"API呼び出しの回数制限を越えました"という文言と共に、突如として数百件のTweet読み込みを上限にTwitter上の大半の機能が使用不可と化した事で阿鼻叫喚の週末となった7月のはじめ。
普段フットボールの情報取得ツール及びブログの集客ツールとしてこのサービスを多用する私としても決して例外ではなく、特に移籍ウィンドウが活性化し始めるこのタイミングで欧州フットボールの著名な記者の最新情報を追いづらくなるのは痛手でした。
回避策としては、Twitterでパブリックサーチをしたい場合、多くの方は日本語のみを対象とするでしょうからその場合はYahoo!のリアルタイム検索である程度代用できます。ただ、このサービスは多言語対応されておらず、欧州フットボールフリークにとってはかゆいところに手が届かないのが実情。
人気の高くリプライが大量について回るFabrizio Romanoのアカウント等は一番の地雷であり、うっかりしているとあっという間に制限オーバー。つまり信頼度とインプレッションを天秤にかけて一番バランスの良いところを探すという謎のゲームに無条件で参加させられる羽目に。
Mason Mount will undergo medical tests on Monday and then he’s finally gonna sign five year deal as new Manchester United player. 🚨🔴 #MUFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) July 2, 2023
Contract until June 2028 — it will also include an option to extend until June 2029.
£55m plus £5m to Chelsea. Statement this week. pic.twitter.com/LJrOlex32x
所謂インフルエンサーとカテゴライズされるような人物の投稿を見る事は即ちTwitterの自アカウントの冬眠状態突入を意味するので、自身の価値が大きく低下してしまった彼らは今頃イーロンを恨んでいるかもしれない。
また、最初に触れたようにはてなブログとTwitterの関係性も密接。
はてなの記事投稿と連結させるデフォルトのソーシャルメディアはTwitterに設定され、他の有力どころでは写真メインのインスタグラムや短編動画メインのTikTokなどが挙げられるが、これらとは微妙に相性が噛み合っていないので2者は切っても切れない赤い糸で結ばれていると言っても過言ではありませんでした。
しかしながら、一人物の気まぐれにも見える独断によって提供サービスの根幹部分に支障をきたすような所に今までのような信頼を置く事は到底不可能な話で、こんな状態がいつまでも続くとは考えづらいものの、"はてな"は勿論こと、このメディアを緊急時の通知に活用していた政府や自治体も向き合い方を変えていく必要に迫られているように個人的には思う。
現にその決断に及んだ企業もちらほらと出始めている様子。
とはいえ、私には今すぐに移住先を見つけろと言われても中々いい選択肢が思い浮かばない故に、暫くはこの泥船に乗り続けざるを得ないのですが……