仮にハーランドキャプテンならば72Pts(コストを引いて実質68Pts)でアベレージと同じ水準までポイントが伸びていましたが、こればっかりは自らに課した縛りなので致し方のない負け方。
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【FPL 23/24】GW3 信じ続けたキャプテンが遂に躍動!!
スカッド
54Ptsという結果は決して悪いものでは無かったはずですが、ソン・フンミン,アーリング・ハーランド,エヴァン・ファーガソンと立て続けにハットトリック達成者が出現した事でアベレージが跳ね上がり、更に大半のプレイヤーが無条件にキャプテン指定しているであろうハーランドが20Ptsも稼いだ事でなんと全体平均は72Pts。
クラブ
(スタメン)
マンチェスター・ユナイテッド:ダロト、ブルーノ
アーセナル:ウーデゴール、サカ
ブレントフォード:イェンセン、ウィサ
マンチェスター・シティ:ハーランド
ウエストハム:アレオラ
ブライトン:エストゥピニャン
アストン・ヴィラ:ワトキンス
ニューカッスル:トリッピアー
(リザーブ)
マット・ターナー、ストーンズ、ジョエリントン、パターソン
IN:アルフォンス・アレオラ、ヨアヌ・ウィサ
OUT:アンドレ・オナナ、ジョアン・ペドロ
前節の記事で回顧したようにGKの中でコストパフォーマンスの良いアレオラを加え、今後FWにラスムス・ホイルンドを補強しようと思っているのでマンチェスター・ユナイテッドから削る1枠としてオナナを放出。
また、シーズン開幕後は絶対的なスタメンとは言えず、寧ろベンチスタートの方が多いジョアン・ペドロもブレントフォードでイヴァン・トニーの穴を埋める点取り屋っぷりを見せるウィサにチェンジ。
対戦カード
ルートンvsウエストハム
↪1-2 ウエストハム勝利
シェフィールド・ユナイテッドvsエバートン
↪2-2 ドロー
ブレントフォードvsボーンマス
↪2-2 ドロー
バーンリーvsトッテナム
↪2-5 トッテナム勝利
チェルシーvsフォレスト
↪0-1 フォレスト勝利
マンチェスター・シティvsフラム
↪5-1 マンチェスター・シティ勝利
ブライトンvsニューカッスル
↪3-1 ブライトン勝利
クリスタル・パレスvsウルブス
↪3-2 クリスタル・パレス勝利
リバプールvsアストン・ヴィラ
↪3-0 リバプール勝利
アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッド
↪3-1 アーセナル勝利
今季のFPLにおけるスパーズの取り扱い方
私はシーズン前の予想で23/24のトッテナムについて「ケイン移籍」と「ポステコグルーの人心掌握への不安」の2点をもって9位としたのですが、この2点については勿論ケイン程の存在が消えて何の影響もないという事はあり得ませんが、マリノスやセルティックで見せた魅力的なアタッキングフットボールはノースロンドンを2分するこの人気クラブでも再現されるかもしれません。
マンチェスター・ユナイテッドと対戦した際の感想から語らせてもらうと、ビルドアップでフルバックが2CBと垂直になるくらいに絞り、尚且つウインガーやセントラルMFも2ライン目の外に受けに来る事も少ないので、相手守備ブロックの範囲外への逃げ道が少なく、整備されたハイプレスのチームと対戦する際にも足元での繋ぎに拘ると脆さもある気がします。この時は1-2-1-2のビルドアップ陣形でしたが、カギを握るCBのボールコントロール及び配球能力に関しては所属選手のどの組み合わせでも不安定になる恐れが強い。
ただ、自陣~相手ボックスまで場所を問わず味方へのサポート意識の高いマディソンの加入や、リシャルリソン1トップが機能しないと見るや直ぐにソンCFに移行出来る交代策の柔軟さに現れているように、得点奪取能力には一定の信用を置いてもいいチームであると個人的には結論付けました。
さて、具体的に誰を選出するのが良いのかと言われると、やはり真っ先に上がってくるのは£7.8mと高額寄りではあるものの実績や調子に比べてややお得に映るマディソン。ソンも£9.1mは痛いですが相変わらずポイントを伸ばしてくれる筈。
流石にパぺ・マタル・サールがこのペースでポイントを積み上げていくとは考えづらいので、コスト重視なら直近のバーンリー戦の内容が良かったマノル・ソロモン(£5.3m)か出場機会をどれくらい得られるか様子を見ながら移籍してきたブレナン・ジョンソン(£5.9m)辺りに妙味があると思われる。
名前を出した選手達はFPL内の区分で全員MF登録なので、スパーズからはMFを選べ!というのが答えになります。
イェンセンはFKテイカーとしても計算できる?
チャンスクリエイトでは完全に相手を凌駕しながら、悪い言葉ですが"しょーもない失点"でボーンマスにリードされる展開になった第4節のブレントフォード。好調のヨアヌ・ウィサも反転ターンからシュートまでの完璧な足運びから、詰めの部分でゴールマウスにキックを飛ばしきれない場面など懸念されていた継続性の部分に若干の不安を抱くような内容。
計21本のシュートを放ち、ビッグチャンスも5回作りながら2-2のドローというのはチームとして受け入れ難い結末だったに違いありませんが、マティアス・イェンセン個人に目を向けると意表を突いたFKから先制点を記録し、イエロカードの-1Ptsを差し引いてもRound Score 9Ptsと良いGameweekでした。
スパーズの項で触れたマディソンや、セインツからアイアンズへ移籍したジェームズ・ウォード=プラウズのようにフリーキックやコーナーキックで一定の得点関与を見込める選手は保有し続けても損をする事が少なく、チームのセットプレーの質の精査さえ正しく行えていればFPLにおいて縁の下の力持ち枠として重宝します。
因みにブレントフォードの場合、昨シーズンのプレミアでボールデッドの状態(CK,FK,キックオフ,スローイン,ゴールキック)からシュートに繋がった数,及び得点に繋がった数はいずれも上位3番目までに入っている事から、セットプレーに力を入れているクラブである事は一目瞭然であり結果にも反映されている。
ただ、ビーズのセットプレーテイカーは主にイェンセンとエンベウモの左右使い分け体制なので、普通に行けばアタッカー起用の後者を選ぶのがFPLにおけるセオリーだと思います。
あとがき
別にライバルクラブの選手を獲得したり、キャプテンに指定したからといって何か咎められる訳では無いのですが、その行為が自分自身の中で彼らの勝利や活躍を願うのとイコールになってしまう気がするので今後も方針を変えるつもりはありません。
特にリバプールの選手抜きで続けるというのはある意味でこのゲームを楽しむためのちょっとした縛りのようなモノになっているので、"飽き"から出来るだけ長く逃げ延びる事の重要な要素として大切にしたい。