いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【 #FPL 22/23 】Gameweek34,35 大事な終盤で深刻なスランプ

 

Gameweek34だけを今更取り上げるというのは流石に時期を逃しているので、2節分をまとめた増刊号です。正直35節の事は早く忘れてしまいたい。

 

 

Gameweek33はこちら


【FPL 22/23】欲張りは身を失う

 

 

 

 

Gameweek34

 

スカッド

 

 

見た目上のスコアは平均と同じ82Ptsで、実際には2人入れ替えなのでコスト4点を差し引いた分がそのままアベレージからの減点になる。

 

試合開催が多く殆どの選手はそれなりのポイントを加算しているが、特に拘りが無ければほぼ全てのプレイヤーがキャプテン指定しているであろうハーランドのスコアが非常に高かったが故に、個人的には中々違いを生み出せない節になった。

 

クラブ

(スタメン)
マンチェスター・ユナイテッド:ダロト、ラッシュフォード
マンチェスター・シティ:ストーンズ、ハーランド
アーセナル:サカ
ニューカッスル:トリッピアー
トッテナム:ケイン
ブライトン:三笘
アストン・ヴィラ:ワトキンス
フラム:レノ
クリスタル・パレス:エゼ

(リザーブ)
ダニー・ウォード、キルマン、リーム、イェンセン

 

IN:ベン・チルウェル、マーカス・ラッシュフォード
OUT:ジョン・ストーンズ、エミ・ブエンディア

 

ここで複数の入れ替えをするのは予定通りで、チェルシーの状態を鑑みてもチルウェルの放出は妥当だろう。ユナイテッド枠のラッシュフォードの所はアントニーやブルーノ・フェルナンデスと迷ったが、ゴール関与となると今季は彼頼りな所が大きいので最終的にはこうなる。

 

対戦カード

(自チームスタメンのみ)

クリスタル・パレスvsウエストハム
 ↪4-3クリスタル・パレス勝利

ブライトンvsウルブス
 ↪6-0ブライトン勝利

マンチェスター・ユナイテッドvsアストン・ヴィラ
 ↪1-0マンチェスター・ユナイテッド勝利

フラムvsマンチェスター・シティ
 ↪1-2マンチェスター・シティ勝利

ニューカッスルvsサウサンプトン
 ↪3-1ニューカッスル勝利

リバプールvsトッテナム
 ↪4-3リバプール勝利

アーセナルvsチェルシー
 ↪3-1アーセナル勝利

リバプールvsフラム
 ↪1-0リバプール勝利

マンチェスター・シティvsウエストハム
 ↪3-0マンチェスター・シティ勝利

ブライトンvsマンチェスター・ユナイテッド
 ↪1-0ブライトン勝利

 

 

逆境に強いダロト

 

強烈なロングシュートを持っていたり、圧倒的な身体能力で相手を寄せ付けなかったり、はたまた他の誰にも思いつかない閃きを発揮するボールスキルであったり、ファンベースに評価されやすいのは誰が見ても分かるようなストロングポイントを持っている選手であることはまず間違いないでしょう。

 

ただ、11on11のフットボールではそういった見栄えするプレーよりも、1つ1つのパスの正確性+メッセージ性、ボールを持っていない時のポジショニングやオフ・ザ・ボール、そして如何なる時でも周囲の状況を頭に入れられる情報処理能力とそれを補助する首振りといった一見すると地味に思えるモノの方が圧倒的に必須であり、これらの部分で私はマン・ユナイテッドのディオゴ・ダロトに高い資質を感じています。

Embed from Getty Images  

 

また、ダロトは精神面でも大敗したリバプール戦で最後まで闘志を見せた数少ない選手の1人であったように逆境に強く、味方を鼓舞するような激しいボディランゲージは今ではすっかり彼の特徴として挙げられるようになっている。

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Gameweek34では1-0完封勝利のアストン・ヴィラ戦で3Ptsの活躍ボーナス含む9Ptsを獲得し、ミッドウィークのブライトン戦ではチームの敗戦及び自身のイエローカードで得点を伸ばしきれなかったものの2戦合計10Ptsは十分合格範囲だろう。

 

 

ケインへの絶対的信頼

 

プレミア上陸初年度でゴール/試合数が1.0を越えたまま終盤まで突入しているアーリング・ハーランドのインパクトが強すぎるせいで少し存在感が薄くなっている感もありますが、22/23シーズンもハリー・ケインはGameweek34時点で34試合25ゴール3アシスト(GW35でもゴールを記録)とハイペースで得点を積み重ねている。

 

本格化した14/15以後の9シーズンでリーグ戦15ゴール以上を継続しており、更にハードルを上げて20ゴールに設定してもこれを下回ったのは僅か3回しかありません。従って安定感という意味で彼以上の選手はイングランドに存在せず、FPLでも14/15~昨季までの8シーズンのトータルスコア平均は199.375PtsとケインにFW3枠のうち1つを割くのはポイントを伸ばす為の必須条件と言っても過言ではありません。

 

