★ファンタジープレミアリーグ21/22 Gameweek22の記事です。
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前節のあとがきにもありますが、比較的良い結果で終える事ができたGameweek22。
赤い悪魔の救世主がようやく輝きを取り戻したMatchdayでもあり、ブルーノ・フェルナンデスとジョアン・カンセロの2名が10Pts越え。プレミアリーグを影で支配しているのはポルトガル人選手という勝手な自論の通りになりました。
スカッド&マッチアップ
降格圏に沈む、あるいはその手前にいるクラブの中ではノリッジとニューカッスルが浮上の兆しを見せており、ワトフォードとバーンリーは逆にポイントが伸びず厳しいチーム状況。更にGameweek22では直接対決の予定があった両クラブですが、2度目の延期で試合は2月5日にリスケジュール。ホーネッツのエースを補強した私の目算は無事崩れ落ちています。
クラブ
(スタメンのみ)
マンチェスター・ユナイテッド:ロナウド、ブルーノ
マンチェスター・シティ:カンセロ
チェルシー:チアゴ・シウバ
トッテナム:レギロン
ブライトン:ロベルト・サンチェス
アストンヴィラ:キャッシュ
クリスタルパレス:ギャラガー
エバートン:グレイ
ニューカッスル:サン=マクシマン
ワトフォード:デニス
IN:エマニュエル・デニス、チアゴ・シウバ
OUT:イヴァン・トニー、ティノ・リヴラメント
まずはデニス。
降格圏のクラブでPK抜きの8ゴール+5アシストという成績はお見事。
FPLでもゲーム内価格は£6.0M前後と抑えめなので選出率も40%越えと非常に人気のある選手で、ワトフォード自体もしばらくBIG6との対戦が無いので二桁ゴール達成の期待を込めて選びました。
チアゴシウバに関しては直感を重視。
彼には守備だけでなくセットプレーのターゲットとしての得点貢献もあるので、クリーンシートにプラスしてあわよくばのゴールボーナスを狙ってみました。
対戦カード
ブライトンvsクリスタルパレス
↪1-1ドロー
マンチェスター・シティvsチェルシー
↪1-0マンチェスター・シティ勝利
ニューカッスルvsワトフォード
↪1-1ドロー
ノリッジvsエバートン
↪2-1ノリッジ勝利
アストンヴィラvsマンチェスター・ユナイテッド
↪2-2ドロー
レスターvsトッテナム
↪2-3トッテナム勝利
ブレントフォードvsマンチェスター・ユナイテッド
↪1-3マンチェスター・ユナイテッド勝利
ブルーノ復活は逆襲の狼煙となるか。マンチェスター・ユナイテッド
連戦1試合目のアストンヴィラ戦はFKトリックプレーからブルーノが先制点を記録し、後半にも高い位置でボールを奪ったフレッジのパスにポストに直撃の強烈なシュートで自身2点目をマーク。その後チームは守備の大穴を突かれ同点に追いつかれますが彼個人はボーナス込みで14Pts!
2試合目、クラブのプレミアリーグアウェイ通算300勝のミレニアムマッチとなったブレントフォード戦では、インサイドハーフを任され、カウンター攻撃ではこれまで通り真っ先にボールへ向かいグリーンウッド、ラッシュフォードの2ゴールをアシストし計9Pts。
今季は過去1シーズン半のような安定した得点貢献が鳴りを潜め、半分を終えた時点で1ヶ月以上のノーゴール期間が2度もあったブルーノ。
ラルフ・ラングニックは彼を8番の選手と見ており、プレーの位置が低くなる弊害でゴール数の伸び悩みも心配されましたが、この2試合を見る限り不調の原因はシステム面というより彼自身の調子が大半だったのかもしれない。
因みに、今季ブルーノがゴールを挙げた試合はクラブ・代表を通じて無敗をキープしており、彼のゴールが増えるという事はそのままユナイテッドの浮上に直結すると言えるかもしれません。
DFにはTAAかカンセロ、FPLでは汎用選手となったポルトガル人フルバック
マンチェスター・シティとチェルシーの上位直接対決はケビン・デ・ブルイネのゴラッソによってホームチームの1-0勝利で幕を閉じていますが、チェルシーの守りの僅かなスペースを突いて彼に縦のパスを通したのが何を隠そうこのジョアン・カンセロ。
FBrefによれば、この試合で彼が完了したプログレッシブパス(ミドルサード~相手ゴールラインまでのスペースで10ヤード(9.144メートル)以上ゴール方向に移動する、或いはペナルティボックス内に通したパス)の数は2位以下に倍の差をつける10本。
(https://fbref.com/en/matches/febd7f38/Manchester-City-Chelsea-January-15-2022-Premier-League)
ボールコントロールに優れたマンチェスター・シティの面々の中でも彼は特別な役割を果たす選手で、端的に説明するとすればフルバックの位置にいるプレイメーカー。
過去にはバルセロナ黄金期のダニ・アウベス等がこれに該当しますが、大半のクラブでは8番や10番といった攻撃の花形ポジションでも十分にスタメンを取れるであろうチャンスメイク能力を比較的プレッシャーの薄いサイドで遺憾なく発揮しています。
比較対象になる事も多いリバプールのトレント・アレクサンダー=アーノルドと比べると直接的な得点貢献というよりもその1つ前の部分での働きが大きく、アーノルド程極端に守備のスタッツが悪いわけでもないので、RB,LBをレベルを落とさずこなせる点も含め、MAXは劣るものの汎用性という意味ではこちらに分があると言えるでしょう。
あとがき
イーグルスのギャラガー、マグパイズのマクシマンもゴールを奪ってそれぞれ9Pts。
一時は打ち切りも考えたくなるくらいの惨状でしたが、何とか自チームも形になってきたように思います。
ただ、今でもコロナの影響で延期になる試合が複数出ているので計算して得点を重ねるというのは本当に難しい。現に今節もノースロンドンダービーやワトフォードとバーンリーの降格圏直接対決が順延……