コスト4を支払って獲得したホイルンドは8×2で16Pts獲得、支払ったコスト分を差し引いても12Ptsと十分な数字の上積みで珍しく賭けに勝ちました。
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【FPL 23/24】GW21,22 一過性の好結果で終わらせたくない
スカッド
GK+DFで20Pts、MFで30Pts、FWで36Ptsとバランスよくポイントを積むことが出来たGameweek23は今季最も満足度の高い節でした。誰かが突出しているという訳では無く全体的な押し上げでここまで持っていけた事も喜ばしい。
クラブ
(スタメン)
マンチェスター・ユナイテッド:ダロト、ブルーノ、ホイルンド
ニューカッスル:トリッピアー、ゴードン
アーセナル:サカ
マンチェスター・シティ:J.アルバレス
アストン・ヴィラ:ワトキンス
ブライトン:グロス
ルートン:ダウティー
エバートン:ピックフォード
(リザーブ)
アレオラ、タヴァーニア、コルウィル、ジンチェンコ
IN:ラスムス・ホイルンド
OUT:アレハンドロ・ガルナチョ
ガルナチョもGameweek23で17Ptsを獲得しているので一概に成功とは言いづらいものの、中期的に見てFWにホイルンドをもう一度加えたかったのも事実なので今回は良しとしましょう。このままガルナチョが活躍を続ける場合はブルーノと入れ替えようと思います。
対戦カード
エバートンvsトッテナム
↪2-2 ドロー
バーンリーvsフラム
↪2-2 ドロー
ブライトンvsクリスタル・パレス
↪4-1 ブライトン勝利
ニューカッスルvsルートン
↪4-4 ドロー
シェフィールド・ユナイテッドvsアストン・ヴィラ
↪0-5 アストン・ヴィラ勝利
ボーンマスvsフォレスト
↪1-1 ドロー
チェルシーvsウルブス
↪2-4 ウルブス勝利
マンチェスター・ユナイテッドvsウエストハム
↪3-0 マンチェスター・ユナイテッド勝利
アーセナルvsリバプール
↪3-1 アーセナル勝利
ブレントフォードvsマンチェスター・シティ
↪1-3 マンチェスター・シティ勝利
栓が抜けて苦しんだ分を一気に爆発させる大器
今回の2つの個別項に共通するテーマはケチャドバ。まずはウエストハム戦で先制点を記録しリーグ戦では4試合続けてのゴールを奪ったホイルンドについて。
彼が中々得点を加算出来ていなかった背景として、本人が目の前のチャンスを決めきれなかったことは勿論大前提としてありますが、それ以上にチームメイトが彼にゴールに繋がるようなパス/クロスを供給する機会が他クラブのストライカー達との比較で格段に少なかった点が挙げられる。
例えば、離脱期間を挟みながらもトップスコアラー争いを牽引するハーランド、サラーの両名は共に90分辺りのシュート数が3を越えており、2名に続くソランケは3.08,後述するリシャルリソンも3.72とそもそものチャンスの数が確保されている場合が圧倒的に多い。
一方でホイルンドは1トップとしての出場が大半でありながら90分辺りのシュート数は僅かに1.67、fbrefでShootingからポジション毎にソートしてもらえるとよくわかると思うが、ストライカーでこれより低い数字なのはハマーズのアントニオとイーグルスのマテタくらいで、仮にもBIG6のFW一番手がここに位置するという結果自体がチーム状態の不安定さを証明するものだろう。
そして、数字としてはここ4試合のシュート数でさえも1→1→2→2と大きく好転した訳ではないものの、試合を見た感想としては彼をデコイではなくターゲットにした味方からの配球自体は増加しているように感じられ、敵陣ボックス内でのタッチ数に目を向けると実際に近3戦はいずれも5回を越えているので、概ねこの印象は間違っていないのではないだろうか。
願わくばこの好調がシーズン最終戦まで継続してもらいたい。FPLでも後半戦のキャプテンは今後彼固定で行こうと思う。
リシャルリソンを獲るタイミングを逃した感も
一時、とにかくゴールから見放されてキャリアの転落期に入っているという見方が基本であったリシャルリソンは上述のホイルンドよりも一足先に泥沼から足を抜く事に成功し、12月中旬のニューカッスル戦で3ヶ月ぶりの得点を奪ってから僅か2ヶ月程度でプレミアリーグでのゴール数を10の大台に乗せるという圧倒的活躍を見せている。
人間、まず何と言っても第一印象が大切だという言節は古今東西あらゆる場面でよく目にするが、もう何試合も継続してハイパフォーマンスを見せているにもかかわらず、あれやこれやと理由を付けて彼を獲得していない私自身も今季の彼について最初の状態で低く見積もりしていた感は否めない。
10ゴールの内訳についても直近のエバートン戦における自身2得点目を除けば全てゴール正面のシュートであり、先述した90分辺りのシュート数3.72という値が示す通り今季のスパーズはリーグトップクラスの得点機会を創出する力があるため、負傷離脱が無ければ今後も彼の得点数が順調に伸びていくのではないか。
あとがき
ハーランドの復帰はワトキンスとの入れ替えでこのトレード期間に行おうと考えています。背景としては、シェフ・ユナイテッドから1ゴール3アシストを奪う大暴れをしたワトキンスはミッドウィークのFAカップ再試合でフル出場しており、尚且つその相手がチェルシーで試合負荷が高かったこと、更に週末のカードがマン・ユナイテッド戦という事も考慮。