プレミアリーグの登録リストをなんとなく眺めていたら思いつきました。
サッカー雑誌でもスカッドを分析する記事は十八番みたいなところがありますが、今回は年齢層も考慮して書いていこうと思っています。
まずは今シーズンのプレミアリーグ登録リストから
今回のデプスはこちらを参考にして作成しました。
20-21 プレミアリーグ登録リスト
番号順で表記。
U-21リストの選手にはアンダーラインが引いてあります
選手を3つのカテゴリーに分類します
年齢はシーズン最終節が行われる予定の2021年5月24時点のもの
🟢:〜24歳
🟡:25〜31歳
🔴:32歳〜
GK
1、ダビド・デヘア🟡
13、リー・グラント🔴
26、ディーン・ヘンダーソン🟢
DF
2、ヴィクトル・リンデロフ🟡
3、エリック・バイリー🟡
5、ハリー・マグワイア🟡
16、マルコス・ロホ🟡
23、ルーク・ショー🟡
24、ティモシー・フォス=メンサー🟢
27、アレックス・テレス🟡
29、アーロン・ワン=ビサカ🟢
33、ブランドン・ウィリアムズ🟢
38、アクセル・トゥアンゼベ🟢
43、テデン・メンギ🟢
MF
6、ポール・ポグバ🟡
8、フアン・マタ🔴
14、ジェシー・リンガード🟡
17、フレッジ🟡
18、ブルーノ・フェルナンデス🟡
21、ダニエル ・ジェームズ🟢
28、ファクンド・ペリストリ🟢
31、ネマニャ・マティッチ🔴
34、ドニー・ファン・デ・ベーク🟢
39、スコット・マクトミネイ🟢
FW
7、エディンソン・カバーニ🔴
9、アントニー・マルシャル🟡
10、マーカス・ラッシュフォード🟢
11、メイソン・グリーンウッド🟢
25、オディオン・イガロ🟡
全体的に若い選手が多く、 🟢の選手が半分近くいるので年齢層という意味ではバランスは悪くないと思います。
グリーンウッドをサイドか中央どちらで本格起用するのかによって補強ポイントが変わってきますね。
右サイドならばマルシャルと競わせる若いFW、中央ならマタの後継者になりうる選手が今後の補強箇所になってくると思われます。
また、クラブ在籍選手ではロメロ、フィル・ジョーンズがメンバー外。
彼らは冬の移籍でクラブを離れるのが既定路線だと思われます。
ロメロについてはこちらの記事
irohasesun-fm-foot.hatenablog.com
ジョーンズは正直スールシャールの正式就任直後に契約延長をしたのが本人のキャリアにとっては痛手になってしまったように感じますね。
2023年まで契約が残っているのでクラブ側もそれなりの移籍金を求めるでしょうし、もう一つの大問題としてその給与の高さです。
殆どのクラブが財政難に陥っている今の情勢で*週給7万5千ポンドをそのまま肩代わりしてくれるクラブが存在するかどうかは極めて疑問。
*ソース
Phil Jones Salary & Contract | Salary Sport
フォーメーション図から考察
スタメンは最新試合をベースにしています。
中盤は正直誰がファーストチョイスなのかまだ分からないので皆さんの想定とは違っているかもしれませんがご了承下さい。
一応メイン戦術らしきものだけ抜き取りました。
3バック等のオプションのまで25人で完璧に補完するのは厳しい思う。
4-2-3-1
年齢的には緊急を要する場所は特に見当たりません。
強いて言えば左サイドのジェームズはプレミアの壁にぶち当たっている感もあるので、ラッシュフォード不在の穴を最小限に留められるアタッカーの補強が好ましいか。
4-1-2-3
昨シーズン終盤に多用されたフォーメーションです。
こちらをみて行きますとまず目につく場所は中盤の底。
32歳とここからの劇的なパフォーマンス向上が望めないマティッチがファーストチョイスで控えのフレッジはこのポジションを務めるには身長・パワー不足が否めません。
なのでマティッチのポジションを奪える可能性を持った選手で尚且つ🟢の選手が補強出来れば理想的。
補強ポイントに合致する選手
1人目はやはりこの人。
ウイングの左右を高次元でこなせるサンチョは文句なしの補強候補です。
右サイドの攻撃を一人で担える能力がありますし、ラッシュフォード不在時に露呈する仕掛けられるアタッカー不在という弱点も彼なら十分に補えるはず。
問題は兎にも角にもその高額な移籍金ですね。
いくら世界でTOP3に入る収益のユナイテッドと言えど120億超が想定される金額を易々と捻出することは難しいでしょう。
彼を獲得する場合にはポグバを筆頭に高額移籍金収入が予想される選手の売却も同時進行するのではないでしょうか。
中盤の底には彼
レスター中盤の屋台骨、エンディディです。
中盤の広大なエリアを一人でカバーできる身体能力を持っていて身長187㎝と上背も十分。
マティッチの弱点であった機動力という点でも彼ならむしろ強みに出来るかもしれません。
この選手の問題はここ最近の負傷離脱の多さでしょうか。
昨シーズンは第21節、対ニューカッスル戦後から7試合ほど負傷離脱
今シーズンも第2節、対バーンリー戦後に内転筋を痛めたことが判明し、手術を行ったのでおよそ12週間程度の戦線離脱となっております。
能力的には彼がベストフィットなのですが今後も負傷頻度が高いままだと手を出しにくい存在になってしまうかもしれませんね。
怪我からのいち早い復帰を祈ります。
私の一押し
(15番の選手です)
リーズU-23でプレー中のノハン・ケネー という選手です。
まず、190㎝とCBでも問題なく起用できるくらいサイズが大きいのが素晴らしい。
アジリティーもエンディディ並みとはいきませんが水準は上回っているように見えます
プレースタイルはやや攻撃参加の控えめなポグバといった感じ。
2003年生まれなので今冬、来夏に獲得すればクラブ内育成選手にすることも可能です
この選手はFootball Manager 2020でその存在を知ったのですが、ゲーム内ではこんな感じに成長しています。
(獲得しようとした直前でアーセナルに掻っ攫われたので、とても強く印象にのこっています 😖)
現実世界ではパリ・サンジェルマンが興味を示したようです。
数年したら手が届かない存在になっているかもしれない。
あとがき
年齢を見ると想像よりバランスの取れたいいスカッドでした。
ロホが思ったより若くて驚いた😧
CBにベテランがいないのでチェルシーのチアゴシウバみたいな補強を一人くらい加えてもよさそう。
最後お読みいただきありがとうございました<(_ _)>