いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

21/22プレミアリーグ順位予想

何処かしらに角が立ってしまう場合が殆どなので普段は順位予想の類をあまりしない側の人間なのですが、折角ブログをやっているからにはこの話を受け流すにも行かないという事で、今回は21/22イングランド・プレミアリーグの最終結果を開幕直前の段階で予想していこうと思います。

 

 

 

 

順位予想

f:id:irohasesun-fm-foot:20210814054320p:plain



優勝は勿論マンチェスター・ユナイテッド

贔屓クラブをこの場所以外に置くのはあり得ないので2位以下が真の意味での順位予想となります。

Embed from Getty Images  

 

 

欧州カップ出場圏内

 

最も脅威になるのはマンチェスター・シティ

Embed from Getty Images  

ジャック・グリーリッシュをイギリス史上最高額となる£100Mでアストン・ヴィラから引き抜き、更にはハリー・ケイン争奪戦のポールポジションに立っていると専らの噂でグリーリッシュ以上の移籍金を支払ってでも今夏クラブに加入させようという動きが目立ちます。

 

既存選手に目を向けてもセルヒオ・アグエロの退団は確かにマイナスですが、明らかにスカッドの層の厚さが他とは一線を画しているので控え組主体でも半分以上のクラブには勝利出来そう……

 

 

 

CL残り2枠は共に青のチームカラーのチェルシーレスター

Embed from Getty Images  

 

昨季の欧州王者は主力の放出を0に留め、課題のストライカーにはロメル・ルカクがクラブ最高額€115Mで7年ぶりにカムバック。

昨季はリーグ戦トップスコアラーがジョルジーニョ(全てPK)と長丁場のリーグ戦においてはかなり物足りない内容でしたが、2年目のハキム・ツィエク(残念ながらUEFAスーパーカップで負傷)やいよいよ風格の出てきたメイソン・マウントのサポートを受けてこのベルギー代表ストライカーがどれだけ得点を伸ばせるかに今季は懸かっている。

 

 

レスターは今年もリールの中盤を支えたブバカリ・スマレやハーランド後のRBザルツブルク新エース パトソン・ダカなど玄人好みの堅実な補強で戦力UPに成功。

プレシーズンでウェスレイ・フォファナが大怪我を負い今年中の復帰は絶望的というバッドニュースもありましたが、その埋め合わせとしてセインツのヤニク・ヴェスターゴーアの迅速な獲得に漕ぎつけたフロント陣は素晴らしい。

 

 

 

ELはリバプール、そして大補強のアストン・ヴィラ躍進を予想。

Embed from Getty Images  

 

リバプールRBライプツィヒからCBのイブラヒマ・コナテを5年契約で獲得。

彼は身体能力に優れておりコンプリートDFになる素質を持っていると思っていますが、如何せん気がかりなのが筋肉系のトラブルの多さ。

ユナイテッドではトゥアンゼベやバイリーが同じような課題を抱えていますが、コナテも無理な動きを出来てしまうが故の怪我が絶えないタイプの選手でリバプールには同じようなタイプのCBばかりですから、今季もまたCB問題に悩まされてしまうのではないかと予想。

 

そして、LBのアンドリュー・ロバートソンもプレシーズンのビルバオ戦で足を捻って負傷するなどスカッド全体の勤続疲労の不安がどうしても拭えない。

 

 

戦力の大幅入れ替えというのは劇薬で、失敗すればチーム崩壊につながるイベントですが、アストン・ヴィラに関してその心配は無いと私は見ています。

理由としてはDF~CMにかけてセンターラインの核となる位置は昨季と顔ぶれが変わらずにリーグ有数の布陣をキープ出来たというところ。

 

新加入ダニー・イングスと現エースのオリー・ワトキンスをどのように共存させていくのかにも大きく興味が湧いています。

 

 

 

ECL枠にはウエストハム

Embed from Getty Images  

 

昨季、マンチェスター・シティの連勝街道中に彼の攻略法のヒントを最初に提示したのがハマーズでした。

試合には敗れたものの、3-4-2-1をベースとした可変システムでシティを終始圧倒して内容では彼らに軍配。

 

今のモイーズはかつてのようなハイクロス一辺倒ではなく、レッドブル勢に影響を受けたともされるハイプレスからのショートカウンターもチームの持ち味。

ジェシー・リンガードはどうやらユナイテッドに残留する公算が高くなってきたようなのでその分だけ少し順位を下げました。

 

 

中下位

 

アーセナルトッテナムのノースロンドン勢はCL争いに絡まず最終的にどちらもリーグ順位での欧州カップ戦出場権を逃すのではないかと思っています。

Embed from Getty Images  

 

前者は積極的に選手補強を進めているものの、ゲームチェンジャーになるようなものかと言えばそうは考えられず、ブレントフォードとの開幕戦を見ても分かるように指揮官の資質も疑問。(ユナイテッドは一度も勝てていませんが……)

 

