私自身は高齢者ではないので今回のワクチン接種の対象ではありませんが親類のワクチン予約を代理でやってみたので感想というか疑問や不満の声を一応見える形で残しておこうと思います。
当初は親族が自分で電話予約するつもりだと言っていたのですが、過去のニュースから電話回線はまず使い物にならないと判断して代行する形でインターネット予約を利用しました。
2:国民全員に行き渡らせる目的のものに対して何故競争の概念を入れたのか(マイナンバーとかいう今のところ無用の長物になっているアレを活かせる場面か?)
3:予約ページの不便さ
4:日程を見ると高齢者の接種は今週分の予約でも7月下旬に2回目の接種となっているが菅首相や政府は一体どんな魔法を使って高齢者全体の接種を7月いっぱいで終わらせようというのだろうか。
5:内閣官房参与 高橋洋一氏曰く今の日本の状況は"さざ波"らしいのですがそのさざ波ですらこれだけパニックに陥っている状況でオリンピック開催や今後変異株が更に猛威を振るった場合などの難局で本当に国民を導けるのか。
取り敢えずこんなところです。
1、2に関しては今のように全員一斉スタートで申し込みさせるのではなくあらかじめ日程や場所などを割り振っていき、どうしてもそのタイミングでは都合が合わないという人物のみが電話やインターネット等で申請するというやり方の方が国民に接種を行き渡らせるという意味では効果的だったと思っています。
親族の住む市町村のシステムの場合、まず接種券や予診票等が封入された個別通知が発送されその中にある個人IDを使って予約するというものでしたが、普通に考えればその通知を送る段階で時間と場所を決めてしまう方が遥かに早く接種が進むと思うのですが……
ネット予約を代行しましたが朝早くからまるでイベントのチケット争奪戦みたいな早い者勝ちの競争に参加させられているのは何だか変な感覚。
そして3に関しても同様。
既存のチケットサービスと連携をとればもっとマシな見た目とシステムが作れたように思います。(とか言ってると悪名高きイー〇ラス辺りを選んできそうなのであまり期待は出来ませんが)
そもそもネット予約を自分の力で出来る高齢者が一体どれだけいるのでしょうね。
大半が誰かに代行してもらったのではないでしょうか。
4は率直な疑問。
市町村ごとにケースは異なるとは思いますが私の親族の住む場所では1回目の接種が7月下旬に設定されているパターンが何万人分も存在するので首相の言う7月までに高齢者2度のワクチン接種を終わらせるという目標はまず実現しそうにないです。
5もこれに関連してきますが、さざ波状態の日本の現状でワクチン接種ですらシステム障害や国と自治体の行き違いが多発している状況なので、今後オリンピックを強行開催する、あるいはインド変異株などの感染力が強く重症化しやすいモノが本格的に蔓延した場合を考えると悲観的にならざるを得ません。
(本音:自分たちに接種の順番が回ってくる頃には改善していて欲しい👀)