全体平均39と今季の推移からすると低めに落ち着いた難しい週で満足とはいかないものの及第点の立ち回りが出来たのは良かった点。
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【FPL 24/25】GW9 ただただ運に身を委ねるしかなかった
スカッド
ユナイテッド3人衆が3Pts、マン・シティのリコ・ルイスも途中出場で1Pts、そしてアーセナルのサカも2PtsとBIG6の選手たちが軒並み伸び悩んでしまったゲームウィークだったが、フォレストの快進撃でアベレージは突破。
クラブ
(スタメン)
マンチェスター・ユナイテッド:ダロト、マズラウィ、アマド
フォレスト:セルス、アイナ
マンチェスター・シティ:リコ・ルイス
アーセナル:サカ
アストン・ヴィラ:ワトキンス
トッテナム:マディソン
ブレントフォード:エンベウモ
レスター:ヴァーディ
(リザーブ)
ディーン・ヘンダーソン、ゴードン、マイケル・キーン、ウェルベック
IN:リコ・ルイス、マイケル・キーン
OUT:ウィリアム・サリバ、ヨアキム・アンデルセン
対戦カード
ニューカッスルvsアーセナル
↪1-0 ニューカッスル勝利
ボーンマスvsマンチェスター・シティ
↪2-1 ボーンマス勝利
イプスウィッチvsレスター
↪1-1 ドロー
リバプールvsブライトン
↪2-1 リバプール勝利
フォレストvsウエストハム
↪3-0 フォレスト勝利
サウサンプトンvsエバートン
↪1-0 サウサンプトン勝利
ウルブスvsクリスタル・パレス
↪2-2 ドロー
トッテナムvsアストン・ヴィラ
↪4-1 トッテナム勝利
マンチェスター・ユナイテッドvsチェルシー
↪1-1 ドロー
フラムvsブレントフォード
↪2-1 フラム勝利
I wanna Aina. いぶし銀のDFへ注目が集まったGW10
トップフライトでは、CBでもフルバックでもディフェンダーならばどこでもそれなりの水準でこなせるポリバレントなバックアップという立場に落ち着いている感もあったオラ・アイナ。
いわゆるいぶし銀でコアなプレミアリーグフリークでなければ特段と興味を持つタイプではなかったチェルシーアカデミー出身の彼が2024年に入って突如としてプレーの幅や強みである対人守備を伸ばしている理由は定かでは無いが、ヌーノ・エスピリト・サント率いるフォレストの強固な守備を語る上では欠かせないキーパーソンの1人であり、GW10では遂にボックス外からの逆足ミドルという圧巻のゴラッソまで決めてその充実っぷりをアピールしている。
Ladies and gentlemen, Ola Aina. 🚀 pic.twitter.com/fRSmUlPYxk
— Nottingham Forest (@NFFC) November 2, 2024
なお、そんなアイナのGW10の獲得ポイントは15Ptsに上り、これは今節の個人得点で1位のソランケに1Pts差及ばずながら全体2位という素晴らしい結果を残している。選出率はまだ10%未満だが、そう遠くないうちに二桁の壁を越えるのは間違いなく、彼のようなホットな選手をどれだけ早く、旬の間に確保できるかがFPLでは毎年明暗を分かつ大きな要素となる。
大物喰らいのチェリーズ
GW8でアーセナルを破った事に続き、GW10では前年度王者マン・シティを2-1で下したチェリーズことAFCボーンマス。いずれはフットボール界の潮流を作る名将になるのではないかとその資質を高く評価されるアンドニ・イラオラ率いるチェリーズはどちらが主導権を握っているとも言えない状態、いわゆる「カオス」の扱い方とその生み出し方が巧みであり、ポゼッション・フットボールの象徴とも言えるペップ・グアルディオラ及びその流れを色濃く汲むミケル・アルテタのチームを立て続けに破った事は決してフロックではない。
スパニッシュ・フットボールの中では特異点とも言えるバスクの雄、アトレティック・クラブで現役時代のほとんどを過ごしてきた事も影響しているのか、好むのは足元の技術に長けたテクニカルな選手というよりもハードなプレッシングやボディ・コンタクトを厭わないアスリート能力の高い選手で、チームの中で今もっとも勢いのあるアントニー・セメンヨを見てもそれは一目瞭然だろう。
正直、セメンヨについて昨季時点では意思決定に難があって明確な強みを見出しにくい選手だと軽視していたが、そんな彼が身体の幅を活かしたボールキャリー/キープとゴール前での位置取りの優位性を学習してリーグ屈指のアタッカーに成長した事を考えるとイラオラは選手育成の面でも高い能力を持っているのかもしれない。
今後もボーンマスがビッグクラブと相対する際には他を出し抜けるチャンスなので積極的に狙っていきたい。
あとがき
イプスウィッチ戦を予定しているスパーズを重要視してワトキンスに替えソランケ投入を決断。これまでの動きによって1節あたり1トレードを守っている限りは常にFree Transfer1枠がラストエリクサーとして残っているので、インターナショナルウィーク明けに怪我人状況や出場停止などを鑑みて使おうと思う。