更に今季はGW34までに225Ptsと20/21シーズンのキャリアハイ242Ptsを越える可能性を持つほどに伸びがよく、直近のGameweek15回を見る限りチームが負けた試合でも得点に関与してポイントを加算している事がその理由と考えられます。

 

 

Gameweek35

 

スカッド

 

 

深い深い闇の中に沈んでいくような気分。

比較的順調なシーズンだっただけに、最後にさしかかる所でこのマイナスはトータルスコアの伸びにも精神的にも重くのしかかっていく。

 

 

クラブ

(スタメン)
マンチェスター・ユナイテッド:ダロト、ラッシュフォード
マンチェスター・シティ:ハーランド
アーセナル:サカ
ニューカッスル:トリッピアー
トッテナム:ケイン
ブライトン:三笘、スティー
アストン・ヴィラ:ワトキンス
クリスタル・パレス:エゼ
ウルブス:キルマン

(リザーブ)
レノ、ストーンズ、リーム、イェンセン

 

IN:ジェイソン・スティール
OUT:ダニー・ウォード

 

遂にウォードの放出に踏み切り、来たるGameweek37でのBench Boost使用に備えチームで試合に出ている選手で15人を固めようと動いたが、スティールをスタメンにした事で結果的に今節は終わってしまった。

 

対戦カード

 

 

ブライトンまさかの大量失点

正直これは大誤算。

 

意気揚々とジェイソン・スティールスカッドに加えて更にスタメン起用したGameweek35でブライトンは前節マン・ユナイテッド相手に完封勝利を収めた姿が幻であるかの如く早い時間帯に失点が続き、30分強で0-3と試合の行方が完全に決まってしまいました。

 

更に後半に入ってもマクニールの連続ゴールにより2失点、スティールは失点とオウンゴールの減点が4Ptsのしかかって合計スコア-2Pts。それまで自スカッドでレギュラーにしていたフラムのベルント・レノはPKセーブの加点もあって9Ptsとポイントを積み重ねており、ここまで補強が裏目になると寧ろ一種の清々しさすら感じます。

Embed from Getty Images  

 

大敗したのは不運な部分もあったでしょうが、相手の出方に関係なく中央でのダイレクトプレーで自陣~ミドルサードまでを一気に押し進めるというデ・ゼルビのチームの哲学をブロック守備を敷く相手にも貫き通した結果なのかもしれない。そしてこれは大物食いの傾向にある理由とも繋がってくる。

 

シーガルズは今オフのアレクシス・マック・アリスター流出が決定的で、更にステップアップ願望を隠さないモイセス・カイセドやすっかりチームの主力になっている三笘薫らも確実にチームに残留するとは言い切れない情勢。彼らを1人でも多く慰留させる為にも、欧州コンペティションへの出場権は確実に確保したい所だが……

 

 

まだまだ波乱のありそうなCL争い

 

来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権をかけた争いは実質3クラブに絞られ、一歩リードしているのはニューカッスル。残りゲームは残留争いの2チームと同じく欧州コンペティションを目指すブライトンとの試合などタフな相手が続きますが、最終節がモチベーションの切れているチェルシーというのは少し楽かも。

 

次にマンチェスター・ユナイテッド。4試合のうち3つをホーム,オールド・トラッフォードで開催出来るのは圧倒的なアドバンテージであり、今シーズンのリーグ戦ホーム戦績は12勝3分け1敗と優秀。ただ、ここ2試合続けてゴール欠乏症から完封負けを喫しており、更にGKダビド・デヘアのエラーが頻発している点を考慮すると足元をすくわれるシナリオも。

 

試合消化が1試合多いなかで最も勝ち点の低いリバプールは他力本願な状況。とはいえ、ライバルたちが決して万全ではない事に加えて自身はリーグ6連勝中と正に絶好調なので、残り3試合を3勝でフィニッシュし終わってみればCL圏滑り込みというのも十分に考えられる。

 

 

もう1つ、カンファレンスリーグの方も白熱の争いが待っている。トッテナムとしては次節のアストン・ヴィラ戦が大一番で、ここを勝利すればEL出場権をほぼほぼ手中に収められるだろう。監督交代を2度経験するなど失敗の印象が強いシーズンだが、6位で終わる事が出来れば多少ダメージは和らぐかもしれない。

 

残り試合が5つあるブライトンは対戦相手も降格がほぼほぼ決まっているサウサンプトン戦を除けば全て上位陣なので、勝ち点を積み上げていく難易度は今回対象にした6クラブで断トツに高い。逆に言えば、アップセットを起こせばタイトルレースをも左右出来る位置なので、他クラブもここの結果に一喜一憂する事になりそう。

 

最後は少し前まで圧倒的な勢いで勝ち点を積み上げていたアストン・ヴィラトッテナムリバプール→ブライトンと全て自身より順位表で上につけるクラブとの対戦であり、普通に考えればECLは絶望的であるが、そんな中でも何とかリバプールにだけは勝利してくれることを願っている。

 

 

あとがき

 

次節はブライトン,ニューカッスルが2試合開催。スティールにはここで挽回して欲しいのですが、先述のように相手関係がかなり悪いので、セインツとの試合を予定しているレノをスタメンにするかもしれません。

 

 

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