コスト込みの獲得点数では今季ベストの84Ptsと今回もホイルンド様様で充実したGameweekに。彼のゲーム内価格も良い感じで上昇し始めている。
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【FPL 23/24】全体アベレージは高いがこちらも悪くない
スカッド
サカ、グロス、ホイルンドが優秀な結果を出し、2試合のマン・シティ組はやや期待外れながらも3人合わせて19Ptsと最低限の仕事は果たしたというGW25。アルバレスは放出候補で、代わりのアタッカーに高額な選手を獲得したいとなるとブルーノOutのガルナチョInが現実味を帯びてきた。
クラブ
(スタメン)
マンチェスター・ユナイテッド:ダロト、ブルーノ、ホイルンド
マンチェスター・シティ:アケ、J.アルバレス、ハーランド
ニューカッスル:トリッピアー、ゴードン
アーセナル:サカ
ブライトン:グロス
ウエストハム:アレオラ
(リザーブ)
ピックフォード、ダウティー、ジンチェンコ、タヴァーニア
IN:ナタン・アケ
OUT:レヴィ・コルウィル
前節のあとがきで書いた通り2試合対象のマン・シティを厚くするために前の3試合でクリーンシートがなく、更にそのシティ相手のゲームを予定するチェルシーのコルウィル放出に踏み切った。結果論としては特に意味のない入れ替えになったがこんなものだろう。
対戦カード
ブレントフォードvsリバプール
↪1-4 リバプール勝利
フォレストvsウエストハム
↪2-0 フォレスト勝利
フラムvsアストン・ヴィラ
↪1-2 アストン・ヴィラ勝利
ニューカッスルvsボーンマス
↪2-2 ドロー
トッテナムvsウルブス
↪1-2 ウルブス勝利
バーンリーvsアーセナル
↪0-5 アーセナル勝利
マンチェスター・シティvsチェルシー
↪1-1 ドロー
シェフィールド・ユナイテッドvsブライトン
↪0-5 ブライトン勝利
ルートンvsマンチェスター・ユナイテッド
↪1-2 マンチェスター・ユナイテッド勝利
エバートンvsクリスタル・パレス
↪1-1 ドロー
マンチェスター・シティvsブレントフォード
↪1-0 マンチェスター・シティ勝利
リバプールvsルートン
↪4-1 リバプール勝利
今ホットなブライトンの核
今季限りでの退任が発表されているシャビ・エルナンデスの後任としてFCバルセロナがターゲットにしていると噂されるブライトンの指揮官ロベルト・デ・ゼルビ。時にリスクを取り過ぎているのではないかと思わせるくらい低い位置でもレイオフやワンツーを多用したコンビネーションでの打開を貫く様はロマン派のフットボールフリークを虜にしており、そんなデ・ゼルビ流の中でもDFのルイス・ダンクと共に古株としてチームの中で絶対的な地位を築いているのが今年で33歳とベテランの域に突入したパスカル・グロス。
毎年のようにチャンスクリエイト数でプレミアリーグTOP5に顔を出しているこの隠れた名プレイメイカーは23/24シーズンもここまでリーグ戦23試合4ゴール9アシストとその創造性を遺憾なく発揮しており、なおかつパス成功率も85%強と高い数値を記録し質と量の両方を兼ね備えた理想的なセントラルMFの1人。三笘への悪質タックルで相手が1人少なくなったシェフ・ユナイテッド戦では、アシストこそ1つに留まったがそれ以外にも複数の得点に繋がるパスが彼から生まれていて、まさに今絶好調という事が伝わってくる内容。
≪SHUBHA ハイライト ≫
時にフルバック起用もこなすそのポリバレント性はただボールコントロールが上手いだけではなく、フットボール自体への造詣の深さを感じさせ、fbrefにてブライトンの『Playing Time』欄にある各指標を見ても全ての項目でプラスを示す緑が並んでいて欠かせない選手である事がデータからも証明されている。
近5節で48Pts、何処まで続くかホイルンドの連続得点
昨年末のアストン・ヴィラ戦で勝ち越しゴールを決めてから、堰を切ったようにゴール量産体制が続いているホイルンド。あれよあれよという間にリーグ戦連続得点試合は6にまで伸び、6試合連続ゴールを決めた選手の中では最年少となる21歳14日での記録となった。彼の登場で2位となったかつての最年少はニューカッスルのジョー・ウィロックで、ローン加入ですぐさま救世主となった2021年冬~春にかけて積み重ねた記録で、彼は7試合までその数字を伸ばしているため、ホイルンドもまずは次節フラム戦で更なる更新をねらっていきたいところ。
マンチェスター・ユナイテッドでのプレミア連続ゴールの最長は2003年3月からシーズンをまたぎ8月まで続いたファン・ニステルローイ(現PSV監督)の10試合で、そのファン・ニステルローイを越えたプレミア現記録保持者は2015年から2016年にかけて11試合連続得点をマークしたジェイミー・ヴァーディ。
なお、ホイルンドのFPLにおける直近5試合の獲得ポイントは何と48Ptsに上り、1節平均9.6という凄まじいスタッツを残している。仮にこのペースがシーズン終了まで続けば120Pts以上を加算してトータルで200Pts到達という計算になるが、そんな夢物語を追いかけたくなる今の好調をなるべく長期間継続して欲しいというのが素直な想い。
あとがき
ブルーノ以外にも近5試合で一度もクリーンシートが無いニューカッスルのDF需要低下によってトリッピアーも重要度が下がっており、今すぐにというわけではありませんがコスト捻出の為の駒にするかもしれません。