後者は率直に言えばケイン次第。

チーム総得点の半分以上を依存するこの大エースとの別れは即ちクラブの衰退を意味しますし、残留してもモチベーションが保てないまま19/20前半のエリクセンと化す未来も十分考えられるのでこの位置としました。

 

 

 

そして、トップ10に滑り込む中堅クラブはブライトンと予想。

Embed from Getty Images  

 

ベン・ホワイトは失いましたが彼はクラブに多額の移籍金を残し後釜にはリバプールで出場機会を失うと見られているナサニエル・フィリップスの名前も取り沙汰されていますが、マット・クラークやレオ・オスティガード(共にチャンピオンシップのクラブへローン)がクラブの外に控えている程CBの層は厚いので補強の必要すらないでしょう。

 

問題はやはりNo.9のポジション。

モペイは決して悪いFWとは思いませんが、上位進出を狙うならば彼をサポートに回せる生粋の点取り屋が必要不可欠。

 

 

 

ボトムハーフ非降格圏は上からリーズブレントフォードエバートンウルブスニューカッスルサウサンプトンノリッジの順。

 

 

リーズは試合単位の負荷の激しい戦い方なので勤続疲労も心配されますが、今季はそこまで大きく失速する事はないと予想。

ビエルサが機嫌を損ねて急にクラブを去りでもしない限りは残留は堅いと踏んでいる。

 

 

昇格組ではブレントフォードが最上位に入り、それこそ昨年のリーズ、一昨年のシェフィールド・ユナイテッドのような旋風を起こすのではないかと期待。

Embed from Getty Images  

 

プレミアではBMW(Benrahma、Mbeumo、Watkinsの強力3TOP)で唯一クラブに残ったブライアン・エンベウモと昨季チャンピオンシップ得点王イヴァン・トニーの2TOPで3-5-2の布陣が多くなりそうですが、持ち前のデンマークコネクション(クラブのオーナーがミッティランFCも所有している縁)やユースを持たない独特の運営スタイルは大規模クラブを近くに持つ他の小クラブにも一縷の希望を与えるかもしれない。

 

 

共に指揮官が変わり、低調気味のオフシーズンを過ごすエバートンとウルブスはこの位置。

Embed from Getty Images  

 

エバートンは補強自体は進んでいるのですがラファ・ベニテス新監督をどうしても受け入れられないファンも多く、シグルズソンの件も含めて非常に不穏な空気が漂っているのをひしひしと感じています。

 

 

ウルブスはラウール・ヒメネスが無事復活出来るならばもう少し上を見据えられそうですが、現状ではファビオ・シウバに許容量以上の期待という名の重荷がかかっているので今年も耐え凌ぐシーズンになりそう。

 

 

 

ニューカッスルサウサンプトンノリッジとボトム3のクラブ間にそれほど大きな差は無いと考えているので、ここからの6チームが基本的に降格回避を争うものになると私は予想しています。

 

ニューカッスルは昨季ローンで加入し降格の危機を救った英雄ジョー・ウィロックの完全移籍が決まり、あのマイク・アシュリーにしては珍しくサポーターの要望通りの取引が成立しましたが上位進出は考えにくい。

Embed from Getty Images  

 

 

サウサンプトンはハーゼンヒュットル監督に同情したくなるようなオフシーズンを送っており、エースのダニー・イングス、DFリーダーのヴェスターゴーアとセンターラインの核を2枚失ってシーズンイン。

更には生え抜きのジェームズ・ウォード=プラウズにも移籍の噂が絶えませんが、彼だけは何としても死守しなければフロントの立つ瀬がない。

Embed from Getty Images  

 

 

ヨーヨークラブ(ヨーヨーの動きのように昇格・降格を繰り返すクラブの蔑称)とも揶揄されるノリッジにとって21/22シーズンは汚名返上の最大のチャンス。

Embed from Getty Images  

 

功労者のアレクサンドル・テッティは契約満了でクラブを去り、そして絶対的存在だったエミ・ブエンディアもアストン・ヴィラへ移籍してしまいましたが、今季のカナリーズはブエンディアマネー或いはこれまでの節制が生かされているのか積極的に選手補強に乗り出して元々コネクションのあるドイツ方面を含み、国内外から有望株を続々と集めています。

 

カナリーズは19/20シーズンに証明したように攻撃面での爆発力は十分プレミアで通用するクオリティをもっていると思うので、個人的キーマン予想はCBのグラント・ハンリ―

Embed from Getty Images  

近年は負傷離脱が多く、2シーズン前は半分以上スカッドから外れて守備崩壊を見る事しか出来なかった彼が30試合以上稼働してくれれば昨季チャンピオンシップで見せたような堅守をプレミアでも再現できるのではないかと期待しています。

 

 

ボトム3

 

近年は安定感のある推移ですが、いくら何でもスカッドの新陳代謝が余りにも進まないバーンリーはそろそろ怪しいと思っています。

 

