どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。
今回はマンチェスター・ユナイテッドのコーチ人事について大きな動きがあったのでその事についてとなります。
フレッチャーがトップチームのコーチに就任
選手時代は主にセントラルハーフとしてマンチェスター・ユナイテッドで342試合の公式戦に出場し、アカデミー育ちの人気選手であったダレン・フレッチャーがトップチームに合流した事が発表されました。
フレッチャーは昨年1月に現役引退を発表したのち10月からは古巣マンチェスター・ユナイテッドのU-16で指導に当たっていたのですが、2021年1月4日付でトップチームのコーチ陣にフルタイムで加入してスールシャール体制のサポートに回る事になります。
U-16コーチ時から度々トップチームの試合のベンチに顔を見せていたので今回の昇進は既定路線であったと考えています。
2018年夏からアシスタントマネージャーの役職に就いていて中盤でコンビを組むことも多かったマイケル・キャリックと共にクラブの大きな支えになってくれる事を期待しています。
彼はキャリアの最盛期であった2011年11月に日本では難病指定もされている潰瘍性大腸炎という大病を患って長期離脱せざるを得ない状況に追い込まれしまった経験もあるので、そのような痛みを知っている彼ならば苦しい立場に立たされている選手にも寄り添える素晴らしいコーチになる事が出来るのではないかと私は考えています。
また、フレッチの加入によってファーストチームのコーチングスタッフにはマッケンナ、キャリック、そして彼と30代の若いスタッフが大分増えてきたので彼らが今後長きに渡ってクラブの繁栄の礎となってくれれば理想的。
現役時代のフレッチャーといえばスコールズ、キャリックの陰に隠れがちで注目される事はあまり多くありませんでしたが、積極的なプレースタイルで相手のキープレイヤーを潰してくれるファイター系の好選手だったので、特徴が似ているマクトミネイやフレッジに的確な助言を与えて更なるレベルアップに貢献してもらいたい。
特にマクトミネイ、もといマクソースは試合単位の波の激しさや時折見られる淡白なディフェンスを改善することが出来ればクラブのシンボルになる事も夢物語ではないと思っているので、フレッチから学べる事は多いのでは。
〈”マクソース”が気になった方はこちら〉
スポーツ科学部門にも頼れる新戦力
この日明らかになったコーチングスタッフの補強はフレッチャーだけではありません。
もう一人はリハビリや理学療法のスペシャリストであるロビン・サドラ―氏。
この方は新設されたリハビリ部門及び理学療法部門代表という役職でチームに加入。
サドラ―氏は2000年から16年半ライバルクラブであるマンチェスター・シティのフィジオを務め、16年12月からはラムズことダービー・カウンティのヘッドフィジオの職についていた経験豊富なスタッフで、マンチェスター・ユナイテッドで彼に割り当てられた仕事はトップチーム、アカデミー、女子チームのリハビリ・理学療法の統括的役職であるとされています。
今シーズンのユナイテッドは他のプレミアのクラブに比べてターンオーバーが成功しているからか怪我人を少なく抑えられているように感じまずが、更にメディカルスタッフのレベルが向上することで大怪我に発展する前に休養を与えたりそれぞれの細かい負傷に対して適切な管理体制が敷けるようになるといいですね。