いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【 #MUFC 】相次ぐ主力離脱、マウントに続きショーまで

 

ウルブス戦で23本、スパーズ戦で17本と1勝1敗とは思えない位に相手にシュートを許し早くも機能不全が叫ばれる23/24シーズンのマンチェスター・ユナイテッド

 

得点機会を創出した数もリーグ内で上位3番手に入るくらいには多いのですが、一方で自分ビッグチャンス失敗が既に2度あるラッシュフォードを筆頭に兎に角フィニッシュの精度が悪く、未だチーム得点はディフェンダーのラファ・ヴァランが記録したヘディングでの1ゴールのみ。

 

更に追い打ちをかけるようにこの週中で主力選手の故障に関するニュースが相次いで飛び込んできた。

 

 

 

マウント、ショーの戦線離脱

 

4-2-3-1の左DM、或いは見かけ上4-1-2-3の2でもブルーノ・フェルナンデスと比較してやや下がり目でプレーし、未だ新たな役割への適応段階で本領発揮出来ていないものの、プレス強度やポゼッション時のサポート意識で良い意味でユナイテッドに染まっていないメイソン・マウント。さるスパーズ戦でハムストリングを痛め、第3節のフォレスト戦は勿論のこと9月のインターナショナルブレイク明けまで試合出場は難しいとのこと。

 

また、ルーク・ショーも筋肉系のトラブルで戦線離脱を強いられ、ショーの場合は当初の見込みより怪我の状況が芳しくなく、どうやら復帰まで2ヶ月程度の期間を要する恐れがある。LBに関してはプレシーズン序盤で離脱したタイレル・マラシアがいつ戻って来れるかも分からず、左利きに絞ると現状はアルバロ・フェルナンデスしか取れる選択肢がない。そのアルバロも少し前まではローン或いは完全での移籍の噂が絶えなかったが、この危機的チーム状況ではその話も流れる可能性が高い。

 

 

フォレスト戦に向けての個人的雑感

 

 

 これまでのリーグ2試合をベースに考えた場合のフォレスト戦のラインナップは上記の通りになると思うが、トップ下になるブルーノは昨季後半に改善されたと思っていた強すぎる前方向への意識が再び顔を出している為、相互関係の中で自然に彼がNo.8化するようになる人選の方が好結果に結びつきやすいと考えている。

 

 よってビルドアップ補助や深い位置からのロングパスに強みのあるエリクセンよりもライン間でのオフボールが多いハンニバルやファン・デ・ベークの優先順位が高くなり、ライバルに比べ配球能力とポジショニングで勝るダロトや、チーム内で緩急の緩を個でも連携でも作り出せる貴重な人員であるサンチョもスターティング・ラインナップに加えられて然るべきだろう。

 

LBダロトも悪くは無いが、後述する誰が中盤スライドするかという点を含めて基本的には順足の選手で固めたいポジションなので、個人的にはアルバロ抜擢を見たい。ショーの裏抜けを狙う相手への対処の緩慢さやビルドアップでのdecision makingにはイライラさせられるシーンも少なくなく、ここでアルバロが自身の資質を示すようなら予定より大分早い世代交代も。

 

 

 

 また、ビルドアップ~ミドルサード進出までの3-2-2-3において、それぞれのボールプレー,フィジカル,フィットネス,そしてポジション移動の距離などから誰がバックスから一列持ち上がるかを考える時、現段階ではリチャの中盤化がベターな選択肢だと思う。

 

プレッシャーに強いボールの持ち方,パスレンジ・精度を両立する点がポジティブな理由だとすれば、ネガティブな理由は彼自身のコンディションが万全ではなく、ボールロストが発生した後の事を考えるとDFラインの1人として相手アタッカーに晒された際の対応に一抹の不安を覚える所である。

 

これがフルバック2人の持ち味が活きるやり方とは思っていないが、それぞれInverted-WBとして一定の適性を持っており、バック3形成時に横幅を取り過ぎないよう気を付けていれば全く機能しないという事もないだろう。2列目のMFは相手の動きに応じてサイドに降りたり逆にライン間に留まって牽制を入れたりと融通の利く選手である必要があるので、ブルーノ,ドニー,ハンニバルに向いている筈。ウインガーはバック3からミドルレンジの強いパスを一発で受けられるような位置取りの遵守を心掛けてもらいたい。

 

アタッキングサード以降、特にペナルティボックス内に関してはまずはシュートを枠に飛ばしてください。フィニッシュワークでチームとして狙う明確な得点パターン確立というのは恐らく期待出来ないので、ここは個の質で何とかしなければいけない部分。また、足を止めてボールを要求するのではなく常に複数の選手がスペースメイクを行うようなオフボールの活発さも欲しい。