この選手ならば取りあえず2Ptsは計算できる、、、という今までの考え方を捨てる必要が出てきた23/24シーズンのFPL。とにかくカードの出る基準が緩くなっているのでマイナスポイントについてそれぞれの性格面なども考慮しなければいけなくなった。
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【FPL 23/24】GW1 トレーニング中の負傷は予想できません
スカッド
マンチェスター・ユナイテッドが弱すぎた。その一言で片づけるのはあんまりなのでもう1つのポイント伸び悩み要因を考えたとき、それは間違いなくプレミアリーグのルール変化による影響。
エストゥピニャンはようやっとる
.@PervisEstupinan doubled our lead! 🇪🇨🙌 pic.twitter.com/TkvR21hf96
— Brighton & Hove Albion (@OfficialBHAFC) August 19, 2023
クラブ
(スタメン)
マンチェスター・ユナイテッド:オナナ、ブルーノ、ダロト
アーセナル:サカ、ウーデゴール
ニューカッスル:トリッピアー
ブライトン:ジョアン・ペドロ、エストゥピニャン
マンチェスター・シティ:ハーランド
アストン・ヴィラ:ワトキンス
ウルブス:マテウス・ヌネス
IN:マテウス・ヌネス
OUT:ダンゴ・ワッタラ
暫く戻って来ないワッタラに替えて投入したのは開幕戦でマン・ユナイテッド相手にハイプレス採用の4-4-2で互角以上の立ち回りを見せたウルブスからマテウス・ヌネス。
ただ、この入れ替えが早速逆効果で無意味なものになってしまったのは試合結果とスカッドを見て分かる通り……
対戦カード
(自チームスタメンのみ)
ウルブスvsブライトン
↪1-4 ブライトン勝利
トッテナムvsマンチェスター・ユナイテッド
↪2-0 トッテナム勝利
マンチェスター・シティvsニューカッスル
↪1-0 マンチェスター・シティ勝利
アストン・ヴィラvsエバートン
↪4-0 アストン・ヴィラ勝利
クリスタル・パレスvsアーセナル
↪0-1 アーセナル勝利
アウォニイの連続ゴールはどこまで続く
6 - Taiwo Awoniyi's run of scoring in six consecutive Premier League appearances is now the longest of any Nigerian player, and is surpassed by only two African players in the competition's history - Mohamed Salah and Emmanuel Adebayor (seven-game runs). Super. pic.twitter.com/Oz2s3mSkAy
— OptaJoe (@OptaJoe) August 18, 2023
白状すると私もこの選手がここまで記録を伸ばしている事に全く気が付いていませんでした。
フォレストのタイウォ・アウォニイは昨季の35節サウサンプトン戦から今回のシェフ・ユナイテッド戦までシーズンを跨いでリーグ戦6試合連続ゴール中。スタッツを見ると攻撃では本当に得点奪取特化で20/21以来フルシーズン3季連続でオンターゲット率4割越えとリーグを移動しても優秀なシュート能力を示す典型的なボックスストライカーである。
現クラブでは絶対的な選手ではなく、今シーズンも開幕戦ではベンチスタートだったもののアーセナル相手に反撃のゴールを決めて記録を継続し、チームの初勝利となったブレーズ戦でも先制点を奪っている。
Good morning 🥶 pic.twitter.com/WzG2xCIZMK
— Nottingham Forest (@NFFC) August 19, 2023
今シーズンはハリー・ケインがプレミアリーグからブンデスリーガへ戦いの地を変え、更に長年FPLで安定感を見せたジェイミー・ヴァーディもいない。更に誰もがスカッドへ入れているアーリング・ハーランドも最高のアシスト役であったケビン・デ・ブライネが戦線離脱した事で得点ペースが鈍化する恐れがあり、実は信用出来るストライカーというのが本当に少ないのが現状。
そんな中でこのナイジェリア出身ストライカーはゲーム内価格£6.5Mとまずまずお手頃な値段なので、ブレントフォードでトニー不在のダメージを感じさせない活躍を見せるヨアヌ・ウィサ(£6.1M)や実績のミカイル・アントニオ(£6.0M)らと共に求めやすいコストの優良選手として有力な補強候補になるだろう。
レッドカードを簡単に出し過ぎてはいないか?
今節は9試合中5試合(ルートンのホーム戦はスタジアム整備の遅れで延期)で退場者が出ており、内容も見ても後に出場停止処分撤回の上訴が通ったマック・アリスターやかなり遅延行為判定+ほぼ相手に触れていない守備対応で2枚のイエローを貰ってしまった冨安のケースなど、審判の資質に疑問を呈したくなるものが多かった。
特に冨安の場合、一発レッドには介入してもイエローカード2枚目の場合にはそうではないというVARの仕様に泣かされており、レフェリーへの抗議に対しては急に厳しく処分されるようになったが、審判を審判する仕組みが全く整備されていない現状ではプレミアリーグでのジャッジはレベルが低下する一方に思えてならない。
警告に関するルール変更という点では開幕前にこのブログでもアディショナルタイムの算出方法の変更と共に触れているが、やはり現状はマイナスの方が明らかに勝ってしまっている。
現実の試合のみならず、カードが出やすくなったという事実はファンタジーフットボールでもポイント加算の難易度が上昇した事を意味し、例えばこれまでのキャリアで審判に頻繁に駆け寄っていた選手は暫くのあいだ癖を直しきれず抗議で不要なイエローカードを貰う、或いはスローインのデザインが無いクラブでは遅延行為(冨安の場合は8秒で出た)によるカード増加等、危険なプレーではなくてもチクチクと減点が積み重なっていく恐れが強い。
試合を見ていて本当に疑念を抱いた事案なので決してマテウス・ヌネス退場の八つ当たりではありません……(勿論それが0ではない)
あとがき
アベレージも低かったとはいえいきなり38Ptsという大失敗のGameweekを作ってしまったのは完全に自分自身の見る目の無さです。相変わらず怪我人も多く、フリートランスファー枠の入れ替えだけではどうにもならないかもしれない。