マンチェスター・ユナイテッドはブラジル代表アタッカー アントニーについて以下の声明を発表している。
原文
"Since allegations were first made in June, Antony has co-operated with police inquiries in both Brazil and the UK, and he continues to do so.
"As Antony’s employer, Manchester United has decided that he will resume training at Carrington, and be available for selection, while police inquiries proceed. This will be kept under review pending further developments in the case.
"As a club, we condemn acts of violence and abuse. We recognise the importance of safeguarding all those involved in this situation, and acknowledge the impact these allegations have on survivors of abuse."
日本語版サイト掲載の文章
「6月に疑惑が持ち上がって以来、アントニーはブラジルとイギリスの両国で警察の捜査に協力してきました」
「アントニーの雇用主であるマンチェスター・ユナイテッドは、警察の捜査が進む間、彼がキャリントンでのトレーニングを再開し、セレクションに参加できるようにすることを決定しました。この件は、今後の進展があるまで検討される予定です」
「クラブとして、我々は暴力や虐待行為を非難します。私たちは、このような事態に巻き込まれたすべての人々を保護することの重要性を認識し、このような疑惑が虐待を受けた方々に与える影響を理解しています」
-Man Utd release official statement about Antony | Manchester Unitedより引用-
トレーニングへの復帰は今週末からということでそう遠くないうちにマッチデープログラムにも召集されるようになるのではないでしょうか。
一方、CBのリサンドロ・マルティネスは今年4月のセビージャとのヨーロッパリーグの試合で負った中足骨の問題がぶり返して今後数か月間の離脱を強いられるとのこと。
今シーズンのパフォーマンス低下及び細かな離脱を繰り返していた背景も、今回の一報で昨季の怪我がまだ完全に治っていない状態でのカムバックがもたらした結果だと考えると合点がいきます。
リチャが不在の間CBのファーストチョイスをどうするか、現状ではリンデロフとヴァランをメインに起用する事になりそうですが、前者は連戦で内容が悪くなりがちで後者は怪我の心配を常にしなければならないため、個人的にはルーク・ショーが復帰した際にはLBだけではなくCBの一角として構想に含めて欲しいと考えている。
テン・ハフによればカップ戦を病欠していたマクトミネイとエリクセンはパレスとの2試合目に出場可能らしいので、ベンチ入りメンバーを確保する事すら難しかった数週前に比べればいくらか状況は改善。おそらくアムラバトとダロトをフルバックに起用するミッドウィークのラインナップを継続する事になるだろう。