新オーナーに替わって補強がどうなるか見守っていますが、今のところストークから若手有望株ネイサン・コリンズを獲得したのみで元々このポジションはベン・ミーとジェームズ・ターコウスキ、そしてGKのニック・ポープ含め絶対的な場所なので彼がどこまで影響力を与えられるかと言えば……

Embed from Getty Images  

 

 

老将ロイ・ホジソンがマネージャーとしてのキャリアに一区切りをつけ、新たにパトリック・ヴィエラを新指揮官として招聘したクリスタル・パレス

Embed from Getty Images  

 

今夏は新監督の希望でもあるのか、8月13日現在で加入7人放出11人とスカッドの大刷新が行われています。

放出された選手を見るとDFが5人と最多。うちパトリック・ファン・アーンホルト、ガリー・ケーヒルスコット・ダンの3名は昨季1000分以上出場していたチームの戦力構想に入っていた選手なのでこれほど一辺に放出された事には驚きを隠せませんでした。

 

順位を決めた要因はヴィエラが果たしてこのような難しい状況のクラブを立て直せるのかどうか信用しかねるというものなので、もしこれが外れたら素直にごめんなさいと言いたい。

 

 

Embed from Getty Images  

2位で自動昇格を決めたワトフォードは1年で出戻りになると予想しました。

シスコ新監督の元非常にチームのムードが最高潮に達し勢いのまま昇格を決めましたが、陣容を見るとプレミアでは見劣りしていて寄せ集め感も強いので正直最も見通しの厳しいクラブ。

 

個人的に期待していたPhilip Zinckernagelはフォレストにローンが決まり来季もチャンピオンシップでプレーしますが、彼はPLでも通用すると考えていただけに何とも言えない気持ち。

 

 

≪追記≫開幕節を終えて

 

 

f:id:irohasesun-fm-foot:20210816172213p:plain

1節終了時の順位表

Premier League Table, Form Guide & Season Archive

10試合で引き分け0という珍しいスタートとなった21/22シーズン。

 

最高の門出を切ったのはマンチェスター・ユナイテッドで、オールド・トラッフォードにリーズを迎えたローズダービーはポグバとブルーノ、クラブを引っ張る2人の歴史に残る活躍で5vs1の圧勝。

 

 

そして、欧州王者チェルシーもホジソンが勇退した新生クリスタル・パレスを寄せ付けない完璧な試合運びで3vs0。

Embed from Getty Images  

まだ1/38を消化しただけなので語る事もそれほど多くありませんが、イーグルスヴィエラ新監督のやりたい事がイマイチ見えてこなかったので苦戦しそう。

 

 

一方で昇格組ブレントフォードに敗れたアーセナル、移籍問題に揺れるハリー・ケインがベンチ外のトッテナムに敗れたマンチェスター・シティは手痛い黒星発進。

Embed from Getty Images  

 

 

また、バーンリーに1vs2で勝利したブライトンは前半45分思わず頭を抱えたくなるような奇想天外な配置で案の定ビハインドを負い、後半はまともな陣形に修正し逆転勝利するというグラハム・ポッターの茶目っ気というのか奇策好きの一面も見られ、サポーターではない人間が見ても非常にハラハラする試合でした。

Embed from Getty Images  

 

 

最下位予想のワトフォードは新戦力エマニュエル・デニスやチームの絶対的主軸になっているイスマイラ・サールらの得点でアストン・ヴィラに3vs2で勝利を収め、ヴィランズとしては新戦力のイングス&ブエンディアが全くハマらず、ホーネッツの4-1-4-1トップ下マンマーク体制が完全に吉と出ました。

Embed from Getty Images  

私はシスコを過小評価していたのだろうか、そう思わされた1戦。

 

クレバリーとクツカの老練な2CMはほぼ初コンビとは思えない安定感。後者は長年セリエAを主戦場とし、34歳にしてプレミア初挑戦ですがもう何年もイングランドでプレーしていたかのような錯覚すら覚えます。

  ただ、DFラインを見るとやはり厳しい状況なのは変わらず、実際に3vs0完全な勝利ムードから2点を奪い返されているように、残留には昨季ポテンシャルを示したCBフランシスコ・シエルラルタ、RBジェレミー・エンガキアといった若い選手達のブレイクスルーが必要か。

Embed from Getty Images  

 

 

 

そういえば、エバートンは一週間前にオリンピック決勝を戦ったリシャルリソンが当然のようにスタメン出場で先制点を奪っていましたが、酷使と取り上げられる機会の多いペドリやパウ・トーレスに負けず劣らずこの人も鉄人ですね😲

Embed from Getty Images  

 

 

ざっと見た感じ予想通りのチームが多かったですが、ビーズに関してはもう少し上の順位でフィニッシュしているかも。

アーセナル戦でも早速負傷したCBアイェルの稼働率は不安ですが、あの5-3-2はそう易々と突破できそうもないのでブレントフォード・コミュティ・スタジアムは新たな要塞の1つになる予感。

Embed from Getty Images