するロードマップが提示されており、早くも来週には2つの新要素がアンロックされるので注目必至。
言語が追加されたという事は国内リーグも……と期待したいところであるが、現在のところSports Interactive及びSEGAからそのような発表は無い。
ただ、明らかにFootball Managerシリーズで過去作よりも日本市場を意識している事は間違いなく、近年のトップリーグにおける日本人選手の活躍、それも殆どがJリーグ経由の人材である事を鑑みれば、実装済みの多くのリーグのようにスカウンティンググループを作って日本のフットボールリーグに手を伸ばしたとしても何ら不思議ではない。
障壁となる権利問題については、主なサッカーゲームの中で現在J1,J2リーグのライセンスを有するのはeFootballで、FMならばFIFAシリーズのように直接的に需要がぶつかり合うという事はなく、シミュレーションゲームを楽しみたい層と実際にプレイヤーを動かしたい層は共存可能であるため、何とかなるのではないかと希望的観測をしている。
追記:Jリーグ実装!!
実装されるのは2023シーズンのJ1,J2,J3に所属する全60クラブで、クラブのロゴ、ユニフォーム、選手の顔写真などが全てModを導入せずとも揃うとのことで、Jリーグでのプレーは勿論、まだ見つかっていない逸材を欧州へ引き抜くというプレースタイルも依然より格段とハードルが下がった。
そして、試合面での改善で大きな所はセットプレーをより細かくセッティングできるようになった事とポゼッション,アウト・オブ・ポゼッションで異なる配置を使う現代フットボールの流行をより忠実に再現可能になった点。
従来より存在したインバーテッド・ウイングバックに加え、新たに『インバーテッド・フルバック』の追加と『リベロ』の機能性の拡張によってフルバックの片方が3CBの1枚を形成したり、或いはダブルピボットの片方になる動き、またはCBが中盤へスライドするビルドアップをようやくゲームでも楽しめる。
細かい所ではターンのグラフィックが以前のような角ばったアニメーションからより円滑なモーションに変化しているのも嬉しい変化と言える。
あとがき
このゲームの良いところは15歳前後から選手が実装されていてプロデビュー前の逸材も殆ど網羅しているため、1作買ってしまえば数年は買い替えなくともそこまで現実のフットボールとの差異を感じる事無く箱庭を楽しめること。(実際、私もFM20と21は連続して購入したが以降の2作については持っていない。)
上記はポーツマスでプレーした古いデータ(FM20)だが、一例としてCWBとして右のフルバックのスタメンに入っている『Yukhym Konoplya』は現実世界で9月のインターナショナルウィークにウクライナ代表の一員としてイングランド戦に先発出場、そして先制ゴールのアシストをした選手だ。
ゲームをプレーしていると、このように過去作で登用した選手が実際のフットボールで活躍するケースも出てくると思うが、その瞬間の喜びというのもFMシリーズの魅力の1つだと個人的には考えている。
公式の日本語サポートというのは日本でのFootball Managerコミュニティの歴史において大きな転換点となる事は確実で、かくいう私もしばらくFMから遠ざかっていたが今回ばかりは翌春のセールを待たずして来たるビッグウェーブに乗るつもり。
FM好きの皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。