日本時間6月15日午後、2023/2024シーズンのイングリッシュプレミアリーグの日程が発表された。
あくまで開幕前のスケジュールなので、カップ戦の進行状況やそれ以外にも様々な理由で100%その通りに進行するという事はまず無いが、10月の代表戦ウィーク手前や12月のボクシングデー近辺など、過密日程になりやすい所でどのような対戦カードが組まれているかというのは最終的な順位決定に小さくない影響を与えるだろう。
A feast of #PL football to look forward to on Boxing Day 🤩#PLFixtures pic.twitter.com/hfsqF371ZB
— Premier League (@premierleague) June 15, 2023
日付、日時は現地時間(+8で日本標準時)
8月11日(金)
20:00 バーンリー vs マンチェスター・シティ
8月12日(土)
12:30 アーセナル vs フォレスト
12:30 ボーンマス vs ウエストハム
12:30 ブライトン vs ルートン
12:30 エバートン vs フラム
12:30 シェフィールド・ユナイテッド vs クリスタル・パレス
17:30 ニューカッスル vs アストン・ヴィラ
8月13日(日)
14:00 ブレントフォード vs トッテナム
16:30 チェルシー vs リバプール
8月14日(月)
20:00 マンチェスター・ユナイテッド vs ウルブス
全380試合の一番初め、開幕戦の地に選ばれたのは22/23EFLチャンピオンシップを2位に勝ち点差10をつける圧勝劇で制し、平均ポゼッション率64.6%,総得点85(共にリーグトップ)かつてとは全く異なる自らが主導権を握るアタッキングフットボールを展開したバーンリーのホーム・スタジアム,ターフ・ムーア。
ヴァンサン・コンパニとペップ・グアルディオラの師弟対決となる訳だが、クラレッツがマン・ユナイテッドとカラバオカップで対戦した際にも、格上相手だからといってバスを止めるというのではなく、がっぷり四つで寧ろ戦術的完成度ではユナイテッドをウ回っているようにも見えたので、そういう意味でも最初の1試合目からアップセットがあるのではないかとコンパニのチームには非常に注目している。
第1節全体の中で最も関心を集めるゲームになりそうなのはいきなりBIG6同士がぶつかるチェルシーvsリバプール。
前者に関してはBIG○○の座に相応しいのか?という厳しいツッコミも向けられそうで、まずは膨大なスカッドを整理した上で適切な戦力を補強しまともな編成を組めるかが関門だが、今オフも早速コロンビアの神童,*ケンドリー・パエスを£17M強で獲得するなど、明確にNext-Genをかき集めて長期契約で囲うその手法は正にオーナーのトッド・ベーリーが慣れ親しむメジャーリーグ・ベースボールで主流のチーム運営を彷彿とさせるものがあり、フットボールでもこれが成功するのかという視点で見ると彼らは興味深い観測対象になる。
*2007年生まれのパエスは今年5月に16歳になったばかりなので、チームに合流するのは18歳の誕生日を迎える2025年夏になる可能性が高い