★ファンタジープレミアリーグ21/22 Gameweek9に関する記事です。
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ワトフォードに続き、ニューカッスルでも監督人事に動きがあり、新オーナーになったマグパイズはスティーブ・ブルースと相互合意の契約打ち切りを発表。
▼ニューカッスルの動きについて
他にも数クラブで火種が燻っており、オーレ・グンナー・スールシャールのマンチェスター・ユナイテッドも例外ではありませんが、そんな状況下のプレミアリーグ第9節についてFPLを基準に振り返っていきます。
スカッド&マッチアップ
無残。
Grayが辛うじて5Ptsを獲得した以外は全てのフィールドプレイヤーが1や2止まり。
そして、リバプールとのノースウエストダービーに完敗した上、途中出場かつ一発レッド退場のPogbaは-2Pts。
せめてもの救いは選出を考えた段階で彼の現実におけるスタメン出場の見込みは薄いと考えてベンチに置いたことくらい。
彼のサスペンションは3試合である事が発表されたので、それに伴い次節の補強は既に完了しています。
クラブ👕
(スタメンのみ)
マンチェスター・ユナイテッド:ロナウド、ブルーノ
ブレントフォード:トニー、ヤンソン
マンチェスター・シティ:ルベン・ディアス
ウエストハム:ソーチェク
エバートン:グレイ
ウルブス:サ
アストンヴィラ:キャッシュ
ワトフォード:サール
クリスタルパレス:エドゥアール
IN:オドソンヌ・エドゥアール
OUT:アダム・アームストロング
セルティックから新加入のストライカー、オドソンヌ・エドゥアールをチームに引き入れました。
彼に関しては素行面の懸念から苦戦を強いられるのではないかと思っていましたが、蓋を開けてみれば早くもレギュラーポジションを獲得しつつあります。
途中出場から僅か7分で2ゴールを奪ったトッテナム戦で一気に株を挙げ、リーグ戦直近4試合はいずれもスタメン出場。今後の伸びにも期待。
(実はイーグルスの選手をFPLで獲得したのはこれが初めて)
対戦カード
アーセナルvsアストンヴィラ
↪3-1アーセナル勝利
クリスタルパレスvsニューカッスル
↪1-1ドロー
リーズvsウルブス
↪1-1ドロー
エバートンvsワトフォード
↪2-5ワトフォード勝利
ブライトンvsマンチェスター・シティ
↪1-4マンチェスター・シティ勝利
ブレントフォードvsレスター
↪1-2レスター勝利
ウエストハムvsトッテナム
↪1-01ウエストハム勝利
マンチェスター・ユナイテッドvsリバプール
↪0-5リバプール勝利
King⚽⚽⚽ 衝撃のグディソンパーク
昨季、冬の移籍市場でボーンマスから加入したエバートンでは出場機会を得られずノーインパクトに終わったユナイテッドアカデミー出身のジョシュア・キング。
10月23日、その古巣相手に鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュがグディソンパークで開演されました。
デマレイ・グレイのカットインからのラストパスで3分に先制点を記録したエバートンでしたが、10分後にはセットプレーからキングに同点ゴールを許します。
その後、お互いに決定機を作りながらも得点は生まれない均衡した時間帯がありましたが63分にマイケル・キーンのアーリークロスにリシャルリソンがこれぞ点取り屋という完璧なダイビングヘッドでエバートン再び勝ち越し。
ホームチームの悪夢が始まったのは残り10分と少しという78分でした。
またもセットプレーのマークが乱れベテランのユライ・クツカが同点のパワーヘッダー
80分には中盤が前掛りになっているところにカウンターを食らい、DF不在のボックス内でパスを貰ったキングがGKとの1on1を冷静に制しこの日2点目のゴールは逆転の一撃となっています。
更に86分にはエバートンDFが処理を誤り、ジョアン・ペドロが奪ったボールが自身の足元へ。キックフェイントでマイケル・キーンを交わし、ピックフォードは諦めるしかないトフィーズを地獄に落とすハットトリック達成。
更にアディショナルタイムに1点を追加したワトフォードは2-5でエバートンを粉砕。
クラウディオ・ラニエリにとっては就任後リーグ戦初勝利となり、4試合ぶりの勝ち点3を得たホーネッツは勝ち点を10に乗せて14位浮上。
これだけの乱打戦ながらワトフォードのイスマイラ・サールにゴール関与はなかったのでFPL上ではスコアは僅か2点、グレイは1アシストで計5Ptsとまずまず。
xG、xAどちらもリーグトップのMo Salah、ユナイテッドは後がなくなった大敗
▼試合について
今でも試合のショックがフラッシュバックしそうなので正直思い出したくありませんが、ここではファンタジーフットボールに焦点を当ててみていこうと思います。
FPLはジェイミー・ヴァーディ、モハメド・サラー、ハリー・ケインをチームに加えるところから始まるゲームだと誰かが言ったとか言っていないとか。
ケインは移籍騒動の影響か精彩を欠くここまでとなっていますが残り2人は今季も安定したパフォーマンス。
Mo Salahが9試合で獲得したポイントは107。
単純に9で割ると11.88888888‥‥≒12ポイントを試合当たりで計算できる数字。
実際、ゲーム上でも69.0%のプレイヤーが彼を選出しており、もしかするとユナイテッドファンでもかなりの割合で彼をチームに加えていそうな圧倒的人気。
何か特別がこだわりがない限りは彼を入れないというのはあり得ないスタッツですが、やはりリバプールの選手を入れる、つまりライバルクラブの勝利を前提に考えるという思考はどうも受け入れ難く、今後も自チームに加入することはなさそう。
ちなみに、FBref算出の期待値の指標ではxG,xA共にリーグトップの数字を残しているので高スコアを狙うならば彼は必須というのはデータ上でも明らか……