21/22 MatchDay7
Manchester United vs Everton
(日本時間2021年10月2日20:30キックオフ)
ミッドウィークのチャンピオンズリーグGL第2節はオールド・トラッフォードで開催され、普段とは異なるで戦ったユナイテッドでしたがそれもあまり機能せずチャンスの質はビジャレアルに劣っていましたが、トリックプレーとロナウドのAT5分の殊勲弾で何とか勝利。
《🔜》マンチェスター・ユナイテッドvsエバートン
(画像は今年8月7日に行われたプレシーズンマッチ)
まずは両者のリーグ戦における対戦成績
(ファーストディヴィジョン以前は含まず)
通算
マンチェスター・ユナイテッド:37勝
エバートン:9勝
引き分け:12回
★ユナイテッドの勝率は37/58で約64%
過去10戦(16/17~20/21)
4勝5分け1敗
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(⇒)
通算成績でも直近で見てもユナイテッドの敗戦はほとんど無いこの組み合わせですが、よりお得意先としていたアストン・ヴィラ戦では5バックに有効打を生み出せないまま敗戦しており、4バックではありますが守備重視になったベニテスのエバートンにも中々もどかしい時間帯が続くかもしれません。
スコア・スタメン予想
予想とは言いつつ例の如く個人的な願望丸出しのスタメンですが、昨季の対エバートン戦で3試合3ゴール(カップ戦含む)のエディンソン・カバーニはエバートンキラーとも言える存在で、チャンピオンズリーグから中2日という事を考慮すれば連戦が続いたクリスティアーノ・ロナウドを休ませる丁度いい機会。
また、短い出場時間でゴールに貢献する働きを繰り返すジェシー・リンガードにもチャンスが与えられてしかるべき状況。
基本的にはターンオーバーを意識してメンバーを選んでみましたが、今後の日程はインターナショナルウィークでクラブの試合が中断になるので固定メンバーを好むオーレの傾向を踏まえると現状のベストイレブンで来ることも十分考えられます。
ファン・デ・ベークがガムを投げつける
アディショナルタイムの勝ち越しゴールの歓喜に酔いしれたミッドウィークの試合では、フラストレーションを好ましくない形で表現してしまった選手がいました。
フレッジとジェシー・リンガードが交代カードとしてオーレ・グンナー・スールシャール監督に呼ばれると、それまでウォーミングアップを進めていたドニー・ファン・デ・ベークは苛立ちを隠せずビブスをベンチに投げつけ、その後ディーン・ヘンダーソンとエリック・バイリーに慰められるシーンがカメラに記録されています。
更に目を疑う出来事が起きたのは85分、フレッジとリンガードが準備を進めていたシーンでファン・デ・ベークは口に含んでいたガムをオーレやマイク・フェランのいたダグアウト下に投げつける様子が丁度ベンチを抜いていた国際映像に映ってしまいました。
(著作権上のゴニョゴニョがあるのでリンクは貼れませんが、“Van de Beek gum"などのワードで検索すれば該当するものにたどり着けます)
勿論この行為は、メディアの格好のネタとなり、エバートン戦に向けたプレスカンファレンスでもオーレに質問が飛んでいます。
"I have been a sub more than anyone in this club's history..." 🔁
— Sky Sports (@SkySports) October 2, 2021
Ole Gunnar Solskjær reflects on Donny van de Beek's frustration on the #MUFC benchpic.twitter.com/lszHTdunZ2
💬オーレの解答
"You know, I manage a squad full of international footballers, competitive footballers who want to make a difference, who want to play," Solskjaer said. "They all want to be on the pitch, of course they do.
(私は国際的に活躍している選手や競争力のある選手で構成されたチームを管理している。「彼らは皆ピッチに立ちたいと思っている」それは勿論その通り。
"Donny was ready to come on, as all players should be. I've been a sub more than anyone in this club probably - I must have a record appearance as a sub - and you have to be ready all the time. I've been not very happy a few times but that is the decision the manager makes.
(全ての選手がそうであるように、ドニーも出番を待っていた。私はこのクラブの誰よりも{現役時代}サブを務めた経験があり、控えとしての出場記録も持っているはず。何度か不愉快な思いをしたことはありますが、起用に関しては監督が決めることですから。
これ以上何も言い返しようのない正論。
オーレにこれを言われてしまっては最早心を改めてトレーニングに努めるほかないかもしれませんが、続く会話で「ドニーはチームメイトに悪影響を与えた事はありません。もし、そのような選手が出てきたらそれはまた別の話で、私はもっと厳しく対応しますが。」というコメントも残しており、今回の件は致命的にはならずに済みそう。
ユナイテッドでの未来を諦めずもう一度頑張って欲しい。
今季は中盤の構成で非常に苦労しており、McFredも怪我や不調で中々調子が上がってこないので昨シーズンに比べれば扉は開かれています。