どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。
ウェイン・ルーニーの監督業専念、選手としてのキャリアに区切りをつけるというマンチェスター・ユナイテッドにとっても非常に大きなニュースが飛び込んできたのと同じころ、クラブにとって歴史的快挙となる嬉しい知らせがもう一つ舞い込んできました。
プレミアリーグ記録となる1年間で4度目のMVP受賞
ブルーノ・フェルナンデスが2月、6月、11月に続き12月度の月間最優秀選手に選出されたことでアシュリー・ヤング、ハリー・ケインの記録を抜いて1年間でのMVP最多受賞者となりました🥇
マンチェスター・ユナイテッドの選手ではあのクリスティアーノ・ロナウドも通算で4度の受賞だったので、僅か11カ月で同数のタイトルを獲得したブルーノの化け物じみた傑出度がよく分かる数字だと思います。
次に狙うはウェイン・ルーニー、ロビン・ファン・ペルシの5回受賞(ファン・ペルシはアーセナル在籍時に3回、ユナイテッドで2回)で、更にはプレミアリーグ記録保持者セルヒオ・アグエロの7回も既に視野に入れているかもしれません。
12月の成績は
6試合出場(計466分)
3ゴール
4アシスト
となっており、およそ66分半に一回得点に直結するプレーをしている計算になります。
その偉大さが改めて証明されたのは12月5日の第11節 対ウエストハム戦。
2日前にチャンピオンズリーグを戦い90分間フル出場した後の試合だった為、疲労を考慮したかブルーノはベンチスタートだったのですが、38分にセットプレーからトーマス・ソーチェクに先制弾を許し前半を1点ビハインドで折り返すと後半頭からファン・デ・ベークに代わり出場。
この交代によって息を吹き返したマンチェスター・ユナイテッドは3点を奪い見事に逆転勝利を収めるのですが、この勝利にとりわけ大きな貢献を見せたのが彼でした。
45分間の出場ながらキーパスを8つ記録し、アタッキングサードでのタッチ数も共に後半開始から投入されたラッシュフォードに並ぶ17回でチーム3位タイ。
xAを見ても1.04はチームトップの数字で正に独力で勝利を導いたといえるような活躍を見せた試合でしたね。
他の試合に目を向けても12月20日に行われたローズダービーでは2ゴール2アシスト、ボクシングデーに開催されたレスター戦でも一時は勝ち越し点となったチーム2点目を奪い、12月最後の一戦となったウルブス戦ではアディショナルタイムに劇的な一打となったラッシュフォードの左足のゴールを演出したロングパスで土壇場での勝ち点3に多大なる貢献を見せる活躍でリーグ戦月間無敗を達成したクラブの逆襲には欠かすことが出来ないピースでした。
3か月連続受賞はあるか?
1月は3試合で1ゴールとこれまでに比べるとやや活躍が小さくなっていますが、残りはまだ3試合あり相手はフラム、シェフ・ユナイテッド、アーセナルと難敵揃いですが守備の堅さでいえばボトムハーフに位置するチームとの対戦が続くのでここで成績を良化させて3か月連続での受賞に前進したいところ。
特に前回対戦時はオールド・トラッフォードで痛恨の敗戦を喫してしまったアーセナル相手に試合を決める活躍が出来ればトロフィーにぐっと近づくこと間違いなし!
ただしかし、1月の成績を見ると現状ではマンチェスター・シティのセンターラインを支え、1月の公式戦全勝に大きく貢献しているCBのジョン・ストーンズ、中盤のケビン・デ・ブルイネらが最有力候補であることは認めざるを得ません。
特にストーンズはマン・シティに移籍後は初年度の27試合(プレミアリーグの成績)をピークにその後はバックアッパーに甘んじている日々が続いた中での今回の鮮烈なカムバックなので、印象面でも彼がこのまま受賞する確率が現時点では一番高いと思っています。